「熱い冒険譚」RRR モリサワさんの映画レビュー(感想・評価)
熱い冒険譚
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苦手な要素(流血・暴力等)が多いと聞いて尻込みしていましたが、あまりにも周りで評判が高すぎたことと、テレビで拝見したダンスのシーンが楽しそうだったことから、とうとう視聴を決意。
激しい暴力を伴うショッキングなシーンもあり、幾度かは目を逸らしてしまいましたが、
前提知識不要の分かりやすいストーリーとテンポの良さはアクション映画との相性抜群でしたし、期待していたダンスのシーンや壮大でパワフルな数々の音楽群も最高でした。
その前に見た映画では、2時間足らずの中でも、正直途中で眠たくなったくらいでしたが、こちらの作品は3時間満遍なく最初から最後までたっぷりと楽しむことが出来ました。
ただ、面白さとしては★4.0~4.5くらいだったのですが、拷問まで関係してくるかなりクリティカルな裏切りがある中で(しかもそれが割と終盤まで修復されない)、「熱い友情物語」と評されるのはあまり納得がいかなかったため、3.5と多少下げさせていただきました。
映画に何を求めるか、によるかもしれません。映像作品ならでは、大画面で見るに相応しい迫力のある画を最重視するならば、間違いなく★5レベルの作品です。ストーリーへの重要度が高めの方は、★3.5くらいの心持ちで見に行かれた方が良いかと思います。
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