リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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2分でどれだけできるか
発想が秀逸な演劇作品
ラジオでちゃんくぼに勧められて鑑賞、、、と思ったら他県まで車で片道90分コース。気になっているラーメン屋とセットで遠征です。
アイディアが秀逸です。
ヨーロッパ企画ということで、コメディな演劇のようです。
2分という最小のタイプループものですが、86分なので43回タイムループする気か?と心配になりました。同じ場所なのですが、テンポもよく見やすいです。
見終わったあとは、映画と言うよりも演劇ですね。
同じ場所で何度も撮影しますが、なぜ冬なのか、、、雪が降ったり積もったり曇ったり晴れたり、、、逆に情緒があって良かったかも。
発想が面白いので、演劇や海外作品とかになりそうですね。
久保史緒里の名前は後の方なので、最後に少しだけ出てくると思ってたら、オープニングから久保史緒里。本当に綺麗になったなぁ、、、とホンワカしました。
ループ、もう飽きたよ
2分でよくがんばった
Smile
自分を映画狂いの世界に誘った「ドロステのはてで僕ら」の製作チームが再び集結して作られたタイムループ映画。こんなん当たりじゃないか…!と観る前から期待値はとても高かったですが、その期待値をもさらっと上回る傑作でした。劇場がずっと笑いっぱなしの幸せ空間でした。
13:56:20〜13:58:20という限られた時間で京都・貴船の老舗旅館で繰り広げられるSF(すこしふしぎな)で、「ドロステのはてで僕ら」でも巧みだったギミックが今作ではパワーアップして仕掛けまくってくれていました。
違和感を感じる→情報を共有する→ お客にも説明する→旅館外の状況も調べる…といった流れで2分と限られた時間の中で物語を進めていき、その中で見つかった謎を少しずつ解決していきながら、実は自分が時間を止めたんじゃ…?とミコトが思い出したあたりから物語がコメディから小さな逃亡劇に変わるジャンルの変化も良かったです。
ちょっとした恋愛関係の絡れはありつつも、引きずることはないのでサッパリとした味付けで見れますし、純なデート模様が観れるのもグッドでした。2分間のドライブ、2分間の映画、2分間の手繋ぎ、時間の制限があるからこそのトキメキはギュッと想いが詰まっていて目が心が体が幸せになりました。
段々と2分ループに慣れてくると、自分が最初にいた位置を初期位置なんて言い出しちゃったり、このループはいいやって休憩したり談笑に花を咲かせたり、止まった時の中を少しだけ楽しんでいるのも良かったです。登場人物の表情が各場面でコロコロ変わっているのも面白くて、画面を追いかけるのが大変でした笑
延々続くタイムループとはいえ、小説家が試しに飛び降りて死んでみたり、猟師が夢かと思って自分の頭を撃ち抜いてみたり、リスキーながらリスポーンできるなら一度死ぬというのはどういう感覚なのかというのは興味があるので、やっぱ障子を破ったりする好奇心の延長戦でやっちゃうんだなと思いました。
その後小説家は死んだからこそ生まれたアイデアを活かして煮詰まっていた小説の内容を進めれたというのも一歩進む大切さをサラッとながらも描いていたのが好印象です。
2分間のズレが起こっていた理由は、全員が時が止まればって願ったのは一切関係無くタイムパトロールのヒサメが不時着した際に故障してしまったのが原因で、それに呆気を取られながらも、なんとかして宇宙船を直そうと奮闘する姿が映されます。旅館に置いてあるビールやバーナー、偶々狩りをしていた猟師の銃を撃って再起動させて元の時代に戻すという流れもスピーディーでしたが、女将さんがお土産を爆速で渡していたりと笑いに事欠かないのもまた良かったです。
再び日常に戻りながらも、全員が明るい気持ち、吹っ切れた感じで進んでいく姿が本当に良かったです。それぞれの人生を何気ないきっかけで進む自信を掴んでいく、普遍的なテーマながらもそれを等身大に描いてくれた製作陣の優しさがこれでもかと伝わってきました。
個性豊かな俳優陣の面々が映画に華を添えてくれているのも最高でした。特に編集者の初期位置が風呂場なので、常に登場する際はシャンプーをのせたまんま半裸で現れるので毎回笑いを掻っ攫っていってくれます。ほんの少し映るだけでも爆笑させてくれるのでベストバイプレイヤーでした。
東京住まいではないので、中々ヨーロッパ企画の舞台や下北沢トリウッドに行けないのが非常にもどかしいですが、機会を作って訪問してみたいなと思っています。ヨーロッパ企画の凄さを再び体験することができて嬉しさいっぱいです。今年ベスト候補です。
鑑賞日 6/23
鑑賞時間 11:30〜13:05
座席 H-11
リープする度に引き込まれるヤミツキ系タイムリープ
面白いドタバタコメディ
貴船の奇跡? 2分間の繰り返しが笑いの渦を巻き起こす
めちゃくちゃ面白い。たった2分のタイムループが笑いの渦を巻き起こす。
僕の大好きなタイムループ物。下北まで行くのはちょっとなぁ。と、思っていたら、TOHOシネマズ日比谷のタイムテーブルに「リバー」がある。早めに予約しておいてよかった。土曜日はソールドアウトでございます。
『サマータイムマシン・ブルース』を手がけたヨーロッパ企画だけあって、タイムループのツボはバッチリ押さえている。
2分間のタイムループだが、タイムループする全員の意識は連続しているからトライアンドエラーができる。作家先生みたいにとんでもないことをしでかす人間まで出てきて、飽きることがない。というか1回のループが次のループの伏線になるから面白さが増していく。
SF的な味付けもあり、あっという間の86分間でございました。
貴船神社の美しい参道が記憶に残る。一度は、貴船ふじやに泊まってみたいな。
定点観測?タイムループ
前夜に明日は何を観ようかと探していて興味が湧きました
2分間のタイムループを繰り返し、どう着地させるのかワクワクしました
続く繰り返しだけど飽きが来ない
芸達者な役者さんたちが動きと間とセリフ回しで成立させているイイ例の映画
適度に笑えて、ワクワク、少しハラハラと不思議テイストもあり
こういう映画は何も考えずに観れるので私は好きです
そりゃないやろ。を考えてしまうとツッコミどころは満載だと思うので、敢えて考えない
私は洛北の雪景色も、貴船も鞍馬も大好きです
貴船が一番キレイな冬を舞台にしてくれたのはとても良かったし嬉しかったです
久々に面白い映画を観せてもらいました!
とある出演者さんと縁のある旅館とのこと
良い旅館だった。バックヤードも割と映していたし、その点も楽しめた
建物が独特な造りしてるんですねぇ
初期位置
京都は貴船の料理旅館ふじやとその周辺がきっちり2分間のタイムリープを繰り返す話。
人の記憶は引き継がれながらも13時58分20秒になるとそれまでの2分間が無くなって13時56分20秒に戻ってしまうというタイムループに陥るストーリー。
天丼を繰り返しながら困惑し向き合い対処しようとする様をみせて行くのかと思ったら、天丼もあるにはあるけれどそれに頼らず、寧ろ毎回違う行動で意表をついて笑わせてくれる感じ。
それにしても女将の情報収集能力ハンパじゃないなw
ただ、流石に2分は短いから12回目ぐらいで最初の勢いは少々薄れ、その後も愉しくはあるけれど今の要らなかったなというターンも。
それに天候は撮影期間の都合なんでしょうね…。
それでもちゃんと振って拾ってを繰り返し、超安っぽいながらもキレイにまとめてくれてなかなか面白く、☆3点満点できっちり3点という感じかな。
どうでも良いところだけど、外との通話は矛盾が生じるからそんなこと言わなきゃ良いのに…。
楽しい舞台を映画館で(追記あり)
実在の旅館や街並みを舞台にして映像化した舞台演劇のように感じました
舞台好きな方にはたまらない作品かと思います
映画としては違和感を持つ方もいるかと思いますがそこは合う合わないの世界なので
ストーリーは予想より難しくなかったので
なおさら個性的な芸達者の皆さんの演技を楽しめた感じがします
😭下書保存がいつのまにかできなくなっているみたいなのでとりあえずここまでで(笑)
後日修正可能ならネタバレ含めて追記します
⇩
◎6月25日追記(少しネタバレ)
・犯人は愛助
冒頭最初の登場人物は友情出演久保史緒里さん
真っ白な衣装でまさか「左様なら今晩は」の愛助と同様の幽霊かと
ここで犯人はこの人だと思いその後「ドリフの大爆笑」的タイムループが繰り返されても次の登場を待ちました
タイムループなので幽霊じゃなくてタイムトラベラーなのは当たり前かもです
・観たきっかけはリコさん
2020年公開の「ビューティフルドリーマー」でリコ役で独特の雰囲気を醸し出していた藤谷理子さんが主演と知り観たのです
期待通りでした
・最大インパクトはすぐるん
スギヤマ役の中川晴樹さんほぼハダカです
真冬なのに
そこで思い出したのが2021年公開の映画「POP!」のすぐるん役
真夏なのに革ジャンでした
・工夫が欲しかったこと🙇♂️
元に戻るから大丈夫ということではありますがループ中2人が自殺するシーン
ここは直前に元に戻るなど工夫して欲しかった
このような楽しい映画には合わないと感じたので
見たことがないタイムループ、撮り終えたことが奇跡。
好き嫌いははっきり分かれるが、個人的には高評価。
今年206本目(合計857本目/今月(2023年6月度)31本目)。
※ 時間調整の関係で「劇場版 Collar×Malice deep cover 後編」を見てから映画館を移動しましたが、こちらの映画のレビューに需要はないと思うので飛ばします(無難なアニメ作品です)。
さて、こちらの作品です。
監督さんはというと、ごく少数のミニシアターで放映された「たぶん杉沢村」等をはじめとして、ここの監督歴等からもわかる通り、いわゆる「オカルトもの」にこだわりがあるようです。先にあげた映画はミニシアター中心でしたが、こちらはtohoシネマズの放映扱い。ミニシアターで放映された実績が評価されたのかな…とも思えます。
結局、映画としての「映画のルール」(およそ2分ごとにタイムループするが、記憶は保持している」という設定のもとで、京都のいわゆる観光地(ちなみに1泊3万とかします…)をテーマにした、分野としてはどうでしょうか…。「タイムループもの」ととらえる立場もありましょうが、個人的には「たぶん杉沢村」とのつながりもあり、「オカルトもの」という立場でみました(いずれにせよ結論が大きく異なるわけではない)。
映画としての「ルール」が非常にわかりやすい上に、少しずつ謎が解けていくタイプの映画なので「飽きさせない」という工夫がみられるほか、1度見るだけだとおやっと見逃した部分もあり、2度3度見ることも想定されているような気がします(事実、大阪市でも5~6回放映の扱い)。この「2度3度見ることが想定されている」タイプの映画は、作品自体が長いとそれも大変ですが、資金面はともかく、作品としては90分ちょっとの作品なので、それほど「時間の関係では」負担にならない、といったところです。
結局のところ映画の「ルール」はそうそう明らかになるし、映画が短い事情もあるので、かなり早く「展開」は動いていきます。どうしてもその映画のストーリーの性質上、誰が犯人だのトリックがどうだのという議論はネタバレ扱いであり、それらはカットする必要はあろうと思います。
総じていえば、「たぶん杉沢村」では行政法規の説明不足(勝手に私有地に立ち入ってはいけない等)が目立ったものの、こちらは「厳密に取れば」やや疑義のある部分はあるとはいえ、きわめて細かく見ないとわからない点で、そのことを論じる映画ではなかろうという点まで考えて、減点なし(あるいは、ここで引いても減点0.2であれば4.8なら5.0に切り上げができる)という扱いにしています。
なお、舞台は京都という事情はありますが、関西弁(あるいは、京都弁)の聞き取りに苦労するところはほぼないし、特定の固有名詞(特に地名関係等)を深く聞いてくることはないので、関東在住の方でも問題なく押せる一作ではあります。
ワォ!面白いや‼︎ と40分は楽しめたけど
それ以降はやはり飽きる。
役者さんは皆さま巧みで唸らせます。
脚本も見事です。
でも飽きさせずにラストまで引っ張るのは困難かな。 それでも随所に館内全体に笑い声が広がる場面多数です。
評価されるべき作品だとは思います。
ループまわりのことは面白いですがいったん置いておいて、個人的に景色...
特報‼️❓すべりまくる話‼️❓貴重な時間返してください‼️‼️
飽きのこない無限ループ
前作「ドロステのはてで僕ら」に続くヨーロッパ企画の長編映画第2弾がついに公開!
前作同様2分間のループものですが、全く違うループものです!!
前作はパラドックスが起きないようにひたすら奮闘するお話でしたが、今回は2分前の記憶が残っています。
なので、全くと言って同じループはないし、笑いの要素が大いに散りばめられています。
2回観た後にこれを書いていますが、初回は感じなかったのに2回目は終盤ずっとウルウルしていました。
完成披露上映の際、永野さんが「5回泣いた」と仰っていて、「どこで泣くんだろう?」と思っていたのですが、まんまと踊らされました(笑)
5回かどうかはわかりませんが、終盤は泣けると思います!恋をしたことのある人なら!
そして、この映画の良さは何と言っても冬の貴船の景色の美しさに尽きます!
蒸し暑い梅雨の時期に、雪景色を堪能するのも良いのではないでしょうか。
1度と言わず、2度、3度と何度も観て欲しい映画です。
1度目は映画のストーリーを追いながら観ていただき、2度目は登場人物の表情に注目しながら観ていただきたいですね!
1度目に気づかなかった表情をたくさん観ることが出来ました!
特に複数人がスクリーン上に映し出されている時に、後方にいる人の表情を観て欲しいと思います!
私も3度目はこれからになるので、今度はどんな楽しみ方をしようか模索中です。
タイムループものって、同じことを繰り返しているだけのつまらないものになる場合もありますが、この映画は本当に飽きがこないし、ずっと面白いので観終えた後は誰かに話したくなります!
1人で観るのももちろんいいですが、誰かとたくさん話して共有したい作品です!
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