「"大鴉王"」ノースマン 導かれし復讐者 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"大鴉王"
この手のジャンル、娯楽作に突き進んだかと思いきやイメージしていたようなアクションなど派手な戦闘シーン的なモノは控え目にロバート・エガースの前二作から引き継がれている世界観みたいなどんよりした暗い雰囲気など映像美が際立つ、単純に復讐する男の物語が在りがちに思える中で知的な要素が含まれている場面や演出の数々。
もはや顔芸がピカイチなデフォーやアニャ・テイラー=ジョイのお尻、アイスランド繋がりからのビョーク、逞しくて薄情なニコール・キッドマン、ラストの決闘シーンは『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でのオビ=ワンとアナキンの闘いみたいは気のせいか!?
一瞬、毛色を変えた方向に舵を切ったようで不安に思えたがロバート・エガースは変わらなかった、思い出せる限り『ヴァルハラ・ライジング』を撮ったレフンやポール・バーホーベンは『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』をジョン・ミリアスは『コナン・ザ・グレート』な訳で、ロバート・エガースの次回作は現代劇を期待したい。
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