劇場公開日 2023年3月31日

「刀剣男士を観に来たのに、延々オリキャラ語りの展開に辟易」映画刀剣乱舞 黎明 とむさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5刀剣男士を観に来たのに、延々オリキャラ語りの展開に辟易

2023年4月2日
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寝られる

脚本の酷さが際立つ駄作。
楽しみにしていただけに、裏切られた感。

役者さんとアクションは素晴らしいのに、ほんと勿体無い。
いや制作陣、本当にコレでいいと思ったのか??
前作よかったのに、どうしてこうなった。
誰も脚本チェック入らなかったの??

最後のおかげで誤魔化される人もいるかもだけど、
甘い評価でファンはコレでも喜ぶと思われて、次も(あるだろうか…)こんなのを作られたら堪らないので、ちゃんと低評価で叫びたい。

ファン層の大半は別に特撮求めてないし、この質と路線なら、心から、監督替えてほしい。
刀の音とか遡行軍の質感に凝りました!と云われても、そこじゃないんだわ。
制作側のおじさんたちの感覚が、ファン層の求めるものとズレてる問題、なんだか日本の政治みたい。
特撮ヒーローの安っぽいCG感もな…。
そして役者陣、皆もともとのお顔いいんだから、あんなにメイク?よりも画像修正だと思うんだが、きつくしなくていいし、
不自然なキラキラ感押し出さないでほしい。

でも一番言いたいのは…
ファンが観たいのは、刀剣男士の活躍!

オリキャラの葛藤とか背景深掘りとか、どうでもいいのよ。女子高生と青少年の話なんか、他の邦画でやってどうぞ!
ホラー耐性ない人には、突然の呪怨ばりの演出きついし、ゲストキャラに思い入れもないし。
途中、何の映画を観に来たのかわからなくなって困惑した。
JKと敵鬼に尺を割き過ぎて、肝心の男士たちの存在が蔑ろにされている。
どうせなら、その尺分けて他審神者と男士の出会いや絆描写も増やしては。
ギャル審神者と長谷部はもっと見たかった。

やりたいことはわかったし、揃えた素材の一つ一つは悪くなかったろうに、もっとやれたでしょと。
キャラへの解像度の高い同人作家の方が、まだ私たちの見たかった刀剣乱舞をつくってくれそう。
女性ファンが多いのに、制作側が男性に偏っているのもどうかなと。
つくり手に審神者はいなかったのか…?

役者さんたちは大好きなので星あげたかったが、総評として星1つもつけられなかった。

とむ