逆転のトライアングルのレビュー・感想・評価
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チャールビディーン、むっちゃかわいい 船の女性スタッフがちょっとセ...
チャールビディーン、むっちゃかわいい
船の女性スタッフがちょっとセクシー格好をしてるのも良かった
展開が遅過ぎ
小気味よく進めて欲しかった
80点 環境によって立場は変わる。
この作品は階級の違いを面白おかしく皮肉った内容で、お金持ちの立場が逆転するシチュエーションを描いています。監督の独特な皮肉のセンスが際立ち、上映時間は長いものの、その間にしっかりと階級の差を表現しているため見ごたえがあります。
賛否両論がある作品ですがこういう作品が増えて欲しいなぁと思う。
昨日鑑賞。映画の日で全員会員価格、会員としては損した気分(笑)2本...
昨日鑑賞。映画の日で全員会員価格、会員としては損した気分(笑)2本立て1本目。
新感覚、ブラックコメディ。かなり笑えた。
1部 デートの食事代はどちらが払うべきか。そういや最近そんな論争ありましたね。しつこい論争に最初は辟易、が、そのしつこさがだんだんツボに(笑)
2部 高級クルージング。アホな船長のせいで修羅場に。間違っても食べながら見ないでください(笑)セレブたちもたいがいです(笑笑)
3部 サバイバル。ヒエラルキー逆転。男たちがアホ過ぎ。雲おばさん。もう地獄絵図。
そういや、ずっと飛んでた虫はどういう意味?
スタイル抜群の女優さん、亡くなったそうですね、なんとも残念、合掌。
ダーティな映像の合わせ鏡の部分を観るべし
鬼才リューベン・オストルンドのカンヌ・パルムドール二回目の受賞作。
最初の受賞作『ザ・スクウェア 思いやりの聖域』では、スノッブな富裕層のキューレーター対アジア系移民。本作では豪華クルーズ船の富裕層対クルーズ船のスタッフ(アジア系移民はトイレ係等)。
ただし、本作における富裕層の取り乱し様は、『ザ・スクウェア』のレベルをはるかに超えている。
嵐で沈んでいくクルーズ船で、彼らは豪華ディナーで出された料理を吐きまくる。
さっきまで船のスタッフたちを上から目線でこき下ろしていた輩たちが、である。
オストルンド監督は、とことん上から目線の富裕層を否定したかったのだろうか?
『パラサイト 半地下の家族』や『』エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で描かれる移民や格差を、よりダーティな熱量で吐き出したかったのだろうか?
ゴミ置き場で袋の中のゴミをぶちまける、マスタベーション的なキューレーターでは描き切れない世界を映像に焼き付けたかったのだろうか?
兎にも角にも、富裕層の象徴=豪華クルーズ船を、見事にダーティーな巣窟に変えた映像は圧巻のひとこと。
ただ、本作の品定めを、ゲロまみれの映像で一蹴するのは早計かもしれない。
マルクス主義の変人気質のアメリカ人船長と資本主義の金の亡者のロシア系商人の対話。
売れっ子のインフルエンサーの女モデルと落ち目で彼女に奢ることをけちる男モデルの対話。
無人島でのトイレ係のアジア人スタッフと男モデルとの食べ物と性の交換。
一見どうでもいい部分がダーティな映像の合わせ鏡のようで、何か気になってしょうがない。
賛否両論は大いにあろう。が、もうこの監督の作品はたくさんだ、という気には到底なれそうもない。
辛辣な皮肉のオンパレード!
環境の変化等でなかなか映画も観れないしレビューも溜まっております(^^;
第95回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた今作も今さら感がかなりありますがレビューを軽く記しておきます。
冒頭のモデルオーディションシーンでの「H&M、バレンシアガ!」はかなりパンチがあって監督のキレッキレぶりに驚きました。
ファッションショーで大物が来ると席を弾かれる所も風刺たっぷり。
そしてその後の痴話ゲンカ。延々と言い争うカップルの描写に(何ともくだらない喧嘩!)と思いつつも引き込まれるしリアリティを強く感じました。
続く第二章は豪華客船が舞台。
部屋に閉じこもって全く仕事しないアル中の船長はウディ・ハレルソンがまさに適役でしたね!
セレブと船員の対比もブラックユーモアで鋭く描き、とても面白いのですが、やはりあの地獄絵図がねぇ。
「バビロン」の悪夢再び、のゲロゲロシーンが続きました。
何度も言いますが、かなり苦手なのでね。。
そして第三章は一転して流れ着いた無人島。
ここではサバイバル劇、セレブと船員の逆転劇が。
この第三章がメインですね。
曲者揃いのセレブやお金のためなら何でもする使用人への辛辣な皮肉、何もない場所での力関係の逆転、
全てをとことんブラックなユーモアで包み込み、映画ゆえに誇張はあるけど社会の現実をシビアに見せてくれてました。
音楽の使い方もユニーク。
この映画でデズリーの「Life」を久々に耳にしたのでデズリーがマイブームです。懐かしいですね。
アカデミー賞では3部門でのノミネートのみに終わりましたが、昨年のカンヌではパルムドール(最高賞)を受賞しています。
なるほどですね。
現代世界の縮図としての豪華客船
同監督の『ザ・スクエア 思いやりの聖域』と同様にブラック・ジョークに満ちていたが、少なくとも私の周囲の観客から笑い声はほとんど聞こえなかった。如何にもヨーロッパ的なジョークと言うべきか。
ここに描かれた豪華客船はまさに現代世界の縮図という感じ。新興財閥(オリガルヒ)のトップのロシア人、武器製造会社を経営する英国人夫婦、M&Aで巨額の金を得た人物、SNSのインフルエンサーなどが客で彼らに直接サービスするのは白人の乗組員。東南アジアなどからの有色人種の乗組員は機関室とか清掃の仕事をしている。船酔いで金持ち客たちが吐いたゲロを彼らが拭き取っている場面は哀しい。船長は自らをマルクス主義者だと言い、税金逃れで巨富を築いた客たちを相手にすることを苦々しく思っているのだが、飲んだくれでどうしようもない。ロシア人客とレーニンやマルクス、ケネディ、レーガンの言葉の引用合戦してた。
サバイバル能力がすぐれたトイレ清掃婦が漂着した島で君臨し、白人のイケメンの若者をペットにしてしまうのは現代世界へのキョーレツな皮肉。
最後のシーンは果たしてどうなったか観客に判断を任せている終わり方だった。とにかく日本ではウケない映画だろうなぁ。もし日本人や中国人が登場するとしたら、白人客に媚びを売る乗客のような役回りかしらん。
毒を利かせた風刺劇で楽しめる
富める者と貧しき者の悲喜こもごも、人間の浅ましさ、エゴのぶつかり合いが、時に過激に、時にシニカルに表現された風刺性の高い作品である。
監督、脚本は「フレンチアルプスで起きたこと」、「ザ・スクエア 思いやりの聖域」のリューベン・オストルンド。前2作同様、今回も毒を利かせた笑いを全編に散りばめながら2時間半という長尺を飽きなく見せた手腕は見事である。
最も強烈だったのは中盤の嵐に見舞われたキャプテンズ・ディナーのシーンだった。ここまでやるか!という感じでもはや呆気にとられるしかない。例えるなら「モンティ・パイソン人生狂騒曲」のインテリジェンスとトロマ製作「チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット」の下品さを足して2で割ったような阿鼻叫喚の地獄絵図と言ったところか。オストルンド監督は必ず劇中にこうした強烈なシーンを1か所は入れるのだが、これまで以上に過激で露悪的で下品で凄まじかった。
但し、個人的にはここをピークに映画は盛り下がってしまったように思う。
映画は3部構成になっていて、第1部はヤヤとカールの痴話喧嘩を描くパート。第2部はクルーズ船内の悲喜こもごもを描いた群像劇。第3部はクルーズ船を脱出したヤヤ達が無人島を舞台にサバイブする話になっている。地位も名誉も無に帰した中で、それまでの優劣関係が文字通り”逆転”していく様を赤裸々に描いているが、前段のキャプテンズ・ディナーのシーンのインパクトの後ではどうしても弱く映ってしまう。
同様のシチュエーションで言えば「マタンゴ」や「吸血鬼ゴケミドロ」といった作品も連想される。多種多様な人物が極限状態で本性を曝け出すというのは、この手のサバイバル物の一つの醍醐味であるが、そこを超えるものがなかったというのが正直なところである。
ラストは観客の想像に委ねるような終わり方になっている。賛否あるかもしれないが、余韻を引くという意味では見事な締めくくり方だと思った。明確な答えを容易に出せない所に今作のメッセージの重みも実感される。
尚、ヤヤを演じたチャールビ・ディーンは腹部に事故による手術の痕が残っている。本作の水着姿でそれを確認することができるが、術後に細菌性敗血症にかかって昨年の8月に他界したということである。今後の活躍が期待される中での突然の訃報ということで誠に残念である。
舞台転換の狭間に結構げんなりする描写があるが、全体的に風刺的群像劇として完成度の高い一作
予告編から受ける印象どおり、セレブ達を乗せた豪華客船が沈没後、生きながらえた人々の中で清掃スタッフの女性がリーダーシップを発揮する…、という割と明確な物語上の筋がある作品です。そのため鑑賞始まってすぐに、「あれっ、予想してた映画とは違う」ということはなさそうです。
中盤の「げんなりする描写」も、何が待ち受けているのか予告である程度察することができるんで、あまり不意打ち感はありません。しかしおそらく想定以上のえげつなさなので、やはり鑑賞直前の飲食はよく考えた方が良いかも。
登場するセレブ達は、いろいろ立場は異なっていても、「エゴイストで金の亡者」という点では一致しており、乗務員も彼らのおこぼれにあずかろうとしつつ、やはりいいように使われることに苛立ちを募らせています。
まぁ、何か起きるだろうな、というか起きてくれ、と期待値が高まる中、登場人物達にとって最悪のタイミングで最悪の事態が勃発、そしてサバイバル劇へ。ここまでの展開に隙がなく、鮮やかな手際で多数の登場人物を描き分け、絶望的(なのに虚飾は忘れない)な状況を体感させてくれます。
後半の展開は、いわば「汚れた大人達による『蝿の王』」な訳で、生存者たちは生き残るためにルールを作ったり役割分担をしたり、新たな上下関係を受け入れたりしていくんだけど、それらの新たな「生活様式」は現実に帰還する際にどうなってしまうのか…。その段階に至って、これまで直線的だった物語の筋が急に謎めいてきます。特に最後のセリフについては、展開上ある程度予想はつくんだけど、それでも抉り方が結構こたえます。
本作のパンフレットを最初に手に取った時は、誰もが混乱し、でもその巧みさに唸ってしまうような、実に凝った作りになっています。値段もそれほど高くないので、内容の充実度はもちろん、モノとしての面白さの観点からも購入をおすすめします!
今村昌平、坂本スミ子。
支持。
私的年テン入り当確。
上品の適量ゆえか露悪も後味良し。
半裸の◯◯◯まみれで独り転げ回る老婦人に泣き笑った。
我が国が誇る珍事アナタハンが素?が嬉しい。
カンヌ受賞ゆえ今村昌平ならどう撮ったか?と想う時、坂本スミ子に見えてきた。
そうか、シン楢山節考か。
まさにクソ映画
なんで、あんなにクソやゲロ出すんでしょうね。ああいうのが批評家スジに受けるんですかね。
まつたく、不快でしかなかったです。
最初からつまんなくて、確かレストランで払う払わないで揉めた後、気づいたら船が出航してました。
船はあんなに揺れてる?のに、机の上のグラスとかは一才倒れないんですね。さすがの高級クルーズ船?
海賊みたいなのが来たと思ったら、都合よく遭難。
トイレキャプテンが漁も火おこしも一手に〜ということですが、そんなの教われば誰でもできるでしょう。バカばっかりなのか。
ラスト、疾走してましたけど、なんともおもわせぶりなだけでまあ、ひどい映画でした。
カンヌ映画祭はエログロクソゲロ好きなんですね。
予備知識無し、思うのと違ってた。
資本社会を露わにしたサバイバルが無人島を舞台に繰り広げられ上流階級と下層階級が逆転、生きるため至上主義が繰り広げらていた。
面白そうだと思い観てみたがブラックユーモア、生き残りをかけた天外な生活たったけどそれなりに楽しめました。
観た後に『ザ・メニュー』や『オールド』を思い起こしてしまいました。
ヤヤに一途なカールが体を張るヤヤ役の女優さん眼福映画 これでアクシ...
ヤヤに一途なカールが体を張るヤヤ役の女優さん眼福映画
これでアクションだと銃でマウント取り始めるけど今回はその要素がないのがいい
皮肉のきいたジョークは楽しいのだがテンポがイマイチ
予告見ないで軽いノリで見るのが楽しめると思う
ここに出てくる人たちってあんまり悪そうに見えないので気持ちがついていかない
老夫婦も醜態とかさらすキャラがよかった。武器売る人が必ずしも悪い人ではないと思う
ディミトリも悪い人じゃないと思うしな
アプリ商人のおっさんとか何でいるのか意味不明
まあテロは理不尽だ
ポテチ食わなそうな人たちがパリパリ食ってるシーンはおかしい
アビゲイルがやってることも結局富豪と本質は一緒
ヤヤの食べないパスタはオーケーで、どこの馬の骨かもわからないヤロウが食べきれない食事を映すのはアウトってなわけ
いやあ美しいってお得。
始めはルッキズム最後は欲望
たくさんの美しいモデルの選別とアートで始まり、良いと感じました。
美しいカップルの食事シーンで、食べかけのデザートを間に置いての、痴話喧嘩からの豪華ヨットへ舞台が映り、虫が羽音を立てて飛んでいました。
トイレ担当の女性がヨット上であまり目立たなかったので、後半の活躍は少し唐突すぎると思います。
遭難してからは、深刻ではなく働かないものは結局働かない、働くものも自分の欲望のためであり、人ってやっぱりそうだよねーと感じました。
男性モデルてイメージ悪いのでしょうか。
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