ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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誰が観ても面白いはず
緊張感半端ない演出と豊かなホラービルドゥングス
観といてよかった。きのうの『X』も面白かったけど、こっちはなお良かった。
際どいポスターのヤバいのがヤバいのだけど、ブラックフォンって、何だ、というところから入ったけど、人さらい事件の多発する田舎町のDVおやじのところの風変わりな一家の兄と妹がメイン。スティーブンキングにもありそうないくつかのアイテムもありつつ、監禁場所にホラー的非現実としての霊界電話があって、過去の犠牲者たちからの電話にヒントを得て脱出を画策、そして妹は夢で想念か何かが見える設定。
とにもかくにも監禁&脱出劇なのだけど、これは演出が上手い。久々に劇場でヒーヒー言いそうになった。犯人が霊魂たちの情報から充分ヤバい奴と知ってるので、眠ってる男の横を通って脱出する時の緊張感は半端ない。
そしていじめられっ子だった主人公が、唯一心を許していた親友の霊と再会して、いい顔つきになって犯人と対峙して、背負っていたいろんなものを、この犯人との格闘の中で乗り越えていくという青春映画でもあった。
見事なエンタメでした。
カメラワークが怖かった
いまいち
全てが中途半端な映画。
3.5以上4以下
ブラックフォンとは、結局なんぞや?
適度にドキドキでよかったです
ホラーっぽい青春成長物語。
いやいや、なかなかの出来っすね!なかなかの掘り出し物だったのではないかなぁ?って思いました。それとエンドロールでびっくり。まさかのイーサンホークだったのね?さすがの演技でした。(事前に情報見ていないので知らなかったのです)
さて、本作。黒電話が当たり前にあった時代設定。自分ににとってそこそこ懐かしい気分になる描写が多数でそれはそれで楽しいです。けど、「ブラック・フォン」は時代設定のみの意味ではなくストーリーのキーになっています、お話を回していく扉として。もちろんホラー仕立ての作品で「バーン!」とか「ドーン!」とかありはしますが(何回か身体跳ねました)、その味付けはそこそこなんです。あくまで「ホラー風」って感じ。だからこそ好きなんですけどね。
怖くなるはずのポイントなのに、意外や意外のスピリチュアル系テイストだったりします。そして、そして何よりびっくりの青春成長物語なんですよね。それがなかなか良い感じにくすぐってくれます。そこはかとない熱い展開、少年ジャンプ的なノリが押し寄せてきますから男の子は燃えるぜ!。そして妹のグェンが激アツです。彼女自身もスピリチュアル・グリバリの「石を片手に」の武闘派ww。超COOL!!だから、ラストのお兄ちゃんとのシーンは「じ〜ん」いいですよー。
なんだよーいい意味で肩透かし食らっちゃったけど面白いじゃぁん。これはこれで「アリ」っすね!
あーおもしろかった! ホラーテイストだけどサスペンスファンタジー?...
オープニングがスナイダーのドーンオブザデッドみたいで滅茶苦茶カッコ...
オープニングがスナイダーのドーンオブザデッドみたいで滅茶苦茶カッコいい。何故黒電話から声が聞こえるのか、誘拐犯の目的は?等がぶん投げられているのもあまり気にならず。それが少年時代。それが青春。監督手腕があってセンス良いんだろうな。
おっと,ホラーって謳い、えっ・エッ…?¿
非力な子供の脱出劇
ハラハラドキドキの脱出劇。「IT」や、「サマーオブ84」などのような、子供が頑張って事件を解決しようとする映画だが、いろんな工夫がある。
誘拐されて監禁され、助かる可能性のない中、線が切れてるはずの電話が鳴って助かるヒントをいろいろ聞ける。なぜ?一方主人公の妹には見えない物が見える能力があり、それは自殺した母親が持っていた超能力が遺伝したらしい。つまり、主人公フィニーにも?
といった設定がよく考えられており超常現象で事件解決というチートな展開だが作品世界の中ではリアリティがきちんとある。
なにより、妹の能力と警察のおかげで助かるのではないのは良かった。親友の励ましがあるとはいえ、彼自身の力で乗り越え、その結果日常に戻った彼は一皮むけてるというポジティブなラスト。
しかし、最後の対決は身も蓋もないというか。いや、ひどいことされてたし相手は弟の頭もかち割る変態なんですけど。やっちゃうんだー、とちょっと引く。そうか「透明人間」のプロデューサーなのか、と納得。
自分の身は自分で守れ
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