線は、僕を描くのレビュー・感想・評価
全218件中、181~200件目を表示
テーマとエンドロール
この映画のテーマが大きすぎて、何を言いたいのかが掴みにくい印象を受けた。
簡単に言ってしまえば、「自分らしくいることが大切!」ということなのか?
先生方やお弟子さんの言い回しも独特で抽象的だったので、より迷宮に迷ってしまった.....
ただ、映像と音楽が一体となって躍動する場面を作り上げる手法は、斬新さを感じる。
結局のところ、一番カッコ良かったのは個人的には西濱さんだった。
まさにMVPでしょう!!!
エンドロールに流れる曲が映画と全く合っていなかった。ほんとエンドロールに入った瞬間、だいなしだなと思ったよ。一気に冷めた。この作品のおかげで、改めてエンドロールも映画の大切な一部なんだなと認識できた。
龍が紙の上を這う
揮毫会のシーンは、文句なしにすごい。大筆を叩きつけたかと思うと、その筆が龍のように紙の上を泳いでいく。そうかと思えば、ハケのような筆が繊細な線を描いていく。絵師が新たな生命を生み出しているようにも見えるし、墨色をした命の水が勝手に動いているようにも見える。
ドラマとしてはちょっと物足りない感じかな。たまたま見た水墨画に釘付けになった姿を見ただけで、弟子に誘う? その辺が現実離れしているし、三浦友和も江口洋介も横浜流星もカッコよすぎるんだよね。もっと鬼気迫る絵師が1人くらいいてもいいんじゃない。
墨の匂い…を感じた
墨絵…水墨画の世界
…墨の濃淡で
水墨画の奥深さを知る
横浜流星ではないけど惹きこまれます
線で描かれる繊細な技法
やってみたいけど…
難しそう~ですね
横浜流星の落ち着いた雰囲気がいい
周りの方々も
エンドロールも最高でした
歌と共に楽しめました!
真っ白な紙に描く線
水墨画絵師に弟子入りを提案された大学生の霜介。自発的に行動することが無かった霜介は水墨画にのめり込んで行き…。
同名小説原作映画。水墨画によって希望を見出していく再生の物語。清原果耶目的で鑑賞したが三浦友和と江口洋介による暖かな演技に胸を打たれました。
清々しい感動作
水墨画という馴染みのないモチーフを扱いながらもストーリーは王道の青春映画。
誰もが共感できる、将来への不安や悩みをどう乗り越えて行くか、勇気をもらえるようなメッセージが随所に散りばめられている。
キャスト陣の演技もすばらしく、映画に出てくるロケーションや小道具などの細部まで世界観が作りこまれており、映像も美しかった。観た後、清々しい気持ちになる傑作である
まったり
演技や音楽、映像素敵でした。水墨画の魅力。白と黒だけで描かれる世界。無数の黒があるってのもなんかカッコいい。エンドロール前とかも素敵でしたね。
演技はみな安定感抜群でさすがでした。いいキャスト。みんなそれぞれカッコよかったー江口洋介が描くシーン良かったすねーかやちゃんも相変わらず素晴らしい。
ただまぁストーリーは地味というか、大きな展開がなくややボーッとする。なんかふわっと感じる映画って感じですね。
らしく
154本目。
さっき観た映画が面白かったから、ハズレだったらと不安な気持ちで鑑賞。
ちはやふるの監督と知って観たから、そんな感じと言うか、これがこの監督の色なのか。
正直、水墨画だけで持つのかと思ったけど、全体を通して思ったのは向き合う事、らしくなのかな。
四季展辺りの芝居のバランス、作品の展開に多少のクエスチョンはあったけど、いい映画だなと思い観ていられたのと、横浜流星が何か一皮剥けて、いい役者になったと実感。
前に進む為の物語
水墨画を通して人間としての進み方を紡ぐ物語。
水墨画の神とも言える人と会うことにより紡がれるストーリーが進み始めます。
あることによりつまずいていた二人ですが、水墨画に導かれるように進んでいきます。
その先にある物語とは。
是非とも劇場に脚をはこんで頂き結末をみて頂きたいです。
監督のメッセージが欲しい
映画は出演した俳優 女優の物ではなく監督の物と言われている。であれば監督がこの映画に込めたメッセージを全ての映画に届けて欲しい。 鑑賞者がそれも参考にして鑑賞意見を出したい。 ※監督の出来栄えと鑑賞した者の評価に乖離する映画も。映画としての作品は監督の物かも知れないが基本的な本質は鑑賞者に何がしらの感動や問題を提起する物ではと思う。
ベタだけど爽やか
「ちはやふる」の小泉徳宏監督作品
ちはやふるは競技かるたの世界でわかりやすいカタルシスがあったけど水墨画の話という勝ち負けでないいい悪いの曖昧な感性?の世界の話でどうなんだろうと思ったけど、べただけど爽やかな後味の作品だった
横浜流星と清原果耶の不器用だけど自分に向き合って自分の絵を掴んでいく姿はよかった
文系スポ根になり得ず。
小泉徳宏監督の『ちはやふる』はカルタを格闘技のように描いた青春映画で、「あ、文系を舞台にしてもスポ根なドラマティックさを語れるんだ」と、日本映画のステージを一段上げたのが2016年。その『ちはやふる』を語って、小泉監督の新作である本作の予告が展開されていた。舞台が水墨画というアート。これは、もう優劣が曖昧すぎる世界。将棋や囲碁では、スポーツ的な側面を強調した演出がし易いと思うが、「墨絵」である。原作が小説であるため、読者は「絵」を想像しながら読み進む。そとため、登場人物の描く作品は無限の芸術的傑作を、勝手にイメージしていける。が、しかし映画では観客に提示しなければならない。そこには、カルタを獲った枚数のシーソーゲームや、攻守せめぎあう将棋盤上のバトルは描けない。そう、そこには作品を制作しているだけで「相手に負けたくない」という、闘争をしてはいない主人公に対して、手に汗を握る共感を持ち難いのだ。
ストーリーはとある屈託で人生に希望を失った大学生が墨絵と出会うことによって、新たな前進を始めていける。めでたしめでたし。という単純明快なものだが、肝心の水墨画での「達成感」にカタルシスが全く無いのだ。映画で提示される作品の良し悪しは素人の観客には伝わらず、最高賞を受賞したから優れた作品だという、記号でしかない。だから、映画のクライマックスで震えるようなカタルシスや主人公の汗に共感できない消化不良を起こしてしまうのだ。
これはもう、題材の問題で、俳優たちのせいではない。特に江口洋介が楽しそうに「美味しい」役を演じていたのが印象的だ。
世界観がいい!
全編に貫く、独特のリズム感が心地いい。
横浜流星、清原果耶、江口洋介、三浦友和、すべてのキャストの演技も素晴らしい。
水墨画という難しい題材だが、映像の美しさと相まって、とても美しい光と影のグラデーションをつくりだしている。
不幸話はいらなかったんじゃないだろうか。話をふくらますのなら、学園風景をもっと描いてもよかったかもしれない。
霜介が家族と喧嘩をして家を飛び出し、その夜に家族が洪水で流されるという設定だが、霜介は雨に降られなかったのだろうか?それとも、かなり遠くまで移動したのだろうか?
「ちはやふる」と比べると、登場人物も少なく、ストーリーの厚みが足りない感は否めないが、それでも映像やストーリー展開はすぱらしいものがある。
少し予算が足りなかったのだろうか。
また続編を作ってほしいと思う。
#172
日本の映画ですね
別に泣くような映画ではないのですが、自分はハンカチが必要でした。不思議なくらい泣けました。
描くことの奥に秘められたものに、意味を問う所などに日本文化を感じました。
上手く表現できないけど、よい映画でした。
マイナス部分は、家のあった場所、河川敷? それだけです。
水墨画、映画館で見てほしい。 テレビでは、私が感じた感動は伝わらないかも知れません。
盛り上がる場面の映像と音楽が好き
原作を全く知らないのですが、作り込みすぎた感もなく、わかりやすく素直に観ることができました。
盛り上がる場面での映像とそれに合わせた音楽がとても好き。
登場人物の心の葛藤や感性の表現が優れている作品。
江口洋介はカッコイイ役でしたね(^^
水墨画始めます。
椿の絵を見て涙する横浜流星のアップにはじまり、江口洋介、三浦友和、細田佳央太、河合優実、そしてトドメの清原果耶。みんな絵になる、さまになる。
予告で何度も見たシーンだけど、三浦友和が横浜流星に語りかける、「私の弟子になってみない、」そしてタイトル「線は、僕を描く」、、、もう涙が止まらない。(ここがピークだったけど)
映画にも相性があるんだろう。すべてがドンピシャ。なんなら地団駄踏んでる細田佳央太まで良く見えてくる。
なんてお洒落で、かっこよくて、勇気づけられる映画だろう。
久々にパンフレット買ったけど、パンフレットも写真やインタビューがたくさん載っててよかった。
久しぶりに江口洋介らしい江口洋介、三浦友和らしい三浦友和。
横浜流星も清原果耶も、いつまでも見ていられる。
期待値MAXで初日に観に行って、大満足できる作品でした。
全218件中、181~200件目を表示