RRRのレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:もしや『バーフバリ』の熱狂再び?10割
お母さんは死んでなかった…。よかったー。
全く長さを感じない。手を替え品を替えクライマックスつるべうち、拷問ですら見せ場にしてしまう。すごいしかいえなくなる。現代/現実とはある程度距離があるほうが、無茶苦茶やっても気にならないので、その辺のリアリティレベルの調整が少し気にかかる。いや面白いですけどね。
ニケツ走行シーンが何か良かった!!
「バーフバリ」の方が上だと思いますが、じっくり撮った感じと荘厳な音楽で没入し易かったです。中盤の屋敷襲撃シーンから過去エピソードになり、長く感じて集中力が途切れましたが、話が少女救出からラーマ復活に切り替わるのは上手かったです。在日米軍をボコる映画は作れないと思うので、インドは本当に凄いです。エンドロールを感じさせない楽しいエンドロールでした。救出アクションやダンスも息ピッタリですが、前半のラーマとビームがニケツ走行するシーンが、仲良すぎて思い返しても何か幸せな気分になります。
どう観たら良かったのか、、
基本的にインド映画は好きで、どストレートな演出と莫大なお金を掛けたお祭り感が最高だと思ってます。
今作もその要素は盛り盛りなのに、何故か素直に楽しめない、、。
差別や虐げられても絶対に屈しないというストーリーなのは分かるのですが、やはり暴力に対してさらなる暴力で報復することを正義としすぎていて。
ラーマが、武器ではない解放があると言ったセリフは何だったのか??スコットが倒されても全くスッキリせず、むしろ後味が悪かったです。
私にはテーマが重く感じてしまいエンタメとして見るには難しかったので星3つです
ただ、歌やダンス、映像は最高なのでそこはおすすめです!
インド映画は初めてでしたが、あまりに最高です
インド映画については踊るくらいしかしらず心配でしたが、そんな心配は無用でした。
あまりにおもしろすぎます。
3時間の長さにロード・オブ・ザ・リングで疲れた記憶を呼び起こしましたが、そんな暇なく、常に感情を揺さぶられ続けました。眠いと思った瞬間は0でした。
3時間の間で「喜怒哀楽」すべてを感じさせられ、号泣した2秒後に大爆笑していました。
2人が出会いで繋いでいた手が、展開と共に2人の絆の状態を表しているのが素晴らしかったです。
炎のラーマ・水のアクタル(ビーム)が象徴の2人ですが、子どもを救う際はそれが反転するような演出で、お話的にも相反する2人が、そうではない、という演出のように感じ、この映画がとても考えられているのだと強く思いました。
2人の年齢が分からず、なぜビームはラーマを「兄貴」と呼ぶのか疑問でしたが
・部屋に大量にある本を気にするビーム
・英語が1ミリも分からないビームに対し、そうではないラーマ
・最後の「読み書きを」
という所で、全て繋がりました。ビームはずっと、学のあるラーマを尊敬していたんですよね。
ラーマの背負った宿命と葛藤があまりに重く、ビームにやきもきするシーンもありましたが、それこそがインド独立の背景を見たような気がしました。
かといって学が全てというわけではなく、劇中ラーマはビームの持つ治療法に何度も救われていたので、ここでも「学」が一体何なのか考えさせられます。
そういった点が、この映画がただの「インドダンスのおもしろ映画」だけで留まらない所だと感じました。2人の青年の喜怒哀楽青春にナートゥダンスだけでも満点映画ですが、その裏に隠された思慮深い映画でした。久しぶりにいい映画に出会えて良かった。
単なるエンタメなのか、それとも…?
マーベルとかのヒーローもののアクション映画という感じ。
登場人物同士の関係性や立場が分かりやすく描かれており
最初から最後まで、ストーリーを理解しながら観ることができて
映画として単体で楽しめて良い。
あつかっている史実としては本来笑えるような話ではないのかもしれないが
これをきっかけに、過去の事実に目を向けたり
考えるきっかけにもなるかもしれないと感じた。
フィクションだと思えば、純粋にエンタメとして楽しむことができる作品かなと思うが
実際に苦しんだ人々がいたのだという史実を忘れないようにしたいと思った。
意外と知られていない過去の事実というのを
映画や小説などといったエンターテイメントという形で伝えていくことも
大事だなと感じ、
そう言ったところにも映画や本などは非常に価値があると思う。
その点において教育が担う意味は非常に大きい。
最後の「読み書きを教えてくれ。」という一言が、
国を良くしていくためにも、過去の事実を正確に伝えていくためにも非常に重要であり
教育の充実ということが
インドという国がこの時代から発展していくということ示唆する
とても意味のあるラストシーンに感じられた。
男の友情に家族の絆・民族の将来を見据えた闘い、と色々な要素を盛り込んだ、インド叙事詩をモチーフに描かれる極上のエンターテイメント作品です。
予告編を観たのが全ての始まりでした。
何これ 面白そう。
ひげの男が二人。
空中アクロバットにハラハラ。
合体バトルにドキドキ。
どんなストーリーかは分からないけど
面白そうな匂いがプンプン。
これは観なければ、と劇場へ。
◇
インドを舞台にした、男二人が主役の物語です。
アクセル (顔中ヒゲの男) ※本当の名はビーム
部族の団結・群れを導くもの・羊飼い
イギリス人に連れ去られた少女を連れ戻すために
デリーまでやって来た男。
ラーナ (口ヒゲの男 ⇒ 最後は顔中ヒゲ男 ・_・; )
父の意志・部族の未来・国家の将来
それらを受け継ぐために敢えてイギリスの手先となり
英国政府の警察に身を置く男。 アニキ。
デリーの街中で、列車事故に巻き込まれた少年を
協力して見事に救出に成功する二人。 おぉ
この時、二人は互いに相手の事を知らない。
知らぬまま、意気投合していくのだが…
妹を取り戻したいと願う、アクセル。
その前に立ちはだかるラーナ。
「何故だ アニキは最初から俺のことを知ってたのか?」
"違う 出会いは本当に偶然だった"
言葉に出来ない気持ちを飲み込み
闘いの末にアクセルを捕縛するラーマ…。
その脳裏に浮かぶのは、純粋なアクセルの姿。
"あいつは俺を助けてくれた…"
毒蛇に噛まれ瀕死のラーナを見つけ
毒消しの薬を処方し
お守りを体に巻きつけてくれたのは…アクセル…
使命と友情の板挟み…
命令に従い、アクセルを捕縛するラーナだが
アクセルが処刑されると知り…
さあどうなる 二人の運命。
◇
いやー、面白かった。
これぞエンターテイメント。
色々な要素が入ってます。
好漢二人の友情 あふれ返ってます
奪われた少女の奪還 萌えます
支配体制への反抗 燃えます
心に秘めた使命 耐えてます
使命か友情か 悩みます
裏切り…失意 どん底…(涙)
そこからの
婚約者へ明かす心中 二人の絆
後になって知る真相 アニキぃ…
決死の救出劇 渾身の大地ドラミング
友情ふたたび 合体だ~
そしてクライマックス
弓矢を手にしたラーナが英国軍を倒していく姿は
まさにヴィシュヌ神の化身。
まさに圧巻のシーンです。
※ インド叙事詩ラーマーヤナの世界ですね
※ 「ラーナ」の婚約者の名前が「シータ」 ですから
◇
舞台設定は壮大ですが
人物の心理描写はとても細やか。
最後まで登場人物に共感して観ることが出来ました。
上演時間の長さに鑑るのを躊躇ってましたが (…3時間)
観て良かった。 ホント
満足です。
◇ あれこれ
■ナートゥ
最後まで踊り続けた者が勝ち。
そんな舞踏 いや 武闘ダンスです。 (本当…?)
踊り始めたラーナとアクセルに
冷やかな目を向けるイギリス男… それに対し
面白そうね とノリノリで踊り始めるレディたち。
なんか見ていて気持ちよい。
アクセルにさり気なく勝ちを譲ったラーナ
彼も良い奴だなぁ。
■ラーナとアクセル
「三国志」に登場する、関羽と張飛に
イメージが重なりました。
冷静沈着なラーナ =関羽
燃える闘魂アクセル =張飛
※関羽と張飛もヒゲの義兄弟です。
■インド叙事詩
「ラーマーヤナ」に登場するラーナとシータ。
この二人が、作品のもう一つの重要な
要素になっていました。
話の途中からこの二人(特にシータ)の重要性が
増え始め、エンディングでは
アクセル含めた3人で踊る姿が印象的でした。
■上映時間
なんと179分 です。
やはりこれは、ポンポさんに叱ってもらわねば。
(※↑ 「映画大好きポンポさん」より)
「この作品、90分を超えてますケド…」
「集中していれば、あっと言う間ね」
「トイレが心配なんですが…」
「インターバルがあるでしょ」
「日本での上映には無いみたいですぅ…(涙目)」
「きっと あるわよ」
※ インターバルの「文字」は、数秒写ってましたが
休憩は入りませんでした わーい(涙)
◇ 最後に
人物関係の描き方が秀逸です。
毒蛇に噛まれ、死を免れないと悟り、捉えていた男を逃がすラーナ。
魔除けの首飾りを「今はアニキに必要」とラーナにかけるアクセル。
逃走中のアクセルと妹をかばうために
「奥に天然痘の患者が」 と咄嗟に芝居をして匿うシータ。
他にも色々と、印象に残る場面がいっぱい。
もう一度観たくなります。
◇どうでもよい追記
途中トイレは行かずに済みました ほっ
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
今まで観て来たの映画で一番クオリティがすごかった
RRRは当初映画館の予告で知った時は、インド映画で製作費最高なんだって思ってただけで観る気なかったけど、評価を観たらトップガンより好評だとしって絶対面白いじゃんと思って映画を観たら映画が始まって5分経つとてんこ盛りのシーンが出て来てあっという間に自分の心が、スクリーンの世界に入ったかの様な感じでした。インド映画の手法は、観た所タイトルロゴが出て来てこの章に入ります。と合図したり1本の映画で前半、後半と分けて撮っているから映画2本ぐらい観てる感じでした。当時のインドは、まだイギリスの🇬🇧植民地時代だからバイク直したのに蹴られたりインド人の命は銃弾一発の価値もないとか、いかにヨーロッパがひどいことをして来たのがわかった気がする。もしかするとイギリスの支配が及んでいない地域も、合ったかもしれない。何故なら普通に植民地関係なく暮らしてた人って結構多かったからな。やっぱ主人公2人で、子供を助けて以後、一緒に馬と車でドライブしたり、派手なダンス踊ったりする友情を育んだシーンは、映画の見どころの一つでしたね。だけど後々あんなに親友の命を救った友に対して救出作戦邪魔したり鞭打ちしたり酷いことしてたけどその後親友は国を救おうと頑張ってたことを知った時は許してたけどよく許したよな。もしそのまま処刑してたら恐らく武器も手に入らずバチが当たって、終わってだと思う。後あんな鞭打ちさせられてよく動けたよな。特にダンスのシーンはマジで盛り上がった。映画の中盤に妹を救出するために、ジャングルから動物捕まえて城に侵入した瞬間動物を放ったのは、鳥肌が止まらなかった。その後ビームとラーマの決闘タイマンは、観てて使命を優先するラーマと妹を助けるためだったら手段を選ばないビームの闘いは観てて互いに意地と意地の勝負をしてて可哀想に思ったのは俺だけじゃないはず。ビームは、最初娘を救出するために動いてると思ったら娘じゃなくて妹だったのが、衝撃的だった。親子ほど歳が離れてる娘なのかも知れない。ラーマの過去編で、父親がラーマにいつか全同胞に武器を渡せと言った時ラーマが決意を固めたのが、しっくり来ました。特にクライマックスの時に、ビームが水の戦士に覚醒してラーマが炎の戦士に覚醒したのが最も激アツな展開だった。迎え撃つイギリス軍の部隊をたった2人で全滅させたのが、物理的にどうなのとちょっと思った。最後イギリスの将軍が自分の言っていた言葉がそのままひっくり返すぐらいに帰って来たのがスッキリしました。最後は、ラーマは、無事に同胞達に武器を持って帰ってビームは、無事に妹と一緒に村に帰れたのがハッピーエンドで最高でした。最後の最高なエンディングは、今まで観てきた映画のエンディングでTOP3で良かったと思います。インド映画を人生で初めて見た映画がRRRでとても幸福でした。やはりボリウッドはハリウッドのパクリと思わない方が、いいと思います。改めて舐めない方がいいと思いました。
インド版ランボーみたいな映画
なんか懐かしい感じの映画でした。
観ているうちに既視感が。あ、これインド版ランボーみたいな映画かって思いましたw
ストーリーは割と王道。でもアクションは今風。正直、実写版ドラゴンボールもこの映画を作った監督に作って欲しかったなって個人的に思いましたw
ただ銃撃戦の描写や戦争の悲惨な場面とか、今のご時世とリンクする部分もあるので、残虐描写が苦手な方は結構苦痛になるかもしれない。
長尺なのはあんまり気にならなかった。2本分の前後編の映画を1本にまとめた感じがあるのでちょっとお得な感覚になれますw
自分が観た回は夕方からだったけど、お客さんが沢山いてびっくりした。もうそろそろ公開が終わりそうだから駆け込み需要があるみたい。公開期間を延期した方がイイレベルでお客さん来てるw
まだ観てない方は急いだほうがイイですよー。
ボリウッド最高!
今回、初めて劇場でボリウッド(インド映画)を鑑賞したんですけど、お世辞抜きでめちゃくちゃ面白かったです!
公開前のアバター超えてるかも?
前評判がすごく良かったので鑑賞したんですけど、平日のかなり遅い時間からの上映にも関わらず、ほぼ満席でした。
ストーリーはけっこうベタです。日本で昔からある、悟空とベジータ?ナルトとサスケ?みたいな関係性のW主演のお二人なんですが、この二人がとにかくアベンジャーズに入れるレベルの超人です。後半なんて、火と水の神が降臨されたのかと思うほど。。。
ぜったい人間じゃねーだろこれ笑
でもそういうありえないアクションも踏まえてかなり面白いです。
中盤のナートゥ(インド特有の超高速シンクロダンス)がめちゃくちゃかっこよくてすごいです!
曲も超カッコイイ!CD買いたくなるレベルです!
まぁまぁお二人ともごっついのに、すっごい踊れること踊れること。。。しかも歌唱力もすごい!
あと、ヒール役の英国将軍夫妻が、なかなかのヒールで完全に死亡フラグ立ちまくりです(笑)
でもなぜか娘は超いい人!そういえばその娘さんは終盤どこ行ったんだ!?
両親ガッツリ殺されたのでちょっとかわいそうな気もするんだが。。。
エンディングではインドお決まりのみんなで楽しくダンスタイムが始まります(笑)
とにかく、漫画を実写にしたのかっていうくらい派手な演出がかなり多いので映画館で観たほうがいいかも?エクストラの人数もエグいです!笑いあり涙ありで大満足な映画でした!
凄いけど重い
友情とアクションとダンスが最高!と聞いたので劇場に観に行った。最高なインド映画は最高だからだ。マガディーラみたいな熱くてカッコいいアクションを堪能したかった。
英領インドの話だとは知らなかった。バリバリ現代が舞台だなんて、いや現代が舞台なのはいいんだけど、バリバリイギリス人と戦って殺しまくってるのは、エンタメとして呑み込みにくいものがあった。出てくるイギリス人が1名除いて軒並みカスなので勧善懲悪ものとしては機能しているんだけど、何ぶん歴史的につい最近のことだしイギリスは今でも健在だし、こう…よっしゃー殺せー!とは言いにくい。
ラーマの過去も、ビームが受けた仕打ちも、物語として素直に消化はなかなかできないよね。
あと思ったより残酷表現が強めだった。冒頭の、モブが岩山に転げ落ちてボキってなるところは「そんな…モブが何をしたっていうんだ…」という気持ちになるので、ちょっと…。鍵を左手につけてたオッサンのラストもエグかった。こいつは色々したが。
その辺の居心地の悪さを除けばいい映画だった。やっぱりアクションは1000点満点!あまりにもカッコいい!ラーマの銃の腕前、ビームの力強さ、最高。
ダンスシーンは瞬きする間も惜しいほど輝いていた。もっとたくさんダンスシーンがあってもいいと思う。上映時間を伸ばそう。
ラーマとビームの友情も大変に熱かった。使命のために親友への思いを押し殺したラーマ、それが大義のためだったと気づくビーム、ついに分かり合う2人。一生一緒にいてくれ。
話の流れ的にはビームの方がやさしくていいヤツって感じなんだけど、そのビームが「自分は一族のために戦ったけど、ラーマはもっと大きな、国全体のために戦ってたんだ」って気づくのが尊い。
そして2人の目力の強さよ。表情だけで感情を表すのがバチクソに上手い。カッコいい。1000点。
あとラーマが脚を痛めつけられてなお腕を鍛え続け、「俺は腕だけでもお前を殺す」という目を向け続けたのもバチクソカッコよポイントで1億点。結果ではなく行為のためにやる、という信念が重い。こういう人を絶対に敵にしたくないなと思う。
しかしスコットも大物態度を崩さないのがいいな。ラーマの裏切りに気づいて発砲するところはカッコよかったし。インド人じゃないからか、アクションシーンはあまりなかったけど、もっとスコットの大物演出があってもよかったのでは。上映時間を伸ばそう。
ツッコミどころはちょいちょいあった。ジェニーは後半ほぼ空気だけどビームの侵入を手引した挙げ句、スコットを殺したビームと抱き合ってる。お前本当にそれでいいんかというか何だったんだお前の立ち位置は。ジェニーのことをもっと掘り下げるには時間が足りないと思うので上映時間を伸ばそう。
あとラーマが「ビームを見て、武器以外の革命があることを知った」って言うから武力革命やめんのかなと思ったら故郷にモリモリ武器運んでて笑った。
シヴァ神のイケメン像が見られたのでそこもポイントマシマシ。弓で戦うラーマを見て、あ〜つまり現代のラーマーヤナなのね〜と合点はいった。ラーマーヤナは読んだことない。観終わったあと調べたけどビームのモデルもマハーバーラタの登場人物なんだな。ていうかラーマとビームって実在の人なんだな。もう知らんことだらけだったのでインド独立運動のことはもっと知らなきゃいけないんだろうな…と思いました。
総評、めちゃくちゃ面白いけど現代史として直近すぎるので素直に面白がりにくい。ダンスはもっと多くてもいいので上映時間を伸ばそう。
インド強し!
インド映画のエンタメの強さを目の当たりにしました。
このオリジナリティ勝てる気がしないです。
ハイテンション、斜め上な展開、差別抗議のナートゥ
全てが最高、置いてかれるなよって言われている感じです。
何を取っても想像を超えてくる、ワクワクさせてくれる
これぞ映画だと思います。
求めていた楽しいダンスでエンドロール!
余韻ではなく脳疲労?毛穴が開いた感じ?
なんだこれは、これがインド映画か、、!という衝撃
とにかくついていかないと置いていかれるし
作品の深いところの理解はまだできていないとも思う。
最後にビームが望むのが、読み書き
終始はちゃめちゃな事しておいて
未来に必要なのは読み書きができて
自分で考える力だという結論にグッと来ました。
そして、ラーマがとにかくかっこいい
祖国のために冷酷な警官として勤め上げ
ビームを可愛がる面倒見の良い兄貴肌
愛情深く思慮深く、不屈の精神の持ち主
そして悲しい過去を持つ、、
すきだ。
インド映画の激震ここに見た‼️
インド映画はじめましてで見ましたが、圧倒されました。これは見入ってしまう。仮に内容がついていけなくても心踊らされるシーンがいくつかあり割と飽きないでいられるかも。大まかな内容は山中の一族であるビームは一族の娘を米国軍に連れ去られたことから森で肉体を鍛え上げる、娘がいる城の情報を得るため潜入方法を模索していた。もう一方で警察官でおるラージュは警官の中でも早く昇級し、銃火器のある武器庫を任せられるために日々奮闘してきた。実は自分の故郷の軍事力上げるためである。そんな2人は同じ場所に居合わせた際に、列車事後により危険な場所の子供を協力し助けて、それをきっかけに友情が生まれる。個人的にはラージュがほんと劇中呼び名通り兄貴でビーム恋をはじめいろいろ助けていてかっこええ。最終的に敵味方の都合で一度は殺し合うが、親友である事を選択し、互いに助けて、幸せに踊っていましたら。
インド映画自体初めてで、新鮮さも重なり、今回かなり評価して高いです。あと軍川で勇逸味方であったお姫様、ファンになりました。今後もチェックしておきます
タイトルなし(ネタバレ)
【良かった点】
180分怒涛のアクション!、熱量!、終わった後に疲れた映画は久しぶり。ジムに行くよりRRR!、2人のイカれた登場シークエンスから始まり、運命の交錯、友情、愛、勝利!、ストーリーとしては捻りはないが、アクションの手練手管でNOされる。肩車アクションってどうやって思いつくんや。
【良くなかった点】
鞭で拷問されるシーンで、武器なき革命を謳いつつ、ラストは武器を村に届けて終わりって、それでええんか?
ええっ!嘘でしょ!がずっと続く179分
『RRR』を観て最初に感じたのは、「絵が動く」という奇術の一種として発達した映画の原点そのもの!
とにかく観客を驚かせよう、新しいものを見せようという気概と遊び心に身を委ねられ、10分置きにクライマックス相当の"やりすぎスペクタクル"が体験できる「楽しすぎて涙が出る」快作中の快作。
『マガディーラ』も『バーフバリ』も今回の『RRR』もそうだけど、S・S・ラージャマウリ監督って、「そんなアホな」って半ばネタと揶揄されかねないぶっ飛んだ映像を、パワーで押し切って成立させる「真面目さ」が通底してるのが良きです。
そんな助け方せんでええやろという川で少年を助けるロープの使い方や、咬まれたら一時間で死ぬという毒蛇の解毒剤を一瞬で薬草を集め、不衛生な石で擦り潰し作成したり、そんなんで壊れんのかよと力技すぎる牢の開け方とか満載なんですけど一番不思議な点は、冒頭でめっちゃ太い木の枝で頭をフルスイング殴打されておきながら、エンディングでめっちゃピンピンしてるマッリのお母さんの生命力たるや(生きてて良かった!)母、実はビームよりもしかしたらラーマよりも強いやろ。て訳で、読み書き大事よね。以上!
私はインド映画をナメていた
反省します。バーフバリがいまいち刺さらなかったこともあり、インド映画をなめていました。
これはすごい。
テンポがいいなんてものじゃない。
この凄まじさに比べればハリウッド大作ですら冗長に見える。
もうストーリー、テンポ、勢い、キャラ、迫力。すべて最高である。
インド映画は基礎としてインド神話をある程度理解していることが求められるのですが、女神転生の参照本やfgo程度の知識で充分です。
とにかくものすごい。私の2022年の最高の映画は?というラインナップに確実にランキングされる。11月半ば現時点で一位。
「ああ、もう!」と やきもきするところなんかない。
それは単なるストレスに過ぎない、わかってるのか邦画業界!!
さて、絶賛はほかの方も書いているため、筆舌を尽くして喝采を浴びせるのは遠慮しておいて。
あえて、ネタバレチェックをオンにしてでも言いたくなったシーンをひとつ。
邸宅のドアをトラックでぶちぬき、猛獣を放ち、暴れまわって庭を火の海にした状態で言い放ったひとこと。
「俺がいったい何をしたっていうんだ!?」
大惨事を引き起こしとるやないかい!?と、映画館で声出して笑ってしまいました。
熱量がおかしい
3時間という狂気の長さにびびっていたけど、近所のシネコンで最終日だったので思い切って鑑賞。
アッッツアツの激辛カレー映像が、口にドバドバ押し込まれてくるんだけど、グイグイ飲み干せてしまうのはインド超魔術?
大英帝国の悪役っぷりとヤラレっぷりの良さも、なかなかの役者でありました。
観ると熱量にあてられる作品。素晴らしい!
蜂起せよ!!咆哮せよ!!反抗せよ!! 燎原の大火と覆舟の高波、相容れない2つの魂が混ざり合う時、革命の狼煙が上がる!!
1920年、イギリス植民地時代のインドを舞台に、鋼の肉体と鉄の意志を持つ2人の男、ラーマとビームが、それぞれの使命を果たすために命を燃やすアクション超大作。
監督/脚本は『マッキー』『バーフバリ』シリーズの、巨匠S・S・ラージャマウリ。
主人公の一人、とある使命に燃える警察官アッルーリ・ラーマ・ラージュを演じるのは『マガディーラ 勇者転生』『ランガスタラム』のラーム・チャラン。
👑受賞歴👑
第95回 アカデミー賞…歌曲賞!
第80回 ゴールデングローブ賞…主題歌賞!
第88回 ニューヨーク映画批評家協会賞…監督賞!
第48回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…作曲賞!
ぐわぁぁぁぁぁぁああっ!凄えぇぇぇえええ!!!🔥🔥🔥🌊🌊🌊!!!
スクリーンから迸るパッションが脳みそを揺らす!心臓が激しく脈打ち、身体中を血液が巡る!
顔は笑う。眼球からは謎の涙が溢れる。マインドがラーマとビーム、2人の英雄に支配される!!
蜂起せよ!咆哮せよ!!反抗せよ!!!
時代も国も飛び越えて、ラーマとビームの意志が私の胸の奥に鋭く突き刺さってしまいましたーーーっ!😠💥💥💥
とにかく凄まじい映画。筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。
脚本的に「えっ。それはどうなの?」と思うところも確かにある。
3時間という長丁場ゆえ、なんとなくダレてしまう時間帯もある。
しかし、この映画の魂はそれらの欠点を補ってなお余り有る!!!
あまりにも人間離れした戦闘力を持つラーマとビーム。
特に冒頭、数万人の大群衆と戦うラーマはほとんど範馬勇次郎。…というか「グラップラー刃牙」の中で、勇次郎が説いていた圧倒的多数との戦い方をラーマが実践していたことに驚いた。まさかラージャマウリ監督やスタント・コーディネーターのキング・ソロモンさんが「刃牙」を読んでいたということはないだろうが、強さを追い求める男たちの発想はやはり似るのだと得心が行った。
とにかく、ラーマとビーム、この2人の人間離れした強さに説得力を持たせる圧倒的な筋肉。これが素晴らしい💪✨そしてあの圧巻の胸毛。いやー、セクスィー…。
驚愕の肉体が繰り出す、アンビリーバボーなアクションの連続。
特にクライマックス、”神”へと変貌を遂げたラーマとビーム、その神々しさと言ったら…🙏
アニメや漫画などにはよく主人公の覚醒シーンというものがありますが、本作はそれら全ての覚醒シーンを遥かに上回るとんでもないカッコよさでした!
おだやかな心をもちながら、はげしい怒りによって目覚めた伝説の戦士…。これが超インド人か…。
インド映画お得意のダンスシーンも素晴らしく、踊り出したくなってしまいました。
あのジェイクとかいうイギリス人、なんか結構仲良くなれそうな雰囲気があったから、彼が再登場してビームに手を貸す、とかそういう展開があったら最高だったかも…。まぁそんなことやっちゃうとさらに尺が伸びちゃうからね。しょうがないね。
燎原の炎のような情熱と、舟を覆す大波のような迫力。
炎と水がガッチリと手を組み、Riseし RoarしRevoltしてくれる夢のような映画!
『トップガン マーヴェリック』といい『RRR』といい、今年のアクション映画界は一体どうしてしまったんだ!!最高じゃないかっ!?
とにかく1人でも多くの人間に、この映画を鑑賞してほしい。この衝撃を全身の細胞で受け止めるべしっ!!
…余談だけど、筋肉とかアクションとか胸毛とかテンションとか、物凄く「ゴールデンカムイ」っぽさを感じる映画だった。
「ゴールデンカムイ」実写化するらしいけど、ラージャマウリ監督が作ってくれないかな…。
※インド映画弱者の私はインド映画=「ボリウッド」と認識していたんだけど、これは間違いであることが判明!
ボリウッドとはインド第2の都市、ムンバイを中心に作られる映画のことを指すのだそう。言語はヒンディー語やウルドゥー語。
この映画はフィルムナガルという地域で製作されたテルグ語映画であり、このような映画のことを「トリウッド」と呼ぶらしい。
恐ろしく人口の多い多民族国家だからこそ、このように言語によって映画業界が区分けされているのですね〜。
※※本作の主人公、ラーマとビームは実在の人物をモデルにして創造されたキャラクター。
それすなわち、革命指導者のアッルーリ・シータラーマ・ラージュ(1897 or 1898〜1924)とコムラム・ビーム(1900 or 1901〜1940)。
この2人は生年こそ近いものの接点はなかったようで、1920年にこの2人がもしも出会っていたら…、というIfストーリーがこの映画な訳です。この辺も「ゴールデンカムイ」と似てるな。
現実では悲劇的な最期を迎えるこの2人ですが、映画の中では神となり八面六臂の大活躍を見せる。
こうあって欲しかった、というラージャマウリ監督の思いが伝わってくるようです。もし史実通りになるのならこの4年後にラーマは殺されてしまうわけなのだが、この世界線のラーマは絶対に死ななそう。というか、どうやったら殺せるんだ、と言いたくなるレベル…💦
※※※本作のラーマとビームが、実在の革命家ラージュとビームからインスパイアされて創作されたキャラクターだというのは前述の通り。
しかし、実はそれだけではないようです。
ラーマは叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマ、ビームは叙事詩『マハーバーラタ』に登場する英雄ビーマをモデルにしている。
実在の人物と神話上の英雄という、二重の影響を受けて誕生したキャラクターだからこそ、荒唐無稽でありながら親しみやすさも兼ね備えた人物として、主人公2人は描かれているわけですね。
ちなみに『ラーマーヤナ』は、攫われた妻シーターを取り戻すため、英雄ラーマが羅刹の王ラーヴァナに戦いを挑むというお話。ラーヴァナにシーターを攫うように唆したのは、ラーヴァナの妹シュールパナカーである。
ラーマは弓の名手として描かれる。
『マハーバーラタ』はパーンドゥ王の五王子vsクル国の百王子の戦いを描いた物語。
ビーマは五王子の一人で怪力の持ち主。今でもインドでは怪力の持ち主のことをビーマと呼ぶのだそう。
宿敵ドゥルヨーダナによって、毒蛇による毒殺を試みられている。
目と目で通じ合う…かすかに色っぽい?
評価☆5が多いのも納得。なんと濃ゆい物語なんだ! 日本人なんで知らなかったが、インド人なら誰でも知ってるらしいヒーローを2人揃えて、涙あり笑いあり、スーパーアクション満載で魅せる! みなさん書いてるけど、3時間あっという間だった。
とにかくすごい。ラーマとビームの運動能力と回復力ったら! こりゃ死んだかもと思うと、次のシーンでピンピンしてるんだもん。彼らは初対面で、目と目で通じ合って、あうんの呼吸で少年を助ける。火と水の出会い。この出会いから救出の流れ最高。特にラーマに惚れた。この俳優さん、馬にも乗れるし、踊れるし、なんでもできるね。
インド人から見れば、この時代のイギリス人はこんなイメージなんでしょうね。そのイギリス人に従い、同じインド人を棒で殴り倒すラーマは、最初は悪役にしか見えなかった。差別され、ビームの拷問を見せられ、インドの民衆は我慢に我慢を重ねて、いよいよ沸点に達する。そして因果応報、悪代官は成敗されてスッキリ。ひとつ気になるのは、ジェニー。偏見のないフラットな人物なのはいいんだけど、ビームが鞭打たれてる時、反応が薄くないかな。やめて~と叫ぶでもなく、泣くでもなく、ワンカット顔をゆがめるだけ。ラストに向けて、ちょっと説得力が足りない気がする。
群舞シーン大好き。キレキレ。インドのダンスって、肩の使い方がかっこいい。ナトゥーダンスも2人が息ピッタリ。あの足さばきはマネしたくなる。このビートって、二拍子? 南米のフォルクローレと通じるものがありそう。エンディングでは、男子2人に負けじと、シータも表情豊かに踊りまくる。この子、ほんっとにかわいいなぁ。あ、監督もいたような…?
You Tubeで、インド映画の舞踊シーンに、まったく違う音楽を付ける動画をあげてる人がいる。サザエさんとか、CM曲とか、Jポップとか。すごい面白くて大好きなんだけど、RRRでやるならどんな曲がいいかなあ。あの早い踊りに、ミディアムテンポを合わせると、けっこうマッチするんだよねー。鬚男とかサカナクションとかどうかな。シンクロムービー、ぜひ見たい!
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