ロストケアのレビュー・感想・評価
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観るべき映画です。
何年何十年ぶりに素晴らしい映画でした。
何が良いって取り敢えず敢えて言うなら松山ケンイチと柄本明という演技に定評のある2人が親子の設定なことがこの映画の良さを表してると自分は言い切れます。
正直この2人の陰に隠れてしまった長澤さんも素晴らしいし他の出演者も素晴らしいのですがやはりこの2人の演技は本当に素晴らしかった。
それにこの映画が観た側に問いかけてそして感じて欲しいテーマが今の日本にある沢山の問題全てに共通してると自分は感じました。
本当に松山さんや長澤さんや柄本さんのキャスティングは見事だと感じました。
是非まだ観てない人や観る気もない人でも騙されたと思って一度でいいから観てくれればなぁと思ってます。
皆が目を背ける正論作品。若干の非現実も、骨太の誰でも共感
わし
履歴上ほぼ最低の 個人的感想にすぎないが、くだらない作品が
ドクターデスの遺産 綾野剛さん、北川景子さん主演
なんです。キレイ事 法律のボウテキ解釈で正直、劇場で観て大後悔した。ワシ的に生涯映画ワースト
その点この作品は
安全地帯のキレイ事を排している
実際の介護家族の立場、介護される本人の立場に立っている点が ドクターデスのキレイ事と大きく違う。
無料リーフと言うよりフライヤー段階で福祉大学の専門家が太鼓判、
森山直太朗、LiLiCo 笠井信輔 さんが皆さん正論で安心した 秀逸無料事前パンフ
有料パンフもおすすめではあるが、エコノミーで行きたい人にはこの事前無料フライヤーだけでも秀逸、
有料パンフはそれはそれで俳優の立ち位置、制作意図がわかって良い。
ワシ、実は
法律捜査実務と 介護福祉実務には 経験則で 精通してる。片方だけ詳しい人は腐る程いるだろけど
捜査 と 介護する立場 精通してる人間は多くは無いと自負している、自分語りですみません。
なにを言いたいかと言うと、捜査実務も介護も違った意味で大変な仕事 両極端。一方捜査官は縦社会書類作成地獄。正検事は実は汚れた仕事は副検事、事務官、警察に押し付けて気楽な稼業だが、捜査にクビ突っ込むほど暇では無い。
一方の介護実務は体の酷使、汚物我慢!認知症の方の狼藉我慢地獄、低賃金我慢の現状
と言うこと。
前半、長澤まさみの検事が
理屈としてはあり得ても、現実にはあり得ない警察飛び越えての捜査指揮に眉間にシワのワシだったが
最後に整合性を持たせており共感、好感なのだ。
介護家族、介護士の苦しい立場、薄給 も現実的
介護に携わる人が口が裂けても言えない本音に踏み込んでいる。
松山ケンイチの役
よくぞ、正論、苦悩言ってくれた。
法律的には間違い無く死刑の裁き、極悪であるが
完全に 社会的勝ち組の検事を論破し•
安全地帯からの綺麗ごとを糾弾•••
ある意味凶悪犯罪者🆚検事の対決は
社会派エンタメ ていう括りで、見応え十分。エンタメ枠として取り扱わないと かなり危険な描写ではあり、最後、法廷傍聴人としての 戸田菜穂演じる介護家族の暴言咆哮不可解
で中和してる
全く飽きる事の無い。息詰まる展開、そして、それぞれの立場に共感ゆえにワシの涙腺崩壊寸前、
チコっと24時間365日稼働+テクノロジー 松山ケンイチ役は ご愛嬌的飛躍
介護家族、介護士、介護される本人に 寄り添う
好作品。実は 良いも悪いも無い 難しい問題できれば目を背けていたい問題に対峙している、
誰でも老いるし、自分自身を失った状態で 生きながらえたい人はどのくらいの割合だろう?
この作品監督 そして、バトンは渡された
と同一監督とは思えないレベルで生み出された秀逸作品 つぎはぎ から 骨太 へ。
原作のチカラも大きい
戸田菜穂🆚坂井真紀
も見どころ
ただ生活保護は受付係員段階で冷酷拒否だけは誇張が大きい描写であるが、現行制度への提言だと思うと許容範囲
もちろん、安楽死とはいえ、一部、嘱託殺人とはいえ
法的には殺人は絶対許されない極悪犯罪行為
だが、当事者の立場では
森山直太朗のコメントが正しい 是非は軽々には論じられない。森山直太朗さん、半落ち のテーマ曲で好感度高いしメロディも美しいが、サビ以外の歌詞がいきなり本番だと聴き取りにくいのが玉に瑕、
青森出身の松山ケンイチさんの醸し出す 朴訥な信念の深さに心打たれた 介護される立場に刻々とせまりつつあるジジイであった。
不謹慎かもしれないか、誰でもわかる面白い作品でした。ただ力作すぎて1回の鑑賞で十分の息詰まる作品
昭和時代からは考えられない超高齢化社会に是非❗️
iPad復旧せず•••文字打ちにくいなぁ⁉️もう❗️のジジイでした。スマホ📱無理目ギブアップ寸前•••私ごとですみません。あっ⁉️あと客席満員御礼 ゆえに涙腺崩壊してたまるか❗️の我慢大会だった。ただ安直な お涙頂戴では無いので、客席全員、涙腺死守の 同志戦友感 が半端なかったのは伝えておきます。
迫真の演技による問題提起
解決の見えない課題
悪魔であり天使、カリスマ
松山ケンイチは凄いね。犯罪者だけど魅力とカリスマが凄い。応援というか、支持したい。
ロストケアが、善なのか悪なのかは見る人次第ですね。
意見の押しつけは無いので、どちらにも取れそうで良い。
いちばん辛いのは、大切な家族が嫌いになることですよね。嫌われるのも嫌いになるのも辛い。
映画として、引き込まれるし、大切なシーンは無音長回しされて、とても好き。
ストーリーは家族愛の話ですね。
全員、事情があって感情移入してしまう。
介護とか老後とか、テーマとしては「プラン75」と同じかな。ストーリーや視点は真逆だけど。
個人的にはどちらも良いけど、「プラン75」の方がシステムとしてはいいな。
考えさせられる。
介護される世代
介護する世代
まだ考えてもいない世代
どの世代の目線もあって良い。
3人の涙は凄い。韓国ドラマや映画も好きだけど、泣きのシーンは日本の方が凄いね。
ただ、予告で見せ過ぎだね、いいシーンだけど。
まだあいつが泣いてないな、、、って気になってしまった。
沢山の人に観て欲しい
両親との対話・・・何かと言い訳作って先延ばししてる中高年の方にオススメ
金曜レイトショー『ロストケア』
昨年父が倒れ一時危篤、母は水頭症からの物忘れ・・・
一気に押し寄せて来た介護問題でしたが・・・
すぐ白旗上げた事で、親身になってくれる相談員の方と出会い適切なアドバイスを受けて両親共に施設に入ってます。
そんな状態なので、切実に重く受け止めながら鑑賞しました。
映画は介護に苦しむ家庭がメインで、献身的な介護士が、その苦しみから家族を解放する為に老人の殺害を重ねる。
担当検事も介護を要する母親は有料老人ホームにいて、別れた父親は20年会ってない。
介護士を演じる松山ケンイチと検事の長澤まさみが対峙するシーンの見応えは半端なく・・・
柄本さんと松山さんの回想シーンはリアルを超えた壮絶描写でした。
間違いなく来年の日本アカデミー賞を席巻すると思います。
介護問題に関しての対応は、各ご家庭の考えがあるとは思いますが・・・
誰しも経験する可能性の多い現実・・・・
何かと言い訳作って先延ばしにた事のある中高年の方は、観るべき作品だと思います。
エンドロールで流れる森山直太朗の優しい歌声で切なさが増す。。。。
内容はとても良かったが。。。
終始、胸が苦しくなる映画
松山ケンイチさん演じる斬波のやっていることは殺人であることに変わりはないが。。。気持ちがまとまらずに簡単には感想は書けそうにはありません。皆様のレビューをじっくり読ませていただいてもう少し考えたいと思います。
事件発覚後の戸田菜穂さんと坂井真紀さんの反応の違いは、このテーマには答えがないということを意味しているのかもしれません。
とにかく観ていて終始、胸が苦しくなる映画でした。
日本で進む超高齢化社会。誰もが介護によって不幸にならないための制度やサポートをもっと国は推し進める必要がありますね。
日本の死刑制度についても考えさせられました。
松山ケンイチさんと長澤まさみさんの対峙のシーン、ふたりとも譲らず素晴らしい演技でした。
柄本明さんの演技も凄すぎと思いましたが、柄本さんの2023年の公開作品がすでに4作で公開予定もすでに5作は確定、日本の映画会は柄本さんに頼り過ぎではないでしょうか。
結局、
親のことを考えさせられる
ややメッセージ感が足りないが…。
今年100本目(合計751本目/今月(2023年3月度)35本目)。
今週(3月4週の週)では本命だと思ったし、個人的にはその筋で見ました。
内容については多くの方がすでに書かれているので思い切ってここはカットします。
…で、レビューのタイトルにも書いたのですが、「では、何が述べたいのか」という点がはっきりしていない点はどうしてもあげられます。これから高齢社会になるということは映画で述べることでもなく一般常識ですし、一般的にヘルパーなり介護センターなりを探すとしても、「ここまで無茶苦茶な人がいる」ということは想定しないので、「申し込む前に口コミサイトなどでよく調べましょう」でもないはずだし、この映画の「主人公」と言える人(おそらく一意に決まるはず)のとった行動も許されることはありませんが、「許されるものではないが、趣旨がまったく理解できないわけでもない」(換言すれば、精神鑑定に回すような支離滅裂な主張とも言えない)という点があるからです。
この映画はいくつかの見方ができると思いますが、どの見方をするとしても、個々人(私人)の問題ではなく、究極論は国民(便宜上、外国籍でも長く住んでいる方等も含む)に対する国策の問題であり、私人がどうこうするには限界がある事案です。個人が頑張ったからといって、高齢化問題が収まるわけでもなければ、(程度差はあっても)「こういう事件を起こさないようにしましょう」というのも無理があり(「一応」、主人公の主張も「一応」理解はできる)、「では何を述べたいのか」という点、つまり「メッセージ性」がはっきりしないところです(仮にわかっても、一個人にどうこうできる範囲ではない)。この点は、2022年の「ある程度」同趣旨の「PLAN75」にも通じるところがあります。
この映画は東京テアトル系列の配給で、テアトル系列さんの映画といえば、「はい、泳げません」のように、「メッセージ性が明確で何を述べたいかわかる」ものが多いです。この映画も確かに「メッセージ性は明確」ではありますが、では「個人(私人、換言すれば、国ではない個々人ということ)が何をできるか」という点については言及がまったくなく(まさか、介護センター等を申し込むときには口コミサイトを見ましょう、というのは無理がある)、この点「映画の趣旨は理解できるが、では何を問題提起したいのか」という点がはっきりしないところがあります(仮に問題提起があるとしても、個人でどうこうできるものではない)。
採点に関しては下記を考慮して4.7を4.5まで切り下げています。
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(減点0.3/メッセージ性が不明確)
・ この点は上記にも書きましたが、「趣旨もわかるしメッセージ性もわかるが、ではこの映画を見た当事者が何をできるか」という点の問題提起は皆無で(まさか、トラブルがおきないように高齢者介護は個人でみましょう、とかという取り方は無理)、「では具体的に何をどうすればよいのか」という点はわかっても、「それは国の国策のレベルであり、映画館に来る個々人にどうこうできることではない」という点に大半つきます。
ただ、そのように「個人ではどうしようもない問題を扱っている」とはいえ、「言いたいこと自体は理解できる」ので、減点幅はこの程度です。
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(参考/減点なし/生活保護について)
・ 生活保護は「申請」が必要ですが(生活保護法)、申請は、形式不備などを除けば、行政(ここでは、都道府県なり市町村の福祉課等)に「受け取らない」ということは通りません(行政手続法)。映画内で描かれているのはいわゆる「窓際作戦」ですね。
このような「不親切な自治体」があまりにも多いので(この点はリアルでも問題視されている)、「常識的に見て明らかに申請が通ることが明確で、かつ行政が受け取りをしない」といった場合、弁護士か行政書士(特に行政書士。行政に対する手続きの代行、同行は行政書士がメインに扱います)が行けば、「行政手続法上、申請を拒否する権限(行政手続法上、「申請の拒否」という概念が存在しない)は個々の公務員にはない」ということは明確なので、映画内の適当な描写はまずいです。
※ したがって、弁護士や行政書士の方が同席してちゃんと説明すれば、「申請すらうけつけない」ということはなくなります(そもそも行手法上、「申請を受け付けない」という概念が存在しない)。
彼はなぜ42人も殺さねばならなかったのか?
おそらく誰もが通る道
医療が発達するに従いいわゆる延命が可能となり、介護はある意味避けて通れない命題のようなもの。
長澤まさみ演じる検事のようにお金に余裕があり介護をサービスで解決する場合もあるだろうが、深く日本の社会に根付いている問題で誰も目を逸せないだけに深くこころをわしづかみにされて考えさせられる作品だと思う。
目を背けて見て見ないふりをする事が出来るのか。
松山ケンイチも長澤まさみも抑えた中で溢れる感情がすごい良かった。
あと柄本明さんの演技がすごかったなぁ。。
介護疲れで放心してた戸田菜穂さんの最後法廷でのシーンも印象的でした。ビクってなった。
後半は映画館あちこちで啜り泣きが聞こえてたけど、きっと他人事じゃなく身につまされちゃう人もいそうだなと思いました。
来年のアカデミーじゃないかと
成人式に上映して、10年毎に繰り返し観るべき
役者の凄みと映像の巧みさ
マツケン、柄本明、長澤まさみの演技がなんといってもすごいです。
怒りやもどかしさ、絶望や救い…などなど、その1つひとつの表情に引き込まれます。やりとりの中でこみ上げる想いがあふれてる、って感じです。すごいです。見る価値ありますね。
あと、映像がうまいなぁと。4つの鏡に写す、2人の顔をスライドする、面会のシーンの反射したというか顔を並べる。きっと、もう一度見ると、また違う見え方になるんだろうなぁという深みがありました。
もちろん、ストーリーは考えさせられる内容で、重みのあるものでした。
少し引っかかったのは、あの娘のその後をチラッと見せたのは必要か?です。あの一場面だけ、なんの説明もセリフもない。どうしてああなったか、想像はつくけど、それにしても必要なのか?とモヤモヤしました。
綺麗ごとでは済まされない介護問題
高齢化社会における介護の実態と問題点を鋭く描いた社会派サスペンス。今後も増加する介護問題は綺麗ごとでは済まされない重要課題である。家族の在り方と人権について深く考えさせられる作品です。主演の松山ケンイチと長澤まさみはさすがの演技力で二人の掛け合いに圧倒された。
2023-46
由紀ちゃんは堕ち過ぎ
献身的な介護をする訪問介護センターの職員による被介護者連続殺人の話。
介護センター所長が利用者宅で死亡しているのがみつかると共に、その家に住む利用者も亡くなるという事件が発生する中で、その介護センターの利用者の死亡件数が他所の5~10倍にものぼることか発覚して巻き起こっていくストーリーで、サスペンスでは無く人の尊厳や死生観や介護等に纏わる感情と倫理を問う人間ドラマですね。
あっさりと斯波が容疑者として挙がる中で、41件の事件について検事による取り調べが行われて行くけれど、何でと聞かれた返答が開き直り過ぎというか、それは理由ではないだろうに…とちょっと違和感。
そして終盤の検事の吐露は、思っていても頭に過っても、立場上お前がそれをそいつに言うか?と…そこは思っても黙して対立し葛藤してなんぼだと思うのだけれど。まあ個人的意見ですが。
取りあげている問題は非常に悲しく重く、考えさせられるもので、難しい問題だけれどとても良かったのに、なんだかなぁ…。
そして益々PLAN〇〇は実際にあったら良いのにと考えてしまった。
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