RRRのレビュー・感想・評価
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マ王の初インド映画体験
その昔「ムトゥ 踊るマハラジャ」というインド映画が日本に上陸し巷間には、ボリウッド、なる言葉が席巻したのよ😐
マ王、この映画の原題が「Muthu」だけなのを知っていたが、邦題では1990年代当時に流行っていた(のかどうかは知らんが)ディスコのマハラジャを持ってきて「ムトゥ 踊るマハラジャ」なんてのに変身させてくれた😑
イイ大人が会議室で「こんなタイトルなんてどうですか」「いいねぇ、それに決定だ」みたく安直且つ延髄反射的な発想で邦題を決めさえしなきゃマ王は普通に観たと思う💦
あのね、映画のタイトルって内容が判らない時の名刺代わりなのを理解しなさいよ😠
斯くしてマ王は長いことインド映画を敬遠してきた経緯かある✋
時は流れて令和に入り某バラエティー番組で芸人さんが鼻息荒く語っていたのを見てしまう😶
凄いインド映画がある、と······
そこまで推すならマ王もいよいよ観てみるか、と10tくらいの重い腰を上げてアマプラでインド映画に挑戦👍
「RRR」を観ました😁
いやぁ、芸人さんの言ってた凄いの意味はこの角度の事なんだとマ王は面食らいましたわ💦
兎に角、徹頭徹尾の高熱量🥵
ハイカロリーのハイテンションにも程があるぞ😆
アクション、恋愛、コメディ、ミュージカル、感動と1本の映画に隙間無く詰め込んだギュウギュウのエンターテインメント作品なのよコレ😂
インド映画デビューが「RRR」ってのは間違いだったかもしれん🌀
また星★×4も正直なトコ自身が無い😅
面白い映画だけど熱中症になってしまいそうになる内容&映像に騙されてるだけかもしれない🤔
実は観てから時間がかなり経ってからのレビューになる🙂←確か夏になる前に観た記憶がある
でなければインド映画に中って変な評価をしていたかもしれない🙄
少し気持ちが落ち着いて漸く今になってレビューを書いた次第です🌟
こうしてマ王はインド映画デビューをしましたが、どうにも次のインド映画に手が出せずにいます😖
何か面白そうなのが映画館やオンデマンドでもあるんだけど、また例の熱気にヤラれるんじゃないかとビクビクしてんのが本音かなと😵💫
映画館での鑑賞オススメ度★★★★★
色黒で髭の生えた顔が区別できん度★★★★★
でも唐突な歌や踊りはどうなん?度★★★★☆
所詮インドの映画だろと思ったら全くそんなことなかった
ラージャマウリ監督は天才なんじゃないかと思うんだ
ラージャマウリ監督の代表作といえば、まだ「バーフバリ」ということになるだろうが、短くて見やすいという点において「RRR」は有利だ。
インド映画とか観たことないって人にも観てもらいやすいのはいい。とはいっても3時間あるわけだが。
インド映画を観てくれる人が増えればコッチで観られるインド映画の数も増えるわけで、一人のインド映画好きとしてこの作品は実に有り難い存在だ。実際に「RRR」以降インド映画の上映数が増えていると体感できる。
「ムトゥ踊るマハラジャ」「ロボット」と、おそらく3度目のインド映画ブームだが、過去に比べてもインド映画の波は大きい。
つまりインド映画好きとして「RRR」はとにかく讃えなければならない作品なのだ。
まあ普通に面白いので無理に讃えるわけではないのだが。
ラージャマウリ監督作品は「バーフバリ」を2つとカウントするならば4作目だ。
連続する高揚感、ぶっ飛んたアクション、ゴージャスなダンス(歌うインド映画は全部そうだけど)が持ち味の人かと思う。
そんな中でもこの作品で際立つのは「逆光」ではないかと思うのだ。
強烈な後光みたいになって、うわっ眩しい、キャラクターが見えん。になる。だがそれがいい。
神話じゃないのに神々の戦いみたいになっていくメチャクチャさの前フリとして逆光が使われてるんじゃないかと思えてくる。
普通、逆光使うにしてもキメシーンに1回か2回がいいとこだろうが「RRR」は違う。もう数えられないくらい何度も逆光。
常識破り。いやもう非常識。テンション上がれば何でもアリ。だから面白い。
ラージャマウリ監督は非常識な天才なんじゃないかと思うんだ。
「RRR」が気に入った人は「バーフバリ」も観てね。絶対面白いから。
何度見てもまた観たい!
長時間を感じさせないエンタメ
インド映画の真骨頂!アクションあり、歌あり、ダンスあり!
とにかくラーマもビームも向かうところ敵なし!2人がぶつかるシーンは、まさに死闘!虎などの野獣が出てくるところは、さすがインド映画と言えよう。炎が燃え盛る闘いは、迫力満点だ。
映画に流れる歌は、ただの挿入歌ではなく、主人公の心情を表している。ビームの拷問に屈しない気持ち、そして、民衆を焚き付けるシーンは、心が震えた。
友情か使命か…ラーマの葛藤が痛いほどによくわかる。そもそも何のためにイギリス警察に入ったのか…インドを守るためではなかったのか…不条理を感じる同志を裏切ってまで、イギリス警察にいるべきなのか…その気持ちを知ったビームが助けに行ってからの共闘!まさにイギリスの植民地支配からインドを守るヒーローで、目が釘付けとなった。
インド映画ってここまで?!
ナトゥダンスの凄さ
インド映画の中で一番の傑作
なるほど、これが噂のRRRか
この映画はもう面白いの分かってて鑑賞した感じ。
噂に違わぬエンタメ要素てんこ盛り盛りの大作。インドお約束の長尺ながら全然その尺の長さを感じず、とういわけではなくて尺の長さはガッチリ感じながらも、次はどうなっていくのよと飽きさせない展開で、あっという間ではなくてお腹いっぱい楽しめた。
1920年のイギリス植民地時代が舞台。圧政を敷く提督に理不尽に妹マッリを奪われた村の守護者ビーム、鉄の意志でデモ隊を一人で制圧した警官のラーマ。妹を取り返すべくデリーで身をひそめるビームに対して、マッリを取り返しにデリーに潜入している守護者を捕えようと捜査を進めるラーマ。この二人が市内で起きた列車事故から少年を救うために互いの身元を知らずに協力、二人は親友となっていく。
そして、妹マッリの奪還のために提督公邸を襲撃すると決めた夜、ビームは自分が公邸内に居るマッリを奪還すると身の上を明かす。
公邸での大乱闘の中、ラーマは捕える側の人間としてビームの前に立ちはだかる。
ここまで来てもまだ前半の途中で、ビームの恋愛話(そこでかの有名なナートゥダンスが始まるわけです)だったり、ラーマがビームの弟を捕えたまでは良かったが、毒蛇の逆襲を受けるくだりとか、書ききれないエピソードも満載。しかもここから、何故ラーマは警官になったのか、彼の本当の目的は何なのか、ビームは無事マッリを奪還できるのかなどなど、映画三本分ぐらいの話をエイッと一本に凝縮している。
日本人の皆さん(私も日本人ですが…)がインド映画と聞いて真っ先に思い浮かべる唐突な歌と激しいダンスは、本作ではナートゥとエンディングのみ。途中もいろいろ歌は歌うものの、ミュージカル映画よりは控えめですよというレベルなので、なんかすぐ歌って踊ってダレるんだよねーとかいう先入観は不要だと思う。
むしろ、歌によって民衆が蜂起したりと物語の流れにうまく組み込まれているので違和感は少ないはず。
もちろんご都合主義な展開はめちゃくちゃある。もうインドで脚が動かせないぐらいの怪我をしたり、毒蛇に咬まれたり、鉄砲で撃たれたりしたら、とりあえず薬草塗っときます。
医者いらず、薬局いらずだね!
それと、インド映画のもう一つの見どころのアクションだけど、こちらもご都合主義とか言わずにもう楽しんじゃいましょう!主演のお二人のキレのある動きに加えてワイヤーありCGあり狼あり虎ありでメチャクチャ楽しませにきている。アクションだけ捉えるとちょっとハリウッド押されてるよと思うぐらい勢いが凄い。
ちょびっとインド話。インドの方はマジでイギリス大嫌い。骨の髄からという表現あるけど、本当に骨の髄からイギリス大嫌いで、本作でもえげつない程イギリス人が悪く描かれているけど、これは彼らには結構普通の感覚みたい。どんだけ酷かったのよ、と思ったりもする。逆にイギリスではこれが上映されていたりして、イギリス人の寛容さと言うかドライさもなかなか興味深い。
最後に、欧米では主人公二人を同性恋愛的な見方をしてる向きもあるけど、インド人の独特の人同士の距離感の近さを知らないからそういう意見が出てくるんだと思う。私がインド人と二人で話していると、気がつくとめちゃくち距離を縮められていて、しまいには手を握りだす奴までいる。別に好きなわけやないのよ、そういう距離感が普通なだけ。
なんなら、社員旅行の時にダブルベッドに他のおっさんと一緒に寝てくれる?と言われて低調にお断りした。そういう実感が無いと、彼らのような距離感は理解できないのだと思う。
映画が長いから、レビューまで長尺になってみた。とにかく面白いよ!
あと、歌の力ってやっぱり凄いわ。
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