エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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稀に見る回りくどい作品
初めにこの作品の根本はとても『単純』とてつもなく大袈裟なストーリーになっているので、終盤になると↑と感じるはず。
これは、監督がアメコミ作を監督している事でマルチバースになっているのかな?でとても複雑・難解。もしルーカス氏だったら、宇宙規模の話になっていたのかも?ってね。
SF系を監督した事のない人だったら1番きれいにと言うかスマートに作れたんじゃないかと思った。
好みが分かれる作品
アカデミー賞に沢山の部門でノミネートされているらしいので、前情報仕入れず観に行きました。
うーん、自分が好きではないジャンルのマンガを映像で観ている感じでした。
途中で帰っている人もいたしなぁ〜
突飛な世界観に戸惑う人も多いかも…
なんというか、マトリックス・サーガを一本の映画で観た感じ?
もっと理解しやすい作りだったら、もっと楽しめたのかも??と思う一方で、娘役のステファニー・スーの演技が光ってたと思います。
エンドクレジットで驚いたのは、ジェイミー・リー・カーティスの名を見つけた時。
そっかぁ〜、歳月は流れたか…いや、アレもメイクの力?
期待値高すぎました
すごく楽しみにしてIMAXで見ました。役者陣はそれなりに頑張っていい演技だったと思います。ストーリーもそんなには悪くないように思いました。が、演出がダメで退屈な作品になったと感じました。なんか同じ事の繰り返しで、だんだん飽きてきてラストも想像通り。せめて言葉がわかればセリフの面白さも伝わったのかもしれません。
オスカー候補最多ってやっぱりポリコレの影響なのかなと。純粋に面白い作品を選んでもらいたいものです。最近A24は個人的はハズレばっかりです。
ごめんなさい…
ごめんなさい、私には良さが全くわかりませんでした。途中からは、何がそんなにいいのか、探しながら観ていました。
もし来週、この作品がオスカーを獲ったなら???アカデミー賞自体にも???になりそうです。
マルチバースという概念の一つの使い方
人生において選択は無限にあるが、中華系の家庭で育ち、常に保守的で冒険をしない選択をし続け今に至る主人公が選択しなかった(本当は自分が選びたかった)方のさまざまな人生で得ていたスキルをダウンロードして戦うのだが、最後は肉弾戦ではなく愛情や親切で一つ一つ和解し解決していくという流れは新鮮だった。
夫役のキー・ホイ・クヮンは本当に久しぶりに見たが、どの世界でも優しく親切な男でいると言うことが本作のキーである。
下ネタやパロディも多くユニバースを行き来するときのきっかけなども面白く、本来楽しく観ることができるはずなのだが、かなり話が複雑でこんがらがりわかりにくいので頭の中で整理しながら観ないと眠くなってしまう・・・そんな映画でした。
発狂する唇+シンエヴァ
エヴァやグレンラガン、まどか☆マギカなど2000年代以降のアニメや漫画でよくみた展開が続き、
最後までこのような系統の話の想定の範囲内という感じでした。
パクってるとかいうつもりもないのですが、「あーこういう感じならそうなるよね」という既視感が続き、突拍子のない話のはずなのに「まさかそんな展開に!?」という驚きがなく自分には退屈に感じました。
有名なアニメ・漫画なら見てみるくらいの自分でも似たような展開の作品がいくつか思いつくので、いろいろよく見る方ならもっと既視感を強く感じるかも知れません。
アフターヌーンの漫画にありそうな感じです。
逆に、2000年代以降の日本のアニメ・漫画にあまり触れてない方が見たらすごく面白いかもしれないので、海外で色々な賞を取っているのも理解できます。
実写で超大作というほど予算もなさそうなので話のスケールに映像が追い付いていないのも残念です。
主演にミシェル・ヨーさんのキャスティングとかは面白いので、もっとそれを生かしたメタネタとか入れれば面白かったかもしれませんね🙃あとイワトーーク!はちょっと面白かったです
カオスな中に人生のドラマ
カオスなSFアクションコメディで、最後まで楽しめました。
笑いやアクションはテンポよく怒涛の勢いで、下品なギャグもくっだらないなと思いつつ笑ってしまいます。
マルチバースを駆け巡る様や、自在に変化する姿など、映像的にも面白かったです。
人生の悲喜こもごもを感じさせる展開も胸が熱くなりました。
冴えない日常や周囲とのディスコミュニケーション、もしこうしていたらという人生の可能性、希望や後悔、荒唐無稽なストーリーの中でもそういった現実的な地に足の着いた描写には共感してしまいます。
家族に限らず、他者との対話、お互いの事情や気持ちを理解しようとすることの大切さ、それが伝わる部分はかなり響きました。
そういうところでもくだらない笑いが挟まれているのは好感が持てます。
笑いとアクションとSFと人生のドラマ、カオスなごった煮のようでそれぞれが上手く配合された、とても良い作品だと思います。
???
始まって10分後しばらく睡魔に襲われたらついていけなくなった。ストーリー全く理解不能...。
ポスターのビジュアル、予告編もひと目見た時から期待大だっただけ、ショックも大きい。
オスカー候補に挙がる作品だからただカオスなだけではないはずだが、寝させられたのは事実。
今年はハチャメチャな作品が多くないか?
奇抜さが過激過ぎかな?
アカデミー候補と言う事で期待しましたが、非常に難解、奇抜で奇想天外な展開の為に、ストーリーが理解出来るまでに時間がかかります。その為、評価は大きく分かれるのでは?
家族の絆を描く物語だと最後に分かりました。
見所はウエストポーチだけかなぁ
最近観た『アントマン&ワスプ』もマルチバースで、イマイチ乗り切れなかったけど、それ以上に目まぐるしくて、なんのこっちゃ分からなかった。
アクションもちょっと下品。
これをアカデミー作品賞にノミネートさせて良いのか疑問。アジア枠なのかもしれないけど、にしても他にあっただろうに。
『グーニーズ』に夢中になった世代としては、キー・ホイ・クァンのカンフーは最高に楽しかったから、もっと闘って欲しかった。
最後まで見てよかった。
ミッシェル・ヨーさんが、がんばっていました。
始まって、30分ぐらいで❓❓でしたが、最後の30分で『見てよかった。』と思いました。
ネトフリとかで見ていれば、間違いなく観るのをやめたと思います。
マルチンバースの混沌が混沌すぎて、万人向けではないと思います。
最後の戦い方は、とても好感が持てました。
ゲスなクロちゃんとアカデミックな渡辺直美さんぽい方が出ています。
映像が点滅しますご注意を
マルチバースとかカオスとか父親や娘との関係性とか正直飲み込めないので素直にミシェル・ヨーのアクションとコスプレを堪能しましょう。
それとキー・ホイ・クァン我々グーニーズやインディ・ジョーンズ世代には懐かしの子役さん。うわーオトナになったねぇーとしみじみ。最初は冴えないおっさんだったがだんだんイケオジになってブランクがあってもちゃんと演技上手いな!
流石A24
マルチバースの世界やカンフーなんてどうでもいい。そこは期待しないで。
これは人や愛や家族の物語。
一回観ただけではすべてを理解することは難しく、そこは造り手側の意図だろう。
エヴァンゲリオン的な演出で???が多くあるが回収もちゃんとしている。
冴えないただのおばさんミッシェルヨーがラストは頼もしく美しく見える。
監督が「スイムアーミーマン」の監督で、予算を多くかけるとこのような作品を撮るんだなって感心する。
全然訳が分からない
最初は何かの伏線かとつまらないなりにみていたが最後まで話も繋がらずめちゃくちゃにマルチバースは広がって最後も上手く納めた感が無かった
あまりにつまらなすぎて観るのが凄く苦痛で辛かった
こんなにつまらない映画初めてだった
いやーつまらなかった
最悪
PS:隣の人ほとんどイビキかいて寝てた(笑)
何故!!
グッズが売って無いのか!
欲しかったー。
Tシャツ欲しかったー。
劇場で売っといてくれ、XLで。
本編後で思えば、ギョロ目シールとか売ってたら2枚かうし、それより何より、アメリカのスーパーで売ってそうな、3ドル99セントっぽい、出来の悪いアクションフィギュアとか、作ってくれ売ってくれ。
壮大なマルチバースと家族の物語。
A24の中でも興行収入1位、アカデミー賞作品賞その他様々な賞にノミネートということで、もうこれはみなければと思い鑑賞。結果、ハチャメチャに面白いジェットコースタームービーのような作品になっていた。監督の過去作、「スイスアーミーマン」のクセの強さと万人受けする面白さがマッチして爆発したようだ。正直何も知らないでみてほしいので感想はかけないが、とにかく脳みそがとろとろに溶けるほど頭を使う、刺激的で楽しい作品だ。ダニエルズ監督がこの作品のハードルを超える作品を撮ってくれることに期待しよう。
迂闊な批判は危険かも
しがない人生を儚む在米中国人女性個人事業主がある時突然、惑星ごとに自分の別人格が存在するパラレルワールドを自由に行き来する能力を身につける
いざ理想が現実化した世界でやるせなく思うことは今の人生で見逃してる大切なことと裏腹ってのは確かにそうかも
アカデミー作品賞にノミネートされてるけど、テーマしっかりしてるし色々先駆的で実験的だし受賞あると思う
本作、観る側に資格要件として、メタバースに別人格を生きる可能性はテクノロジーの進化で何となく高まってるという知識と、 自分のこれまでの意思決定でもし違う方を選んでたら全く別の人生になってたという経験を問うてるところある
賛否が酷く分かれてるけど、迂闊に批判すると自分の浅さが露呈するいやらしさが埋め込まれてるから要注意
1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に受け容れがたかったのです。
映画はまだまだ、いろんなことができるんだとつくづく思わされました。米国のダニエルズ監督による、セカイ系SFでアクションで家族物語でコメディー。ギッシリ詰まったあんこが色変、味変を繰り返してシッポまで。すごいものを見た気になる怪作です。
これらが掛け合わされて生まれたのは、何とも奇怪なSFクンフーアクションコメディー。下品で珍妙でバカバカしいですが、家族愛が感動的?な良作でもありました。我々の宇宙とは別の宇宙が無限に存在するという「マルチバース」がテーマです。それ自体は、いまはやりですが、米国でA24最大のヒットとなった上、今年のアカデミー賞で最多の10部門11ノミネートには驚きました。本来は一部ファンだけに偏愛されるようなカルト作が、なぜ広く受け入れられたのでしょうか?
コインランドリー店を営む中国移民エヴリン(ミシェル・ヨー)は、夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が突然、「自分は並行宇宙から来たアルファ・ウェイモンド」と言い出して、世界を破滅から救えるのは君だけと告げられます。別宇宙の自分の能力を使える技術「バース・ジャンプ」を駆使し、エヴリンは強大な力を持つジョブ・トゥパキと対決するのです。
エヴリンは迫り来るジョブ・トゥパキと戦うために、カンフーを究めたアクション俳優になったり鉄板焼きの料理人になったり盲目の歌手になったり指先がソーセージになったりします。目まぐるしく場面が変わり、しかもその映像がいちいちクールでした。
元々アクション俳優だったヨー。還暦を過ぎたヨーのアクションは若い頃の激しさはありませんでしたが、カメラの技巧とCGの力も借りてかっこよさ倍増。美しくリズミカルな動きは衰えていませんでした。その身体性がドタバタ喜劇の軽快なテンポを生むのです。 どこを切ってもヨーが顔を出すヨーの映画でしたが、金太郎アメと違って様々な顔を見せるのが見事です。別宇宙とリンクする方法は「変な行動」を取ることで、そこまでやるかというほどコメディー演技もたっぷり見せます。
特にバース・ジャンプのためには思い切りバカげた行動が必要とされています。そこで絶体絶命の状況では、踊り出したりハエを鼻に吸い込んだりして笑わせるのです。そして物語は、エヴリンがアイデンティティーを問い直す内省へと向かってまたびっくり。
支離滅裂なのに空中分解することなく、しっかりエヴリンに感情移入させてくれました。痛快でおかしくて、しんみりさせて、予想もつかない地点に着地する離れ業。いやはや大忙しで、まさにタイトル通り、すべてのことがあらゆる場所で同時に起きるのです。
無限の宇宙で展開する壮大な戦いは、実は家族内のいさかいの反映なのかもしれません。はたまた苦労して納税申告に赴いたのに全ての経費を否定された国税庁の監察官への恨み・辛みを長々と描いた作品なのかもしれません。
但しアジア系移民の家族の物語は、分断の時代に団結の尊さを訴えるといえます。マルチバースというテーマもデジタル時代の実感とマッチします。それらが受け入れられた理由ではあるのでしょう。「マルチ」に活躍する女優ヨーの集大成にもなりました。
でも1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に売れ入れがたかったのです。思考フル回転で物語を理解しようとする、それこそがこの映画の楽しみ方なのかもしれません。なので、ある程度理解して観賞する2度目、3度目は、また違う発見もあるでしょう!誰か気の利いたネタバレ評があれば読んでみたいものです。
ぼうっと観ていると置いていかれてしまう可能性もあるので、ぜひ前のめりで(^^ゞ
ザ・ワン+DARKER THAN BLACK=微妙な映画
平行宇宙の自分をどんどん重ねていって強くなるカンフーアクションと聞けばジェット・リー主演のザ・ワンを思い浮かべる方は多いでしょう。
能力を使う為に「嫌な代償」を払う必要がある、というとアニメ「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」を思い浮かべる方もまた多いのではないでしょうか。
で、この面白さ確約の要素を組み合わせ、更にエンタメの重要要素である「ギャップ」を掛け合わせる。パッとしないオバサンが、気の弱いオッサンが、ちょっと太めの今時女の子が、突然メッチャ強くなって大暴れ!
これで面白くならない筈がない!筈なのにちっとも面白くないのがこの映画。
面白そうな要素だけ並べても、面白くはならないんだという良い見本。能力獲得のルールがちゃんと説明されず飲み込めない。カンフーマスターの能力一つあればいいんじゃないの?何故看板持ちや鉄板焼きのスキルが必要なのか?
そもそもベーグルは結局何なの?シュールギャグとしても面白くない。
生尻に異物がブッ刺さった状態での高速カンフーバトルを見せられてどんな感情を抱けばいいのか?
客の感情コントロールを全く考えず、アイディアを煮詰めず鍋にブチ込むからこういう事になる訳で。
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