劇場公開日 2023年4月7日

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仕掛人・藤枝梅安2のレビュー・感想・評価

全102件中、61~80件目を表示

4.0お料理少なめ

2023年4月12日
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鑑賞方法:映画館

池波料理がもっと欲しかったという贅沢な願望は残ったが、前作に引き続き最高でした。ありがとうございます。
個人的にも世間的にも最近はアメリカンヒーローものが食傷気味になっているところに、「これだよコレ」って感じのアンチヒーロー(ダークヒーロー?)。出てくる人達は皆格好良いし、痺れっぱなしでございますよ。エンドロールで「???」となり、オマケで「!!!」となったので、今後とも宜しくお願い致したい所存であります。

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lynx09b

4.5因果は巡る 絡まる運命の糸

2023年4月10日
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鑑賞方法:映画館

 楽しみにしていたパート2。彦次郎の敵討ちがメインストーリーだと思っていた。その仇相手の悪逆非道ぶりには、目を背けたくなるくらいで、これは相当なカタルシスがあるに違いない。ところが、一本道の物語ではなく、梅安と因縁のある侍が登場して、事態は複雑になっていく。

 仕掛人トヨエツの佇まいというか風格は、無言で立っているだけで絵になる。それに加えて、椎名桔平の悪辣顔、目力だけで相手を圧倒する佐藤浩市。スクリーンから殺気が伝わってきそうでゾクゾクする。

 殺した相手の因果も背負う。仕掛人の宿命が文学的に響いてくる作品でございました。

 何と次は、鬼平犯科帳。楽しみが増えた。

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bion

5.0重厚な物語をテンポよく魅せる!

2023年4月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

待ちに待ったトヨエツ梅安の第2部。公開2日目の土曜の朝イチの上映回でしたが、熟年男性が大半を占めるまあまあの客入りでした。時代劇の人気の高さを再確認して、ちょっぴり嬉しい気分で鑑賞スタート。

ストーリーは、梅安と彦次郎が京都へ向かう途中、かつて彦次郎の妻と娘を死に追いやった仇と瓜二つの男を見かけ、素性を探ろうとする中、京都の元締から彦次郎の仇の殺しの依頼を受けるが、その一方で梅安自身も浪人・井上半十郎から仇とつけ狙われるというもの。

本作は、彦次郎の復讐と梅安への復讐が織りなす、情念の物語として実に見応えがありました。登場人物の過去を回想シーンとしてうまく取り込み、人物像を深掘りし、人間ドラマとしての厚みを加えている点がとてもよかったです。無駄なシーンは一切なく、すべてが必要にして十分な描かれ方をしているように思います。そのため、ゆったりとした語り口と所作でありながら、物語の展開としてはとてもテンポがよく、ぐいぐい引き込まれます。

映像的には派手な演出はなく、夜のシーンは全体に暗いのですが、それがかえって好印象です。衣装やセットはもちろん、小道具やライティングまで、こだわり抜いた絵づくりがなされていることが伝わってきます。おかげで、江戸時代の風情や情緒、町人たちの息づかいが随所から感じられ、劇場内はもはや江戸時代です。

終盤は、梅安が死亡フラグを立てまくりながらラストに向かうのですが、その決着の付け方も十分に満足できるものでした。まだまだこの世界観に浸っていたい気分の中、エンドロールを眺めていたら「長谷川平蔵」の文字を目にして、「あれどこで出てたっけ?」と思ったら、まさかのポストクレジット。いいですねー!鬼平とのクロスオーバーですか!まだまだ今後も期待できそうです。

今回は仕掛けが少なめで、その点は物足りませんでしたが、そのぶん骨太の物語が魅せてくれます。そして今回も、おいしそうな料理が登場したのは嬉しかったです。

キャストは、梅安に豊川悦司さん、彦次郎に片岡愛之助さんで、もう長年コンビを組んでいるような安定感が秀逸です。そして、脇を固めるのは、椎名桔平さんと佐藤浩市さんで、このお二人がさすがの貫禄で一気に作品の雰囲気を高めています。やはり敵役に魅力があってこそ、主役が引き立つというものです。女優陣では、菅野美穂さん、高畑淳子さんらが、前作に引き続き出演し、いい仕事をしています。

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おじゃる

4.5続編にして名作へ!!

2023年4月10日
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大変楽しみにしていた本作!期待通りの作品でした。

相変わらず梅安&彦次郎コンビの妙味ある関係(カップルにしか見えませんが笑)や、本作より登場の椎名桔平・佐藤浩市・石橋蓮司・高橋ひとみが、また良い!!
(ただ、前作同様おもんさんが…)

対剣客には、真正面からでは歯が立たないラスボス観、梅安&彦さんの生い立ちなど、非常に没入できました。

うーん…とりあえず時代劇ファンは観るべきです。
是非、映画館でご鑑賞下さいませ!!

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白長須鯨

5.0仕掛人・藤枝梅安2 池波正太郎生誕100年記念

2023年4月10日
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楽しい

怖い

興奮

原作を読んでいて、自分の頭の中のイメージを、遥かに超えるリアル感があった!針で人を殺すなんて、ファンタジーでもある。リアルとファンタジーの絶妙な混ざり合い。1とはまた違う、男臭い内容だが、最高にかっこいい。簡単にやっつけるわけじゃない。絶対的に強いヒーローじゃないから、もしかして、やられちゃうかもとハラハラする。力任せに戦うのではなく、頭脳戦もあるからおもしろい。鬼平犯科帳ファンも必見。

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映画だいすき∴

4.5マーベル

2023年4月10日
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鑑賞方法:映画館

今回も重い作りで料金分の価値有り

いきなり、おしんの顔に!

エンドクレジット後にまさかの次回作の伏線が!(エビゾーではない)

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うんこたれぞう

4.0これは原作を読みたくなる(あっちも含めて)

2023年4月10日
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前先に比べて悪役の非道さがこれでもかと前面に出ていて、懐かしのTV版を彷彿とさせる「仕掛け甲斐ある」仕上がりとなっていた。椎名桔平は「アウトレイジ」以来こっちが定番のキャラになりつつあるな。ものすごく楽しそうに見えるのだが。TV版に比べて少々物足りなく感じたのは、ストーリーよりあのBGMの有無のせいかもしれない。我々世代はあの曲によって仕掛けのカタルシスを最大限感じるよう刷り込まれているのである。多分こちらの方が池波正太郎の原作にしっとりと寄せてあるのであろう。長谷川さんのも含めて原作に触れてみたくなった。

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あっきゃん

4.5昭和と令和

2023年4月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

「壱」観てなくても楽しみます。
古き良き時代劇と、新しさがバランスよく融合されています。

間違いなく、昭和からの時代劇の延長線にありますが、新しさも感じます。

ストーリーは王道の悪者退治とその先が楽しめました。

時代劇ファンはもちろんですが、時代劇あまり見ない人のもオススメです。

「参」もありそうですね、、、楽しみです。

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だるまん

5.0たまには、本物の時代劇を観てみませんか‼️❓

2023年4月9日
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テレビの仕掛人、仕事人が原作からかけ離れた、いや、時代劇からもかけ離れていることは有名無実ですが、他の時代劇もナンセンスです。
この映画は池波正太郎の原作忠実に製作されたはじめての映画です、驚くことに。
それを、最高の俳優の最高の演技で観れるのですから、たまりません。
時代に忠実に、人間の性に忠実に、池波正太郎の真髄がここにある、愛と憎しみに生きて死んでいく、宿命に振り回されていく人間交差点、それが池波正太郎。
最高の時代劇、最高の映画🎞🎟🎬🎦是非、ありがとうございました😊😭

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アサシン5

4.0こんな「昭和」はエエですなぁ

2023年4月9日
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鑑賞方法:映画館

日本には時代劇がある。
日本には仕掛人がある。
日本にはチャンバラがある。

イヤイヤイヤ。
完全に昭和の池波正太郎ワールドですよ。
火の玉ストレートの時代劇ですよ。
捻りも何にも有りません。
前時代的な男と女の世界です。
チャンバラのアクションエンタメ性は、キングダムにお任せ。
こちらは一撃必殺の仕掛だから。

この、ぬたる様な時間感覚からの命のやり取りが、堪りません。

続編、待ってます。風呂敷は拡げずに、このまんまの空気感で、お願いしたいです。

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bloodtrail

4.0見事な出来、梅安さんと彦さんの地獄の道行きに鳥肌が立つ。

2023年4月9日
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前作同様、過度な効果音や大袈裟過ぎる立廻りもなく、質素だが緊迫感のある作品に仕上がっています。

鉄鍋で煮える櫨、明るすぎない行灯、時代劇の美しさがここかしこに・・・

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ちゆう

4.5豊川悦司、いいなぁシミもシワもあるのに何だろうなあこの色気?歩く姿...

2023年4月9日
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豊川悦司、いいなぁシミもシワもあるのに何だろうなあこの色気?歩く姿だけでも絵になる。
テンポは緩く殺しはサッと潔い。いつまでも死なない敵もいなくて、それぞれに物語があって、その世界にどっぷり浸れる。おもんにも震える。あんな男にあんな弱みを見せられたら…
エンドロールで松本幸四郎?どこに?と思ったらえ〜また次あるのぉ💕そういえば前作もそのパターンだったなぁ

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花

4.5これぞ日本が世界に誇る作品

2023年4月9日
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鑑賞方法:映画館

1に続いて映画館で鑑賞

前作もですが

江戸時代の人々の生活の雰囲気が伝わってくるのが良いです

今回も料理シリーズが、どれも美味しそうでした
結局TKGには敵いませんが

梅安さんが
日本版ジェームスボンドにみえたりして

エンディングのローマ字表記も含め

世界を意識してる作品なのは充分に伝わりましたし

是非、世界中の人たちに
日本の時代劇を観てもらいたいし

意外とやらしい民族なんだということもわかって欲しいです

最後に
本日の映画館のお客様の8割は60歳以上の感じでした

時代劇を観てほしいのは
まずは若者じゃないかなと思いました

それには時代劇専門チャンネルくらいの資金では宣伝力が足りないかな

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

3.5良い時代劇

2023年4月9日
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池波正太郎先生がご存命だったら、きっと豊悦梅安を褒めていたと思う。最後に、池波作品からあのキャラクターがゲスト出演するので、エンドロールで席を立たない方がいい。エンドロールに、その役名を見つけたとき、「あれ、出ていたっけ?」となったが、すぐにその謎は解けた。何らかの形で続編があることを期待させる終わり方で期待して待ちたい。

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Naofumi

3.5彦次郎の意趣返しと梅安のけじめ

2023年4月9日
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知的

とてもきれいな時代劇です。
旅姿と京都の場面が多いので、1の舞台のようなしっとりしたシーンが少なかったように思います。
わかってはいましたが、仕掛人の危うさを感じた作品でした。
菅野さまをはじめに、高畑さま、高橋ひとみさま、篠原さま等々の女優の皆様、艶やかに怖く映画を彩られおられて、惹きつけられました。
テロップ後のシーンから、大掛かりな3がありそう気がします。

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のっぽ

4.5梅安と彦さんの忌まわしき過去

2023年4月9日
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池波正太郎の生誕100周年を記念した『藤枝梅安・仕掛人シリーズ』の第2弾。自分の地元、駿河の国・藤枝出身の闇のヒーローという藤枝梅安が主人公だから、1作目に続いて楽しみにしていた作品。本作でもしっかりと藤枝出身をアピールするシーンがあり、個人的にもニンマリ!

本作では、梅安の相方・彦太郎の忌まわしき過去を振り返る中での、妻と子供を殺した極悪人・峯山への敵討ちに燃える復讐劇と、梅安自身が過去の過ちから殺めてしまった女の夫・井上からの復讐劇という、両面が並行した形で、展開されていく。

前作のラストで、彦太郎が見つけた妻と子の仇の井坂。後をつけてその井坂の正体を探るのだが、本当の仇は、井坂の弟・峯山であることを知る。そんな中で、梅安は、京都の元締めから悪事を繰り返す峯山の仕掛の依頼を受けることになる。そして彦太郎と協力して、仇の峯山と対峙していく。

一方で、逆に梅安を妻の仇と復讐心に燃える井上は、梅安同様、京都で仕掛けを生業としてる浪人。梅安が京都にいることを知った井上もまた、梅安を追って、妻の仇として命を狙ってくる。それぞれが復讐する側とされる側として、憎悪の連鎖となって、息詰まる攻防が展開されていくのだが、そこは『仕掛人』、見応えある仕掛けが繰り広げられていく。

出演者は、1作目から引き続き、藤枝梅安を豊川悦治、相方・彦太郎を片岡愛之助、梅安を愛おしく思う女中・おもんに菅野美穂が出演。そして、敵役となる峯山と井坂の2役を椎名桔平が演じ、梅安を仇と思う浪人には佐藤浩市が飯伏銀な演技を見せていた。そして、1作目でも登場していた、梅安のお手伝い・おせき役の高畑淳子の演技は、シリアスなドラマ中に、一服の柔らかさが伝わる、アクセントにもなっていたと思う。

そして、前作の椎名桔平に続いて、エンドロールの中に出演してなかったはずの大物俳優の名前があり、「あれ?」と思ったのだが、エンドロール後に、『藤枝梅安3』へ続くシーンがあるので、席は立たないように。

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bunmei21

4.5因縁だらけの人生ですから、そりゃ疲れて死にたくもなります

2023年4月9日
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え?第三部もあるの?
と思わせておいてからの、『鬼平犯科帳』新シリーズ開始の予告だったりして。
ただの遊び心かもしれませんけど。

今回は悪人どもがバッタバッタ殺されていきました。
ブルース・ウィルスがその他大勢の悪役をどんどん撃ち殺していくみたいに雑魚どもがひとりまたひとりと消えて行きます。時代劇だと、こういう展開でもさほど違和感なく没入できますね。

それにしても、梅安先生の人生、どれだけ因縁だらけなの?まだまだ明かされていない因縁で、もう一作いけるのでは⁉️

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グレシャムの法則

4.5嬉しいオマケ

2023年4月9日
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52本目。
おっ、小林綾子と思ったら、これだけかと、ちょっとガッカリ。
前作より、短めは有難いし、丁寧な作品作りは変わらず。
各々の葛藤がメインな感じで、より作品に深味を与えてくれてるし、エンドロールに鬼平って、出てきたっけ?と思ったら、うわー、ここで。
叔父?の後を受け継いだか、これはこれでめっちゃテンション上がったけど、無理に寄せなくたもいいかな。
佐藤浩市の相方の人が、ちょっと力入り過ぎかなあ。

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ひで

3.5良くまとまった時代劇かと

2023年4月9日
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良くまとまった時代劇ですね。
ストーリー的にはオーソドックスな作品です。
仕掛人2人のそれぞれの過去を絡めて物語は進行します。

でも、敵役弱くないですかね、イマイチ盛り上がらないような。

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お抹茶