RRRのレビュー・感想・評価
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流転する数奇な物語
踊りだけがインド映画じゃない
前々から気になったけど後回しにしてたので昨日ついに行ってきた。感想としては「公開初日に行けば良かったしもっとたくさん観たい」である。アクションシーンはインド映画の中じゃ無理ないところが結構あって、中でもラーマとビームが大使館?の庭で格闘技披露し合うところが見応えあった。あんな細々とした技使えんのねっていう。ストーリー面も「奴隷時代のインドか……」とわかってどう風呂敷を畳むつもりか気になったけど、W主人公が手を組んで総督を討つ終わり方、そしてラーマが叶えると誓った武器を自分の部族に渡らせて「戦いはまだ終わっていない」エンドに繋げてて綺麗に畳めてるなと納得した。警察側のラーマがどうしてそこまで同胞を見殺しにするんだろうと疑問だったが、その説明も作中でしっかり納得いく形で描写されてあったので彼への好感度は爆上がりした。泣くつもりは全くなくて、だが冒頭の子供が買われていくシーンと我が子を返してと泣き縋る母を撲殺したシーンで一気に涙腺が崩壊した。また、ラーマの過去でも泣いてしまった。自分の父親の自爆を自分の手で完成させなきゃいけないとかどんな地獄だよ。こりゃああにもなるわ。
総合評価:自分が観たインド映画の中で一位。もう一回行ってくる。グロと死亡と拷問が大丈夫な人はぜひ行ってほしい。自分的にはそこまでグロい拷問とは思わないけど、一応念の為。
余談だけど、ラーマの母親役の女優さんが自分の好きな女優さんで個人的に凄い嬉しかった。いつ見ても美人だね。
A masterpiece! Two thumbs up!
インド映画らしさを結集した見事なエンタメ作品!1920年代の大英帝国支配時代のインドが舞台。父の意志を継ぎ独立蜂起を胸に秘めた警察官と英国提督夫人に妹(姪?)を理不尽にさらわれた部族の勇士の友情物語なんですが…息をつかせぬアクションシーン、心踊るダンスシーン、揺れる2人の心情の結末、と一瞬たりとも退屈しません。ガンジーの非暴力不服従運動と前後して実際にあったであろう英国人からの差別、迫害への抵抗のマグマも描かれてます。が、何よりも、ふたりの男優の男前ぶり、躍動が素晴らし過ぎます!いやぁ、参った。スタンディングオベーションです!
友情とダンスが織りなすこのアクション大作映画、前振りがうますぎる
信を置くレビュアーが太鼓判を推すので、初のインド映画鑑賞だったがマジで面白くてビックリ、ていうかインドって映画製作大国だったのか・・・。
主人公らは実在の偉人で、本作のストーリーは彼らがもし出会ってたらのIF世界らしいが歴史の知識なしでもわかる内容だ。これでもかと邪悪に描かれる英国を相手に、方や家族を助けるべく、方や一族の悲願を達成すべく行動していた二人は運命の邂逅を果たし、時に友情を育み、時にすれ違い、互いの目的を知り和解した後はアメコミヒーローが如く共闘ラストバトルで物語は締める。話自体は実にわかりやすく、丁寧な前振りと細かな人物描写に加え要所で観賞者を盛り上げてくる歌&ダンスパートも相まり、3時間超のストーリーでも最後まで見ごたえを保持している。
本作一番の目玉はやはり『ご存じか?』で巷を騒がせた【ナートゥ】だろう---インド映画知らずの身としては聴き慣れない曲調とフレーズを歌いながら激しく、そして力強く踊る主役二人の足さばきがまぁスタイリッシュでカッコよく見え、何より元気が出てくる陽気ぶりが凄く好み。そして直前の前振りによって踊る必然性を生み、唐突感を無くしているのが素晴らしい。あれだけ侮辱されたら見返してやろうじゃないか!となるのも大いに頷けるし、物語に踊りが挿入されても違和感がなく、むしろここはもう踊るしかない!!と思わせてくる。本作は歌パートに留まらず、一見ハチャメチャな展開にもキチンと前振りがあるのでどれもこれもスルッと受け入れた、RRRのポスターで肩車してるのを観た人は何じゃコレと思うだろうが、実際に見てみるとコレしかないと印象を改める事間違いなし、どこまでも前振りが非常に上手い。
他にはEDがかなり印象深い、豪勢なステージ上で自国の偉人を称えながらノリノリで歌って踊った挙句に監督も登場してくるので、政治とエンタメとある種のメタが混在した陽気でカオスなエンディングだった---インド映画の特色かはわからないが日本じゃ絶対実現しない演出なのもあり色々興味深く観た、結果的にプロパガンダより自国愛の強さと見てとった。
以上、EDで違和感を感じる人が出ると思うが基本は非の打ちどころがない娯楽作品なのでぜひ見て欲しい。
とめどなく流れ込む激アツ展開の応酬に打ちのめされる
こういうのでいいんだよ!
史実は悲劇だけれども、この映画ではハッピー!
そして、植民地支配側のイギリス人はマダムハヤメテジョニーヨ以外、清々しいほど全員悪人という、極めてわかりやすくて、大変気持ちがいい映画でした。
この映画は、ナンセンスなほど身体も心も運も強いオッサン2人が縦横無尽の活躍をする、その熱量を感じるためのものです。
その最高潮とも言えるダンスシーン。ダンスというとヤワな感じに思う方もいらっしゃるかと思いますが、ナートゥナートゥ(今でも耳に残ってますわ)は全く違います。途中までダンスについていけたイギリス人の若い男の根性を逆に誉めたいくらいの圧倒的に熱いとしか言いようのないダンスに、ただただ感動するための時間なんだと思います。観ているこちらの脹ら脛が筋肉痛になりそうなくらいでした。
監督もここは力入れたシーンなんだと、何かのサイトで読みました。
話としては、様々なシーンが主人公たちに都合よく構成されていて、突っ込もうと思えばキリがないほどですが、そういう細かい部分を拾わなくてもいい映画って間違いなくあるなと思いました。
スカッとしたい方、裏切りとかそういうドロドロした話に食傷気味な方、是非ご覧ください。
ザ・グレート・ムービー🎉
インド映画?素晴らしいね!
イヤイヤイヤイヤ…カッコ良すぎだろ!🤣
痛快!爽快!おすすめです
初めて観た大作インド映画で感動の嵐!
アクションも素晴らしく、ストーリーも見てて清々しい映画!
いいんだけど、やっぱ長いかな・・・あと整合性とか細かいところが気になる(自分としては)
いやー。。。よかったよ。よかった。でも、長いかな。
話題の1作だったので「3時間」というくらいの情報だけで見た感想です。
序盤の一騎当千シーンからハリウッド顔負けの音響、映像美でのっけからテンションあがりまくりで
その後のナートゥダンスシーンで盛り上がりはけっこうMAXに。面白いやんインド映画。
ただ私にはラーマの顔が結構わかりにくくて、最初の一騎当千の警官と、子供助けたラーマが同一人物だっていうのがわからず「???」となってました。インド人は髭にくりくり目がスタンダードでわかりにくい…
で、なんやかんやアクションで後半、娘を助けるためにビームがのりこむのだが
ラーマが毒蛇で死にそうになってたのにその直後に普通に邪魔しにくるとこあたりで「ん?」と思い始めてしまった・・・。
もしやこの映画、体力の概念とかそういうの無い映画なのか。と。
そのあとラーマのおかげで娘と見事に逃亡成功したビーム。
俺の中では「あぁ、ラーマ死んじゃったか。せつない・・でも逃げられてよかったね。さてそろそろ終わりかな」
と思ったのだが時計を見るとこの時点で2時間。
あぁ、もしやこのあとの1時間は・・・・。
とおもうと悪い予感が的中。
おなかを木で貫通してるのにぴんぴんしてるラーマとビームの2人で無双するシーンが1時間続きます。
いやー・・・正直、アクションとか音響のすごさで最初はすごい!って思うんだけど2時間くらいたつともうこの感じに慣れて麻痺してくる。自分には残り1時間はけっこう蛇足でした。
終わった後ツレに感想聞くと「おもしろかったー!あっという間だったね」と言っていたが
自分はビームが娘を連れて逃げられたあたりで終わってた方がよかったかなぁ・・・
脳筋で何も考えずに楽しい映画が好きな人はいいんだろうけど細かいディティール(おなかの貫通のダメージや蛇の毒の蓄積とか)が気になってしまう自分にはちょっと長すぎたかな。
2時間なら4.5点。3時間の長すぎ部分でマイナス1点で3.5点です。
騙されたと思って観て欲しい!
勧められて遅ればせながら観に行きました。
インド映画って歌って踊ってのアレでしょ?
そう思っていた時期が私にもありました。
勇気を持って紹介してくれた方に感謝したいと思います。
内容に触れずレビューを書くのがかなり難しい作品ですが正直、クソ楽しかったです🤣
ロングラン作品なだけあります。
初見の方にはなかなか難しいと思いますが先入観を持たず、黙って観て欲しい作品です。
世界におけるインドの勢いと力強さの源流に触れた想いです。
やがて円盤や配信でも登場するでしょうけれど可能であれば劇場の大スクリーン、大音響で愉しんで欲しいです。
劇場によるかもしれませんが、途中インターバルを挟んで前後編で約3時間ですが、ぶっ通しでの上映でした笑
しかし上映時間の長さは全く気になりませんでした。
ダンスなんか全くできないけど、観ていると身体がムズムズしてきてそのエネルギーに突き動かされるような気がします。
兎に角、圧巻!
物語といい、伏線といい、演出といい想像のはるか上を行って爽快感も得られ、心まで軽くなります。
ナートゥをご存知か?
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