ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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この作品は続編ありきの実写映画化に最適だと思いました。
映画『ゴールデンカムイ』の実写版を観ましたが、非常に面白かったです。 以前に原作を9巻まで読んでいましたが、あまり面白くなかったので9巻で読むのを中断していました。 アニメも制作されていたことは知っていましたが、興味を持てないまま見ることはありませんでした。 最初の印象は、設定は魅力的だが、物語が盛り上がりに欠け、過度に長く感じられるというものでした。 私は食べ物やアイヌ文化にあまり興味がないため、アシリパさんの説明的なセリフは長くても面白みを感じず、むしろ苦痛でした。 しかし、実写映画では制限された時間の中でストーリーを進める必要があるため、そうした部分は削られ、最低限に絞られていました。 また、原作ではあまり興味を引かなかった要素である食べ物やアイヌ文化だけでなく、アクションシーンなど盛り上がる部分も実写の方が迫力があり、原作よりも良かったと感じました。 登場するキャラクターは非常に個性的でありながら、ストーリー自体はかなりリアルで実際の事件が基になっていることや、他の映画やドラマの要素を取り入れている部分もあるため、この作品が実写映画として成功するのは理解できます。 一般的に、原作を実写映画化する際の傾向として、前半は原作通りで後半は異なる展開にするとか、基本的な設定やキャラクターを使用して新たなストーリーを作るといったアプローチが見られますが、この映画ではそういった手法は採用されていませんでした。 短縮されているものの、ほぼ原作通りに制作され、細部にもこだわりが感じられました。 この映画は続編がドラマ版で制作されるようですが、 最近の傾向として、続編を前提として原作通りに進め、中途半端な終わり方をしても良いとする映画が増えているように感じます。 ドラマやアニメと異なり、映画は制限された時間内で物語を完結させる必要があり、そのためには原作を無理矢理改変せざるを得ないこともあります。 成功すれば良いですが、失敗することも多く、その結果、原作ファンからの批判も増えています。 逆に、実写映画は時間は短いものの、ドラマやアニメよりも高い制作予算が用意され、大画面で見応えのある映像を作り出すことが可能です。 そのため、できる限り原作に忠実でありながらも、終わりが中途半端でも良いのであれば、続編がある場合はそれを楽しんでもらうか、続編がない場合は原作やアニメを観てもらうというスタンスが取られているように思います。
原作未読者には勧めない。
悪い評価でごめんなさい。 私は原作未読。 作品はつまらなくはない。 映像もストーリーも良いとは思う。 しかしめちゃくちゃ中途半端な終わり方。 聞くと原作の3巻か4巻あたりまでを映画化したとのことで、原作が終わってないから、こんな中途半端な終わり方になるらしい。 シリーズ物ということらしいが、それにしても酷すぎるくらい半端な終わり方。 また、いかにも原作が漫画っぽい、非現実的な展開がパラパラとあるのも「は?」と思ってしまった。 原作のファンなら楽しめるのかもしれないが、私にはこの作品が高評価な理由がサッパリわからない。 ファンの方には水を差すような感想で、ごめんなさい。
金塊を巡る争奪戦スタート!
※原作未読
⚪︎不死身の杉本
死なない男
山崎賢人の熱演
⚪︎金塊を巡る争奪戦
囚人の刺青など伏線多数
のっぺらぼうの正体とは
⚪︎北海道の大自然
美しい雪景色
熊との戦闘シーンは大迫力
⚪︎土方歳三
もし生存していたらのストーリー
⚪︎アイヌの文化
⚪︎飯テロ(オソマ)
△まだ序盤
続編次第?
かと思ったらwowwowドラマかよ…
配役が完璧
ひとりひとりのキャラクターが濃く、 それぞれにファンも多い難役ばかりの金カムですが みなさん仕上がってる…!! びっくりするほど 配役がハマっていました。 特にアシリパさんがよかったです。
完璧すぎて・・・
実写化としては大成功だと思いますが、完璧なトレースすぎて、次は見なくても良いかなと思ってしまいました。 よく言えば完璧な原作再現で、実写化としては大成功です。 ストーリー、画面の配置、役者の表情まで含めて全てが、完璧な漫画のトレースでした。 原作の出来が良いので、その完璧なトレースであるこの映画も、映画としてはなかなかの出来で、初見の人にも楽しめるかと思います。 ただ、完璧に実写化しすぎて、「良いな」と思ったシーンが、全て原作漫画の静止画のトレースそのものなのです。 ストーリーもオリジナル要素は見当たらず、驚きはありません。原作漫画を2時間で三巻までダイジェストで読み返した感覚ですかね。 原作を知らない人をゴールデンカムイの世界に導く、正しいメディアミックスです。 しかし、原作完走組としては、「まあ、漫画を読み返せば、映画は見なくても良いかな?」って感じですね。
人の悪口は偉大な文化である
体に埋蔵金のありかが記されている人物を探す話。 舞台や設定が面白く、またアクションも格好良い。 良い点 ・北海道、アイヌ文化 ・アクションの躍動感と曲のテンポ 悪い点 ・カラコン ・接近して撃てばよい状況 ・次々と人物が出てくる、緊迫場面の連続するなどややせわしない ・一方で回想などは冗長になる。結果的に尺がやや長い。 その他点 ・ちたたぷの語感でリズムに乗らない
構成の妙
原作未読で、原作の基本的な設定しか知らずに鑑賞。優しそうな顔立ちの山崎賢人さんが兵隊上がりの乱暴者に扮して大丈夫か?と思ったが、冒頭の戦闘シーンのおかげで、怖い人物に見えた。また、杉元が財宝を求める理由を、後半の回想シーンで明かすことにより、アクションシーンを純粋に楽しむことができた。もし、病気の知人を助けるため、という設定を早々と知ってしまっていたら、さっさと諦めればいいのに、という気持ちが先に立ち、あまり杉元という人を応援できなかっただろう。
人物が入れ代わり立ち代わり登場するが、癖のある人物ばかりで、皆印象に残る。そんな中で、落ち着いた感じのアイヌ老人たちが、平凡な生活を送る多くの観客にとって深く共感できるキャラとして重要だと思った。
アイヌ文化を学ぶことができるし、子供の好きそうなウンコ系のギャグもあるしで、一本調子にならない点も、構成として優れている。
惜しかった点は、架空の人物ばかり(長生きした土方歳三も含めて)の中で、公務員の鑑みたいな永倉新八さんを悪の一員として登場させてしまったこと。それと、白いオオカミが
美しすぎて、とても野山で暮らしているようには見えなかったことかな。
キングダムより こっちが ピッタリでは?
山崎賢人 この人は 出る映画 特に実写版の主役 全てにピッタリはまりますねえ。 前回 キングダム 見ましたが こちらのゴールデンカムイ 凄く良かったです。 特に 口コミで評判の 玉木宏の 佇まい! どんな 特殊メイクでも 素敵で 夢に出てきそうです。
実写の申し子!(2024年7作目)
山﨑賢人君凄いよねぇ。 イメージ違くない?って思ったけど中々素晴らしい。 あとアシㇼパさん!すごいよー。少女じゃないじゃん!!って思ったけどこれまた良かった。 玉木くんもさすがや。土方さんも。見た目も似せてきてるんだが、皆さん演技力もあり。 熊さんオオカミさんも私凄いと思ったよ。 続編はWOWOWらしいですね。 多分ドラマになっちゃうと面倒くさくて見ないと、思うんですが、中々の出来でした。 邦画もバカにできないなぁ。最近ホント。
原作知らなくても十分楽しめた!
原作を読んだことはないけど,十分楽しめた! 映像も綺麗だし,アクションシーンもかっこいい。さらに笑えるシーンもあるなど,かなり満足。期待通りの内容だったと思う。 もちろん,限られた時間の中だから続きが気になる所だが,おそらく続編もやりそうな感じはする。 シンプルに作品とは関係なく気になったんだけど,山崎賢人実写映画ですぎじゃない?大丈夫なのか。ゴールデンカムイも続くとなればキングダムとも並走だし,何か他の(安倍晴明みたいな)も出てたし,さすがに違う人にした方がいいとは思った。
近年稀に見る成功の実写化映画
原作の大ファンなので、公開直後に2D、1ヶ月後に4DXで観てきました。 随所から制作陣の原作への愛情とリスペクトが伝わってきます。 原作を知らず初見の方にはバディを組むまでの流れがわかりにくいかもしれませんが、それを疑問に思っているうちに物語は展開してゆき面白くなっていくので大丈夫かな?と思います。 演者の方々もキャラクターを理解して演じているというよりもキャラクターを降ろして立ち回ってるという方が正しいような熱意と再現力を感じます。 終始気になったのは衣装が綺麗過ぎるところ。 冒頭と終盤を見比べると杉元の軍帽やマフラーが汚れており、戦いを乗り越えてきたのが伝わってくるのですが、最初からもっと汚れていたほうがよりリアリティが増すような気がします。せっかく衣装もすごく凝っているのに、新品っぽさが残るのは勿体ないです。 このクオリティを保てるなら続編希望ですが、映像へのこだわりを見ると制作期間がかなりかかると思われます。 人気のあるうちに続編を…と意気込んで、急いでクオリティの下がった続編を作られるくらいなら、あえて今作で終わりにしてほしいなと思います。 続編があるなら、谷垣役の大谷亮平さんは体作りを頑張らないといけないですね。
映画館で観ると北海道の風景がとても素敵 キャラクターがそっくりさん...
映画館で観ると北海道の風景がとても素敵 キャラクターがそっくりさんショーでびっくり! 今回はイントロとキャラクター紹介でほとんど終わってしまったので 次回も楽しみに行きます!
熱い作品
北海道を舞台にした血湧き肉躍る作品。北海道らしい雪の景色が印象的だが、熱い作品。人命が軽い明治時代らしく、人がバッタバッタと死ぬ。 アシリパ演じる山田杏奈さんが演技が上手くて好き。演技達者な彼女はシリアスな役が多いが、アシリパ役もかなりの当たり役でしょう。 演者が皆ハマっています。特に山崎賢人さんは最高の当たり役ですね。主人公感の強い役者さんですが、幼さを感じるキングダムよりも年齢的にもキャラクター的にもハマっているように思う。
アシリパが凛としていて良かった
原作は見ていませんが、迫力があり最後まで楽しく観られました。 アシリパ役の山田杏奈さんは高校生くらい見えましたが、凛としていてカッコよかったです。 大自然と時代背景が相まってとても良い映画でした。
主役の存在感こそ、この映画の命
203高地の場面は今までで描かれた日露戦争の映画でも一番迫力があった。そこで手を抜かなかった撮影陣に最大級の賛辞を送りたい。 そしてそこでの山崎賢人の主役としての存在感、映画を引っ張る力量が半端ない。 戦争シーンでの杉元の生命力こそが、全編を通してこの映画の命としてみなぎっていた。 戦争でたくさん人を殺して暗い目をした杉元に対しアイヌの清らかな精神性を象徴するアシリパの純真さも素晴らしい。他の脇を固める人たちも個性を突き詰めて、漫画でのキャラクターに命を吹き込んだ。 日本でもこんな面白い映画できるんだと思うとワクワク。続編いつだろう。楽しみ。
期待値ゼロで観にいきました
私はゴールデンカムイの原作を読んでファンになった勢です、アニメも素晴らしい作品だったので 正直 実写化はとんでもない駄作になってしまうのでは無いかと恐れ、観るつもりはありませんでした。
ただ今回 U-NEXT会員で切れそうになるポイントを消費するにあたって、ゴールデンカムイのファンだし一応観ておくか…と重い腰を上げた次第です。
結論から言うと、私は満足できる映像作品だと感じました。
1番良い意味で裏切られたのは、杉本役の山﨑賢人。杉元佐一のコスプレしている山﨑賢人ではなく、しっかりと杉本の感情を役に秘めている そんな熱量を感じました。
対して期待してたのにあんまりだったのは、ビジュアルが1番近かった鶴見役の玉木宏。あんなに鶴見中尉が似合う人間がこの世に居るのか?と思うほど鶴見中尉だったのに 明らかに狂気不足、玉木宏は常識人役多いから仕方ないのだろうか。鶴見中尉がどうしてあの考えに至ったのか、妻子を亡くした等 原作を読み込めば あの常識人ぶりは発揮しないと感じた。
あとは牛山が土方より背が低いとか、月島が鶴見中尉とほぼ並ぶくらいの背丈だとか 色々気になる所はあったが人間同士の戦闘(戦争)シーンは目を見張るものがあった。
鑑賞後は 映画館でパンフレットとゴールデンカムイ×月寒あんぱんコラボが買えて満足。観に行って良かった。
3部作ぐらいで終わりそう。
ラストに出てきた登場人物や途中で出てきた原作で結構終盤に出るはずの金貨が出てきたので、かなり駆け足でストーリーを進めて行きそうな勢いでした。 原作には忠実で衣装の綺麗さ以外は非常に出来がよかったです、 アシリパさん役はやはりせめて中学生ぐらいの子役さんから選んだほうが良かったと思う。
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