哭悲 THE SADNESSのレビュー・感想・評価
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台湾発。涙(以外も)ちょちょ切れる
ちょっと血の量が多すぎて、逆に作り物感が出てしまったのは残念。
感染者を示す全眼(黒目)はアップで見ないとわからないので大人数になると(エキストラの人たちはコンタクト?つけてなくても)わかんねぇじゃん感満載。ちょっともったいない。
もっと何か(髪の色が変わるとか)なかったかと。
アイアムアヒーローのような世界観。
感染者同士は殺し合わない都合主義。
お互い何で識別してるんだろうか?見た目か?
(最初の婆さん「あらァ、いい男ねぇ」のセリフがあるし)
テニスコートのリンチシーンは感染者にもMタイプがいる?
自分はグロ映画は大好物の変態さん(笑)なので、
新しいアイディアでどんどん沸かしてくれるのは好ましい。
どうせなら性的なシーンも、もう少し見やすくしても良かったかと。
女性警官レイプ→感染乱交シーンも、眼球レイプ?されたシェン・リーシンも構図がわからなかった。
(渡辺直美さんだとずっと思っていた)
精液でも感染するんだろうか?
ラスト、ヒロインも感染?てことで銃殺?見事なバッドエンド。
ヒロインから血清が出来、沈静化…にはしなかったところを見ると(韓国映画「新感染半島」みたいに)続編構想アリか?
ちなみに「激しい明滅」シーンはエンドロールの頭に少しあるだけ。「安心してください」
パンデミックものという解釈になるのかと
都市ボーイずのyoutubeにつられて見に行ったのですが、言うほどドギツイ拷問はなかったような・・・
序盤で伏線まき散らすものの特に回収されないものもあり、勢い重視だからしょうがないかと思いながらも、終始テンポよく展開して退屈することなく最後まで見れました。
深く考えずビックリしてればすぐ終わっちゃう感じ
血が多すぎて案外気持ち悪くないし、逆にびっくりさせる系演出が多くて楽しいです。
とはいえ、スプラッター苦手な人にあえて勧めるものでもありませんし、そもそも血が苦手な人はやめたほうがよいです。
スタッフが漢字3文字の人ばかりなのでスタッフロールがぴったり揃っていて気持ちいい
台湾では彼氏が彼女をバイクの送るのが決りみたいですが、タイトスカートでスクーター乗るの怖くないのかなあ?
それにしても年10日しかない有給を1週間とったのにすっぽかされて、あの程度の怒りで済むものだろうか。
ゾンビ映画の名作を作った監督はだいたいゾンビ映画を作ったつもりじゃないらしいですが・・・
そういう意味ではこの作品も当てはまるかもしれませんね。
まあゾンビは出てこないのでゾンビ映画ではないかもしれませんが・・・
しつこいセクハラおじさん
ゾンビ映画の亜流としてのウイルス感染モノ。こんなスプラッターホラーが台湾で生まれたことに価値があるような気もする。初期のコロナパンデミックを見事に抑え込んだ台湾。映画でも「家から出るな」という警告がTVを占拠していましたが、そんな状況下にあっても生放送した総統の〇が吹っ飛ぶという皮肉な映像。冗談きつい。ここでB級落下。
今はただの風邪でも突然変異する恐ろしさがあるんですよ!と、注意を喚起していた医者も後半には変貌していく様子。まぁ、ウイルスは大脳を攻撃して、暴力衝動や性欲などを抑制する「理性」を失わせるという仕組みで、人間本来持っていた本能が曝け出されるわけですね。
とにかく凄いのは血糊の量と臓物を出し惜しみすることないメイクアップ・特殊効果。ストーリーは単純だけど、人間本来持つ恐ろしさを描いていること。序盤で国民の20%以上が感染していると言ってたけど、翌日には半分以上になってるかも・・・といったところ。
残念なのは、感染経路と潜伏期間の描写がかなり大雑把。噛まれたのか、吐しゃ物なのか、血液感染なのかはさっぱりわからないし、食堂での感染者は1分もかかっていなかったような。そして抗体を持つ者というのも、元々のウイルスの抗体なのか、変異したウイルスの抗体なのか・・・説明してほしい。
そんなゴア描写オンパレードの中、最も恐怖を感じたのは赤ん坊の顔でした。そして序盤に指を切られた主人公ジュンジョー。
決してグロゴアフィクションではない
謎の感染症アルヴィンが蔓延した台湾。
しかし、風邪のような軽度な症状に人々の警戒心は緩んでいた。
そんなある日、そのウイルスは邪悪なウイルスに突然変異する。
涙を流しながらも街で無慈悲に殺し合う人々、誰彼構わず襲いかかる強姦魔。
倫理観の崩壊したこの世界で1組のカップルは無事に再会し助かることができるのか。
今年1番悲しい映画。
哭悲というタイトルがとてもしっくりきた。
一応これはゾンビ映画ということで良いのだろうか。
ゾンビといえば生ける屍。
脳は死んでいるけれど体は生きている、だから怖いというのが大前提だった。
その常識を今作は180℃ひっくり返す。
人々は酷い罪悪感に苛まれながらも、強力な欲望に抗えずに蛮行を繰り返してしまう。
要はゾンビといえども脳は生きているということ。
「それはあまりにも生きている者にとって都合が悪すぎないか?」と言いたくなるがその通りでまさに地獄以外の何者でもない。
ただ、欲望に塗れ狂った感染者の姿は人間の本質にも思えた。
昨今の情勢や事件と酷似しておりとても他人事では済まされない。
電車内の惨劇なんか毎朝の通勤通学時に起きないとも言えず、自分自身少し挙動不審になってしまっている。
決して肯定は出来ないが、欲望という意味ではみんなこういった凶暴性をどこかに秘めているのかもしれない。
例のおっさんがカイティンに「あんたも俺らと変わらない」と言うシーンがサラッと出てきたけど、実は常人こそ狂人なのかもしれない。
怖くもあり悲しくもあり。
ご近所付き合いが無くなったり、人への興味が薄れたり、何かと他人と距離を取りがちな今日この頃。
ただグロいだけで片付けてしまいたくなるが、監督なりのメッセージ性を強く感じた作品でもあった。
一変した日常、地下鉄の惨劇。
前半は勢いがあって常にドキドキだった分、残念ながら中盤から後半への失速感が否めない。
ただ、ラストの別れ。
あんなに悲しい別れのシーン、少なくとも今年は観ていない。
しかも、何となく予想は付いていたけど、彼女のあの結末って…
そういうことでしょ…
良い人も悪い人もみんな壊れていく最悪な世界、本当に救いがない。強姦描写があまり強すぎないのが唯一の救いだったかと。
今回、自分はグロ耐性が高い方とかではなくグロ耐性がバチバチにある方だということをようやく理解した。
ただ、体力使う映画には間違いない。
とにかく体力使ったし、あまりの惨状にずっと口が開きっぱなしで喉が乾いた。
宣伝が無駄にハードル上げ過ぎ
何が言いたいのか?
悪趣味が全力疾走するゴアゴア台湾ホラー!!
台湾発のゴアゴア祭りな映画が日本上陸。
『X エックス』や、日本でいうと『真・事故物件 本当に怖い住民たち』と同じく、70・80年代のホラー愛が詰まった作品となっている。
謎の感染症は、明らかに新型コロナのメタファーではあるし、極度な中国批判も含まれている作品で、社会派と言えばそうなのかもしれないが、そんなテーマ性など見えなくなってしまうぐらいに、とにかく血がドバドバと豪快に噴き出す。
予告にも登場する電車の中のおじさんが、感染する前から気持ち悪いし、感染した後は言葉ではい表せないような変態な恐怖をまとって襲いかかってくる。
なんで考え付いたのかと思うし、考えたとしても撮影したくないほどに、悪趣味すぎるシーンは映画史上に残るショッキングなシーンだといえるだろう。
ゾンビものでは、お決まりの極限の状況下において人間の本性が浮き彫りになるといった、心理描写もばっちり描かれていて、王道といえば王道に間違いないのだが、ネタの豊富さと、悪趣味な演出の数々が、今作を究極のゲテモノ映画へと進化させている。
監督のロブ・ジャバズが今回が長編映画初監督となるが、どうやら……というか映画を観ていたらわかるが、B級ホラーオタクであることは間違いない。
『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』のカンタン・デュピューがタランティーノに憧れて、一時期クエンティン・デュピューと名乗っていたように、ロブ・ジャバズも名前の由来はロブ・ゾンビからきているような気がしてならない。
痛い!グロい、気持ち悪い
スカッとニヤッとが欲しかった
前評判に妄想が膨らみに膨らんで
相当覚悟したけど
案外ポップでさっくり見られました
(個人的には今年見た「死刑にいたる病」の方が痛々しさはあったし、レイプ描写に関しては「怒り」の方がツラかった。。。)
話としてはコロナ禍の影響を受けて作られた内容で
感染した人間は記憶などはそのまま
罪悪感に苦しみながらも暴力衝動に抗えなくなるというもの
となると
もーすこーし……
導入というか
動機と葛藤を見せて欲しかったような
電車に乗り合わせたおじさんは多少あったけど
その後に入ってきたサングラスの男なんかは
何で暴れたか分からず
例えば
散々いじめられていた奴が感染して
されてきた事を凌駕するくらい残虐なやり方で
いじめっ子にやり返すとか
嫌味なコメンテーターに
いつもはニコニコしながら意見を聞いていたアナウンサーが襲い掛かるとか
理不尽な要求してくる客に店員がブチ切れるとか
スカッとしたり、ニヤッとする場面が欲しかったなーと
ほか、恋人同士のラストのくだりも
個人的にはもう少しホロっとくるような展開が欲しかったなとか……
せっかくある設定を活かせてないのは
非常に勿体ないなぁ……と思ってしまう。
とは言え、このムシムシした夏に
尺もタイトだし
お化け屋敷に入るような感覚で
見るのに良いんで無いかと
そんな感じです
※追記※
惨劇の始まりの飲食店でのシーン
フライドポテトを揚げているフライヤーの音が
湯が沸騰しているような音でアレっと思ったの私だけでしょうか?
ハッピースマイル
人間なんて所詮は大脳辺縁系の支配下。
ゾンビ的仕組みを応用したエクストリームゴアゴアムービー。
テンションMAXのはらわたドバドバ血みどろ祭り!の下に漂う悲しみ。
貼り付いたようなスマイルフェイスに伝う涙が切ない。
凶暴化するだけでなく普通に言葉を発して会話する知性があるのが恐ろしい。
観ていてなんだか辛い思いになった。人の欲望って突き詰めると暴力とセックスしかないの?
どう考えても一番嫌な感染者はあのクソキモオヤジだけど、街で囲むように襲ってくるモブ感染者も嫌だ。
ビジュアルも絶妙にキモいし怖い。黒目でかフェイス、古典的だけど私の恐怖ポイントなのよね。
はじまりは2020年の2月〜3月を思い出す光景。
新型コロナウイルスの症状が凶暴化じゃなくてよかったね…。
離れ離れのカップルを交互に追ったストーリー展開が面白い。
異なる場でそれぞれが進むのでバリエーション豊かな恐怖やスリルを味わえる。
そして幕引きの凄さ。愛と衝動を感じる言葉の応酬、響く音。かっこよかった…。
本筋の面白さと血みどろ描写の楽しさが突き抜けているだけに、感染者の設定の緩さが気になってしまう。
感染の条件とは、凶暴化のトリガーは何か、感染者と非感染者はどのように区別するのか。
せっかく知性があるのにむやみに噛み付いたり、それ普通のゾンビじゃん!という感染者がちらほらいたのも少し残念。私は未だにゾンビにちゃんと納得していないので。
ここ数ヶ月、現実の痛ましいニュースにまともにダメージを受けやすくてしんどかったけど、なんだか荒治療になった気がする。
ホラーやスプラッタを楽しめる心がちゃんとあって良かった。
何回も薄目になりました
もう痛くて痛くて。血だらけ映画はあまり見ないのですが、何故かめちゃ気になって、ひとりで席ど真ん中で観ました。直視できない場面がいっぱい。私は目潰し系がダメだなと自覚しました笑
ストーリー性はあんまりないですが、それも気にならないくらい最後までドキドキあっという間です。
映画館を出たあと、誰か襲ってくるんじゃないかと余韻が長かったのと、体が緊張してたのか、疲労感と食欲がおちました。でも何故かもう1回観たい気がする強烈な映画です。
グロいのが好きな方はぜひ!
The 地獄。過去イチのヤバさ
台湾で発生したウイルス「アルヴィン」には攻撃性・食欲・性欲が暴走する伝染病が流行っていた。その時、アパートに同棲しているジュンジョ―とカイティン朝カイティンを駅までスクーターで送った後、ジュンジョ―はファストフード店に、彼の彼女のカイティンは電車の中でウイルスに感染した人々の襲撃に遭遇する。二人は無事に再会することはできるのか・・・。
吐き気をもよおすくらい血しぶきやカニバリズムのオンパレード。路上にはレイプ・内臓むき出し・集団リンチが目白押し。ウイルスは「感染した人の血で感染する」バイオハザードのような感染ルートで主人公がどんなタイミングで感染するか、それともしないのか、と良い緊張感で楽しめました。
『インフェルノ』というトム・ハンクス主演の映画で、作中に『地獄の枝』の絵を思い出しました。地上には血に飢えた感染者から逃れるために病院に立てこもるカイティンだったが院内にも感染者が侵入し彼女は上の階へ逃げ込む。最後、ヘリポートの扉が開いた瞬間の光はまさに「地獄」だった(2つの意味で)。
腹くくって観たほうがいいです。ショッキングなシーンが連発and数十秒流れるので、好奇心やミーハーな気持ちで観ると後悔するかも。個人的にはあまり良い気分ではなかった。
コロナがこんな風だったらと考えると…
タイトルの漢字が読めん(^_^;)
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