劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)のレビュー・感想・評価
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もっとシリアス寄りでもいいのでは
エンジェルダストとタイトルに入って、海原神が登場するというので、結構シリアスめにくるかなと思っていたら割とギャグ成分多めだった。エンジェルダストと海原のエピソードは香が獠のパートナーになるきっかけで、原作の最後の大ボスみたいな存在でもあるのでもっとシリアスよりでいいんじゃなかろうか。おそらく次の作品が作られればそういう内容になると思うけど。海原の登場も最後に僅かで、次の作品への壮大な前振りといった内容だった。
エンジェルダストを巡るエピソードの設定は、原作とテレビアニメで微妙に異なるのだけど、今回の映画でそこに上手いこと整合性をつけて、原作通りの親子の宿命の戦いにできるよう、舞台を整えるためにしっかり下地を作ろうというのが今回の劇場版の狙いかなと。今回で決着がつくのかと思っていたので、若干そこは肩透かしなのだけど、もう一本観られる楽しみが増えたのは嬉しい。
ルパンと次元のカメオ出演はなんだったんだろう。
いよいよ「シティーハンター最終章」へと舵を切った序章。前作では秀逸だった楽曲の使い方が個人的には勿体ないと感じる。
2019年2月8日に公開された前作「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」は、何といっても楽曲の使い方の上手さが非常に印象的で、これが想定を超えるヒットにつながったと思っています。
本作では、前作より作画などのクオリティーについては、やや上がったような気がしますが、前作で秀でていた楽曲の使い方が活かされていないように感じました。
アニメ版「シティーハンター」において切っても切れない関係にあるのは、エンディング曲として有名過ぎる「TM NETWORK」による「Get Wild」。
もちろん本作においてもそれは鉄板として使用されています。
ただ、かつて一世を風靡していた「TM NETWORK」による楽曲は、テレビアニメ版の第2部エンディング曲「STILL LOVE HER (失われた風景)」など様々あります。まさに前作は、この数々の名曲を流すことで世界観をより際立たせ、付加価値を増大させることに成功した興味深い作品だと感じていました。
ところが、本作では「Get Wild」以外は基本的に新譜を使う試みをしていたのです。これが現代で圧倒的な存在となり得る楽曲になっていれば問題ないのですが、個人的にはそうは感じることができず、前作の「巧みな雰囲気作り」において失速してしまった印象を持ちました。
そのため、前作を★4.5とすると、本作は★4.0となるくらいの逆インパクトがありました。
本作の内容における評価が分かれるとすると、終盤の冴羽リョウと槇村香の行動において、コアなファンであればあるほど、「そんな行動はしないはず」といった違和感を持つのかもしれません。これについては、「そうせざるを得ない設定」を考えると私は自然に感じられましたが、深い葛藤のようなものを、より伝わりやすくするための「描写を工夫する演出」が可能であった感もあります。
同時にコアなファンであればあるほど、声優続投にこだわる制作姿勢には評価が上がる面もあるでしょう。ただ、全ての声優が必ずしも「当時」を上手く再現できるわけでもないので、この点も評価が分かれるところなのかもしれません。
いずれにしても、本作は最終章への「序章」であり、それに向けてなのか前作以上の作品のコラボの影が転がっていて、これらがどのようにつながっていくのかは興味深くもあり、どんな形で最終章を締めくくるのか続きを待ちたいと思います。
次作は3年以内に作って下さいね。声優陣がより厳しくなってしまいます・・・
過去の因縁と向き合う冴羽遼の闘いを描く物語。
新作「シティハンター」シリーズの第2作目。
前作「新宿プライベート・アイズ」は20年ぶり。ノスタルジーたっぷり。声優陣は勿論、主題歌やBGMも当時を再現し、リアルタイムで鑑賞していた世代は歓喜していました。私もその世代でしたので、感慨深い想いを強く持ちました。
しかし、本作はそこから4年。何故か音楽関係は新作を用いたこともあり、ノスタルジー部分のかさ上げは消滅。
厳しい評価となりました。
身もふたもない話ですが、私は「シティハンター」をそれ程好きではなかったんですよね。どんな物語、どんなアクションを用意しても、冴羽の華麗なガンアクションで締め。誰も死なず、「もっこり」を連発して終わり。良く言えば「水戸黄門」のような様式美なんでしょうが、私の好みではありませんでした。
本作も、結局はこの様式美を脱しておらず、映画としての評価は厳しくならざるを得ません。
本作で唯一評価出来るとすれば、冴羽の過去の因縁相手の登場でしょうか。恐らく製作されるであろう次作で、この因縁の終止符と共に長く続いたシティハンターがフィナーレを迎えるのであれば、この作品も少しは意味があったのかもしれません。
私的評価は、厳しめです。
DVDにてスタッフコメンタリーをみた。 映画シーン過去のオマージュ...
最終章へのプロローグ?
星半分もつけたくない
これシティーハンターじゃないです。内容が最悪だし、キャラクターの性格も違う。1よりもさらに最悪な内容になってて見なきゃ良かったと思うほど。
時間の無駄でした。
とても素敵な作品でした。
体格の大小は比較する相手がいないと案外分かりづらいものである
悲しい結末
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冴羽の育ての親に育てられた殺し屋・アンジー。
育ての親は悪の組織の元締めだった。
最強になるが廃人になる薬エンジェルダストの強化版を開発。
アンジーはそれは必要ないと、盗んで日本に来た。
追手が来たが、冴羽と手を組んで随時撃退。
でもアンジーの最大の目的は、冴羽を殺すことだった。
理由は単に、自分が「兄妹」の最強になりたかったから。
でも腕は冴羽の方が圧倒的に上で全く歯が立たず。
そこに育ての親が、強化版の薬をアンジーに打った。
アンジーはめちゃめちゃ強くなり、冴羽を防戦一方にする。
でも薬で勝っても意味はないとの理性は僅かに残ってた。
なので自殺しようとするが、薬の効果により阻まれた。
だから自分を殺してくれと冴羽に頼む。
それ以外に手はないと悟った冴羽は打ち殺す。
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このアンジーって人、格好いいし好きなんやけど、
でもなーんか動機に同調できんのよなあ・・・。
冴羽を倒して一番になりたいってのは分かるのやが、
その目的が「育ての親に一番愛されたい」やから。
あと強化版の薬を盗み出したのも、それが悪魔の薬だからでなく、
その薬よりも自分自身の方が有用やと育ての親に分からせるため。
育った環境とか色々あるんやろうけど、全般に承認欲求の塊過ぎて、
っていうかあまりにも愛情枯渇感が強いんよな・・・。
そこについてはあんまり同調できんかったな。
最後にGet Wildが流れたらもうそれで良い
1話完結して欲しかった
次回に期待
前回の作品と比べると、正直、前回のプライベートアイズの方が良かったかなと思います。
Cats eyeは作者が同じなので見逃しますが、ルパンは要りません。
プロデューサーがと言うわけでしょうが、正直要りません。
純粋にシティーハンターを楽しみたいので。
後、漫画ならきっと香ちゃんや冴羽さんの心情の変化を細かく描くだろうなぁ(テレビアニメでも描くでしょう)と思ってしまう部分が、欠けてしまうのが、みなさんの不満に繋がっているかと思いました(香ちゃんならあの言葉は言わないとか)。
最後のアンジーとの部分は、冴羽さんの心情を丁寧に描いて欲しかった。
でも、海原編に入ったので、次回期待しています。
神谷さんも仰っていた通り、テレビアニメの神回は、セイラの回。
そのくらい演者さんにも言わせる作品を次回待っています。
そして、Get Wildに拘らなくてよいです。
シティーハンターは、よい主題歌、エンディング、挿入歌だらけですから。
好きだけど残念でした。
原作とアニメめちゃ好きなファンです。楽しみに劇場行きました。ただ結論から感想を言いますと、正直残念でした。
残念なポイントは4点ありました。
1点目は皆さんも指摘してらっしゃいますが、声優さんです。心を込めて当てていただいているのはわかるのですが、作品に求めるクオリティ( 期待感?) に対して覇気が足りないかなと自分は感じてしまった点と、セリフのスピードが遅すぎる点が残念でした。はっきり聞き取りやすいものの、タイパの時代に少し気だるさのようなものを感じました。前作で何十年ぶりだったのでリバビリ期間を経れば!と観る側は期待していたと思います。もちろん往年のキャラの声がまた聴けたことは大変嬉しく感じました。
2点目は作画です。正直言って自分だけかもしれませんが、地上波のアニメと同等もしくはかなり劣るレベルに見えました。比べるのは良くないかもしれませんが、某バスケアニメの映画化のように原作に負けず劣らずのクオリティを実現してる作品を尻目に、シティハンターはこれでいいのかな?って思います。前作ヒットしてるけどお金なかったのかな?と思ってしまいました。シティハンターは原作の画力が神レベルなのはご存知だと思いますし、それが大きな魅力だと感じます。設定を令和にするなら作画技術も最新のツール等を駆使して令和にしてほしいです。
3点目は演出です。ギャグ要素多めでしたが、見ててとてもお寒かったです。ハンマーで過激に制裁→うわー!って、そうじゃないと思います。シティハンターのギャグはハンマーを振り回すだけが魅力なのではなくて、ハンマーを通じて起こる掛け合いにクスッとなってしまうところなんです!
細かい部分は忘れましたが、90年代最後のハンマーの味は?と香に聞かれて、苦汁( 90)の味がしますと答えるとか、寒い中にも仕掛けがちゃんとあって、このノリツッコミが絶妙なテンポで展開されるから良かったと感じます。要はちゃんと練られてて面白く構成してたんです。ちゃんと楽しい夫婦漫才だったんです。本作で印象に残っている掛け合いはメインサブキャラ含め残念ながら一つも印象に残りませんでした。ただ騒がしくむしろそのノリに恥ずかしさを覚えてしまいました。これ出しておけばファンは喜ぶだろう、でなんとなく構成されているように思ってしまいました。
4点目は他作品のキャラは別にいらないと思いました。世界観が壊れる。そういうのは金曜ロードショーでお願いします。映画くらいシティハンターの世界に没頭させてほしいです。
ただ、終盤の敵キャラの心理描写は心動かされた部分もありましたので、次回の期待も含め星2つとさせていただきました。
期待してしまったがゆえに残念でした。昭和とか令和とかじゃない、もっと根っこの部分だと思います。多少矛盾があろうが面白いものは面白いと思います。
続編は見たいです!が、今回のような感じで続くなら、個人的にはもうやってほしくないなあと思ってしまいます。
果たして次回作はあるのか
前作が面白かったので期待していたが正直がっかりした。敵役二人とアンジーという3人のオリジナルキャラクターに関するエピソードが少なすぎて全く感情移入できない。知らない人が知らないまま死んでいった感じ。依頼人が実は敵で最後戦うという脚本に無理があったような気がする。観てる人からするとムキムキすぎてどうせ敵なんだろうというのがバレバレ。最後の戦闘シーンもアンジーの演技と海坊主の説明で構成されていて何を見せられているんだという感じ。それならエンジェルダストなしでサシで戦ってりょうと互角にやりあう展開が見たかった。覚醒中は一方的にやられて自滅したアンジーを最後りょうが撃つというのが非常につまらなかった。そして申し訳程度にお台場で3人で遊ぶシーンを入れて3人の絆アピールしてるのも寒かった。最後にりょうが依頼人を始末するというのはもはやスイーパーじゃなくてただの悪でしかない。察するに海原がりょうにアンジーを始末するように仕向けたという海原ヘイトの感情を観てる人与えたかったのも知れないが最後にちょろっと出てきただけなので正直誰って感じ。
昭和な作品なので令和が舞台だと…
シティーハンターは好きです
新作もとても嬉しいです
ギャグが多い点に関しては、そう言う作品なので仕方ないかなと思います
ただ、冴羽獠とファルコンは女性を傷つけて欲しくない
女性の戦士でも良いけれど、撃ち合いは男性同士でして欲しかった
女性を撃つ時は、かおりを守る為に仕方なく的なところにして欲しかった
そして、舞台背景も昭和のダークな感じでやって欲しかった
令和の時代にあんな髪型、服装、レオタードも含めてないなって思います
舞台背景が昭和だからこそ映える作品だと思うので、そこもちょっと自分としては折り合いが悪かったです
とは言え好きな作品なので、次回作も期待しています
あえて星4を付けます
難しいですね〜。
前作でも思ったのですが、今のファンの求めるものと、昔のファンが求めるものが違うんだろうなぁと感じました。
シークレットサービスを今でも好きで見ますが、あの作品が一番全体のバランスが良かったと感じます。
その点、今回の作品を見ると、アニメ、オリジナルの撩と香が住んでいるマンションも原作寄りのデザインになってるし、高速道路のシーンもCGの作りが酷いかなと。。。
ラストの戦闘シーン、ストーリーは、有りかと思いましたが、監督、クリエーターは過去の作品を、もっと細かく見て作ってほしいですね。
この作品が、過去の作品とは無関係というのであれば、上記の事は全て関係ない事ですが。。。
シティハンターの魅力は現代劇にも見える、アニメ全体のバランスの良さかと思います。
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