RRRのレビュー・感想・評価
全816件中、701~720件目を表示
もうひれ伏すしかない!
もうMARVELなんてメじゃない世界最強のインド映画❗️
満足度100%のはるか上を突き抜けて行く問答無用ケタ外れの面白さ❗️歩いてる人みんなに言いたくなっちゃう位面白い!
もしあなたが映画なんて10年に1本位しか見ないと言う人だったらコレを見てください‼️
3時間ぶっ通し全部クライマックスの怒涛のウルトラパワームービー‼
スクリーンを突き破りそうなパワフルな映像と大迫力サウンドは是非IMAXで!
いやぁ、映画ってホントに楽しいわぁー️💓🐅
度肝抜かれるとはこのこと!
・・・なんですか?この破壊力😅
完璧に圧倒された・・・ 降参です。
インド映画をそんなに進んで観ない私が
映画.comの映画おじさん達のあまりの高レヴューに「たまには騙されてみようか」と映画館へ。
3時間の大作です笑
「インド版ランボーです」
「観ないと損」
「バーフバリを超える」
「みなぎる不屈のパワー」
「すべてが見どころ」
「ガンジーとマトリックスとグレイテスト・ショーマンを混ぜた感じ」
「なんでもあり」etc…
・・・その通りでした。
めちゃくちゃ面白かった。
頭空っぽにして楽しめますよ。
アクションも凄いですよ。ダンスもキレキレですよ。
観て良かった。凄い映画だった。
ダブル主役、どちらもいいけど…
…個人的にはラーマ役がタイプ。
ダンスシーンはさすがの特上品
エリザベス女王が亡くなり、その最後に任命されたトラス首相がポンコツすぎて総スカン辞任、そこで新たに就任したのが「インド系イギリス人」スナク首相という、イギリスとインドの立場が逆転しつつある歴史的転換点での公開
とりあえずストーリーは単純明快ですが、そこに派手な戦闘シーンと素敵なミュージカル風の音楽、キレッキレのダンス(パパイヤ鈴木さんを思い出しました)が彩りを加えていて、作品の質そのものは非常に高いです
……が、やはり長い
必ずしも長時間映画が悪いというわけではありませんが、例えば、助さん・格さんがCGを駆使してド派手に暴れまわり、お銀が四六時中お風呂に入ってお色気♥をたっぷり振り撒いていたとしても、『水戸黄門』のような単純な勧善懲悪ストーリーで三時間は辛い、というような感じで……
あと、この映画で大英帝国が救いようのないほど最低最悪に描かれているうえ、コテンパンにやっつけられているのを観ると、現在のインドが欧米とは微妙に距離をとり、中国・ロシアと関係を維持しようとする背景が透けて見えるような気がしますね、余計なお世話でしょうけども
SSS
インド映画のマイベストワン『バーフバリ』2部作のS・S・ラージャマウリ監督最新作。
本国インドを始め世界中で大ヒット。大絶賛。ハリウッドでは国際長編映画枠ではなく大量部門でのアカデミー賞ノミネートを目指すとか。
日本でもインド映画過去最大規模のスクリーン数。封切られたばかりだが、これぞインド映画!…との大評判。
こりゃもう、観るっきゃない!
当初10月は不作だなぁ…と思っていたが、ひょっとしたら今年の真打ち登場…!?
いや、本当に!
さすがはインド映画! さすがはラージャマウリ!
怒濤の超絶エンターテイメント!
使い古された“全編クライマックス!”って言葉だが、だって本当にそうなんだから仕方ない。
血湧き肉躍るドラマチックなストーリー、アメコミヒーローも真っ青の超人アクション、CGで効果を上げ、ユーモアやロマンスをまぶし、迫力の音楽や歌やダンスで彩り、熱い感動と興奮と満足を使命を果たすの如くお届け。
3時間中弛み一切ナシ。次から次へと展開していく面白さ、流転する数奇な物語に敬服。
やはりどうしても『バーフバリ』に愛着あるが、だからと言って決して本作は膝を屈していない。
更なる魅力を伴って。
偉大なるエンタメ神ラージャマウリは、また遥かに頂きに達した…!
完全なるフィクションと思いきや、インド独立運動の英雄と称えられる実在の人物二人がモデル。
史実では出会う事の無かった二人だそうだが、もし出会っていたら…?
ラージャマウリのこの大胆なアイデアが、自由に物語を創造する事が出来た。
イギリスの植民地だった時代のインド。
ある部族の幼い少女が英軍総督夫婦に連れ去られる。養子にではない。少女は歌を歌いながら手の甲にペイントするのが上手で、ただその“道具”として。
娘を返して下さいと必死に懇願する母親。兵が銃を構えるが、総督がそれを止める。ちょっといい人…? とんでもない!
銃弾一発にどれだけの価値があるか知ってるか?
つまり、インド人を殺すのに銃弾は無駄。銃弾一発以下の価値。木棒で殴り倒される。
この総督夫婦が鬼悪魔。インド人を見下す総督。後ほどだがあるシーンで血しぶきが見たいと言う狂人残酷な夫人。他英軍皆、人間じゃねぇ!(イギリス人が見たら不快かもしれないけど…)
そんな英軍にある報せが。部族の中で少女を取り戻そうとする動きが。
弓矢で英軍に歯向かうつもりか?…とせせら笑うが、笑ってられるのは一瞬だけ。
“羊飼い”と呼ばれるその追っ手は、連れ去られた羊を取り戻す為なら、どんなに山谷険しかろうと、雨風叩き降ろうと、猛獣が牙を剥こうと、決して諦めない。
その男の名は…、ビーム。
登場シーンはいきなり、狼からの虎との鬼ごっこバトル。捕獲し、後々思わぬ所で…!
不穏分子逮捕の為、英軍は適任者を選出。
抜擢されたのは、一人の英警察の男。
が、イギリス人ではない。インド人。
その男の名は…、ラーマ。
登場シーンはいきなり、ラーマ一人対大群衆アクション。怪我を負いながらも不屈の闘志でたった一人で鎮圧。
それにしても、何故インド人なのに同胞を制圧する側に…?
彼の瞳の奥とその先に見据えるある目的…。
共にある目的を持った二人の男。
片や幼い少女を取り戻す為に。
片や一見出世。ある理由の為に。
そんな二人が運命の出会いを果たさなければ、物語は始まらない。盛り上がらない。燃えない。
これまたスゲー人助けの場で出会い、意気投合。
親友のような兄弟のような。この二人の固い絆が育まれるのは、この世に産まれる前から決まっていたように。
しかし、お互いの素性は知らない。
追われる者と、追う者…。
二人の友情ややり取りがまるで中坊みたいなのが愉快。
ある優しき英国レディ“ワタシノナマエハマダムデハナクジェニーヨ”に心奪われ、ドキマギ奥手のビームに、ラーマが指南。車をパンクさせるのはちょっとあれだけど…。
お陰で親しくなったビーム。屋敷のパーティーに誘われるが、何とか聞き取れた英単語の中に、彼女の屋敷に目的の少女がいるという…!
屋敷に乗り込む大胆作戦を仲間と企てる。
一方のラーマは…
僅かな手掛かりを頼りに、ついに反乱分子の一人を捕まえる。
尋問するが、思わぬ反撃に遭い、毒蛇の毒で命の危機…。
ビームに助けられるが、意識朦朧の中、ビームから明かされる。
自分の本当の目的。
この時のラーマの衝撃は計り知れない。唯一無二だと思った友が、実は自分が追っていた首謀者だったとは…!
苦悩。葛藤。心の底から叫び声を上げて。
だが、ラーマにも絶対揺るぎない目的がある。
ここで見逃す訳にはいかない…。
二人の友情は本物。
共に笑い、喜び、過ごし…。
共に歌い踊り、傲慢英国紳士…いや、クズを見返した。
この友情が永遠に続けば良かった。
だが、観る側は奇妙な嗜好で、この二人の宿命や対立も見たいのだ。
遂に素性を晒して、顔を合わせた二人。
それは形容し難いほど、悲しく辛く、痛ましい事か。
己の目的の為に、ぶつかり合う。文字通り、拳と拳、身体と身体で。
何と痛ましいのに、何とエキサイティングでもある。
迫真の肉弾バトルに拳を握る。
一歩も譲らぬ闘いであったが、総督の銃口が少女を狙い…。
ビームは逮捕。獄中で処罰を待つ身に…。
その逮捕に貢献したラーマは出世。目的に近付いた。
ここで明かされるラーマの目的…。
故郷の村で、イギリスからのインド解放の為に闘う父。その下で民兵として鍛えられていた幼き頃のラーマ。射撃の腕を認められる。
そんなある日村を、英軍が奇襲。母が、まだ幼い弟が、殺される…。村人を逃がす為必死に抵抗していた父も負傷。
父と共に踏み留まり闘っていたラーマは、父とある約束を結ぶ。
村人全員に武器を渡す。
その日まで、闘い続ける。亡き家族、同胞、残していった許嫁の為にも、必ずやその約束を果たす。
ラーマには、絶対に諦める事の出来ぬ目的…いや、大義があったのだ。
その為にどんな犠牲を払おうとも。憎き英軍に頭を下げ、忠誠を誓うフリをしようとも、本心は違う。大義の為に…。
が、負い目はあった。親友を裏切り、英軍に渡した。
英軍と闘うと意味では同じ。だが…。
そんなラーマの心を決心させたのは、残忍な公開鞭打ちの場。
酷い事に、ビームへの鞭打ちを行うのはラーマ。
元親友の肉がちぎれ、血が飛ぶ。それを嬉々と見る鬼悪魔な総督夫婦。
だが、ビームは決して悲鳴や弱音を発しない。代わりにその口から発せられたのは…。
自らの精神とインド人の誇りを震わせる歌。
その歌声が、インド人を蜂起させる。
その様を見て、ラーマは知る。
民を震い立たせるものこそ、本当の武器。
ビームは自分の大義の為に死なせてはならない男。
もう迷いは無い。
ビームの処刑の日が決まる。
総督の信頼を得つつ、反乱を企てる。
が、それに寸での所で気付く総督。
この身がどうなろうともビームと少女を逃がそうとするラーマ。
ビームは解放されたが、ラーマの真意には気付かず…。
ビームと少女は逃走に成功。
ラーマはその姿を見届けて、反逆者として囚われの身に…。
ラーマの大義も目前で尽きるのか…?
隠れ潜みながら英軍から逃げるビーム。ある時、一人の人物に助けられる。
何の因果か、その人物は…。
その人物から、親友を裏切ってしまった葛藤と、大義と、その大義を果たせぬ覚悟で親友を助けようと命を懸けた事を知らされる。
それを知って、ビームは…。
…と、ここまで長々と書いて、中盤過ぎてクライマックス直前。
どれだけのドラマと運命を交錯させて魅せてくれるんだ、この作品は…!?
本当に話を飽きさせない。毎度毎度クライマックス!…な展開で、たまげる。
序盤で捕獲した虎、総督の銃弾一発の価値の話、スパイス的な伏線の使い方にもニヤリ。
その虎やその他猛獣を使ったびっくり仰天の突入、超人パワー炸裂のバトル…ラージャマウリのアクション演出に限界は無いのか。
度肝を抜かれる展開やアクションの連続に、ハリウッドやMCU監督たちも絶賛・興奮・完敗。
ラージャマウリがハリウッドデビューしてMCU作品を手掛けたらスゲー事になりそうだが、ラージャマウリにはオリジナリティー溢れるスーパーアクションを撮り続けて欲しい。
音楽や歌踊りは聞くを通り越して、体感レベル。劇中の楽曲の数々。ビームとラーマの友情の歌、EDの歌もいいが、やはり話題の『ナートゥ』。キレッキレでパワフルなダンスは、コケにした英国クズ紳士をぎゃふんと言わせ、人種を超えて皆を踊らせる躍動感がある。
これからの宴会シーズン、余興で披露したら盛り上がる事間違いナシだが、激ムズダンスを覚えるのと踊り終わった後の体力消耗が大変そう…。
そして勿論、本作の闘志と言っていい主演二人、N・T・ラーマ・ラオ・Jr.とラーム・チャランの大闘演。
男なら黙ってこの二人の漢に惚れろ!
惜しむらくは、助演に魅力的なキャラが居なかった事。『バーフバリ』のカッタッパやシヴァガミのような味あるキャラが欲しかった。
ツッコミ所やご都合主義、強引な点も多々。少女を救う為猛獣使って突入したビームがラーマと対峙した時、「俺が何をした!?」と言うけど、いや、とんでもねー事してます…。
そういった所も醍醐味。ありえねー!おいおい!…って言いたくなるくらいが、インド超絶エンタメ。
全編クライマックスに於いての本作の真のクライマックスは、やはりこれを待っていた!
友情、対立。そして再び…。
分かっていても、激アツ!大興奮!
私の中の、観た人全ての、闘志と野性が咆哮する!
タイトルの『RRR』とは、“Rise=蜂起”“Roar=咆哮”“Revolt=反乱”の頭文字を合わせたもの。
これに掛けるならば、“SSS”!
最高!最強!最超!
インド映画の照準はもう国内だけのものではない。
装填。狙え。撃て。
その弾は世界へ放たれ、見る人の心を貫いた。
熱い!泣ける!長い!【7/30追記あり】
「大英帝国はこれほど極悪非道だったのか!」という悪印象が強烈に残ってしまう映画というと言い過ぎかww
あのクソッタレ総督官とその妻の役者さんは、見事なまでに憎まれ役を演じていたなぁ。観客にカタルシスを与える最後のヤラレっぷりも含めて、いやぁさすがです。
とにかく息をもつかせぬ展開の連続で、そのメチャクチャなほどの迫力には圧倒されます。
それにしても主役の二人はちょっとタフすぎるのではww それぞれ2回か3回くらいは死んでいてもおかしくない。
PS ダンスシーンは素晴らしいのひとこと!圧巻です!
【追記】
そろそろ劇場で見られるのも最後かもしれないので、日本語吹替版で見てきました。ちなみに今回はプロの声優さんが声を当てているので安心して見ていられます😁
実は正直なところ、この酷暑の中で3時間という長尺、暗くて涼しい映画館で少し昼寝でもするかな〜と言う軽い気持ちでした。
ところがいったん見始めると、三度目の鑑賞にも関わらず、あまりにタフすぎる男たちの暑い…否、熱い友情に何度も涙腺が緩み、憎っくき大英帝国総督夫妻に対する怒りに震え、もちろんご存じのナートゥダンスに興奮して胸が踊り、ラストの二人の合体技・無双肩車アタックと、森の中でのラーマ神と一体化して特殊部隊を火弓で蹴散らすシーンで手に汗握ってしまい、一睡も出来ませんでしたww
むしろ、かえってアツくなったというオチ…(*゚▽゚*)ヒャッハー!
ヴィシュヌの化身ラーマが見もの!!
上映時間が長いと思わせない程の話の展開や見所満載のインド映画。ラーマとビームの友情は勿論、二人のダンスシーンも迫力があり、また二人のそれぞれの生い立ちから来る宿命も丁寧に描かれている。
個人的に1番の見所はやはりビームがラーマに化粧や布を巻いた後のヴィシュヌの化身(ラーマヤナ)になってからの戦闘シーンが痺れる程に格好良い。弓矢で敵軍を撃ち抜いていく様は、爽快感と共に惚れ惚れする。
まぁインド映画とは言え戦闘シーンはCGを駆使したものが多いので、それが気になる人は評価が分かれるところだと思うが、それとは別にダンスシーンは息ぴったりでナートゥを踊る二人を見るだけでも価値あり。
話の展開も凄く分かりやすく良かった。
ただ、途中処刑シーンがあり、グロい所が見受けられる為、そう言うのが苦手な人は目を背けるかも?
熱い熱い! ダンシングランボー出現
インド映画を観終えると元気になるのは私だけだろうか。
3時間の長編もなんのその、そして上映中に浮かぶいくつもの「?」マークも関係ない!勢いと熱量がすべてを凌駕してしまう。
今作品の時代設定はイギリス占領下のインドだから英国人を悪と捉え描くのは当然のこと、これは植民地化された歴史が無いと描けないことだろうなと思う。
傲慢な英国人の振舞いからドラマは展開して行くのだけれど、ラーマとビームだけではなく、シータを含め、複合的な人的絡み合いが上手に構成されているなと感じた。
後半の復讐劇からの展開がいきなりランボーかよ!とツッコみたくなったけれど、アクションシーンの楽しさが圧倒的に勝りましたね。
最後まで疑問が残ったのは、ビームの行いが民衆の心を打ち、武器に拠らずとも反抗はできると語ったラーマだったと思ったのだけれど、あれ?最後は武器も必要なのね、と思う所でしょうか。
ともあれ、楽しい作品。
考えるな、感じろ! でしょうね。
胸熱!インドの尊厳をかけた戦い
ただの少女を救いに行く話だと思っていたら、壮大な革命が仕込まれていた!これよく3時間で収まりましたね、といわんばかりのてんこ盛り!やっぱ歌って踊んなきゃボリウッドじゃないよね!
3時間あるけど長く感じません!
インド映画ならではの、「カッコいいけどなんか笑える」全開の作品でした。
インド映画見たことないよって人にはオススメです。
これにインド映画がつまってるような感じで楽しめます。
是非ボリウッドダンスを見てください。
インドがハリウッドに並んだ
長い映画だが、全く飽きることなく痛快な映画だった。インドのアクション映画がハリウッド映画と肩を並べた、こんな時代が来たんだ。
アクションの他にも歌あり踊りあり、エンターテイメント性は格別。背景の時代はインドの植民地時代。イギリスは悪の帝国として描かれ、戦闘アクションでは、白人英国軍が蹴散らされていく。こんな映画は、ハリウッドでは作れないだろうし、アメリカやヨーロッパではヒットしないだろう。でもインド国内ではヒーローの活躍に拍手喝采だったみたい。経済だけでなく文化でもインドや中国が台頭する今の時代、ワンパターンが多いハリウッド映画はどんどん駆逐されるかも?
映像はすごい
まず長編映画鑑賞に慣れていない方は、クラスの高いシートで観た方が良いです。
IMAXで観ましたが迫力はあります。映画館で観たぞって感じ。
でも内容はそんなに緻密で抜け目なくではないし、もっと歴史に寄り添ったものかと思いました。
まぁ男の友情物語。知り合い始めで友情を育んでるあたり、なんか恋人同士みたいでw
良い映画ではあるので観る価値はありますが、二度目はないな。
PKや3idiotsのような中身の濃い方が好き。分かりやすいけどテーマは深いみたいな。
アーリヤの使い方ももったいないな。
バーフバリのような絶賛される映画ではないと思います。
でも途中で飽きることはなかった。
IMAXで見るべき映画 インド映画史上最高制作97億円、インド映画世界興収No.1スペクタル巨編・・とか一昔前の映画ポップ風に 私的に インド映画歴代No.1です
インド映画は「大地のうた」初見より、このようなジャンルから観てきましたが、「ロボット」、「マッキー」のような娯楽作品では奇想天外で、楽しく見せれれば現実味は無くとも何でもありのエンターテインメントに徹壮した作風+ダンス挿入が、特色。
ラージャマウリ監督としては、「バーフバリ」シリーズの歴史激風モノを現実味は無くとも娯楽に徹した「マッキー」路線を継承した集大成とも言える作品。
細かなつじつまや、不合理やツッコミは考えず、映画と共に楽しむのがこの手のインド映画、存分に楽しみましょう。
映画は、イント植民地時代の1920年代のお話で、インドの独立運動として実在した革命家のビームとラーマの名を借りた架空のドラマと時代設定で作り上げた。内容は、インド植民地時代のドラマで、悪の冷酷な英国領インド帝国総督と残忍な総督妻を相手に、歴史劇(インド建国前の苦難、不平等)+アクション(ワイヤーアクション)+恋愛+裏切+ダンス+歌+ヒーロー・・場面は、平原+密林+水中+街中+要塞+橋・・。見せ場は、全編見せ場とも言えるほどで、「ランボー」が2つ同時進行して進展していくような醍醐味の中にレトロな恋愛ドラマのようなホットするような出会い(エピソード)画を盛り込み、懐かしいミュージカル映画のシーンに、耐久ダンス。
全ての要素が詰まった 私的には歴代インド映画No.1になりました。
疑問?
映画の中程でINTERVALが画面に出るのですが、物語はそのまま進行しますが・・ドラマ場面全く変わっての進行になります。
映画作品時間
日本公開版 179分
この映画、インドで
2021.11.26 U/A証明
2021.12.6 CBKC証明
双方共 186分54秒
2022.3 公開前に
本編 1分35秒カット
エンドクレジット 3分26秒カット
この謎はBlue-ray発売でわかるかな?
★Digital5.1鑑賞
★重低音 ★★
★音圧 ⭐
★分離度 ⭐⭐⭐
★移動音 ⭐
★サイド(左右、後/活躍度)⭐⭐⭐
★サラウンド ⭐⭐⭐
映画始まってすぐさま、音楽や効果音(銃撃音とかの移動サラウンドは無かった)でがサラウンドを含めたシアター全体をほぼ爆音ともいえる音量で包み込まれて最後のエンドクレジットまでほぼ浸れる。映画音響としても、存分に楽しめさせて頂きました。IMAX撮影出ない為、IMAX上映は選びませんでしたがIMAXでの音作りが気になります。
★IMAXレーザーGT 鑑賞 追記 2023.01.15
画角サイズ ほぼIMAXデジタル サイズの感じ。以前の一般の劇場Digital5.1CHとほぼ同じよう。ヨーロッパビスタぐらいをIMAX化したのか?画質はIMAXらしい明るい鮮明画質。
音に関しては、より音場が広がり、スピーカー、アンプに余裕があるためか、刺激的な音もまろやかに迫力ある音を広域な音場を作り上げている。以前の音にこだわった普通劇場では、サイド、後方が、音量や音域のダイナミック差に、アンプからの供給にスピーカーが良い意味で、めいっぱいで張りつめたビビる直前の最大域の音を出していた感じでした。
IMAXで見るべき映画でした。
★IMAXレーザーGT
★重低音 4.5
★音圧 4
★分離度 5
★移動音 3
★サイド(左右、上、後、活躍度) 5
★サラウンド 5
インドにしか出来ないもの
インドといえば、長時間ムービー!
インドといえば、インドダンスと音楽。
たくさん触れると飽きそうだけど、
たまにこのダンスと音楽を観るとなんか心地いい。
インドの作る映画はダンスが入ってもなぜかミュージカルっぽくならないのが不思議。
入れ込むところが上手いからなのかな。
ストーリーも何度も波があって、ダレるとこもなく
とても良かったです。
これ描くには3時間はたしかに必要だなとなりますね。
けっこうリアルというか、女性•子供に対しても容赦ないシーンもあるので、
女性はちょっと苦手かも?
すごく濃い時間だったと思います。
※エンドロール後のオマケはありません。
エンタメてんこ盛りで最高の満足感
復讐劇、子供の奪還、アクション、歌とダンス、ラブロマンス、バディもの…あらゆる要素がてんこ盛りなのに違和感なく面白いという奇跡。
インターバル前だけでも1作品として完成しているくらい見応えがあります。
こうなって欲しい!とか、これが観たい!的なこちらの希望を悉く叶えてくれる脚本が素晴らしいです。ムカつくやつをちゃんと殺してくれます。
現実的に考えたらどうなんだ…的な、主人公たちの体力おばけ感も全然気になりません。面白ければ些末なことは許されるって、こういうことなんだなと実感。
3時間もの長丁場を飽きずに視聴できるのは、いくつかの小テーマで細かくフリ落ちをつけてくれてるからでしょうか。
戦闘シーンもバリエーションがあり常にワクワクさせられる演出で目が離せませんでした。
私の戦いは お前の戦い
インド映画
インドは映画大国である
理由には国家的にテレビの普及率が低く
映画館に足を運ぶ習慣が盛んなことと
多言語国家なので各言語毎に
作品が作られており
各言語圏にスターがおり
その製作本数は
年2000本と言われている
中国が800本
ハリウッドが600本だと
言うから圧倒的である
今作はその多言語の中でも
テルグ語圏の作品となる
「バーフバリ」シリーズで一世を
風靡した新進気鋭S・S・ラージャマウリ
監督の最新作
感想としては
179分余すことなく
全部乗せのデカ盛りで
(ダイエット中だけど)
大変お腹いっぱいになれました
あと後述しますが
つくづく映画にポリコレとか
いらないと思いました
そんなことやってたら
インド映画にハリウッドはもう
負けるでしょう
いやもう負けてるかも
第一次大戦期の
英国の入植地だったインド
英国軍の極悪伯爵夫妻に
村の少女マッリをさらわれた
虎をも倒す無敵の男ビーム
かたや英国軍警察に所属し
英国人も舌を巻く使命感で
暴動を鎮圧するも出世には
届かないラーマ
ビームはマッリを助けるため
デリーに潜入します
伯爵は入植地の要人から
忠告を受け警戒しますが
しかし手がかりは全くなし
捕まえたものを特別警備隊長に
昇進させると約束するとラーマは
名乗りを上げます
この二人がデリーの街で
少年を助けたことから一気に
友情をはぐくむことになります
この時ビームは少年
マーラはインドの旗を
手にするシーンがありますが
これが後の伏線になります
この二人いずれは激突する関係
にありながら知らず知らず
ビームはラーマの協力で
マッリの世話をしている心優しい
ジェニーと仲良くなり
悲しむマッリに一目会えたことから
改めて怒りが爆発し救出を決意
その最中ビームの仲間を捉え
尋問していたラーマは不意に
毒蛇にかまれ瀕死の状態に
なりますがビームはなりふり
構わずラーマをてきぱき
薬草処方で介抱
そこで自分の正体を打ち明けて
しまいます
伯爵の屋敷に真正面から
トラックで突っ込んで荷台の
虎をぶちまけるという
正面突破にしても見たことない
ようなド派手なやつをかまし
いかにもライバルになりそうな
演出してた警備隊長も瞬殺
(ここ笑った)し大暴れ
していると全回復した
ラーマが警察の制服で現れ
ビームを逮捕しようとします
ラーマの正体を知ったビームは
応戦しつつも混乱しあと一歩の
ところで捕まってしまいます
InteRRRval
(・・のはずなんだけど日本のシネコンは
ぶっ通しなのはなんとかならんのか)
ビームを捉えたことで
ラーマは昇進
ではラーマはなぜ
そんなに出世にこだわったのか
英国側に付いていたのか
それは実はラーマも
革命のために潜入して
いたのでした
その裏側には英国製の銃弾の
価値がインド人より上だと
言われて軍を飛び出し
革命を決意した父との
約束があったのです
その約束には
その為には同胞の犠牲も
いとわない強い信念が
ありました
でもビームとの出会いで
強い葛藤が生まれたことを
故郷の恋人シータに
手紙で漏らします
伯爵は侯爵の面前で
膝をついて屈服するまで
ビームを鞭で打てと
ラーマに指示します
(このへんほんと北斗の拳)
伯爵のドS夫人にトゲ付きの
ムチまで渡されますが
ビームは意地でも膝を
つかずむしろ歌い出し
民衆は徐々にこのまま
侵略者に屈していていいのか
という気持ちを惹起され
ついには暴動を引き起こします
ラーマは銃によらない革命を
目の当たりにし衝撃を受け
数日後に処刑されるビームを
逃がそうと決意します
犠牲をいとわなかった
ラーマが人の為に考えを
変えたのです
そしてラーマは
処刑を装って(誤解されたまま
ながら)ビームを逃がし
ついでに伯爵をぶっ頃そうと
しますがビームとマッリは
逃がしたものの
伯爵暗殺は失敗
(この伯爵もなかなかやる)
反逆者ラーマは監獄送りに
なってしまいます
ビームは執拗な指名手配から
逃げる最中大ピンチのとこで
デリーまで手紙で心配して
やってきたシータに助けられ
祖国の為に全てを隠していた
ラーマの真実を知り
俺はなんて小さかったんだと
号泣しラーマ救出を決意
この映画のいいとこは
さっさとやるとこ
ビームはアッサリ
メタルギアソリッドばりの
潜入技術で監獄に侵入し
ラーマに詫びると共に
ひざを痛めて歩けないので
肩車したまま大暴れ
しながら監獄を脱出
英国さんこんなバケモノが
いるんだからもう入植は
やめといた方がいいでと
心の底から思いました
二人はテキパキ装備を整え
伯爵と屋敷の壊滅を決意
ここでビームはお得意の
薬草処方でラーマ全回復
ラーマは弓矢も渡され
完全にランボ―になります
ビームはバイクが得意の
ようですがバイクを持って
振り回しても強いです
もーなにがなんだか
まあそんなこんなで
ドッカンドッカンして
伯爵も屋敷もアッサリ壊滅
めでたしめでたし
この映画を観て思ったのは
ポリコレいらん!です
ジェンダーとか人種差別とか
そうしたもの自体がすでに
映画のテーマなのです
そんな表現だけをあげつらって
批判してくるような奴らに
合わせて映画を変えていたら
ダメになるに決まっています
そんなにやりたいなら
ポリコレ自体を映画にして
人々を感動させてみろと
できるわけないんです
お気持ちの薄っぺらいものだから
自分らで作って仲間同士で
見せあっていればいいのです
インド映画は上映時間中
たっぷり楽しんで欲しいと言う
気持ちしか感じません
かつての東映のお正月娯楽大作のノリ
表現の場をハッキングして
満足してる活動家どもの相手は
もう社会がやめていきましょう
インド人にとって入植・抑圧の
歴史が強く国民にとって跳ね返して
いかなければならないものだと
いう気持ちが強く伝わってくる
作品でした
ダイアナ妃の映画の後にこれ見たから
感慨もひとしお笑
長い!けどヤバい!
インドの
アクション
ハートウォーム
VFX
音楽、ダンス
動物
乗り物
全部入ってる!
最高。
語彙量を失うほど圧倒されちゃう3時間。
いかほどの予算、どれくらいの期間で撮ったのか?計り知れない大作である。
ハリウッドが長年培った技術を全て持っていかれ、物量、人足を国力で凌駕した凄み。
カメラワーク、カット割りのセンスの良さも堪らない。
叩くところは尺の長さだけw
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