劇場公開日 2023年8月18日

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クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのレビュー・感想・評価

全98件中、61~80件目を表示

3.5未来は。

2023年8月23日
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鑑賞方法:映画館

キモい、エグい。耳人間怖っ。
だが数十年、数百年後地球環境が悪化、食料危機ともなればプラスティックを食料としなければならない時がくるかも。

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あらじん

2.5悪夢

2023年8月23日
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鑑賞方法:映画館

私のような凡人にはとても理解できない(笑)
ただ、つまらないかと言われるとなんとも言えないような‥
人間の進化と退化。アートいう狂気。環境破壊。。いろんな皮肉を込めているのであろう、いや、それが凡人の考えなのか?

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映画感

3.5クローネンバーグ節

2023年8月23日
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鑑賞方法:映画館

なかなか難しい映画で、この映画の中だけで使われる言葉がバンバン出てきて、世界観が独特、話も複雑。

ついていくのに必死です(笑)

いろんな裸や臓器の映像、気持ち悪い造形物、が出てくるし、エログロのゲテモノ系で、

『クラッシュ』と『裸のランチ』を思い浮かべた、やっぱりイカれてる(笑)

映画の内容は、どう考えたって、カルト映画なんだけど、

レア・セドゥとクリステン・スチュワートが出た事によって、カルト映画化を逃したのでは(笑)

映画館けっこう入ってる(笑)

僕は、こんな映画カップルで観に行く事はオススメしません(笑)

まー、変態的で、イカれた、映画です(笑)

ホラーでは、ございません(笑)

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RAIN DOG

3.5クローネンバーグだ・・。

2023年8月22日
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鑑賞方法:映画館

デビッド・クローネンバーグ監督の新作が大きな映画館で観られるというのでレイトショーに足を運んだら、なんと観客は自分ひとり!
落ち着かないやら怖いやら。

手術やら臓器やら、ゴム製の変なメカやらで、やっぱり昔のクローネンバーグ作品思い出しちゃったよ。
あとはカナダの冷たいノッペリした風景があれば完璧。
たまに普通の作品も撮るけど、若い頃から、こんな作品、多いよね。
好きなんだろうなあ。
でも、こんな変態みたいな映画、撮り続けられるんだから幸せだよね。
自分も高校生の頃に『スキャナーズ』を観て、『シーバーズ 人食い生物の島』はテレビで見たんだっけかな?
大学の時、友達と渋谷の輸入ビデオ屋で『ブルード 怒りのメタファー』借りて、うちで見たっけ。
字幕もないヤツを。
なんだかんだでクローネンバーグとの付き合いも長くなったな(笑)。

今じゃ息子さんも映画監督なんだって?

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Syouiti

1.0私は進化していない人間だ~

2023年8月22日
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正直、何をやっているのか、
何をしたいのかさっぱり分からなかった‼️
ただ、子供の解剖シーンに局部だけボカシを入れる映倫も全く進化していないが。

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ムーラン

3.0王道のクローネンバーグ作品

2023年8月22日
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鑑賞方法:映画館

まだご健在だったのですね、久しぶりのオリジナル作品公開、あの怖い物見たさの感覚が蘇る。SFホラー的なストーリーを芸術性を追求しつつ映像に焼き付ける感じ。グロテスク過ぎる映像に絶えられず、過去には途中退席した作品もあった、なのにまた見に行っちゃう、クローネンバーグ作品。
未来世界の犯罪らしきものを描いていている今作は、価値観も人間の性質すらも変わっているので、もはや何が犯罪なのかも曖昧。しかし、現代世界においても、ボディーハッカーのような人達も存在し、自らの欲望のままに見知らぬ深い世界を追求する人達は存在している。そんなニッチで深い世界の存在をを知ると、今作は不気味な想像世界だけれど、科学がおかしな方向に進むと不気味な未来世界も起こり得ると、語られているかのようだった。拷問にしか見えない咀嚼のための食事用椅子や、様々の器具、寝るための装置、その独特な世界感とデザインはさすが。決して同調出来ないが、2歩位引いて距離を取りつつ、グロテスクだけど美しいデザインをこっそり覗き見る感じを楽しむべし。

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まっちゃまる

3.5筋は結構分かるのに意味不明100%変態映画

2023年8月21日
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鑑賞方法:映画館

難しい

アートという名のもとに刺激や衝撃を求めるこの行為の数々、個人的には結構楽しめたし笑っちゃったんですけど、受け入れることができなければ、多分相当クソ映画。
よくもまぁこんな作品を考えるものだと驚愕するのですけど、謎や刺激だけを創造性豊かの如く放り投げて全部放置みたいなところがありまして、はきっり言って意味不明です。
想像もつかないことを創造しようとしていた為なのでしょう、台詞の端々にも違和感や不自然さ、あるいは演技や演出にもたくさんそういったものが垣間見えてしまい、まったく話の辻褄すら合わないようにも感じました。
ストーリー性を度外視にしてでもインパクトを求めていた作品だと思うので、そこが分かると結構楽しむ要素満載だと思うんですが─

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SH

4.0気持ち悪さと美しい裸体

2023年8月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

萌える

近未来、環境に適応するため進化した人類は、痛みの感覚が無くなった。体内で新たな臓器が生み出される加速進化症候群という病気のソールは、パートナーのカプリースとともに、臓器にタトゥーを施して摘出するというショーを披露し、注目を集めていた。しかし、誤った進化や暴走を監視する各国政府は、臓器登録所を設立し、ソールは政府から注目される存在となっていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという少年の遺体が持ち込まれた。その少年は異様な行動から実の母親に殺されたのだった。さてどうなる、という話。

題名が、未来の犯罪、と言うことで、多少の気持ち悪さは有るが、興味深く観れた。
勝手に臓器が出来る病気とか、プラスチックを分解出来る唾液を作れる少年とか、だいぶ先だとは思うが、そんな人間が現れても不思議ではない気がした。
食事補助椅子?、手術補助台?、睡眠援助ゆりかご?、など、未来には有るかもしれない。ちょっとグロテスクだったが。
カプリース役のレア・セドゥはいつもの美しいトップレスを見せてくれたし、ライフフォームウエアのバーストとラウターも美しい裸体を見せてくれた。
特にバースト役のタナヤ・ビーティが美しくてドキッとした。
彼女をまた見てみたいと思った。

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りあの

3.5これがクローネンバーグ…

2023年8月21日
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デイビッド・クローネンバーグ監督作は、先日リバイバルでかかっていた「ビデオドローム」しか観たことがない、クローネンバーグ超初心者です。
あ、息子さんの「ポゼッサー」も観てました。

痛みを感じない、という進化か退化か分からない人類の変化
新たな内臓が増殖するという、ちょっとメリットが思いつかない体質の主人公
本作3大気味悪造形・どう見ても寝苦しそうなベッド、明らかに邪魔してる食事支援椅子、寝台以上にカエルみたいなコントローラーが気色悪い解剖機材
体内で臓器に刺青してそれを摘出する、という何をどうしたらそんなん思いつくのか…な公開アート

…とまぁ、かなり独特過ぎる世界観が炸裂。
痛みを感じないから切り刻みがセックス、的な表現は若干チープに見えましたし、そもそも全く未来には見えない(むしろ10〜20年くらい昔に見える)など基本設定に歪さも感じましたが、細かいことはどうでも良くなるほどにあれもこれもが独自性すご過ぎて、「これがクローネンバーグか…」と分かったような口をきくしかなくなりました。

作中表現のみならず、もうこの作品自体が「アート」なんでしょうね。
分かる分からないはおいといて、なんか凄かった、です。

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克晴

3.5変態大炸裂

2023年8月21日
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表題の通り、変態がほとばしる。
クラッシュやビデオドロームを彷彿させるシーンが多かったかな…あとスキャナーズも。こうゆう嗜好なんでしょうね。装置とかがやたらとチープw

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Oyster Boy

4.0加速進化症候群

2023年8月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

独特の造形とエログロに目が行くけど人類の未来が心配なのも分る。
人の命を弄ぶのが究極の娯楽になるのは古代から常識。次は自らの内臓を取り出しながら悦楽に浸る人々。現代の整形マニアはそのはしりなのかも。
プラスチックを食べる話。高エネルギーなので消化できれば最高。人間より先に牛か羊辺りが食べるように改良されるんじゃなかろうか。加速進化で第5の胃が出来るかも。

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HigeKobo

3.5クローネンバーグも2000年代くらいから結構わかりやすい話の映画を...

2023年8月21日
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クローネンバーグも2000年代くらいから結構わかりやすい話の映画を撮ってきたと思うが久しぶりにクローネンバーグらしい映画だなという感じかな。

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teraox

3.0装置と勢いで気づいたら終わってた

2023年8月21日
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なんとなくすごい事を見せられている。
と、いう状態が
最初からずーっと続いていく。

意味の分からないベッドに
意味の分からない椅子。
共感が全くできない感情の起伏。
男女のやりとり。

それらが、なんだこれ…でも面白い。
と思ってみていたら、いつの間にか終わっていたというのが感想。

もっと主役2人のショーをじっくりと何回も見せてほしかった。
プラガキの解剖より、臓器オジの解体ショーの方が絶対に見たい。

そこが、圧倒的に物足りないが普通に面白い世界観だと思う。
別にストーリーが完結してなくても良いし
ぬるっと続いても良い。
世界観の確立だけで日常映画でも十分満足できるくらいのクオリティだった。

本当に臓器オジの解体をあと2回はじっくり見たかった。

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Nov

2.5Body is reality

2023年8月20日
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怖い

興奮

難しい

体内で未知の新たな臓器が形成される加速進化症候群という特異体質の男と、彼に出来た臓器にタトゥーを入れて公開切除手術を施す女性の話。

人の身体に奇抜な形成手術を施す様を公開するのがアートとされる近未来で、プラスチックを食す息子を憂い殺した母親と遺体を引き取る父親をみせ始まっていくストーリー。

それがアートであることは芸術に疎い自分にはこれっぽっちも理解出来ないし、エロスであることも頭では判るけれど程度の自分にはレベルが高いっす。

生態マシーンみたいなものが沢山出てくる世界観とか、主人公の体質は非常にユニークで面白いけれど、そこが強調され過ぎていて、進化と暴走とか政府の立ち位置とかはあらすじ紹介を予め読んでいないと少々解りにくいかも。

言いたいことはなんとなくは判るけれど、面白いかと言われると微妙な感じで、奇抜さが際立ち過ぎて内容のインパクトが負けてしまっている様に感じた。

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Bacchus

5.0新感覚発掘映画

2023年8月20日
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進化してるんだか退化してるんだか見た目には全くわからない世界観。

そこに生息する人間なんだか人間じゃないんだかわからない生き物が混在する宇宙感。

苦痛なんだか快感なんだかわからない、内蔵をきゅっと掴まれたような高揚感。

人体をアート化したクローネンバーグの快楽追求の紀行(奇行)が展開されます。

凄いものを見せつけられた感は半端なかった。

どうでもいいが、ジェーン・ドウの解剖を思い出してしまった。

追記
人間は進化と言う名の自己都合で数々のタブーを冒してきた、それは神をも恐れぬ所業である。そしてそれはいつか己自身に強烈なしっぺ返しとして帰ってくる。まさにこの映画のラストはそれではないだろうか。

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ちゆう

2.5紛うことなき変態映画。やや退屈。

2023年8月20日
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鑑賞方法:映画館

タイトルからして「マイノリティリポート」のような筋書きになるかと思っていたが違った。異常能力者と官憲が絡むところは同じだけど。
クローネンバーグは時々サスペンスドラマ寄りの作品を撮る。「イースタンプロミス」のような。同じヴィゴ・モーテンセンが出ていることもあり本作もサスペンス仕立てのようなところがある。ただ最後まで全く解答は提示されない。
クローネンバーグの一番良いのは観客を考えさせる壮大な問いかけをしないところ。またこの映画はあなたの心の闇を抉り出したものです、というように観客に責任を転嫁することもやらない。こんな変な話があります、こんな化け物がいます、と見せてくれるだけ。いわば見世物小屋の構造である。だから我々は後に引きずることなく「やっぱクローネンバーグって変態だねえ」と感想を述べた後は明るく元気に社会生活に戻って行くことができる。
そういう意味では今回のクロさんの見世物小屋はちょっと退屈かな。もう少し気持ち悪いかと思っていたけれど中途半端。メタモルフォーゼの哀愁もいつもより少し味が薄い。もうお年なのであんまり期待したらいかんのかもね。

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あんちゃん

4.0クローネンバーグが描いた人類の誤った進化

2023年8月20日
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旧作「裸のランチ」に続いて待ちに待ったクローネンバーグの新作を観た。再び至福の時を過ごした。傑作だった。

ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥにクリステン・スチュワートという豪華キャスト。「人類の進化についての黙想」がテーマとのこと。

近未来、進化して痛みの感覚が消え去った人類。体内で新たな臓器が生み出すアーティストのソール(モーテンセン)はパートナーのカプリース(セドゥ)とともに臓器摘出ショーで人気を集めた。

2人を監視する臓器登録所のティムリン(クリステン)でさえソールの虜になった。

そこに在るのは異常なエクスタシー。クラシックスタイルのセックスでは満足できない人々がいた。

クローネンバーグが描いた未来には人類の正しい進化はなかった。こんな未来であって欲しくないと切に願うインモラルな世界が在った。

そう、「愛」さえ見失ってしまった。

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エロくそチキン2

3.0理解不能な部分は多いが、メッセージは感じる

2023年8月20日
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怖い

難しい

寝られる

フライヤーのインパクトと紹介サイトのSF感に惹かれて鑑賞してきました。が、期待とは異なる展開で、グロ描写も多く、かなり消化不良の作品でした。

ストーリーは、進化を続ける人類が痛覚を失う中、体内で未知の臓器を生成するという進化を遂げたソールが、パートナーのカプリースとともに、臓器にタトゥーを入れて取り出すショーを披露していたが、そこに進化の暴走を危惧する警察、臓器登録所の職員、新たなショーの提案を持ちかける男などが絡んでくるというもの。

正直いってあらすじさえうまく説明できません。というか、内容をたぶん理解できていません。冒頭で少年がゴミ箱をボリボリと貪り食べ、母親にいきなり殺されます。ぶっ飛びすぎです!(ただ、これは終盤で回収されたのでなんとか理解できました。)その後も、哲学的な感じの会話とこの世界独特の固有名詞が錯綜して、理解が全く追いつきません。登場人物それぞれの思惑が理解できないので、頭の中でストーリーがトレースできないのです。

それでも、荒唐無稽でシュールな世界観とも思える中に、強いメッセージは感じるので不思議です。冒頭の少年は、環境への適応を果たした、進化の理想型なのでしょうか。ソールによる新たな臓器の創造は、進化の過程における試作なのでしょうか。そう考えると本作は、「環境汚染の改善」か「適応のための進化」のどちらを選択するのかと迫っているように感じます。そして、選ばなかったほうが、未来に残す罪だとタイトルで告げているように感じます。

それにしても、謎の多い作品で、鑑賞後も疑問が渦巻いています。あの骨のような椅子はなんだったのでしょう。食事を補助するためのものにしては、めちゃくちゃ食べにくそうでした。怪しすぎるライフフォーム・ウェア社とその従業員の女性の目的は何だったのでしょうか。刑事の捜査目的は臓器カルト集団の壊滅で、ソールはその協力者だったということでしょうか。しかし、結局ソールは更なる進化を肯定し、受け入れようとしたということでしょうか。他の方のレビューを読んで勉強しようと思います。

主演はビゴ・モーテンセンで、恍惚の表情が印象的です。共演はレア・セドゥで、艶やかな肢体と演技が魅力的です。脇を固めるのは、クリステン・スチュワート、スコット・スピードマン、ドン・マッケラーら。

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おじゃる

3.0"ん〜、全然分からなかった…笑"な映画

2023年8月19日
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あらすじぐらいには目を通しておいて良かった…笑

でなきゃ、終始意味不明どころではなかった…そんな作品でした笑

*鑑賞前にパンフレットを買う事はほとんどないんだけれども、クローネンバーグ監督という事と粗筋がとりあえず面白そうと思い買ってしまった…それに、変形のパンフだし…。

でも、買わなくても良かったかな…笑

*無料配信でもあれば、見直すか?…微妙…笑

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stoneage

3.5席を立つこと能わず

2023年8月19日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

「第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門」に出品も、
上映中に退席者が続出したとのいわくつきの一本。

もっとも、自分の鑑賞時には
誰も中途退出者はいなかったが。

思わず身もだえし居心地が悪くなる、
神経を逆なでするグロテスクシーンは頻出も
耐えられないほどではなく。

彼の地では、審査員を含めて
どれだけデリケートな人々が多いのか、と
逆に首を傾げる。

『デヴィッド・クローネンバーグ』の作品は
世評では〔ヴィデオドローム(1983年)〕も
個人的には
〔デッドゾーン(1983年)〕と
〔ザ・フライ(1986年)〕が双璧。

後者は監督得意のフィジカルの崩壊も
前者はメンタルに分け入って行く一本。

共に、図らずも異能を得てしまった男の悲しみと
哀切極まる最後を描き秀逸。

『クリストファー・ウォーケン 』や
『ジェフ・ゴールドブラム』の演技も素晴らしかった。

で、本作、舞台は近未来。
主人公の『ソール(ヴィゴ・モーテンセン)』は
パートナーの『カプリース(レア・セドゥ)』と組み、
自身の体の中に新たに臓器を作り出し
それを摘出する一部始終をインスタレーションとして観客に魅せる
一種のアーティスト。

疫病や難病は既に駆逐・克服され、
人類は自らの体を更に変容させる途上に。

一方で国家は、その進化の暴走を恐れ
監視の目を広げていた。

自身の身体を傷つけてのアートは
軽いモノなら現在でも。

『宮川ひかる』の作品群などはその好例。
もっとも、痕が激しく残るほどではないにしろ。

肉体の改造は
『金原ひとみ』の〔蛇にピアス〕にも登場する
「スプリットタン」あたりか。

勿論、何故にそうした行為に走るのかは、
自分には想像できないけれど。

ここでは『クローネンバーグ』お得意の
意図的な肉体の改造や変化で愉悦を感じる人が次々と登場、
加えてそれを観て楽しむ富裕層の存在も。

ある意味、閉塞した社会のディストピア然とした
お決まりのパターンとも言える。

しかし終幕に向け、物語は意外な展開を見せる。
それは図らずも起きてしまう「適者生存」とも取れる一種の進化形。

おそらくヒトは
外見も内側も、今までとは異なるモノになって行くに違いない。

劇中で使用される術具等は
『ギーガー』が〔エイリアン(1979年)〕で見せたデザインを彷彿とさせる。

本作での種の進化とも関連する
有機物と無機物が混交した質感が
それなりに意識されているのだろうか。

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ジュン一