劇場公開日 2022年10月21日

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「インド映画のお手本」RRR Tarikさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5インド映画のお手本

2023年4月25日
iPhoneアプリから投稿

これはインド映画だからこそ許されるのであって、トムクルーズがこんなことやったら総ツッコミを貰いそうです。どうして不死身なの、どんなに叩いても死なないでしょと思う箇所多々ですがそれはインド映画だからなんの疑問も持たずに流して観られます。
わかりやすいテーマで正義は勝つ!最後はハッピーエンド!その中には最愛の人の死があったり、ほのかな恋心があったり、兄弟愛があったりといろいろ詰まっていて娯楽作品として十分楽しめます。本当にどこを取ってもクライマックスでした。寝てなんかいられない。発想がインドならではなんだなあとつくづく感心しました。
最後のエンドロールで確信しましたが、壮大なるインド万歳映画ですね。おそらくエンドロールにはインドのいろんな英雄が出てたのでしょうか。歴史知らなくてすみません。イギリスがこれでもかと言うくらい悪、残虐、冷血の象徴のように表されてます。あのイギリス婦人はすごい死に方するだろうというのは予想できました。
これをすんなり私(達)は受け入れてますが、インドが中国、イギリスが日本に置き換えられて中国映画が作られるともちろん印象は随分変わってくるなあと思っちゃました。

Tarik