「Sweetの「Fox on the Run」に興奮!懐かしい・・・」ブラック・フォン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Sweetの「Fox on the Run」に興奮!懐かしい・・・
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地下室に閉じ込められたフィン。そこには壁掛け式黒電話があるのだが、電話が鳴り、受話器を取ると、今までに行方不明となった友人たちからのアドバイスが聞える。犯人グラバーには電話は一切聞えない。言ってみればフィンの超能力によるものか・・・そのアドバイスでは土を掘れだとか、天窓に登れとか、壁を壊して冷凍庫を探せとか、結局は役に立たないじゃん!てな感じで監禁生活が続く。
5人の少年たちの誘拐される経緯がよくわからなかったが、とにかく黒いバンで黒い風船を持った男が手品師として現われるみたい。妹グウェンの夢能力が冴えるのですが、警察もそれを頼りそうでもあり逡巡しながら捜査は続く。
『悪魔のいけにえ』、『燃えよドラゴン』といった好きな映画作品を挙げるフィン。まぁ、トビー・フーバーを乗り越えた上に大好きな映画になったのだから、恐怖体験なんて大したことない。運良くロケット型懐中電灯を持ってたおかげでかなり助けられたとは思う。
難しいとは思うけど、もうちょっと迫力を出すためには子役たちの大胆な演技が必要かなぁ。そして、ブルース・リーにも憧れるなら、電話をヌンチャクとして使ってほしかった。犯人(イーサン・ホーク)を殺してしまったことで、今後の彼はそのトラウマでうなされることだろうし、正当防衛であることの後日談が全くないのも不自然・・・同じ「黒電話」なら『恐怖ノ黒電話』(2012)のほうが好き!
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