映画刀剣乱舞 黎明のレビュー・感想・評価
全82件中、21~40件目を表示
シナリオがクソ過ぎる
女の顔のアップと、悪役のぐおーって絵面ばかりで超絶しょうもない。
客が何を見に来ているのかを全く理解していない、小学生でもまだマシな脚本書いてくれそう。
よくもまぁ、こんな脚本に金が払えるなぁ…。こんなものでプロがやれるなら私に書かせろ。
前作のシナリオとの差がもの凄すぎる。
前作は何回も見に行ったのに、途中で帰りたくなるとは思わなかったわ。
最後に刀剣男子が殺陣やってくれたシーンだけ楽しかったけど、そこだけだったわ。
本丸は何で無事だったのかもさっぱりわからない。いつ助かったの??
弟の下りはもしかして感動させたかったのか??
あんなんで脚本を通すなんて、才能もないくせに大人の圧力でゴリ押しすんな。
口汚く罵りたいのを我慢している
前作の本格戦国活劇から一転、「あ!これpixivで見たやつだ!」とオタク進研ゼミ状態になる本作。
監督と脚本家は、刀剣男士を「変身ヒーロー」、時間遡行軍を「怪人」とでも思っているのかな。だとすれば私の考え方とは到底相容れませんね。以上です。
と、言いたいところだけど、それでは唇噛み締めてまで観た意味がないのでもう少しオタクの厄介語りを。
原作ゲームは6年目、刀ステは綺伝まで鑑賞済み、映像はテレビ版花丸2クールと月の巻、活劇、継承鑑賞済み、刀ミュは江おんすていじまで全て鑑賞済みかつ次回公演も現地予定、1年で最低5回は刀剣鑑賞に出掛けている。ゲームを始めた日からほとんどの時間を刀剣乱舞に費やしてきた面倒なオタクです。
よかった点はラストの戦闘シーンと、相変わらず高慢極まる山姥切長義、そして幸せそうな蒼木くんと美しい崎山くんの出演シーン。
馴れ合わず、目的を淡々と遂行するだけの山姥切長義。「綺伝」の彼とはまた違った良さを感じ、映るたび目が覚めるようだった。
蒼木くん、崎山くんにも再び出逢えて本当に嬉しい。
良くない点は挙げるとキリがないのでかいつまんで。
登場人物は基本ステ出演済みメンバーなので、概ね気にならなかったが、髭切は別。棒読みがちに声が上擦るのは、どうにかならなかったのか。役者自身が「髭切」のイメージをなぞろうなぞろうと頑張っているのは伝わるけど、無理をしているのではないかと心配になる。どうしたって万人にマッチするわけがないのだから、無理のない自然な演技をさせてあげてほしかった。
鬼滅をパクったような酒呑童子のデザインも酷い。
あと不満のほとんどはストーリー。陳腐、軽薄、矛盾。
よく知らない人間の、よく知らないバックボーンを悲劇なんです、こんなに傷ついているんですと声高に語られても、誰が感情移入できるの?
あんたが勝手に傷ついて、後悔しているだけのことなのに、他の何かのせいにするな。
同情をひきたかったのかもしれないけど、過程の描写が不足しすぎていてあまりにも陳腐。
見るに耐えなくて何度「もう終わってくれ」と思ったことか。ダラダラダラダラダラダラと知らない人間が薄い自分語りをするだけ。歴史を護ることへの無情を描くなら、前作の方がよほどやり方が上手かった。
そもそもこの映画の主題は何?全く見えてこない。
「廃工場や寂れた団地で異装のキャラクターが日本刀で戦ってたらかっこいいよね」がしたかっただけ?
なんでもかんでも諸手を挙げて脳死で喜ぶと思ってるのなら大間違い。全く心が動かなかった。
最後の戦闘シーンの演出だけ100点。それ以外言うことなし。刀剣乱舞は箱推しだけど、この映画に最推しが出なかったことだけが救い。
前作は「初めての人でも楽しめる刀剣乱舞」だったけど、今作は「低年齢向け刀剣乱舞」って感じ。これ皮肉だから。じゃあ永遠にさよなら。
山姥切長義は解像度が高い
前作の続きでもなく、良い意味でも悪い意味でもニトロっぽい感じのストーリー。
詰め込み過ぎてそこが浅いストーリー展開。
鬼切、妖切りの由来も何もない三日月宗近の活躍。
コストの割り振りをミスした?とも思える、合成の甘いカットがチラホラ。
刀剣男子のコスプレ感も酷い。
源氏兄弟を極で出すなら、もっと使い道はあったはずだけれど、ミュージカルの子達の完成度が高かったせいか、期待はずれな仕上がり感は否めず。
ストーリーとしては、物が語ると言う割に、女子高生が出張るのにはモヤる。
夜戦に太刀三振を入れた編成もモヤる。
酒呑童子を軸に据えるなら、ジャパニーズホラー的な展開は必要なかったのでは…
長谷部とギャルの関係性は、まぁ面白かったかな。
そんな中で山姥切長義の解像度の高さは良かった。
演者さん、ホントに長義が好きなのね。
個人的にはもっと活躍して欲しかった。
見る前は期待してなかったけど、終わったあとに残った感想は「長義マジ長義」と、石切丸…ここで出るならミュージカルに帰ってきて!だった。
誰が言ったか「おじさんの考えた夢小説」
これは酷いの一言に尽きます。
尺不足なのに長く感じるしんどい映画です。
ですが、ただ頭ごなしに減点部分だけ挙げるとそれはただの誹謗中傷なので、良かった点も書きます。
オフィシャルファンブックで脚本を担当された方も苦戦して作られたとおっしゃってます。プロッターの鋼屋ジン氏はアニメ活撃刀剣乱舞7話のシナリオに携わった方です。
まず「黎明」の大きな特徴は、主人公が刀剣男士ではなく現代の女子高生であることです。厳密に言うと三日月宗近とヒロインの琴音ちゃんのダブル主人公ですが、宣伝側はそれを当日まで名言していなかったことで物議をかもしました。原作ゲームには仮の主と呼ばれるキャラクターは存在しません。公式紹介のしかたもてっきりちょっと出る脇役かと思ってしまうような情報量です。
作り手の「見せたいもの」と、ファンの「見たいもの」と、「出来上がったもの」が上手くかみ合わなかった結果、賛否が大きく分かれたように思えます。
客層であるゲーム-ユーザーは、ゲームに出てくる刀剣男士たちの掛け合いや歴史上の人物と話がどう絡むのかを楽しみに派生作品を観に行きます。しかし実際は、キービジュアルにいる刀剣男士たちを上回って秋田汐梨さん演じる女子高生琴音が活躍し、これもまた敵側の酒呑童子が時間遡行軍の見せ場を奪って肩透かしを食らいます。
情報を明かされなかった観客は、女子高生と鬼に取り込まれた可哀そうな少年の物語を観たかったでしょうか?
それが見る者を引き込むストーリーであれば問題なかったでしょう。そうだったかと言えば正直微妙です。
いい話でまとめようとするために紋切り型の勧善懲悪に終わり、それがかえって後味を悪くさせています。
そもそも刀剣男士は正義のために戦うヒーローとは異なるため、鋼屋氏の得意とするであろう仮面ライダーの作風に落とし込もうとすると不自然な仕上がりになったのではと思います。
話としてつまらなくなってしまった要因のもう一つは、歴史要素が生きていなかったところです。
平安時代と西暦2012年の2つの時代の結び付けがこじつけで、頼光四天王や安倍晴明の存在が生きてきません。酒呑童子は偽政者藤原道長達から理不尽な迫害をうけた民が鬼と化した姿。という設定ですが、時を超えて依り代に選んだ肉体が、父子家庭で虐待を受けた少年というのも不幸の規模と種類が違いすぎます。
それに少年の過去だけが生々しく、現実的な不幸を物語のアクセサリーにしている部分も素人のライトノベルめいて鼻につきました。はっきり言って工夫がない。刀剣乱舞知らない人にも見せたいならそこで試行錯誤しなくてどうするのか。
なおかつ酒呑童子が洗脳した山姥切国広とのかかわりも、逸話と歴史と前持ち主との関連性が皆無。単に山姥切国広を準主役ポジに置いて主役と準主役の戦いを見せようとしただけとわかります。三日月VS山姥切は他作品ですでに飽きるほどやってるんだよ……。酒呑童子を題材にしてるんだったらもっと鬼にまつわる逸話を持った刀剣たくさんがいただろうよ。なんのための髭切だったんだよ。
くどくどとすみませんが、それぐらいもやもやしています。
映画のつまらなさ加減は、pixivの二次創作で拾ってきたようなチープなネタを切り貼りし「こういう萌えシチュ見たかったんでしょ?」とお出ししている描き方にも出ています。アニメの刀剣乱舞花丸ならそれもアリですが。
2012年の東京でもマイペースに行動する三日月、ギャルに翻弄されるへし切長谷部などなど。実写でやられるとキツいシーンの数々で見ているこっちが恥ずかしかったです。なんだろう、映画じゃなくて「ちゃお」とか「なかよし」とか少女漫画でも読者年齢層の若い媒体でやればよかったんじゃない?
しかしなぜか唐突なホラー描写や人体切断の残酷表現があるので少女漫画にすらできない。
クライマックスの胸熱展開(にしたかったかもしれない)である援軍に集結するサプライズ刀剣男士も、春のライダー映画と勘違いしたような演出で興ざめしました。
名シーンになるはずだった「長谷部の仮の主が実は黒田家の血筋」もヒントの出し方がわざとらしいので心に響きませんでした。演出家や絵コンテ描いた人は何してたの。
いい所も挙げていくと言いましたね。 長谷部のウィッグと山姥切長義役の梅津さんの演技が良かったです。
他は、役者さんは素晴らしいのに演出と脚本で足を引っ張っているように見えました。
いろんな方が言っていますが、「刀剣乱舞-黎明-」は食材は良いのに調理が下手な料理みたいな映画です。
食材はもちろん刀ステで実績を積んだ演者さんのことを指します。鈴木拡樹の無駄遣い。
Twitterでは擁護意見の感想も多いですが、同調圧のかかるTwitterでさえも賛否が分かれているってことはそこから出たら否の方が多いということです。
よく擁護意見の中に期待値高すぎたのでは?とか、前作の脚本とは別物というフォローも散見しますがそれ以前の問題です。邦画界に話づくりやシナリオワークの平均点が数値化されたとしたら刀剣乱舞黎明は赤点です。100点取れなんて言ってません。平均点の50点以上を願うのが高望みでしょうか。
前作とか作風とかそんなの関係なくつまらない。2時間近い上映時間のうち少なくとも1時間は地獄。
※
少し「活撃刀剣乱舞」のTVアニメの方の話をしますが、黎明のプロッターが7話脚本を務めたのは前述のとおり。そういえばこの話だけクセがあったなと思い出しました。
話中に登場する大典太光世の性格がゲームと違っていたほか、敵として現れる「辻斬りと化した足利義輝」のビジュアルがどうも仮面ライダーの敵の怪人めいたデザインでした。バトルシーンは迫力あって格好良かったのですが。
そのクセみたいなところが黎明で悪目立ちしたのでしょうか。
話を映画の感想に戻します。
あくまで悪口ではなく純粋な疑問です。ハリウッドスケールのVFX技術を売り文句にしているのなら、なぜ原作ゲーム内に出てくる要素にそれを生かさなかったのでしょうか?
そこを強調すると原作厨になってしまいますが、時空移転装置で時代を移動するシーンだとか刀剣男士の二刀開眼だとか、ビジュアルエフェクト技術を生かせそうな箇所がいくつかあったと思います。
耶雲監督は自信に満ちた告知ツイートをされていましたが、正直もう少し謙虚にしていた方が良いのでは?
自分はこれまでのメディアミックスはだいたい好きだったんですが、初めて二度と見たくない作品ができました。黎明見てから悪夢にうなされて胃腸が痛いです。
刀剣男士100点、ストーリー60点、三回目観て追記あり!
四年前、私を刀剣乱舞沼に引きづり込んだ映画の第二弾と言うことで
兎に角楽しみで楽しみで、初日に駆けつけました。
このシリーズの映画、個人的にはもっと続いて欲しい。
なので、あまり評判を落とす様なことは書きたくない。
葛藤してます。
舞台刀剣乱舞のキャストが主流だけに
殺陣もいつも以上に激しいシーンが多く
公開前にYouTubeにアップされたメイキングで
ネタバレしすぎじゃね?と思ったのですが
本編は、いろんな意味で
さらに色々ネタバレがありました。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きで
月に10日ほど「刀剣乱舞on-line」にログインする
こっちも中途半端な審神者(さにわ)としては
誰が主役か、これじゃ分からん!!!!!!!
一番いいところで、現代パートの女子高生が中心になって
三日月と山姥切は単なる背景になってしまっている。
今、目の前に山ほどの敵がいるのに
今、それを語ってる場合じゃねえだろ〜〜って
流れが止まってしまってる。
よくあるバトルものの悪いとこがモロに出てきちゃって
多くの審神者が「えっ?!」ってなったのも
この部分では無いかしら?
闇堕ちした人の心を取り戻すにはそれなりの時間が必要なのは分かるけど
やはりそこは「刀剣乱舞」なのだから
膨大な時間を超越してきた刀剣男士たちだから
人間には見えぬものが見え、その言葉には重みがあるはず。
そう言う設定を生かした説得であって欲しかったし
私ら審神者が観たいのは刀剣男士なんだな〜
そこのところを三作目ではなんとかお話として成立させて欲しい!!
(もう、三作目がある前提で喋ってる中途半端審神者)
ここは良い!を列挙しておきましょう。
前回から引き続き、鈴木さんの三日月は全く危なげなく
安心して観ていられるレベル。
今回から参加の梅津さんの長義も兎に角よかった!
終始クールで孤独で最高!美味しい役でもあるしね。
和田さんのへし切り長谷部と仮の主人との関係性も良かった!
「へっシー!」「長谷部と呼べ!」「ヘッシー!」「長谷部と!!」
お約束ですね(笑)
殺陣のシーン、アクションシーンはこれはもう文句ありません。
三日月、まんば、長義の三つ巴、三人の関係性も加わって
激しくもエモかったです。
そして、そして前作では後ろ姿しか出してもらえなかった
多くの本丸の仲間が今回は「わ〜〜〜〜〜」な展開があるし、
あまた、ある本丸の仲間と言うことで、石切丸が!!!
ここで、審神者的には刀剣男子たちは皆100点!!
だから、脚本のダメさが余計に悔しい!!
審神者の皆様、どこがダメでどこがめっちゃ良かったのか
あなたのその目で、劇場で観てジャッジをお願いします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4月6日に三回目鑑賞
三回目を鑑賞して、前回に気が付かなかったところ、
発見したことを追記しておきます。
現代への出陣設定、これ自体は面白いと思いました。
実際のゲームの方のオープニング映像の中にも
東京タワーに立つ三日月の姿があるので
運営の方からの設定提案とのこと、納得できました。
西暦2205年から見れば2012年は十分過去ですしね。
過去だから建物や服装などに三日月が過剰に驚くことなく
風物を楽しんでいる姿が好ましかったですね。
また、女子高生と連れ立って歩く姿は「お供」機能の
実写化と言う感じですね。
仮の主(あるじ)設定、一回目鑑賞時には見落としてましたが
現代は「何かの影響」で刀剣男士の本来の力が発揮できない
と三日月が言ってました。
そのため真の審神者の力を補完するもう一つの存在が必要と言う設定。
「何かの影響」と言うのは具体的に何かと言うのは
語られていませんでした。
ここは大量に増えた電子機器による電磁波とか
地球環境の変化による大気汚染とか
オゾン層破壊による紫外線の増加とか
なんかSDGsな意味がちょっと加わっていると
それも面白かったかもしれません。
それと、本丸に帰った一兄、国広、骨喰、小烏丸の
活躍シーンをもっと入れて欲しかったし、
最後の大集合で、もう少し決め台詞を聞きたかった!!
やっぱ、これから敵に突っ込んで行くと言う時は
兄者の「ひ・ざ・ま・る!」は聞きたかったな〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4DX上映についても一言。
4DXは久々だったので、最初、おおっと思いました。
揺れ方が割と激しかった。
特に時間遡行群の出現時は激しいので慣れてない方は
注意して下さい。
また、ぶつかる様なシーンでは
背もたれからマッサージチェアーの如く
振動を感じるので深めに座っててくださいね。
刀剣男士が現れる桜吹雪のシーンでは
いい香りがして、ああ〜出てきた〜〜て感じ。
それと、気のせいか普通上映より4DXの方が
全体に少しスクリーンが暗い気がしました。
TOHOシネマズ西宮の普通上映と4DX上映と
もう一箇所、ミント神戸とで見比べましたが、
やっぱTOHOシネマズ西宮の
4DXが一番暗い気がしました。
これは個人の感想です。
秋田汐梨の存在感が大きい
前作未見。予備知識なし。秋田汐梨ちゃん目当てで観に行ったら、大活躍で正解でした。汐梨ちゃん可愛いすぎです。
短所としては、全体的に安っぽさを感じました。
人間ドラマもあり、浄化されました。刀剣男子のアクションシーンも満載で、映画の内容も意外と悪くありません。音楽も上手く使っていたと思います。
何だか晴れやかな気分になり、汐梨ちゃんの魅力で、満足度としては星4つです。
殺陣はすごい。
娘に誘われ観たゎ。
いやぁ女子高生がヒロインの映画だゎね。
おばちゃん三日月宗近さんと山姥切国広さん位しか知らないし。
刀剣乱舞ほとんど知らないおばちゃんでも違和感ありまくりストーリー(脚本)だゎ。
ただ殺陣は素晴らしかった。皆さん舞台もやってらっしゃるのかな?渋谷スクランブル交差点に勢揃いは圧巻でしたゎ。
役者さんは凄いのに、もったいない。
人を選びます。(注意書き以下にネタバレアリ)
まず大前提として
・ステのビジュアルを好ましく思う方
・創作審神者の物語を楽しめる方
この2つの適性が揃っていなければ、ノイズ無く楽しむことは難しいかもと思いました。
どちらかだけではダメです。
□□□以下ネタバレあり□□□
前者のみの適正持ちならラスト10分のところで十分持ち直せる可能性がありますが、
前者の適正が無いのであれば無理して観なくてもいい作品だと思います。
後者の適正がなければ、ストーリーへの不満が拭われることはないだろうと思います。
刀剣男士主体ではなく、主人公はあくまでも琴音ちゃんだからです。
私は友人に誘われて後者の適正のみで観に行きましたが、創作審神者物語作品としてはそれなりに楽しめました。
説明不足が目立ちがちというか、考察班頼りになってない?という感じも否めないですが、やりたいことは十分伝わりました。
2023年4月現在のメディアミックスの中では一番かっこいい長義が見られます。(他がひどい)
でも山姥切国広を好きな人はこの話耐えられるのかな。
解釈違いで寝込みそうな気もする。
私は只々どうしてもビジュアル面を許容することが出来ず、本来一番楽しいはずのラスト10分が本当にしんどかったです。
言いたいことがあまりにもありすぎる。
早替えする必要もないんだからこの期に映画用衣装を誂え直して欲しかった。
ウィッグ、メイク、衣装についても改善の余地がアリすぎる。
予算の問題がどんだけのものかわからないけど、どこを取っても“色塗りが下手くそな人が塗ったカラーイラスト”を見ている気分でした。
この彩度の世界観の中で原色を彩度バキバキの“イメージ”先行彩色とか、金を黄色で塗るとかそういうことするな〜〜〜〜〜という気持ち。
前田くんに関してはなんかもう特殊個体と思って観るしかないし、そう思って見たら何周か回ってちょっと愛せてきました。銃の遠戦ですべての敵を殲滅してくれそうな迫力がある。
ミュの刀が出てきたところだけ輝いて見えてしまいました。すみません。
私はとうらぶ自体はずっと追いかけてますが継承を観ていないので、途中全く知らない江っぽいコスプレの人が出て来た???となってしまいましたが、映画オリジナルの刀なんですね。
そういうのが居るってことは事前にもうちょっとわかりやすく提示されたかったです。すごいノイズでした。
とかいうのとまた別の角度で
ハリウッド級が聞いて呆れる雑コラみたいな合成カットが頻発するのがホントにしんどかった。良くてニチアサ級。
特に不動くんのところ、抜きん出てヤバすぎます。演者に謝ってあげてほしいレベルでした。
座標も悪くて絶対に渋谷の決戦地まで間に合わないし、むしろなんで出したんでしょう…???謎
せっかく映画なんだから編集努力でどうとでもなるところいっぱいあるはずなのに、そのセンスが絶望的に合わない。
敵キャラの攻撃エフェクトが謎の虹色であんまり邪悪感が無いのは何??と気になったけど、このセンスのエフェクトは花丸の映画でも覚えがある……すごくダサくて本当に合わないのでツラかった。
念いの小鬼?のデザインは完全にカラフルなスーモでした。
何故あのデザインでオッケー出たんだろ?スポンサーだっけ??と思ったくらいスーモでした。
あとこれ言うかどうか迷いましたが、美弦ちゃんの衣装結構ヤバいコーデだと思うんですけど大丈夫なんでしょうか。
このコーデに決めた人はピュアすぎる人か気持ち悪い人かのどちらかです。
美弦ちゃんが良い子なので余計にすごく気になってしまった……
本当に、何が許せて何が許せないかによって感想が極端に割れてしまう作品でした。
わたしはもうおなかいっぱいです。
4DXで見ました
予告では現代に刀剣男士が揃ってましたから
どうなるんだろうと思ってましたが
なるほど、こういう展開か、、と
4DXだったので、桜舞うシーンなど
風がくるので面白かった、熱風もありますし
詰め込み感はありますが
109前で刀剣男士らの抜刀は時代劇ファンとして
愉快、痛快でした
若い役者さんしか無理な殺陣ですね
映画しか知らないので刀剣男士を
よく知らないですが個性的なキャラですね
一気に出てきた分、衣装に予算が回せなかった
感があるのは残念です
エンドロールの人数の多さに
この映画の出演者の多さを感じました
個人的には、時間遡行軍登場シーンは
前作から好きですね
娯楽作品として楽しい映画でした
4Dだといい香りする笑
刀剣乱舞の映画は前作の「継承」が素晴らしくて期待してたのですが、今回はあまり…でした。
後で知ったんですが、脚本家さんが違うんですね。
前作が良かったのは、歴史的な出来事を「そう解釈するのか!」という驚きと発見があり、最後までストーリーにまったく飽きなかった点でした。
今作は序盤に安倍晴明や藤原道長などが出てきて「おっ!?」と期待させられましたが、それ以降一瞬も登場せず肩透かし。
柄本明さんとか暗躍してくれるのかなぁと期待してたのに残念。以降はほぼ現代のみで終了です。
今回のお話は現代遠征とは知っていたんですが、知らない女子高生の葛藤を延々と見せられてもちっとも共感できず…。
三日月宗近に反論してるシーンとか酒呑童子を説得してるシーンとかも、なんであなたの話を延々と聞かなきゃいけないの?とよく分かりませんでした。
我々は刀剣男士(もしくは歴史的なストーリー)が観たくて来てるので、共感できてない新キャラの話を見せられても…とあまり乗り切れません。
唯一、俳優さん達の殺陣が素晴らしい。
へし切り長谷部の再現度が相変わらずすごい!!
あと4Dで観たんですが、刀剣男士の登場シーンはすごいいい香りがして楽しいです。
ゲームの桜が舞うシーンっていい香りするのね、と新解釈でした。笑
総じて俳優陣は再現度も高くがんばっていると思うので、脚本が Not for me だったのかな、と思います。
これで刀剣乱舞の映画が終わりになってしまったら悲しいなぁ…。
コンテンツとして素晴らしいのでまだまだやれるポテンシャルあると思うんですが。
前作からの期待が大きすぎた
前作を映画館で観て、とても良かったので
今作への期待が大きく楽しみにしていました。
率直に申し上げれば期待しすぎた…といったところです。
脚本家が違うのだから当然と言えば当然ですがそれでも。オリジナルのキャラクターほど
好きだと思ったり興味を持てなければ退屈なものはないので、自分にはかなり虚無です。
俳優さん達の殺陣は、やはり安心できる素晴らしいものですが、それに助けられているし
それくらいしか褒めるところがないです。
なにより公開がスタートしてから数日で
公式からツイッターでシークレットキャストを開示されてしまったので、驚きもなければ興奮も半減でした。大人の事情があるとは思いますが、公開から3日4日で観に行かなければ新鮮な驚きや嬉しさを体感出来ないのは、お客に優しくないなと自分は思います。みんな都合付くわけではないですし。
映画は久しぶりなので、最近の映画はみんなそれが主流なのでしょうか。
そこの部分でも評価を下げました。すみません。俳優さんの実力や人気に非常に助けられている映画だと思います。
長徳元年ならまだ30だろ!
冒頭のツッコミどころでした。
少しだけステを見るようになった原作ユーザーです。
再現度クソ高勢:
長義、陸奥、博多。三人ともすごい。原作そのまま。多分本当によく研究されている。
加州。声が似てるのがでかい。お隣に座ってた(*'艸')ってなってたお姉さん、良かったね。
ただただ格好良い勢:
源氏兄弟。あいつらやべえ。
頼光四天王。大河。
前回、舞台なら遠目で何とかなるのに間近に見える映像で見てしまうと色々な…という点に気づいてしまったので、ちょいちょい眼鏡を外す作戦に出ました。おかげでビジュアルのあれこれは気にならなくなったのですが。
脚本にも穴はあるんだよな。
この映画は…ヒロインのあの子のために作った映画なんでしょうか? せっかく東宝特撮の仲間入りしたのに、脚本のテイストが東映ニチアサなのは何故なんだぜ。千年祟ってる相手に「思い」「心」云々が響くわけないだろ。今時プリキュアでもそんなこと言わんぞ。
先週シン・仮面ライダーを見たところだったので、あそこまでとは言いませんが、もうちょっとハードボイルドに何とかならんかったんでしょうか。
そもそも「仮」のシステムがユーザーにとっては地雷である可能性がかなりある。この点は前回の継承でも言われていましたが…前回は主人の意思での代替わりでした。しかし、自分が動けなくなった時、誰かが勝手に自分の家人の主になる可能性があるというのは、本当に恐ろしいことですよ。
ユーザーは仮ではなくちゃんと本丸を運営している審神者の方なので、「仮がこんなに出張っているのに我々審神者は一体何をしているのか?」という蚊帳の外感もあったかもしれません。良いから出陣させろ。経験値を食わせろ。鬼。何だそれは。(経験値とドロップが)うまいのか。戦場の条件は何だ。縛りはあるか。誰に何を持たせるか。
そういうことを考えながら見ていましたが…自分は一体何が見たかったんだろうなと、分からなくなりました。色んな本丸の主従の群像劇…が、見たかったような……
もっと作戦上の共闘や衝突がほしかったなぁ…あったのかなぁ…あれ共闘と衝突だったのかなぁ…その前に作戦が何かふわっとしてて戦っぽくないんだよなぁ…もっとこう…色んな時代、出身の主従がいて…それぞれ歴史のために自分の部隊で頑張っててさぁ…というのが……
見たいけど、pixivにありそう。
時代に取り残される者
元々のゲームとか舞台のファンではありません。
昭和のおばちゃんなんで、このストーリーはアリと思いました。
時代に取り残される者たちは、本当は取り残されてはならないという監督の思いを感じました。
福岡からのあの騒々しい黒田と名乗ったお姉さん…ひょっとしたらトランスジェンダーなのかな?とか深読みしたり
でも、そんなことは置いといて…まぁイケメンたちのオンパレード
眼福❣️眼福❣️
鈴木拡樹の上がった口角と声が、ホント素敵でした😊その分、0.5星⭐️プラスしました。
特別面白くは無いけれど特別つまらなくもない
1番大切なストーリー自体はかなりありがちな内容で、この先の展開が分かりやすくどきどきやハラハラはあまりしなかった。酒呑童子のオーラ?もかなり違和感を感じ、それならもっと他になかったのかな…とは思った。
それと、突然のホラー要素にかなり驚いた。これに関しては人によるだろうけど、自分は今回の映画にそういう驚きを求めていなかったので、他の作品でやってほしい。
創作審神者も自分は好きだったが、いかんせんやりたいことが多すぎて時間内に入りきらなかった、という印象。女子高校生だけじゃなく、神主さんや政府の方、ギャルなどをもっと掘り下げて欲しかった。
ただ、ラストの刀剣男士オールスターみたいなものは個人的にはとても好きだった。このラストのために約1時間40分の前座があった、という感覚。
殺陣などの演技はとてもよかった。
男士の歩き方などの細かい仕草(特に小烏丸が好きだった)や戦い方のくせなどは観ていて非常に楽しかった。
悪くはないが
良くもない。好きな人は好きだと思う。
状況説明がグダグダで設定が曖昧なまま話が進み、目的もはっきりせずテンポが悪いせいで睡魔と戦うのに必死だった。
女子高生も演技は悪くないのにセリフが芝居がかっていてリアリティ0。現代の女子高生がこんな言い回しするか?という違和感ばかりが立って感情移入が出来ない。
刀剣男士も一部の男士以外は出番が一瞬なせいでコスプレ感が酷い。ある程度の出番とセリフがあり、観客にどういう刀剣男士か理解させて愛着や興味を持たせなければ、本当にただ単に仮装しているだけの人になってしまう。
しかし全部が全部悪い訳ではなく、要所要所の見せ場は上手いなと感じた。CGが大袈裟で子供騙しの特撮のように見える部分も多々あるが、それでもここぞという時の演出には目を見張るものがある。
そして審神者の立場への配慮や気遣い、刀剣乱舞という題材へのリスペクトはとても感じた。刀剣乱舞を雑に扱っている要素は全くなく、全力で刀剣乱舞を描こうとして少々から回っただけなんだろうなと伝わってくる為、不快な感情はない。
前作のストーリーがとても良く、今回も期待してわざわざ休みを取って観に行ったが、この出来ならレンタル待ちで充分だったかもしれない。
次回作に期待します。
いろいろ残念
刀ミュや刀ステ、アニメ活劇で
ガッツリしたストーリーを観てしまっているので、どうしても脚本が軽すぎると思ってしまいます。
アニメはともかく、刀ミュや刀ステは、同じ.5だし、限られた時間のなかでずっしりしたストーリー作ってくれていますよね。
映画で出来ないはずないのに、どうして出来ないのか…
以下、長くなりました↓
特撮のB級感がもともと苦手な人間関係です。それでも前作はまあまあ楽しく観ることができました。
さらに、三日月宗近推しですが刀ミュの黒羽さんの三日月宗近や、原案の三日月宗近推しです。(鈴木さんの三日月も良いのですがこれは単純に好みの問題なのであしからず)
そのため、そこまで期待せずに、とうらぶ好き&三日月宗近推しなので観たつもりでしたが、本当につまらなかったです。
冒頭が1番重厚感があり、これから面白くなりそうという期待を出してくれました。
その後、現代に行ってからが残念ですで。。
いろいろツッコミどころはあるのですが、
とにかく酒呑童子に惹き込まれない。
お涙頂戴なキャラクターのはずですよね。
まったくお涙出なかった。
脚本も演技も。
全て安っぽいです。
女子高生の酒呑童子への説教シーンも、尺摂りすぎ。
まったく酒呑童子に共感できない状態でこのシーンはさらに長く感じてつまらなかったです。ポップコーンを食べながらシーンの終わりを待つしかありませんでした。
ここ、なかなか要となる場面のはずですよね。
なんとかならなかったのですか??
首を切る三日月宗近のシーンも、
見せ場のはずなのに、安っぽい。
一応、天下五剣なんですよあれでも。
加工でもなんでも良いから華やかな一撃になんとかできませんでした??
映画なのでアニメの活劇のような華やかな一撃を魅せろと言われても無理かもしれません。
でも、やっぱりなんとかなったのではと思ってしまいます。。
シーン的には最後の真剣必殺的な1番の見せ場。しかも主役の三日月宗近なのに安っぽいの勿体なさすぎる。
仮の主について、三日月にしかしっかりした触れ方をしていないのも不満でした。
あんなに予告で騒がせておいて、あんな雑な描写で終わり??
正直、魅力を感じない酒呑童子&女子高生よりほかの刀の仮の主に興味持ってしまいましたよ。
まだ言い足りませんがキリが無いので
最後に良かったところもあげます。
三日月宗近の抹茶ラテマキアートお代わりは可愛かったです。三日月らしくて良かったです。
さらに、刀ミュや刀ステではいろいろ抱え込む流れになりがちな三日月宗近がここではそこまで自己犠牲的でもなくて、そこは良かったです。
健康的な三日月宗近で鈴木さんの演じる三日月ならこれもまたありですね。
長義の描きかたは良かったです。
泣き上戸な私が珍しく泣く要素ゼロな映画でしたが、最後、長義が仮の主と交わす言葉で少しうるっとしました。
長義ファン増えるのでは。
そして1番良かったシーンは
刀ミュの刀が登場したあの場面。
最後、各本丸から助っ人が登場する
あのシーンが1番良かったです。
刀剣男士詐欺
刀剣男士が悪と戦い歴史を守る作品かと思いきや、オジサンの考えた清らガール高校生がオリジナル敵に聖女ムーブかまして改心させる話で刀剣男士は添え物です
刀剣男士の活躍を観たい人はDVDが出たら中古で買ってそのチャプターだけ観るといいです
ストーリーにこれは何故?どうしてそうなった?に対して90%は回答がありません
半分以上はオリジナル高校生が主体です
キービジュにいる刀剣男士のうち半分以上は出番がほぼありません
殺陣のシーンだけ観てあとは寝れる作品
作品というよりウケそうなシーンを繋ぎ合わせた語彙力のないプロットでした
スカイツリーの上で戦っているのに無風、聖女はガッツリピアス穴をCGで隠しもしない、全体的に雑。コストなく面白いのがB級なら、コストかけてつまらないのはなんて言うんでしょうね
監督が同じでも脚本家が違うとこうも駄作になれるのだなという勉強になりました
前作のほうが好きだった
審神者と刀剣男子の共存というか、現代社会に刀剣男子がいたら、という面では面白く感じた。また戦闘シーンはとてもよかった。
ただ、自分が見たいものとしては刀剣男子と、歴史修正主義者の方であって、オリジナルキャラクターではない。
そういう点では、前作のほうが刀剣男子、歴史修正主義者、また実際の歴史の人物の関係がバランスが良かったように感じる。
前作は時代劇と特撮が混ざったようなものだったので刀剣男子のみに興味があり実際の歴史の人物に興味がない人にはいまいちだったのかもしれないが、刀剣乱舞、また舞台刀剣乱舞の映画としては今回の映画はとてもつまらなく感じた。
チグハグ?
前作はおぼろげな記憶ながら、あまり刀剣男士の設定説明がなかったような。
本作では、物である刀に蓄積された「想い」が、依り代となる「主」=「審神者(さにわ)」=「ゲームプレイヤー」によって、人間型「付喪神(九十九神)」としての刀剣男士に実体化できるあたりを丁寧に描いていた。
元のオンラインゲームや、2.5次元舞台版、アニメ版・漫画版・小説版、カードゲームなどをまったく知らない人には親切な作りではあった。
そのためか、審神者となる少女と成年の描写が多くなった。
おそらく、「まったくの初心者」「映画ファンを美形役者で『刀剣』に引き入れたい」という製作サイドの意図があるんじゃないかと推測。
結果、コアなファンには「そんなのわかってる」たるさとともに、「審神者はプレイヤー本人(=映画の観客)であって、あんな女子高生(琴音)じゃねーよ」という反感を覚えるのではないか?
観たいのは、推しの刀剣男士の活躍であって、見も知らぬ現代人のキャラじゃない、と。
その辺のチグハグさで、傑作と駄作の両極端な評価に二分されるんじゃないだろうか?
ちなみに、検索して設定を調べたからこんなことを書いてますが、私は全然知らない単なる映画ファンとして本作を評価すると、中途半端でありがちな「普通のファンタジー映画」に過ぎなかったので、可もなく不可もなくという感じ。
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