劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

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4.5政治家にこそ見てほしい

2023年3月24日
iPhoneアプリから投稿

尊厳の捉え方に正解は無いと思いますが、綺麗事を言ってなんでもありな現状に目を向けていかなければと思います

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ミッキー

5.0絶対に見るべき空恐ろしい映画でした

2023年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

高齢化社会に在宅介護に介護疲れ・・・。目をそむけたくなるハードな現実がスクリーンの向こうで繰り広げられ、何万語のセリフよりも真実を突き付けてくる松山ケンイチの眼にグイグイ引き込まれます。

近い将来、間違いなく自分にもやってくる事実だけれど、見事なエンタメ風味で物語の中に取り込まれてしまっていました。

もうこれは、絶対に見て損はない、空恐ろしい一本です。

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モノクローム

5.0これからの未来を

2023年3月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

幸せ

目を背けてはいけない未来が限りなくリアルに。フィクションでもこの作品を世に贈り出す意義。人生100年時代。健康、幸せな時間はその中に…。だからこそこれから、いや今から考えなければなことが溢れて。家族、親子で話し合う前にまずはロストケアを。その第一歩に相応しい想い114分。

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るいまーる

3.0松山ケンイチの目が語り掛けてくる

2023年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

自分がしたことは殺人ではなく「救い」だと主張する殺人犯・斯波(しば)。
検事・大友は対話を重ねるたびに介護の現実を突きつけられ、観る人とともに自身の正義を揺らがせていきます。

殺人犯・斯波(しば)を演じる松山ケンイチの目で語る演技がすばらしいです。
ある種の観念に到達してしまった斯波(しば)の激情が、彼の目で伝わってきます。
静かで動きが少なく盛り上げる演出もありませんが、実力ある俳優陣が作品を成立させています。

作中のところどころで余白があるように感じられましたが、「あなたに置き換えて考えてみて」と観る人に問いかけ考えさせる時間のようでした。
いっしょに鑑賞した福祉関連職の友人は、「よい教材になる作品」と言っていました。

知っているつもりで理解していなかった現実を突きつけてくる社会派の作品です。
本作は原作小説とは異なる構成になっているようなので、原作小説も読んでみたいと思います。

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moro