エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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使われなかった方の人生を思った。
前半はカンフーの早業と奇想天外な展開と映像に身体がついて行かず、オスカーでは「イニシェリン島の精霊」推しだった私は見始めたことまで後悔、単純に暴力反対!、、、するも、だんだんと構造が見えてきた。母ごろし・娘ごろしみたいな心象テーマも興味深く、、、
沢木耕太郎の映画評
「世界は「使われなかった人生」であふれてる」を思い出す。帰宅後、私も半生を省みて、要所要所で違う選択をしていたら、この宇宙は無限多重な自分たちで成り立っているのか〜、とザワザワした。
そして「今ここにいる自分」が、枝分かれ上想定しうる「一番ポンコツな自分」だとしてもいいではないか、と思えた。
それにしても、こんな映像体験初めて。力技だけではできない、訴えたいことがあってのエネルギーなのだろうと思う。主演女優のミシェル・ヨーに負けないくらい!夫役のキー・ホイ・クァン、体張って大活躍でした。独特の普通の人感。あの時の子役なのか、、、人生いろいろ。
麻薬中毒者が作ったのか?
映画サイトの評価は上げ底になるもんですが、現時点ではお金払って映画館で観た人ばっかりだし、オスカーとったの前提もあるだろうに、2点以下が2割ということは実態はそれ以上にひどいと言えます。
個人的な評価は抜きにして、普通の人100人で上映会やれば95人は「何だかさっぱりわからない」という方がまっとうな感想です。
客観的評価に徹するなら1点ですが、個人的には実験的な映像も、まあ悪くないので2点です。
間違っても人には薦めない方が無難でしょうね。
追記 好き嫌いが別れる作品のレビューでは、好きな人は嫌いな人が許せないのか、ムキになって嫌いな人を攻撃する人が時々いますね。嫌いな人は好きな人を別に攻撃しないのに。
個人的な評価は自由ですが、客観的に、つまり一般的にはどう観られるのか?という視点が欠けてるんですね。
レビュー評価を見て身構えたけど普通に面白かった
普段、本編を見る前にレビューは見ないようにしてるけど、評価が2極化していて気になったので読んでから観ました(ネタばれ除く)。上映途中で抜け出したくなる作品だったらどうしようかと心配したけど、私は十分楽しく鑑賞できました。
レビューで書かれているほど下ネタはきつくなかったし、娘の同性愛絡みも社会情勢や重たいテーマがあるわけでもなく、作風の一つとして違和感なく観れました。
久しぶりにカンフーアクションを映画で観れたのが良かったし、多次元に住む自分の能力を借りて戦うのも面白かった。借りた世界の相手(自分)にも影響を与えて、またその影響が世界を変えていくのも良かった。
数多の世界の自分がフラッシュバックするシーンではメイクを変える手が込んでいたけど、セットや服装が安っぽく見えた。アクションやストーリーは良かったけど、安っぽい印象も強くちょっと残念でした。
奇抜で楽しいんだけど
いつもイライラする妻。優しく頼りない夫と大人になりきれない娘、更に時代錯誤な父親を抱え今の現状を嘆く。
そんなある日、突拍子も無い時、場所で夫がおかしなことを言い出す。
そこからハチャメチャ、どこが、何が本筋なんだかわかんない状況で、それでも自分の場所を守る。 彼女の体験では凄まじい勢いで色んな選択肢の中で捨てられてきた『自分』を繰り返すけれども、傍から見ると自暴自棄の女性が『キィーー!』っとなってすったもんだの末、良好な関係に戻るという安易なストーリーなんだろうなぁ。
ある程度コメディ要素が入ってるんだけど、最後まで貫かれてなく、終盤シュールな形から最後にはあの設定要らなかったんでない?って感じで白けてしまった。
アクション、笑い、ハラハラドキドキ感、全てもうちょっとで、入り込んだと思ったら途中で我に返る感じがなんか残念だった。
娘の演技うまかったな♪
とても面白かったです。
え、アカデミー賞?
もぅ~こいつはhiroごのみ(≧◇≦)
ちょっと、2月に体調崩して~♫
観たい映画が~なかなか、観れなかったhiroですが~♫
病み上がりの一発目映画が~『エブエブ』で~♫
個人的に凄く好きです✨
この映画(≧◇≦)
観ながら、冒頭から暫くして・・・Σ(゚Д゚;エーッ!
恐らく低予算映画!!
すっごくびっくりしたんですが・・・
ババババーーット※しかしの意
凄く良いんです☆彡
まさに泣いて笑って~喧嘩して~♫
もうね~『トップガンマーヴェリック』とは違って~♫
低予算だよね。絶対!!って思うんですが~♫
※『トップガンマーヴェリック』もめっちゃ良かった(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ほんとに
めっちゃ!!笑って♫めっちゃ!!泣いた( ;∀;)
様々な分岐を選択が・・・ってあるんですが~♫
作中には対話の精神が刻まれている骨太の風刺映画であり、
しっかりとしたコメディーです。
思った事は~
『全ての事はど~でも良い事ばっかりで~でも~特別な
スペシャルな事っていうのもあるんだよ!!』
『わたしたちは感情をもつ思考マシーンではなくて・・・
思考をもつ感情マシーンなのだ。。。』※なにかしらからの引用
※こんな台詞は映画にありません。
そして~福祉業界にいるhiroの目からは~♫
こいつはソーシャルワークの映画でもありました☆彡
もぅ~hiroの目指すソーシャルワークは『万屋』なので~♫
この映画が!!監督が!!込めた思い☆彡
勘違いかもしれませんが~しっかり頂きました(≧◇≦)
しかし・・・病み上がりでも~『RRR』の観た後にこんな映画が~♫
今年のhiroは映画!!当たり年です✨
ちょっと長いけど全体的には良作
面白い派と金返せ派に分かれている本作ですが、作品のテーマになぞらえて言えば「人生も感性も人それぞれ、他と比べても仕方ないよね」というところです。
【どんな作品か?】
これまで語り尽くされた普遍的なテーマを、マルチバース・カンフー・オマージュなどの要素で装飾し尽くした作品。
そのために一般的なストーリーテリングを捨てているので、ストーリーを追って訳が分からないと感じるのは自然だと思います。
一方でテーマはシンプルで一貫しているので、気にしなくて良いポイント(例えばマルチバースのシステム)が掴めれば、とても明解な作品になるはずです。
【テーマは?】
「もしあの時に違う選択をしていたら、もっと明るい未来になっていたのかもしれない。でもそんなことより、今の人生で一筋の光を見つけた方がいいよね」です。
誰でも一度は考えることですし、映画でよく描かれるテーマだと思います。
【総評】
マルチバース・LGBT・中国・下品など批判されがちな要素が多いですが、テーマは一貫していて意外と真面目な作品です。
アカデミー賞についてはまぁ選ばれても違和感はないというか、この作品を評価するとしたらアカデミーが自然かなと思いました(カンヌはもっと前衛的=チタン面白いです)。
もう少しコンパクトにしたら、もっと良かったと思いますが、全体的には良作だと思います。
確かに面白い
ハマらなかった…
ロサで「忍者VSシャーク」観た後、TOHOシネマズ池袋に移動して鑑賞。内容は何かよう解らん!
なにがなんだかわからないけど泣けた
まずこれは一般にはうけないだろうとは思った。
アカデミー賞取るような映画は、日本人にはまらない方が多いとは思ってたけど、これもそうだった。
最近のマーベルを見ていないとマルチバースという考え方にすらついていけないだろうし、主人公はおばさんだし、えぐめの下ネタ連発だし、話は複雑で敵の目的も抽象的だし、映像として冒険してる部分もあって、これを全部受け入れて楽しめる層ってのはなかなか少ないだろう。
映画を何本も見過ぎなくらい見ていて、普通の映画じゃもう何も感じないよ!というような人にしか刺さらないと思うので、これがつまらなくてもそれが普通なんじゃないかな。
これを見ながら思い出したのは「ララランド」と「スパイダーマンNWH」
選ばなかった人生とマルチバース、そして敵を倒すのではなく戦わずにすむ方を選ぶ。
おれはそこまでの映画好きじゃないので、正直これは星3かなと思ったけど、なぜか泣いてしまったので星4。
家族に問題がある方には特に観て欲しい
すごいの観てしまった。
たとえ家族やパートナーがいなくっても自分の胸の奥の奥のほうに愛はあります。ずべてのモノにあると思います。それにしてもこの監督の発想っていうかすごいね。
※追記2回目の鑑賞後
エヴリンは開眼して世界をありのままに感じることができるようになったんでしょう。後半は敵の邪気を愛で包み込むことで昇華させています。もはや敵という観念は無いのでしょう。
娘のジョイはとても生きづらい。生きる理由がわからない。苦しすぎて楽になりたい。石になってみても自分の自我からは逃れられない。最後はベーグルの虚無の世界に行くしかない。心の奥に巣くう闇はパートナーにもわかってもらえない。でも誰かにわかってもらいたい。で、エヴリンにSOSを出しているのだと思います。
この作品を観ると自分の意識が自分の枠を超えて薄く広がっていくような錯覚を覚えます。残念ながら今自分が認識する世界はすべて自分の観念による色眼鏡を通して再構成した世界です。つまらない日常、気に食わない相手、思い通りにならない人生、それらは様々な観念を捨て去ることで一瞬にして雲散霧消するのかもしれません。ありのままの世界、すべてが愛でつながった世界を感じてみたいものです。
【鏡の中のアリス】技術は別として10年以上前ではB級SF映画としての評価だったと思う。
この映画のファーストシーンを見て
突然「鏡の中のアリス」の文字が浮かんだ。
物語はB級映画風で始まり、時々C級に落ち、
数十分後にはA級へと上り、再びBへと落ちた。
決して粗悪な作品では無いのだが
印象としてA -B- Cの往来だった。
SFであり人間ドラマの要素もあるが
観客として2つを繋ぐ世界に迷いを感じ
「スゴい映画だ」には達しなかった。
20年ほど前の「グリーン・デスティニー」で
気品ある武侠人を演じたミシェル・ヨーは
異次元能力のカンフー使いと少し泥臭い役。
どちらも「愛と運命」による闘いだが
個人的には内外に美しい「グリーン‥」が好きだ。
「鏡の中のアリス」は直感で浮かんだ文字。
見終わってから、的外れでも無いと思った。
※
キャスティングが最高
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