犬も食わねどチャーリーは笑うのレビュー・感想・評価
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「言葉にしなきゃわからない」こともある
仕事も家庭も順風満帆と思っていた男が、妻にSNSで散々愚痴を書かれ、それが世間でバズっていたことに気づき悩む、現実社会でもありそうな話。
妻日和の書き連ねる愚痴は、思い当たる節があり、ゾッとしたり、ニヤッとする人も多いのでは。
笑った後、少しほろりとして、映画館を出てうちに帰ったら家族と話してみようかなと思う映画。
香取慎吾と岸井ゆきの二人のもつ雰囲気がよく、可愛くてお似合いの夫婦が泥沼のバトルになってしまうのが、身につまされる。
インディーズ映画?
ライブヴューイング付先行上映でなければ
観なかった
だって
夫婦のあり方に正解は無いし
実際、人の考えてる事なんて知る必要も無い
知っても知らないフリするというか、どうでもいいから気にしていないうちに忘れてしまうんよね
家庭は大事だけど、全部じゃないから
なんて、いい家庭とは言えんね、うちは
こんなのテレビのスベシャルドラマで十分じゃないですか
たまたま時間があって通りががっただけです
観客、満員にはほど遠かったですよ
本会場はどうだったのかな
案の定、寝てしまった
もったいなあ
なので細かい事は覚えていませんので
大きなことは言えません
え、面白かった?
ちょっと気を失ってた間にいいとこあったのかな
失敗したなあ
結局、旦那デスノートという奇抜な題材をふくらませただけの薄い内容
こういうのは、三谷幸喜向きだ
まあ、感銘を受ける人がいれば世に出す価値はあります
ただ、芝居なら制約があるから仕方がないけど、大勢が取り巻くなかで主役が大見え切るようなシーンはやめて欲しい
あまりに不自然すぎる
映画なんですから
ペットがフクロウなんて考えられん
フクロウカフェででかいのを見るとびびりますよ
でかい爪とくちばしだけでヤバいやつだとわかります
なのに、すぐ死ぬ
鳥だから
ネコなら人間のワガママを受け流す余裕があるけど、鳥はストレスで死んだりするから難しいんだよ
SMAPを辞めてから香取君も苦労していますね
役者として魅力を感じない
スターとしてもオーラが無い
SMAPだった香取慎吾から抜けきれないなあ
アマプラでコメディやってましたがね
若い時はそれなりに笑顔が可愛いとかあったけど
45にもなると、顔も身体もいかついだけ
彼でないといけない役ってなんだろう
映画にドラマにひっぱりだこの岸井ゆきの
ちっちゃくて童顔だから学生から母親までこなせる
今がピークかもしれない
演技が上手くてくせがないので作品の邪魔をしない
その割に知名度が高い
スターじゃなくても役者の鏡ですね
でも、スターのいない映画は作品に力がないと、ただのインディーズ映画になってしまう
この作品のように
ライブヴューイング付きでも1800円の価値は無いわなあ
全ての夫婦に観てもらい「話し合い」をしてもらいたい
完成披露先行上映舞台挨拶中継にて観賞。
妻が「旦那デスノート」というSNSに旦那の愚痴を書き込んでいるということを知ってしまうところからお話は始まる。
お互いを大事に思い、一般的な理想の夫婦像になろうとしてネガティブなことを言えなくなり我慢をしてしまう。
夫婦で話し合いをすることができなくなり、どうして分かってくれないの?と相手のことを憎く思い次第に溜まりに溜まった鬱憤を爆発させてしまう。どこの家庭にもありがちな夫婦喧嘩の始まりである。
夫婦であっても家族であっても他人であり別の個体。分かったつもりでいても相手は常に変化をし続けている。話し合いをすることの大事さ、話し合いをすることができる関係性の尊さを改めて痛感。目に涙が滲む。
しかし本作を観ていると直近で同じ岸井ゆきのさんが出演されている「神は見返りを求める」をふと思い出してしまった。こちらの作品も人間関係の不和からドン底に落ちてしまうというお話だが、こちらと比べると本作のお話はマイルドでちょっと物足りなさを感じてしまった。
また、付き合い始めの頃や新婚の頃のエピソードを思い出し2人で初心戻り関係が戻ると思いきや再度ドン底に落とされてまた初心に〜というのが繰り返されて正直まだあるのかよと思ってしまった…上映時間は117分だがそれ以上に長く感じた。
お話の発想はとても面白いと思ったし、役者さん達の演技もとても良かったので、ここらへんがもう少しどうにかなったらもっと良かったのになと思ってしまった。
本作は妻の表に出さない裏の顔の怖さや、夫婦間の男女のすれ違いがクローズアップされているが、本作の1番の怖さは同性であり子を持つ母であり妻に1番共感できる立場である姑が全てを知った上で鬼畜の所業をしているということ。会話をしなければ心の内は分からないが、会話をすること自体ができない相手が身近にいて離れられないというのが1番の恐怖だと感じた。
お客さんの大半は香取慎吾ファンと思われるおばさま方でなかなかの入りでした。旦那デスノートを日頃利用している方が大部分だったらと思うと、ホラーです。いい意味で。
公開記念舞台挨拶リアルタイム中継付き上映にて観賞しました。全国192館に中継されたそうです。慎吾ちゃんは凪待ち以来の3年ぶりの舞台挨拶で、嬉しそうでしたね。最近、結婚もなさって、お顔を拝見する限り、絶対幸せ太りでした。撮影は一年前ですからね。慎吾ちゃんの演じる旦那がそうそう悪い旦那とも思えなかったですが、監督が自分ご自身をあて書きしたと言う田村裕次郎。慎吾ちゃんは挨拶で、ダメ夫役にため息が出るほどだったと言っておりました。なぜなら、慎吾ちゃん自身は「すごくいい夫」だからだそうです。舞台挨拶では司会のアナが登壇者に愚痴を披露して下さいと無茶ブリ。本音で言ったりしたら、印象悪くなりますから、皆さん答えにくいですよね。
妻役の岸井ゆきのちゃん(ご贔屓)は身長150センチ。やっと30歳になりました。でも、まだ女子大生でイケますね。慎吾ちゃんも若く見えるから、いい感じでした。身長差は33センチ。
これがとてもいい効果を産んで、「名場面」と呼ぶにふさわしいシーンが観られました。
旦那デスノートというサイト、実在するんです。投稿内容はどこまで本気かわかりませんが、どこまで本気かわからないところが、とてつもなく怖い。
今現在日本国内で婚姻関係にある実在するわたしの配偶者もいくつかのSNSをやってて、いいね👍を戴くのを楽しみにしているようです。
そして、わたしはそれを全然知らない振りをしています。
時々、わたしに対する不満や攻撃性が露な投稿内容を見かけますが、スルーするしかありません。
不満やストレスのはけ口となっているだけなのか、それとも腹にイチモツあるのかというと、絶対後者です。
そして、スルーする行為は問題解決をどんどん後回しにしている訳ですが、仕方ないと諦めております。
慎吾ちゃんとゆりのちゃんはまだ若いので、出会った頃のことを思い出して、やり直しが利きますが、なかなかそういうわけにもいかないです。
二人で探して買った家具や家電のおもい出もわずか。大抵、かみさんひとりで決めてしまいます。
できるだけ沢山の財産を残して、コロッと逝くのが最上級の愛だと思っています。
夫婦喧嘩は犬も食わないなんて言いますが、食いついちゃう人間様がなんと多いことか。
チャーリーは妻の日和(ひより)が飼っているフクロウ🦉の名前です。
フクロウは笑いません。笑っているように見えるのは目を閉じる瞬間や瞬膜のせいです。これはかみさんの蘊蓄の受け売りです。
個人的にかなり利いたボディブローは冷凍マウスのミンチ入りのキーマカレー🍛です。
爬虫類専門店にはフクロウがいることがよくあります。
とても可愛いです。
大きいヘビやトカゲ類の餌でもある生まれたての冷凍マウス。
フクロウを飼うと餌代かかりますね。
ホームセンターには売ってません。
お客さんの大半は香取慎吾ファンと思われるおばさま方で、なかなかの入りでした。旦那デスノートを日頃利用している方が大部分だったらと思うと、ホラーです。いい意味で。
市井監督は「台風家族」の監督でした。慎吾ちゃんの愚痴は、いまだに「草彅君~」と言われることでした。でも、吾郎君と間違われたことはないそうです。そりゃ、そうだよね。いい意味で。
井ノ脇海のなんとも言えない表情と婚約者役のパワフルな松岡依都美さんもかなりホラーです。いい意味で。
多分、封切られたら、もう一回行きます。しかし、かみさんを誘うつもりは全くありません。そのままの意味で。
旦那デスノートなんかをわざわざ教えてやるようなもんです。人気ツイッターになって、出版社からオファーが来ても、内緒にしておいて欲しいデス。印税が入っても、確定申告は自分でやってもらいたいデス。
笑ってちょっとホロっときました
完成披露舞台挨拶の会で観てきました。
リアルにいそうな夫婦で、とっても笑いました。そして、最後にホロッときて、ほっこり。また観たいなぁ、と、思っています。香取慎吾さんのダメ夫と岸井ゆきのさんの妻、とってもお似合いでした。
早く一般公開にならないかな。
お互い本音をぶつけ合うのも悪くない…いい意味でww
「犬も食わねどチャーリーは笑う」の完成披露舞台挨拶中継付き先行上映 (長えよ)に。
舞台挨拶には、香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、的場浩司、余貴美子、そして市井昌秀監督が登壇。ただ舞台挨拶は司会の仕切りが今ひとつだったのがちょっと残念。
登壇した現在の香取慎吾より、映画の中の裕次郎(香取慎吾)がやたらバンプアップされていてなんかデカいww
筋トレが趣味という設定だからなのか、この体躯なので筋トレが趣味としたのかは分からないが、とにかくデカくてビックリ。
そして、それと対照的に岸井ゆきのがちっちゃくて可愛い。最初の方で、二人がベッドに寝ているシーンがあるが、足の太さからタッパの差から何から何までサイズが違いすぎて笑ってしまった。
「旦那デスノート」は何処かにありそうなSNSで、ここに本気で訴えるというよりは「ガス抜き」としては役立ちそうなサイト。当然「女房デスノート」もあるだろうなぁ。
ただ、個人的には、部下の結婚式のスピーチで本音をさらけ出して和解して、なんとか「旦那デスノート」の出版許諾を取り付けたい編集者と裕次郎の殴り合いのシーンで終わって良かったと思う。
その後の、裕次郎と二人だけの秘密だった流産の話を、夫が口を滑らせて姑も知っている事がバレて、再び険悪ムードになって日和が家を出てしまうくだりから以降は無くても良かったし、観終わった後もスッキリ出来たのでは。
果たして、修羅場と化したあのテレアポセンターは、その後どうなったのか心配でならないww
まあまあ、面白かったと言って良いんじゃないかと。
たくさん笑った
夫婦アルアルは面白かった
結婚4年目となる裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)は、表向きは夫婦円満にみえたが、鈍感な裕次郎に日和は不満を持っていた。その不満を吐き出すため、旦那デスノート、というSNSへ書き込みをしていて、そのサイトには妻たちの旦那に対する不満が書き込まれていた。ある日、裕次郎は職場の同僚の女性からそのSNSの存在を教えてもらい、自分について書かれていると思われる投稿を見つけた。書き込んでいるのは、チャーリーというハンドルネームの人物だった。チャーリーとは、裕次郎と日和が飼っているフクロウの名前と同じで、書かれてる内容も心当たりのあるものばかりだった。さてこの夫婦はどうなる、という話。
夫婦アルアルだなぁ、って観てたけど、コメディというほど笑いはなかったかな。
裕次郎役の香取慎吾はそこそこだったが、日和役の岸井ゆきのは良かった。
あと、裕次郎の同僚役の余貴美子も良かった。
夫婦は所詮他人だし、価値観も知識や経験、それによる物事の重要度も違うのだから、言わないとわからない。
それを観ている人達にコメディ形式で伝えようとした作品なんだろう。
夫婦での観賞を勧めたい作品だった。
純粋な二人の思いやりからの釦のかけ違い
【愛し合い一緒になった相手なら、愚痴、不満、感謝はSNSではなく、勇気はいるけれど、相手の眼を見てキチンと自分の口で直接伝えようと、今更ながらに思った沁みるシーン満載作品。】
ー 一度愛し合った男女は、結婚というシステムに組み込まれても、簡単に関係性は崩れないと信じたい。青臭いと思われるかもしれないが、私は信じたい。-
◆感想<先行上映鑑賞なので、シンプルに>
・”旦那デスノート”
存在自体知らなかった。が、家人に聞いたら、今でも人気のサイトだそうである。だが、私は怖くて見れない・・。笑えないモノが多そうだから・・。駄目だなあ・・。
今作はこのサイトの人気投稿者チャーリーの名前で、夫、ホームセンター副店長の田村裕次郎(香取慎吾)に対する、日常生活の不満を書き込む日和(岸井ゆきの)の彼との出会いから、破局仕掛けるもギリギリ踏みとどまる姿を、ブラックなシーンや沁みるシーン満載で描いている。
・結婚前は、幸せいっぱいな気持ちの傍に”マリッジブルー”が控えている。
今作では、”旦那デスノート”の中身を見てしまった、結婚間近の若槻(井之脇海)が、マリッジブルーに陥り、披露宴にも、恰幅の良い婚約者(松岡依都美)から引き摺られながら式場に入る姿が笑える。
■沁みたシーン幾つか
・その結婚式場で、緊張の余りスピーチで固まっている裕次郎の姿を見て、その時点で夫婦関係は破局寸前の筈の日和が、裕次郎と出会った頃に教えてもらった緊張を解すポーズ
[肘を舐める。だが絶対に出来ないので、バカバカしくなって笑ってしまう。お暇な人はどうぞ。]をし、夫の緊張を解すシーン。
その後、裕次郎はお得意のホームセンターの商品紹介をしながら、”これらは、妻と選びました。お二人も、一緒に暮らす道具をお二人で一緒に選んで、幸せな家庭を・・”と告げるシーン。
涙を浮かべて、若槻は妻の手を握り、会場は満場の拍手・・。
・それでも、そんなに簡単に夫婦の溝は埋まらず、日和はある日、離婚届とエンゲージリングを置いていなくなる。
裕次郎は、日和が働くコールセンターに単身乗り込んで、”僕は結婚というシステムに呑み込まれていた。逃げていた。仕事に、筋トレに。でももう逃げない。”と驚く社員たちの前で日和に向かって大声で告げるシーン。
ー 布石として、コールセンターには様々な苦情の電話が掛かって来ることが事前に描かれている。その中にシステムオジサンというクレーマーがいる。又、責任者(眞島秀和)もセクハラ、パワハラしているシーンが描かれている。
更に言えば、裕次郎と日和が出会った頃、裕次郎が空をふらりふらりと飛ぶビニール袋を見て、”あれが地面に落ちる前に拾えたら幸せになれる・・”と言って追いかけるシーンが描かれている。
そして、コールセンターの窓の横をふらりふらりと飛ぶビニール袋が・・。-
・裕次郎と日和は、そのビニール袋を追って、フロアを飛び出し、公園の枝に引っ掛かっていたビニール袋を二人で取ろうとするシーン。
道行く人が不思議そうな顔で観ている中を、裕次郎は、日和を肩車し、それでも届かないので日和の身体全体を普段鍛えているバーベルの様に持ち上げるシーン。
裕次郎が渾身の力で日和を持ち上げる姿。観ているこちらも”頑張れ!”と心の中で叫んでしまう。そして、日和の手はビニール袋をしっかりとつかむ。
ー このシーンは、力が入ったし、沁みたなあ。裕次郎と日和のタッグ復活であり、裕次郎の”もう逃げない!”という思いが伝わって来たからである。-
<今作は、お付き合いしている方や結婚している方が見ると、沁みると思うし、そうでなくても面白き、ややブラックなコメディ映画である。
そして、大切な相手には、キチンと相手に対する不満、懐疑、愚痴、感謝と言った感情を、理性を持って相手の眼を見て話すことの大切さを、今更ながらに教えてくれる作品だと、私は思いました。>
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