RRRのレビュー・感想・評価
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286日ぶりの奇跡
今日は吹替版で鑑賞。
今回は2回目の鑑賞ですが、1回目は10月21日初日初回にIMAXで鑑賞したので286日ぶりなのです。当時はまだレビューしていなかったので今日鑑賞して投稿です。
この映画は期間が経っても鮮明に覚えていたけど、やっぱりアクションもダンスもすごかった。そして、いっぱい泣いちゃいました。
インドの俳優さんが日本語が流暢だったので最初びっくりして違和感がありましたけど、だんだん慣れました。でも歌は日本語ではないんですね。
「RRR」以降のインド映画も続きそうで続かない。「ブラフマーストラ」もかなり良かったけど…。9月公開の「Pathaan/パターン」はかなり期待しているんですけど、はたして。シャー・ルク・カーンさま主演だからみんな見て!お願い。
スローモーションみたいなダンスがっ!
ナートゥのダンスは予告なんかでも流れているけど、スローモーションに見えるあの動きが秀逸!
ストーリーとしては結構重め、なんだけど、ラストのダンスで重苦しさ全部吹っ飛ばしたね。これがあるからインド映画は強い!
実際、ラストはちょうどいい感じで終わったのがいいね!いつも言うように
ラストが良い映画は「良い映画」
ってことじゃないかな?
ラームの恋人、シタがメッチャ美人!まあジェニファーも美形たけど。
その二人が参加してのラストの踊りはストーリーには関係ないけど必見だと思う。
何度も言うけどストーリーは中々重いし、ビームとラームの友情が本当の目的の前に危うくなる展開はありがちだけど、ハラハラする。
でも、途中とラストのダンスのおかげで作品の完成度がぐっと上がるのは面白い。
ちょっと鑑賞控えてたんだけど、観て良かったよ!
東京の最高気温が2℃のこの日。ほぼ満席の座席で皆インドの熱波を浴び...
東京の最高気温が2℃のこの日。ほぼ満席の座席で皆インドの熱波を浴びに来たかのよう。凄すぎて呆気にとられつつ、3時間どっぷり世界観を堪能。面白いねぇ…。
ちゃんとしたインド映画を観たのは『ジャッリカットゥ 牛の怒り』くらいなので、王道のボリウッドは初めて。イメージ通り、いや…それ以上のダンス!CG!アクション!!これでもかと全部乗せ。しかも、乗っているのにシナリオが面白いっていうのが凄い。友情、恋、立ちはだかる現実…。これを3時間妥協なしに組み立てている時点で充分凄いが、ダレないから驚く。何処を切り取ってもクライマックスの熱量を持っているし、シンプルな所に深い造詣があるので見ていて分かりやすい。圧巻の一言に尽きる。
ストーリーもかなり立体的で素晴らしい。イギリスの植民地となる時代を背景に描くことで、対立構造が明確であり、没入しやすい。そこに筋肉と超人アクションが加わり、熱を投下していく。インターミッションの挟み方も上手いし楽しい。
ビームとラーマの友情、互いの立場から見る痛みが繊細かつ大胆に描かれていて、思わず胸を焦がす。随所にCGを挟みながら迫力あるアクションをこれでもかと描いていく様がお見事。ヒロイン像も強さがそれぞれ存在しており、観ていて注目すべき所が多いのも満足度に繋がる。抜かりない辺りが最高の時間を作る。
百聞は一見に如かず。ミュージカル系が苦手な私でもノッてしまう程の挿入歌も心地良い。この熱波、冬の寒さを吹き飛ばす旋風にあなたも乗ってほしい…!
インドのド派手な映画、やっとお目にかかれました。 いやあ壮大で… ...
まさかのオチ
底抜けに明るいインド映画ってあまり好きじゃなくて避けてたんですが、知り合いに勧められて見た。
史実的な所からはいって徐々に神話的寓話になってきたな…って思ってたら最終的にインド提督ブッコロだったので映画館で声出して笑ってしまいました。すごい乱暴なことする監督だなぁと思いつつ、まぁなんだろ…アホ映画として楽しんでくれって感じなんだろうなって所に心を落ち着けました笑 歴史というより未だに続く国民感情問題はよその国の人間にとってああだこうだ言えるような問題ではないのかもしれません。(それにしてもあの終わり方でエンディングにガンジーの顔流すのすごすぎる笑)
というかエンタメとして暴力に寄り添い過ぎていてシナリオのいろんな所がブレてるのが残念です。結局暴力で対抗するんかーいwみたいな笑 ラーマの、ビーマの行動による心の目覚めは一体なんだったんだ…笑
アカデミー賞で歌曲取っていて、まぁこの内容じゃ脚本や作品ではとれんよなぁとなってたんですが、エブエブが作品を取った背景考えるとこの作品ももう少しどうにかやれたんじゃないのかって思ったりもします。ポテンシャルすごいのに勿体ないなという感じ。
おもしろい
当たり前に長尺
しかし、その長さはこのコッテリストーリーには絶対必要。
大ドラマなのだ。
ビームとラーマの紆余曲折を経たストーリー。
一騎当千のラーマが思いやる心と目的を果たそうとする義務感の間で抗う姿。
強靭な肉体を持ちながら素直な心のビームがマッリを助けようとする思い…。
噛み合わず、お互いを裏切ってしまう展開に早く上手く行って欲しいと願ってしまう。
勧善懲悪のストーリーにイギリスのスコットとその妻が殺しても飽き足らぬ憎々しさで見事な悪役っぷりを見せつける。
この悪役の出来は上々、あれじゃあ蜂起するよ。
力づくじゃあ統治は出来んよね。
斯くしてインドは解放された。
話題になった作品であり、知らず知らず足踏みしてる自分がいた(笑)ので評価は高くしたが内容は勧善懲悪の時代劇であり、インド礼賛、統治下のイギリス人は一部を除き差別的な描かれ方をしてるので、イギリスの人の評価はどんなだろ?とは気になる。
長尺のインド映画と適度に入るダンスシーン、髭だらけのキャストに混乱せず、観られる人には最高の映画になると思います。
ちっとも伝わってこない!
インドパワー
インド映画の新たな時代‼️
インド映画は一時代を築いたことがあって、言わずと知れたタサタジット・レイ監督のオプー三部作を始めとする数々の名作によるものなんですけれども、ここにきて新たにインド映画の時代が到来しているのかもしれません‼️どうしても今までのいわゆるボリウッド映画は私の肌に合わないところがありまして、私の中ではキワモノ映画的な扱いでした‼️ところが、前作の「バーフバリ」あたりから、これは面白いじゃないかと‼️そして今回の「RRR」で完全に大衆化しましたよね‼️多国籍風で荒唐無稽なオーバーすぎるアクション‼️そして、まるでMGMミュージカルのように楽しいダンスシーン‼️そして3時間緩むことのない物語のハイなテンション‼️強引過ぎず、悪ノリし過ぎず適度なさじ加減で、世界中の老若男女にアピールできる快作ではないでしょうか‼️ただ問題はこの「RRR」に続く面白い作品が出てくるかどうかですね‼️
てんこ盛り
やべぇ…コイツらガチだ…
完璧
3時間はあっという間だが・・・大丈夫だろうか?
どこか違和感を感じました。何だろう。このざわざわ感は。
架空ではなく史実を多分誇張し、わかりやすくした二元論。重力を無視した驚異的なワイヤーアクションの浮遊感はそこからの解放とカタルシスをもたらしますが、どこか子ども時代の万能感にも通じているような・・・。
偉人たちの中にも非暴力主義で有名なガンジーは出てこなかったので、踏みにじられた自尊心を救うのは対話ではなく暴力しかないという主張なのでしょう。神話の世界との一体感で自己陶酔の中で執行されるのは容赦ない復讐です。
どこか今の分断の時代を象徴しているのかもしれませんが、大丈夫だろうか?と不安になりました。多分違和感の正体はそんなところにあったのでしょう。
被害者側から作られる映画だから成立するのでしょうが、同じような映画を日本が作ったら世界からは大ひんしゅくでしょう。
そんなことはさておき、音楽が、歌が、ダンスが、身にしみました。笑えるシーンもある。3時間はあっという間でした。今のインドの勢いを感じました。
一発の銃弾
やっと観れました。感無量・・・かな。
評判通り、評判以上、胸が熱くなり、体温は上がり
そして充実と高揚・・・ハリウッド映画以上の興奮。
スケールの大きさにビックリ、その荒唐無稽な語りを歌の台詞で
踊りまくって伝える。
インド映画は話題作を20本は観ていますが、RRRは桁外れの出来!!
《ビームとラーマの熱き友情》
《品物のように持ち去られたビームの妹マッリの奪還》
そして100年前の《インド独立戦争》を背景にして、
ビームとラーマは実在したインドの英雄をモデルにしていて、
彼ら2人はそれぞれ生きた時代が違い、出会うことはなかったけれど、
もし2人が同時代に生きていたら?
その夢が叶えられているとの事です。
《血湧き肉踊る》・・この映画を一言で言い尽くすならコレ!
心にいちばん響いた映画の台詞を書き記します。
総督が2度ほど、これでもがと言う台詞です。
・・・英国の工場で、英国の金属で製造し、
・・・7つの海を渡った、一発の銃弾は、
・・・インド人の命より尊い
・・・無駄にしてはなるものか!!
それをラーマがそっくりとその通りにお返しする、
・・・ビーム、彼の心臓に返してやれ!!…………
この映画を観ているとインドの全国民が同じ方向を見て、
笑い、怒り、燃えて一致団結してるように見えてしまう。
そんな事は無いのだろうけれど、世界最多の人口14億人のエネルギー、
製作費97億円の国力に、羨ましさを感じてしまいます。
残酷描写も多いけれど、
ビームとラーマがガッチリと握手をするシーン。
1人の少年を助けるために、オートバイのビーム、そして
サラブレッドで走るラーマの2人が、橋をワイヤーアクションで
飛び降りながらビームはインド国旗を振り、
火だるまのバイクは燃える、燃え盛る炎、
うーん、ダメ無理、とても言葉では言い表せない・・・
全国民が歌い踊ることで、貧富の差、階級差、性差別を
上手にガス抜きされているような気がしないでもないけれど、
トビキリ、ダントツ、最高のエンターテイメント映画でした。
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