「今年No.1」戦争と女の顔 雨の夜はヤバイゼさんの映画レビュー(感想・評価)
今年No.1
これは凄まじく重いテーマである。
レニングラードの壮絶で絶望的な状況から生還し生き抜いて尚、もがき苦しむ映写を終始し貫徹した作品だ。
観賞後、パンフを読み何故殺めたのかと疑問だったが、発作だったのか理解。
しかしあの子供の手がぐったりした演出は、どのように撮ったのかと思ったりもした。
マーシャは同性愛ではないだろうし、子を育むことで希望を見出だそうとし(人類はそもそもそういうものだろう) 、マーシャが唯一の心の拠り所のイーヤは見捨てられないようマーシャに執着する。
今作品の元になったとされる書物までとは謂わないまでも、パンフは絶対に買うべきだし22/7/23現在、公開している全ての映画より、本作を先ず優先して観賞すべきだと思う。
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