「これでもかというぐらい次から次へと飽きさせないど派手な展開」RRR M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
これでもかというぐらい次から次へと飽きさせないど派手な展開
テレビでもたくさん紹介されたインド映画。予告編だけでもハラハラドキドキ。
約3時間という長い映画であったが、一旦終わるのかなと思ったら、また次の展開が。派手なアクションで見るものを飽きさせない。
一方で、インド人がいかにイギリス植民地支配で非人間的な扱いを受けてきたのか。イギリス人が見たらびっくりするかも。
抵抗するインド人とイギリス側の警察・軍隊側にいるインド人、この二人の友情と互いに敵同士になってしまう運命。単に娯楽映画としての派手なアクションだけでなく、このインド人の不屈な精神と力強さ、家族・地元への思い。うまい具合に出来すぎたストーリー展開であったが、それはエンタメとして楽しめばいい。
ただ、インドの言葉と時々の英語、その言葉のもつ雰囲気で、アメリカ映画とも違った印象になったかと思う。
最後に、この二人のインド人がダンスを踊るシーンがあるのだが、イギリス人がタンゴやフラメンコを踊れるかと言うに対して、サルサでなく、これだといって彼らのダンスを踊る。サルサはすでに一つのジャンルとして確立しているのだと嬉しく思った。
コメントする