RRRのレビュー・感想・評価
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荒唐無稽、でも深い
初めてインド映画観たかも。何にも考えずに観られて、勧善懲悪のスッキリできるもの、しかも何故か評判いいからちょっと気になる…ということでチョイス。
ツッコむところいっぱいあるけど、全然気にならない!というか、気にしてたら楽しめないから気にするのは野暮!とにかく凄い熱量だった。意味わかんないけど!癖になりそう。
ダンスや歌など盛り沢山で、アクションもド派手で楽しいし、最後はスカッとする。
と、思わせて根底にあるのはイギリスに虐げられるインド人の怒りと悲しみ。最後にビームが欲しいものとして読み書きを求めたのはなるほどなーと思った。インドの歴史に詳しくないのでホントのところはわからないけど祖国をイギリスから取り戻すために、インド人がインド人としての誇りを守るために必要なもの。あの一言でラーマの部屋を見たときの反応とか、ジェニーとのデートで感じたもどかしさとか何でビームがラーマのことを「兄貴」と呼ぶのかが腑に落ちて、上手いラストだなと思った。
とにかくインド映画舐めてた!凄いの一言。
アクションやばいです。
文句なし。
ピッときて出会って仲良くなって、最後はずばっといくという痛快な映画でした。
イギリスの扱いが一昔前の香港映画みたいで、ああこういうのインドでもあるんやなと思いました。
こういう金もかかってて人もいっぱい出てる映画みると、邦画のちょっとした表情で表現する、みたいな演出って何なんだろうとかおもうよね。
Friendship or Death
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
話題作、ようやくの鑑賞でした。感無量!
ビームとラーマの絆がアツい。友情か使命か、ふたりの関係がどうなっていくのか、ストーリーは予測出来るんだけどここまでアツくなれるのは、王道過ぎるが故、なのかも…
実在の人物を題材にしつつ、両者の空白期間について神話を織り交ぜたフィクションを膨らませ、友情と肉弾と革命の胸熱エンターテインメントに仕立て上げているのがすごい!
アクション・シーンはどのシーンを切り取ってもカッコ良すぎるし、手に汗握る場面ばかり。少し大袈裟なきらいがあるものの、それがビームとラーマのコンビネーションと筋肉の躍動を強調させ、最高のカタルシスへと導いてくれました。
懸念していたミュージカルシーン、第80回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞した「ナートゥ・ナートゥ」の迫力に圧倒されました。楽曲の良さも去ることながら、力強くキレキレなダンスと迫力のシーン構成が見事で、塚口サンサン劇場でマサラ上映なるものが開催されるのも納得(笑)。
インド映画初体験が本作で良かった。殆どの作品が長尺に加え、ミュージカルシーン有りと云うことで抵抗感があり、これまで観てこなかったのですが、昔の自分を諭してやりたい。
今までインド映画を食わず嫌いで敬遠していたことを壮絶に後悔してしまうほど、本作のパワフルさに圧倒されました。
[以降の鑑賞記録]
2023/05/02:T・ジョイ梅田(レイトショー・字幕)
2023/07/09:Amazon Prime Video(レンタル・吹替)
見方や立場が変わると善悪も変わる
この映画を観るためになんとか仕事を定時で終えて大至急帰るほど期待して臨んだけど、期待を優に超えてきた!!!
インド映画によくあるよくわからない出だしの作り方だったり設定背景の作り込みだったりが一才なく、フィクションなのにとってもリアル。そして分かりきってると思い込んでいたストーリーのドンデン返しにスッキリすること間違いなし!
一度ならず二度三度と劇場に足を運ぶ根強いファンがつくのもわかる!!!(あたし
自身はさすがに3時間映画をそんなにたんきかんで何度もは無理ですが・・・)
3時間には感じない
3時間という長さに腰が引けてる方は、心配ご無用!トイレさえ済ませておけば、途中で飽きることなく楽しめます。
ストーリー、アクション、ダンス、歌と、全てがテンポよく進む。
英国植民地時代のインドという重いテーマにも関わらず、軽快に時間が進んでいく。
しかしだからと言って、単純すぎるストーリーではない。
勧善懲悪な話ではあるものの、ストーリーには伏線がはられ、人間模様がしっかりと描かれている。
アクションシーンには「あり得ない!」と突っ込みたくなるものもあったが、そこはご愛嬌。
正義の味方は、いつもあり得ないアクションで勝つと相場は決まってますからね。
そんなあり得ないアクションを失笑ものにさせなかったのは、スケールの大きさか。
カネのかけ方が半端じゃないと思える、圧倒されるシーンが随所に見られた。
特に群衆シーンは、ハリウッド顔負けのレベル。
とにかく観て損はしない娯楽大作ですよ!
Respect Respect Respect❗️
初インド映画で最高のクオリティを体験できた!
数奇な2人を軸にシュールな笑と王道コメディ要素が満面に散りばめられた作品!3時間を持て余すことなく体感できるぜ!
特にカメラワークとアクションの凄さに脱帽!
かっこよすぎてヤバイぜ!
ベタなストーリー。それに尽きている。
超人的な強さを誇る二人のヒーローが、友情と命令の狭間で揺れる、そういう映画です。
英国人が徹底的に悪魔のように描かれています。
これを観て思ったことですけど、中国共産党傘下のプロバガンダ映画って、
観たことありますか?
私はまだ現物を観たことがないのですが、聞くところによると、
日本軍を鬼のように描く荒唐無稽なものが多いということらしいですよね。
それでも飽きもせずに客が集まるらしいです。
このインド映画を観て、中国の反日映画も何本かぜひとも観てみたいと
思うようになりました。
やっぱり、この映画と似たり寄ったりの、史実に反する荒唐無稽なストーリー
なのでしょうかね。
さすがに韓国の反日映画については、何本も日本で公開されているから、
逆に観る気にもならないのですが。
いずれにしても、プロバガンダ映画。
そう割り切って観れば良いと思います。
Rのこだわり
ようやく上映です。
札幌や苫小牧に観に行こうと思ったんですが…なかなか行けなかった…ようやく室蘭でも上映‼️アントマンやバビロンは上映してませんが🤣
さてRRR…面白い‼️ソフト化される前に観て正解でした…
いやぁ主人公2人は鬼神…いやどう観ても○ンボー🤣
あああ、これってラ○ボーへの壮大なオマージュなのか…😆
あちこち痛いけど痛快(笑)
インド映画は、私も「ムトゥ 踊るマハラジャ」(98)で目覚めた一人です(笑)。ストーリーとは関係なく(?)歌い舞い踊る何でもあり、てんこ盛りのボリューム感にいつもお腹いっぱい満足しています。S.S.ラージャマウリ監督の「マッキー」(12)も「バーフバリ 伝説誕生」(15)も面白かったんですが、でもまあ、大体想像できるかなって思って今回は見送っていました。たまたま時間が取れて観賞してビックリ!想像を遙かに超えていました!練りに練られた脚本は、次の展開がよめず、万事休すの連続で鼓動が高鳴りっぱなしでした。イギリス植民地時代に実在した2人の英雄を大胆に脚色し、絶対あり得ないだろうという怒濤の人物像に圧倒されます。それを演じているNTR Jr.とラーム・チャランがどっちもカッコよくて、久しぶりに男の友情で涙しました。一言でいえば、「痛快」です!
海外No.1映画
It was one of the funniest foreign films I have ever seen. Beam and Rama's dance was also wonderful and cute. Please come and visit the theater!
今まで観てきた海外映画の中で1番面白かったです。ビームとラーマの踊りも素晴らしく可愛かったです。3時間以上の映画でしたがあっという間でした!おすすめの作品です。
絵になる映像の連続
インド映画初鑑賞。
自由のために戦うストーリーや、巨悪に屈しない姿勢などがヒーロー映画の王道をいっている。こんな真っ直ぐな友情・努力・勝利の映画を今作れる国は他にあるのか。
不完全なCGや派手すぎるアクションもマッチしている。
これがインドの最新エンタメ
魅了するダンス、音楽、展開の速さ。3時間は長いけど、早く感じました。私は素人なので普通のコメント、レビューしか出来ませんが、とても今風なインド映画と感じました。ただ、、、暴力的なシーンがしつこくて多すぎるのでは、と思いました。後半はその点が私はだんだん疲れたというか嫌になってなったと言うか。そんな気持ちになってしまいました。それでも作品としてはよく出来ていると思ったので個人的には劇場で観るに値すると思いました。総じては面白いです。ただ、心身ともに元気な人でないと絶対疲弊しますので(長いですし)整えてから観ることをおすすめします。
銃! 弓! 鈍器!
バーフバリは「剣! 弓! 鈍器!」だったけど、今回は「銃! 弓! 鈍器!」でした。
やっぱり勧善懲悪は理想的な架空の悪役の方が蟠りなく見られるので、英国暗黒面という実在する悪役はちょっと悲しかったですが……(やっぱインド的には許してないんですかね)
日本の時代劇の架空の悪代官と架空の悪徳商人の安心感たるや、あれはすごい発明なんだなと思いました。ダンスバトルの後で「チッ…なかなかやるじゃねえか(河川敷)」「ケッ…お前もな(土手)」が発生し得る英国がいるインド映画がなー。見たいなー。
一番面白かった映画を聞かれて困らなくなりました
一度目を観に行った時、サービスデーでチケット代は1200円でしたが、上映後、12000円の価値があると感じました。
今の私に、これ以上語ることはできません
インドの黒歴史物語
先日、Huluで『バーフバリ伝説誕生』を鑑賞し、今まで観てこなかったインド映画「侮るべからず」という衝撃を受け、公開から遅ればせながら本作を観に劇場に出かけた。ハリウッド映画とはひと味もふた味も違う、インド映画特有の演出だが、映像的には、ハリウッドに引けを取らない、人を飽きさせない趣向を盛り込んだ、エンターテイメント作品となっている。
『バーフバリ』でも感じたが、とにかくエキストラの数には驚かされる。また、思わず「エー!」とか、「そこでやるか?」とか思ってしまうシーンも随所にあり、本作でも、冒頭にたった一人で大群衆の中にこん棒一本で攻め込み、バッタバッタと薙ぎ倒していくシーンは、正にそのシーン。しかし、それがまたインド映画の面白さであった、細かい所を気にして観ない方がよいのかもしれない。
基本的には、ド派手なアクションを中心としているが、そこはインド映画。中には歌あり、ラブ・ストーリーあり、そして極めつけは『ナートゥ』と呼ばれるインド特有のダンス・シーンは圧巻。主人公の男2人が、シンクロしてキレッキレに踊る動きは、男の逞しさまで伝わってくる、これまで観たことのないダンス・シーンだった。
物語は、英国植民地下にあり、虐げられていたインドの黒歴史の時代を舞台。その時代に、英国軍に反旗を翻した2人のインド人の男の熱き友情が描かれている。英国軍に、村の少女が攫われる所から始まる。その少女を奪還しようと、兄のビームが英国軍相手に立ち上がる。一方、家族の復讐と国家の大義の為に、一旦は英国の警察官となり、英国に忠誠を誓う振りをし、軍の武器を奪って、反撃の時を狙っているラーマ。ある時、2人は運命的な出会いをして、それを機に、唯一無二の親友となる。
ビームは、英国軍のパーティ―の夜に、妹の奪還をするために、英国宮殿に攻め込む。しかし、その前に警察官としてのラーマが立ち塞がり、あと一歩の所で、ビームは囚われの身となる。それによって、2人に無慈悲な試練が与えられることとなり、熱い友情も崩壊していくのだが…。
3時間の大作ということで、観ていてお尻が痛くなったのは否めないが、エンドロールまで、例のダンス・シーンを盛り込んで、観る者を最後まで飽きさせない工夫は、インド映画ならでは。但し、『バーフバリ』の後に鑑賞したからなのか、『バーフバリ』で観たCGを駆使した古代の壮大な背景や圧倒される様な戦闘シーン等は、本作で上回ることができなかったように感じだのが残念だった。
人間臭く対立的
先に観た人から知らされた題名の由来とは違う意味が、序盤の字幕で提示され、"FIRE"では、支配者の手先になる凄腕警官とは酷いと思い、続く"WATER"では、支配者から警戒されながら、実体が明らかになると、意外にそれほど超人的ではない感じを受けながらも、目配せで 007 ばりの飛び込みアクションの末、偉大な仕事をやってのけ、深い絆を感じながらも、歌の文句にあるように、どこで立場の違いに気づき、裏切りを感じるかに期待感が高まる思いがした。馬とバイクの乗り物は、それぞれの情況からすると、逆の方が良い気がしたけれど。少しほっとするような疑似恋愛的な設定と支配者側を虚仮にするような踊りが繰り広げられ、まさに絆を裏切りで返すような形で対決することになり、"FIRE"と"WATER"を司りつつ戦いを進めるが、"WATER"が敗れてしまう。しかし、"FIRE"は、"WATER"の民衆への魅力を認め、自分も協力しようと思い直す。それなら当初の場面でもそれはできたはずで、親友を失いたくない気持ちが大きかったのではないか。その後、"WATER"が"FIRE"への誤解を解き、助けに行くことになり、二人で力を合わせて反撃し、総督を倒した。そこまでいけば、わざわざ故郷に武器を届ける必要はなかったのではないかとも思った。『バーフバリ』よりは人間臭く、『英国総督最後の家』よりは対立的で権勢主義的な時期で、現地人の反乱は、セポイの乱だけではなかったことも窺い知ることができる。
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