RRRのレビュー・感想・評価
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今年最高の映画の一つ
噂に釣られて見ました。インド映画は初めて見ましたが、本作は凄い!
サスペンス、アクション、ダンス、オペラ?、
友情、愛情、恋愛、祖国愛、人種偏見がごちゃ混ぜになった様な凄い映画だった。
英国統治下のインドのとある村、絵と歌が上手いと言う理由でイギリス人貴族?に連れ去られた幼女を取り返す兄と村人達。
インド人でありながら立身出世の為にイギリス人に言われるがまま同胞でも進んで逮捕する若き警察官。この若き警官が幼女を取り返そうとする村人達を逮捕するべく捜査をする所から物語は始まる。アバン部分なのにここまででも凄い。
ひょんな事から少年を命懸けで救出する敵同士の2人。
その後お互いの素性を知らず意気投合して友情を深め合う。
果たして翻弄される2人の運命は?幼女の命は?
のっけから行き詰まるド派手な肉体的アクションからブッ飛ばしていき最後まで息が抜けない。
素性を知らないとは言え実はお前ら双子だろ?と思わずにはいられないシンクロ率。何も言わなくても手振りだけで全てわかってしまう理解力。
超人的な強さや動き回復力は最早サイヤ人だろ?お前ら!とツッコミ入れたくなるほど。
それだけアクションが凄い。
部分部分では鉄砲玉や弓矢が若干チープなCGだが
マトリックスの様なモーションも多く面白い。
イギリス人が殺し殺されるパートはやたらリアルだが、2人が戦うパートは迫力があるもののどこかユーモラスなネタを仕込んであり思わず笑ってしまう。
アクションシーンもさることながら社交ダンスから民族的な踊りのシーンが凄すぎる。
あとエンドロールの踊りも強烈だ。
館内が明るくなるまで目が離せない。
190分と言う長い映画だが本当に面白い。
胸が締め付けられる辛いシーンや血飛沫飛びまくるシーン、差別的な暴力シーンも多いが共感できる部分も多い。何度も訪れるどんでん返しもあって
もう終わりだろうと思ったらそこから先があったと言う事が何度もある。
語り尽くせないのでもう見てもらうしか無い。本当に熱い映画だ。
こってこて
なんだこの評価の高さは!?と思い見に行きました。
申し訳ないが私には合いませんでした。
内容は、天下一品もびっくりの”こってこて”のものでした。
”こってこて”のキャラクター
”こってこて”のストーリー
”こってこて”のアクション
アクションはとてもかっこよかったと思います、ですが「これはギャグなのか?」と疑う部分が多々あり、頭の中で何度も突っ込みを入れてしまいました。
このあたりが許せる人なら高評価になるのでしょうか?
それともインド映画はこれがデフォルト?
テンポ良く話が進むので、ぐだらないと思いきや3時間あるのでさすがに中盤で少し飽きてしまいました。
同僚にはおすすめしませんでしたが、細かい部分を気にせず見られる人なら見てもいいと思います。
映画館で見るのおすすめです。
Twitterでなぜトラックとか虎のシーンを前に見たことがあり、気になってた作品。
これ好きやろ?、これも好きやろ?、これも忘れてないで?と笑いどころ、シリアス、興奮する場面がたくさんあり、とても面白かったです。かっこよすぎました。
映画館の大画面、音量で見るのにとても向いていてやばいです。
字幕で観に行きましたがあまり気になりませんでした。むしろこれは字幕で観た方がいいのでは?と感じるとこも。
かなり消費カロリー高めなのと、3時間半と長いので注意が必要ですが、それを遥かに上回る価値があるのでぜひ!
とてつもない大音響
確かに3時間、そんなに長くは感じなかった。
しかし、劇場全体がとてつもなく大きな音で、包まれ常に圧倒される。
そしてまた壮大なる展開のストーリーで、ぐいぐい引っ張っていく。
インド人と英国夫人の品の高い振る舞いとの違いとかも印象深く見せれダンスシーンでそれが頂点になる。
インターバルの出る前の前半で、ストーリーが一段落し、後半はどういう展開になるんだろうか?と少し心配したが、全くの無用。いや、逆に後半で異様な盛り上がりに突き進んでいく。
やたら評判が良かったが、インド映画(失礼!)ということで、鑑賞にかなり迷ったが、見終わった後の感想は、劇場で見て良かった。となった。
確かに少し、受け入れられないようなノリもあったが、逆にそれ以上プラスの要素が多かったという感じ。ラストの大活劇シーンは必見だわな。
それにしてもインド美人は、ほんとに魅力的やわな。
世界にハマらせてもらえる映画でした
インドは映画大国。そこはハリウッドと違う路線。そう理解していたものの、ミュージカル志向の映画という理解どまりでした。この映画をみて、あぁこれがインド映画のおもしろさかと、ちょっと分かったように思います。同時に日本の映画はアメリカの映画と同じ路線だなと気づきました。外国をみることで日本がよくわかる、というのと同じ。映画は基本まっ白なキャンバスで、そこになにをどう創りあげるか、そういう創作の原点をこの映画から教わったような気持ちです。
はっきりと色をもった世界。ハマる西部劇をみて、そのあとしばらく口笛、バンジョーの音色、ガンの響きを聞きたくなるように。ハマるカンフー映画をみて、ブルースリーのうごきを真似てみたり。世界にハマらせてもらえる映画でした。そしていま、インド音楽をあれこれ聴いています。インドで検索するとヨガ系のヒーリングが目立ちますが、そうではなく騒がしく熱いものを。しばらくインドがマイブームかも。
1日の映画の日、IMAXで観ました。とにもかくにも「映画を観ましたわ」という大満足感。窮地に追い込められる主人公、観客側の絶対無理との思いに、製作側が胸のすく展開をみせる。このキャッチボールがリズムよく繰り返される。エンターティメント、かくあるべし。長い上映時間でしたが、姿勢を組みかえることも忘れるほど没入しました。
本年度ベスト1映画に当確です。そういえばこちらのプロフィールに生涯ベスト5を記すところがありましたね。そこにいれておきました。私の映画観をひろげてくれた一作として。映画大国インドを敬して。
諸手を挙げてという訳には…
そりゃもう3時間飽きさせないくらいにはめちゃくちゃに面白い。ダンスバトルもカチ込みも物凄い迫力。
なんだけど、場面場面ひとつひとつが過剰でコントロールされすぎててちょっと疲れる。
それにまぁそもそも勧善懲悪ものなんだけれど、あまりにも倫理観が古すぎてノリ切れない部分がある。
英国側に付いてるからってインド国民をこんなに殺しまくって良いの?とか、ジェニファーはあんな喜ぶばかりで良いんだっけ?とか…
てな訳で諸手を挙げて大好き!とはいかないのでした…
良い❗️良い❗️良い❗️
アツい信念と男の友情、、、
ワンピースとかチェンソーマンを
実写化するなら是非インドで❗️笑
きっとうまくいく。は劇場で感動してdvdを買ったものの、バーフバリはなんとなくギャグ?本気?と
入り込めずなかなか全部見れず、、、
インド映画から遠ざかってました。
今回のは集中してみたいから劇場へ!!
とにかくおっさん2人がカッコよくて、、、
全員生命力強!そして、とにかく情に熱い!!!
親友との出会い、ジェスチャーでよくそれ通じたな!
からの、おいおーい真隣にいるよ!!
ナトゥのくだりも最高だった、、
肩車でビームがリロードをするところめっちゃ良かった。
展開が早くて全部濃くて
1回じゃ堪能でききれなかったな、、、
ふふふって何回笑ったことか。
(笑わせようとしてるのか、本気なのか。)
ラーマの警察番号567(コロナ)だったのは見逃してないよ。。。
これはイギリス人には見せられませんね、、、。
この映画を観なければ人生の損失
これぞボリウッドのめくるめく3時間で文句なしに面白くこれを観なければ人生の損失である。脚本が良く出来ていて猛獣をこれでもかと使ったCGアクションシーンやお約束のダンスバトルも制作費をがっつりつぎ込んだだけの甲斐がある出来栄えでストーリーに良く絡んで美味い。1920年の英国植民地下なのだが、英軍人の外道ぶりがハンパなく偉ぶっているけどチキンという全編究極のディスりまくりでこの映画イギリスで当たるんかいな?と心配さえしてしまう。虫けらのように踏みつけられ踏みつけられ踏みつけられたあとのカタルシスよ!これが映画だそらそうよ。
これぞ映画体験
非常に面白かった。
映画館で、連続で2回観てしまった。
1920年、大英帝国の植民地となって残虐非道な圧政を敷かれているインド。
インド総督(英国人)の専横に対して、二人の男が立ち上がる。
一族の娘を総督夫人に奪われた森の戦士ビーム、
革命を成すために鋼の意志でインド警察に潜り込んだラーマ。
共通の敵を持ちながら、知らずの内に敵同士となった二人は知らずの内に友情を結び、その本心を知ることなく敵同士であることを知ってしまう。
彼らはインド総督を倒し、インドを解放できるのか。
と、ストーリーだけなぞれば相当硬派で、むしろ歴史大河の域。
エンディングで明らかだが、過去に非道を尽くした英国へのまっすぐな憎悪をぶつける、インド右翼的要素バリバリの映画。インドの多感な10代が観ればまっすぐそっちの道に進みそう。
しかし、プロットはシリアスなのだが、戦闘シーンや友情シーンの無茶苦茶ぶりでちゃんと笑って驚いて感じ入ってのエンターテイメントをしてくれる。それも、ギャグで濁すとかそういう腰の引けた内容ではない、低俗になる3歩手前だから清々しい。
例えば「ナートゥをご存じないか?」も、
①タンゴ、スイング、フラメンコをまるで自国文化のように主張する英国人ダンサー
②自文化であるスイングを盗用されて悔しがるが、何も言えない黒人演奏者
③(ここまで、帝国主義の文化的略奪の描写。大英博物館的な)
④「ナートゥをご存じないか?」
⑤ダンスバトル
⑥英国人とわかりあえる可能性、ラーマとビームの強さ、二人の友情結束
⑦暴力以外でビームの強さを描きジェニーの信頼を得る
⑧信頼を得たことでマッリとの邂逅へ
など、浅くない歴史的な背景と心情を描きながら、エンタメ映画として見せ場を作りつつ、物語展開を自然に進める見事なシークエンスがきまっている。
他の場面での、ビームとラーマの格が離れすぎないようにする微調整、厳しいシーンでも二人を嫌いにさせないための微調整、「殺されても・死んでも仕方が無い」と無意識に許可を作る敵側のヘイトコントロールも丁寧すぎるほど。
後半のあのシーンに繋げるため、最強の二人も足腰はビームの方が、腕力はラーマの方が強いという描写が前半から入っており、そこまで丁寧にされても(困惑)という感じ。
ゴードン族の面々が睡眠薬、毒、解毒薬、治療薬づくりに恐ろしく長けていることや、歌が上手いマッリの兄だからビームも歌が上手いとか、キャラクターシートの定義は執拗なほど。「インド人だからできる」ではないのだ。
演出も、インド映画ではお約束のダンスや歌がちゃんとストーリーの中で必然的なものとして取り込まれていて、志が高い。また、普通に考えると捕まる=負け、弱いなのだが、「捕まりながらも負けていない」と実感させる描写は、フィクション的であっても見事に演出で達成されている。
後半の脚本は若干ノリと勢いで進むし、目的もブレブレに感じるが、前半にさんざん『流転する数奇な運命』とそれっぽい歌で入れまくることで「流転する数奇な運命だからな……」と思えて許せてしまう。すごい力業だ。
たぶん、ビーム初登場となる虎捕獲のシーンは、本来もっと後のつもりで撮影したんじゃないかな。そう考えるとRRR(StoRy FiRe WateR)というタイトルも最後にうわー困ったでつけたんじゃないか。
「ビームは火山だ」
水じゃないのかよ!?
まあ流転する数奇な運命だしな……
あれだけ銃エピソードと共にあったラーマが矢キャラになっても……
まあ流転する数奇な運命って言われてたし……
しかしラーマもビームも、驚異的な跳躍で敵を打ちすぎでは……
総督のスーパーショットは一体何を観せ
~INTERRRVAL~
映画館で観てほしい作品。
どのシーンも「いきなり出てくる」方が楽しめるだろうから、公式HPも観てほしくない。
少し虐殺シーンや拷問シーンに本気度があるので、そういうのが苦手な人は観て後悔を感じる人もいると思う。このテーマを描く上では、必要なことではあると思うが。
そういうのが致命的でない人は、限りなく★5の映画なんじゃないかな。
歴史だのインドだの英国だの知らずとも2大バトルヒーローが侵略者の独裁を倒す話としても観られるし、歴史的・社会的意義に照らして世界感を楽しみたい人にとっても浅くはない。
いわゆる『君の名は。』のように観客のレベルごとに楽しみ方を用意できている深度別多軸の物語であり、3時間という長丁場もあっと言う間に終わる。
純粋な娯楽映画としても、業界人の道標・教材の一つとしても高い価値を放つ作品。
ほとんどの人にとって、観て損はないと思う。これは、映画という表現の特徴を最大限生かしたものとして、アニメや小説に代替物が無いからだ。
完成度はトップガンマーヴェリックの方が上に感じるが、どっちが好きかと言われたら私はこっちになりそう。2022年は豊作だ。生の喜びを感じる。
娯楽映画ってこういうことだよねっ!!
一応ネタバレになるのかな?と思いネタバレの設定にした。
アクション系のインド映画を3本以上観た人なら解るけど、だいたい勧善懲悪で悪い奴を力技でぶっ飛ばす!が基本。
今作も植民地時代のインドが舞台なので、イギリス人や白人の悪役っぷりが容赦ない。
物語に緩急を付けるため、差別や虐げられる重苦しいシーンにゲッソリするけど、そこが辛ければ辛いほどクライマックスの逆転勝利は大興奮!
……というか、冒頭のラーマが民衆に突っ込んで行くシーン、ラーマとビームが出会うシーン、途中のナートゥ対決、他もクライマックスみたいなシーンばかりでここに至る頃には飽きそうなのにそんな事は全くなく、拳を上げて叫びたいのに目が釘付けでむしろ無言で空いた口が塞がらない。
エンディングまでキラキラ華やかな歌とダンスで3時間があっという間。
リアリティも大事だけど、「なんでやねーん!」と喉が破ける音量でツッコみたい力技の演出には諸手を挙げてただ参った。
本当に凄いものを観させてもらった。
ずーっと観ていたいが、丁度良い3時間
最高でした。もう最高。ずーーーっと自分の感情の行き場をコントロール出来ないのに、ただただ気持ち良い。泣いたり笑ったり拳を握りしめたりしてました。
これは絶対に劇場です。家で観たらきっと100分のイチの熱量な気がする。それでも、そこら辺のアクション大作と言われてるもの(東西問わず)と比べると10倍は感情が沸騰するとは思いますが。
細かいことは気にしないで、抜群のエンターテイメントだから。
いやいやインド映画すごい。何がすごいって、話の展開とか脚本とか突っ込みどころ満載なのに、そんなこと気にしてる暇も勿体なくなるほど楽しめる抜群のエンターテイメント性。いや、初対面でそんな阿吽の呼吸?とか、この状況でいきなり歌う?とか、え、毒ヘビに嚙まれてたよね何でそんな急に動ける?とか、そんなこと、どうでもいいです。むしろそういうぶっ飛んだ展開が愛くるしくさえ思えてくる、映画への情熱がひしひし伝わる制作陣のパワー。ダンスもキレッキレですごい。英国人がこれでもかっていうくらい悪者に描かれていたのも意図的で面白い。インド映画、すごいパワーもらいました。ありがとう。
活力
元気が出る。
今回も長く、途中で「interval」のテロップが出た時にズッコケた。なのだが、コレもサービス精神の発露かと思うと微笑ましくもある。
物語の背景は重々しいのだけれど、話の筋は分かり易い。基本的に俺はこの手の話に滅法弱い。怒涛の後半戦で涙ぐむ始末だ。
冒頭から話の核を解説してくれる。
この魂で結ばれていたような2人がどうなっていくのか?そんな事がこの物語の核らしい。
そのナレーションを一切裏切らない内容だった。
野望を秘めて英国軍の犬として生きるラーマ
村の娘を取り返すべく英国軍に挑むビーム
驚くべきシュチュエーションの中で2人は出会う。
突っ込んまずにはいられない程の以心伝心っぷりなのだけど、その後の映像が、そんな些細な事を吹き飛ばしていく。この作品における決意表明みたいな感じでもあった。
お互いの身分が分かるまでは微笑ましい場面もあって楽しい。このビームってのが、案外お間抜けキャラでもあるのだけれど、なんの魔法か後半は超絶カッコいい。
ビームの方は男くさくヒーローらしき2枚目だ。
冒頭のアクションはこのラーマからなのだけど、非常に秀逸なアクションだった。
彼の信念が余す所なく伝えられる。1対何百って感じなのだけど、彼は揉みくちゃにされ続けるのだ。一見グズグズになりそうなもんなんだけど、そのグズグズさを彼の執念に転嫁させていた見事なアングルと編集だった。
その後も胸が熱くなるシーンは続き、ビームが囚われ鞭打たれるシーンなんかは寒気がする程だ。
彼は歌うのだ。
未来の自分の子孫に向けて。権力の前で膝をつくどころか、悲鳴を上げる事すらしないのだ、と。
彼の信仰と意思の強さが朗々と歌い上げられる。
インドの民の高潔な血統を感じさせる。
ホントに様々なシーンでやり過ぎてくれるインドアクションではあるものの、クセに成りつつある。
多用されるHSにクドさを感じつつも、べらぼうに絵が決まる。まるで絵画を見てるようだ。そしてヒロイックなアングルを支えるCGのクオリティー。ヒロイックにも絵画にも見えるのは彫りの深い濃い顔立ちがあればこそなのかと今回気付く。
やはり目に惹きつけられるのだ。
ホントにいい表情をする。覚悟と闘志を隠さない眼力はゾクリとする。
途中、中弛みを感じるも、後半は怒涛の展開でこっちも覚醒する。弓を携えて降臨するラーマの絵なんか笑っちゃう程カッコいい。
男はカッコよく、女は艶っぽく美しくという鉄則でもあるのだろうか。いやぁ、決まりに決まりまくるから恥ずかしさを通り越して気持ちいい。
そしてエンディングの踊り…。
受け入れてる俺がいる。どころか楽しいと思ってる。舞台で言うところのカーテンコールみたいに感じつつあるのだろうか。
ダンスのレベルとか振付の難易度とか良く分かってないし、インド舞踊の正解が何かも知らないのだけれど、とにかく楽しそうなのだ。
字幕とかもあるのだけれど、読んでない。
もう、ダンスに夢中なのだ。
むしろ、今までの物語を拭い去るって感まである。
コレが異文化なのであろう。
今後もインドアクション映画はビシバシ決めて欲しいし、ガンガン踊って欲しい。
すごいものを観たぞ…
熱量とストーリーの強さがすごい。
突っ込みどころも多数なんだけど最終的に圧倒され、エンディングでもうかなり楽しくなってしまった。
途中から、いや、ラーマとビームが川の上の少年を助けるあたりだから割と序盤か?だけど「ええ!?何それ!?(驚愕)」とストーリーの勢いと力強さ(力技?)に楽しくなってきてしまって終盤は謎の笑いと共に観ていた。
筋肉!歌!キレのあるダンス(ナートゥのシーン良い)!これでもかと派手で格好良いアクション(流れるように戦闘の中で武器を入手するのツボ)!
本気のインド映画、凄い…!!
(しかし割と普通に殺しや暴力シーンも多くて血生臭い…。)
そして本当に紆余曲折あったけどラーマとビームの関係は熱かった。終盤、覚醒したラーマとビームの2人での無双シーンはアクションもすごく胸熱…。
(完全覚醒したラーマの「お前誰だよ」状態はめちゃくちゃ格好良くもあり、かつ面白くもあった)
あと本作は例えるならアメリカにとっての「インデペンデンス・デイ」のインドバージョンなのだと理解した。インドのアイデンティティと誇りのようなものが根幹にある作品なのね。
そして植民地時代の歴史があるのは事実とはいえ、そして観客のメインターゲットはインド国民であるとはいえ、こんなにあからさまに英国をヒールにしてしまって良いのか?とちょっとびっくり。
特に英国の将軍の奥さんの清々しいまでのヒールっぷりと暴力的言動の数々は強烈だったよね(あのトゲトゲ鞭ヤバい)…。
あとエンディング、全然知らないインドの人たちの顔が出てきて「この人たち誰だよ!?」となったのも良い思い出(後から確認したところによるとインド独立運動で活躍した人たちらしい)。
トップガンと同じくらいの面白さ
■結論
めちゃくちゃ面白い訳ではないが
娯楽映画として、申し分ない面白さで約3時間飽きずに観られる。
おすすめ。
■内容
アーノルド・シュワルツェネッガーの「コマンドー」と
シルベスター・スタローンの「ランボー」を合体させたような映画。
カット割りがかなり繊細で情景が分かりやすい。
エキストラ人数、CG、ロケ、大道具、小道具など予算感がすごい。
邦画ではこのクラスは無理でしょう。
真面目に破天荒なところが笑えます。
これぞ映画
見どころがたくさん。
インド映画らしく音楽のノリが良く、音楽ライブを見ているようにビートを感じる。気持ちいい。
ダンスも躍動感に溢れていて気持ちが盛り上がる。ノリノリ。
そのなかで構図にも細かく配慮がされていて止め画で見てカッコいいと感じるところがたっぷり。
ミュージックビデオとして見られるくらいの完成度。
かといって映画としてのストーリーもしっかりしている。
インド文化、インド社会への敬意と普遍的な愛と正義、力強さ、スケールの大きさ。いろんな要素がこれでもかと詰め込まれているが、決して過剰とは感じない。ちょい重いくらい。
3時間と長いが、この濃密な映像が長く見られてお得と感じるのではないだろうか。
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