仕掛人・藤枝梅安2のレビュー・感想・評価
全102件中、21~40件目を表示
剣客が好き
良かった。
前作はよく知らずに見て、面白かったけどドラマ以上映画未満な感じを抱いたが、今作は満足感が非常に高かった。
物語としては前作に比べて今作の方がシンプルだと思ったが、「復讐」へと駆り立てる想いが完全に納得のいくものだったので主役の二人に共鳴し気持ちが乗ったのかもしれない。
もう一つの話の筋である佐藤浩市さん演じる侍の怒り、哀しみも理解でき何とも言えぬ余韻を残し映画館を去った。
正直、今作で一番好きな人物は佐藤浩市さん(衰えぬカッコよさ)演じる侍。
剣客という事も相まって。
やっぱり針で「チクッ」よりも剣で真正面から取っ組み合って「ズバッ」がカッコいい(笑)
演技についてはよく分からないのであまり言及する事はないのだが、主役のお二方は勿論、
先の佐藤浩市さん、椎名桔平さん・・素晴らしいですね。
特に椎名桔平さんは難しかったのでないかと思うが、「目」が完璧でしたね。
良く分からないけれども、そう思いました(笑)
飯は今作も美味そうだった。
松竹の時代映画は安心してみる事ができます。
前作が良かったので、とうぜん観ました。
「坂の上の雲」や大河ドラマをつくる”最近のNHK"よりも、遥かに 時代考証が正確で、それでいて、鑑賞者に違和感を与えない程度に 程好く"今風に魅せて"とても観やすい映画に仕上がっており、撮影にも無理がなく
役者全員も きちんと演技をしていました。
前作も褒めたが、明暗をきっちり付けた 照明(ライティング)が芸術的に美しく、カメラ撮影も完璧だ。
画面構成も慣れたもので、ケチのつけようがない。
今回は主人公仕事人の2人以上に
佐藤浩市さん演じる 半十郎の人生 をどうしても考えてしまう。
江戸時代の身分制度は、親ガチャ だから、運命に逆らう事はできない。
その中で、精一杯がんばって生活し、何ら落ち度のない身なのに
酷い仕打ちをされたら、たまったものではない。
そうなったら、何かに怒りをぶつけるしかない。
その最後の怒りをぶつける 直前に、菅野美穂さん演じる おもん からの対応と言葉に
亡き妻をみたのでしょう。。。。
松竹が創る時代劇は 必ず見るので、「藤枝梅安 3 」を期待したい。
勘に頼っても当たれば良し
「風の噂」じゃなくて「風の便り」でしょ(怒)
2023年映画館鑑賞20作品目
4月30日(日)イオンシネマ新利府
1100円(dポイント−700円)
彦さんの仇を梅安と彦さん2人が協力し退治する話
さらに敵討ちのため梅安を殺そうとする井上半十郎らを梅安と彦さん2人で協力し返り討ちする話
勧善懲悪ではないダークヒーロー
無表情なイメージの豊川悦司だが今回は回想シーンなどで表情の豊かさを垣間見た
そりゃそうだよな
やればできるよ
女性俳優陣の芝居が光った
特に菅野美穂
井筒で佐藤浩一演じる井上半十郎と対峙する場面の一部始終が素晴らしい
彼女のように細かい芝居をする俳優が大好きだ
テクニックのほぼ全てを注ぎ込んだ感じ
性的に際どい場面が多いがヌードは微塵も無し
ブーイングをあげる男性もわりといるだろうがヌードなんて珍しい時代ではない
裸にならなくても演技力でカバーすれば良い
まっ女性俳優の皆さんはそれなりにできていたんじゃないのかな及第点
だいたいにしてそれがメインの映画じゃないから
日活ロマンポルノ復活と銘打ってヌード無しなら腹立てても仕方がないが
惣市は意外にもあっさり殺された感あり
物足りない気もするが映画の尺ならやむを得ないだろう
借りた(必ず返すとは言っていない)カネで商売女を買えばいいのに
それじゃつまらないのだろうか
なぜかルーベンスの『レウキッポスの娘たちの略奪』を思い出した
現代劇ならともかく時代劇で「風の噂」はないだろう
若手監督ならともかく残念でならない
やっぱり時代劇は刀を振り回した方が華があっていいな
それを言ったら身も蓋もないけど
エンドロールのあとにおまけあり
エンドクレジットに松本幸四郎の名前があったので「あれ?出てたっけ」と思ったが出ていない
エンドロールのあとに登場
前回同様次回予告っぽいが藤枝梅安3は多分なそう
松本幸四郎主演『鬼平犯科帳』の宣伝の一環じゃなかろうか
『ドラゴンボール』と『ワンピース』の間にクリリンとルフィが共演するようなものだろう
それにしても松本幸四郎に鬼平務まるかな
鬼というよりお兄ちゃんっぽい
あとあの高橋真悠のあの動き何かに似てるなと前回は思い出せなかったけど今回やっと思い出した
『ナマケモノが見てた』の1巻に出てきた本田美奈子(1986年のマリリン)のモノマネをする発情期のブルドッグだった
配役
夜は仕掛人を請け合い日中は鍼医者を営む藤枝梅安に豊川悦司
梅安の親友で楊枝職人を装う吹き矢飛ばしの仕掛人の彦次郎に片岡愛之助
料亭「井筒」の女中おもんに菅野美穂
梅安の紹介でおもんが転職することなる浅草の料亭「井筒」の主人の与助に小野了
梅安の女中おせきに高畑淳子
梅安の患者・下駄屋の金蔵にでんでん
金蔵の妻おだいに鷲尾真知子
梅安の針医者の師匠で故人の津山悦堂に小林薫
梅安の妹で万七の女将おみのに天海祐希
梅安の少年時代に田中奏生
梅安の妹のお吉の幼女時代に田中乃愛
井坂惣市に手込めされ生まれたばかりの娘を道連れに自決した彦次郎の妻おひろに高橋真悠
双子の弟の狼藉に手を焼く藩に仕える立派なお侍の峯山又十郎に椎名桔平
峯山又一郎の弟で剣の腕前は一流だが女と酒に溺れ狼藉を繰り返す井坂惣市に椎名桔平
妻の仇で梅安を殺そうとする仕掛人の剣客の井上半十郎に佐藤浩市
半十郎と行動を共にする剣客の仕掛人の佐々木八蔵に一ノ瀬颯
梅安と密通し梅安に殺された半十郎の妻のおるいに篠原ゆき子
顔役で殺しの依頼を仲介する元締の白子屋菊右衛門に石橋蓮司
お芳の店の用心棒だったが惣市の一味に寝返った浪人の村木勝蔵に金井勇太
茶屋の女将のお芳に小林綾子
梅安と久々に再会した祇園の顔馴染みのお崎に高橋ひとみ
『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵に松本幸四郎
誰か教えてくれないか。算数がぜんぜん合わないのだが。
極悪人・峯山又十郎ってのは、商家に押し込み強盗に入るたびに、千両箱を何箱も盗んで行くわけですよ。
たぶん1週間か2週間に1回ぐらいの頻度で強盗に入っているみたいな感じです。
そういう奴が、相も変わらず、あばら家に住んでいる。
盗んだ金を散財している様子もない。
にもかかわらず、金がないので兄貴にセビりに行こうとか言い出す。
全然分からない。
辻褄が合わない。
計算が合わない。
どうなってんだこれ。
千両箱を毎週何個も盗んでいる盗人がもしもいて、年間100万両ぐらい盗んだとすると、それは江戸幕府全体の年間の総収入を上回り、幕府が集める年貢の2倍にあたる金を毎年盗んでいることになる。(徳川吉宗の改革で幕府財政が立ち直った享保15年、歳入全体が約80万両、そのうち年貢収入が約50万両「も」得ることができたのだが、それ以上に盗む盗人って誰?)
こういう基本的なデータは、観客はだいたい知っているものと思って脚本を作らないと。
幕末最後の城・福江城には、14年の工期が掛かっている。
で、総工費は2万両ですよ。
1週間の盗みで、城を1個作れちゃうぐらいの盗みを働むような大怪盗が、金がないから兄貴にセビリに行くとかって。
兄貴の懐具合は、当時の武家の水準からいえば相当に良さそうですが、それでもあの金額を払うのがせいぜいの人なんだし。
肝心の仕置きのシーンそのものも、ショボくてショボくてつまらない。
原作を読んでいないので分からないのだけど、もともとの原作がショボショボの設定だったんですかね?
テレビ業界の人たちが、仕置きにさまざまなアイディアを振り絞って面白いシリーズをこしらえた、なまじ「仕掛人というブランド力」があるせいで、原作のショボショボそのままを映像化した作品には、勝ち目が最初からなかったということなのかも知れません。
絶対的な信用
公開から随分時間が経ってしまったけど、やっぱりこのシリーズは映画館で見るべき。見終わったあとの満足感が他とは比べ物にならない。そんなに頻繁に作ろうとしなくていいから、2年に1本ペースくらいでもいいから、もっと続編を作ってくれないかな。こういう映画が映画好きは好きなんだよ。
前作は見ていなくても大丈夫。
二部作とはいいながらも、多少セリフで触れるところがある程度で、そこまで繋がりは感じられない。続編、続編とめんどくさいこの時代だからこそ、この作りはとてもいい手法だと思う。しかしながら、よりキャラへの愛を深めるためには見ていた方がいいのは確か。梅安先生、彦さんの過去が本作では描かれているため、前作を見るとより楽しめると思う。
完全に個人的な感想ではあるのだけど、私は前回のエピソードの方が好きだったかな。心揺さぶられるし、何より女性陣の活躍がすごく良かったし。ストーリーも実に骨太であった。じゃあ、本作は駄作なのか?というと、全然そんなことはない。今回もまた素晴らしい出来。ただ、少し歯切れが悪くて、少し粗い。エピソードをひとつに詰め込みすぎたかなぁという印象。佐藤浩市演じる井上半十郎のことをもっと描いて欲しかったかな。この話を二部作として広げれそう。
でも、本作のほうがより〈仕掛人・藤枝梅安〉であり、〈仕掛人・彦次郎〉であった。そのため、アクションはかなり楽しめたし、濃厚な時代劇を堪能できた。2人の人間味がよく描けていて、更にキャラに磨きがかかっていました。こんなに愛おしいおじさまは滅多に見られません。令和の時代にこんな作品を巧みに作れるなんて、日本映画もまだ捨てたもんじゃないね。興行的には厳しいかもしれないけど、今後とも時代劇というジャンルは作り続けて欲しい。と、今回もまた思える質でした。
前回のMVPは天海祐希一択。
そして、今回のMVPは椎名桔平一択。
大好きな俳優さんなのに、なんであまり映画に出演してくれないんだろう。アウトレイジの警察官の前でタバコを捨てるシーンなんて何百回の見るくらい、細かい所まで最高の演技をしてくれるのに。本作では、紳士だがか弱い武士、強いが非道な放浪者という性格も風貌も真逆の双子を熱演。実は別人じゃないのか?と思うくらい、違う。もっと、こういう役を演じてくれ...頼む!
エンドロール後は続編を匂わせるような演出も。
これだったら、いくらでも見られるね。映画館で上映しているだけで、何故か安心感もあるし。二部作通して、日本映画は世界に誇れるところもあるんだ!と、時代劇の素晴らしいを体感。ぜひ、劇場で。日本人、外国の方も。
仕事人シリーズの頂点
高橋真悠が可愛かった
前作に匹敵する程の高品質な時代劇。 本年度ベスト級。
1作目は映像やストーリーに加え音楽等全てが素晴らしかったけど、本作も同様に素晴らしい作品。
時代劇が面白いと思ったのは本シリーズが初めてかも(笑)
本作は梅安と彦次郎が仕掛人となった理由が明かされ、その過去から引きずった復讐を軸に展開するストーリー。
梅安も彦次郎も壮絶な過去が明かされるんだけど、彦次郎の過去が凄すぎた。
彦次郎には同情するしか無い。
一方、梅安の過去も辛い感じで針医者の師匠との出会いには救われた。
だけど仕掛人になった理由は身から出た錆って印象(笑)
本作は2つの復讐がテーマって感じ。
この2つの復讐が良い塩梅で繋がっているストーリーが良かった。
本作で初めて登場する椎名桔平さんと佐藤浩市さん。
この2人のポイントがかなり高い。
特に椎名桔平さんは1人2役で相反する役を上手く演じていた感じ。
本作は女性陣の活躍が前作より少なく男臭さが目立っていた感じ。
そんな中でも菅野美穂さんは良かった。
3作目もある様なラスト。
次作も期待してしまいます。
前作は食事のシーンが美味しそうだったけど、本作は汁物が多目で残念だった感じ(笑)
TKGはいつの時代でも最高な食事ですね( ´∀`)
全体的にはよい時代劇だが、仕掛けのカタルシスはない
ストーリーは勧善懲悪的でわかりやすく、展開はテンポよく、チャンバラの見せ場もあります。
全体的にはよい時代劇作品だと思いますが、仕掛けによるカタルシスは弱く、強く印象に残るものはありませんでした。
本シリーズは二部作構成のわりにつながりは薄く、前作を観る必要はないでしょう。
前作「仕掛人・藤枝梅安」では静かで陰鬱としていましたが、本作では対照的なストーリー展開です。
悪役として描かれるのは傍若無人なド畜生で、懲らしめるのに何ら疑問を感じません。
複雑な人情の揺れ動きや執念の描写を期待していたので、この点は残念でした。
本作では人間模様の一端は描かれているものの、仕掛けを依頼する人・仕掛けられる人、それぞれの背景があまり描かれていません。
梅安の過去の行いの因果、彦次郎の復讐に焦点があるため、登場人物が多いわりに広がりがないように感じられました。
また、本作では彦次郎との共闘ともあって、梅安の仕掛けのインパクトは小さいです。
前作の仕掛けはあまりに美しすぎました。
役者陣はみなさんすばらしく、特にゲストキャストの二人はお見事です。
椎名桔平は、品行方正な峯山又十郎とド畜生の井坂惣市を演じ分けます。これにはぞっとするものがあります。
佐藤浩市が演じる井上半十郎は、行き着く先の鬼気迫る様子がすさまじいです。
役者陣を活かしきるストーリー構成・演出であれば、なおよい作品になることでしょう。
また別の池波正太郎作品の映画化が予定されているようなので、今後に期待したいです。
前作に負けないおもしろさ
時代劇を超えた傑作
これまで時代劇にまったく興味がなかったのですが、豪華キャストとビジュアルセンスの良さ惹かれて試しに足を運んでみると、すっかり虜になりました。時代背景や歴史が苦手な方でも、愉しめる映画です。
パート1もパート2も、夫と、母と、それぞれ2回ずつリピート鑑賞させていただきました。
パート1は、涙し、梅安先生にうっとり引き込まれてしまう作品、パート2は、仇討ちと敵討に緊張感あふれる作品。
どちらも威厳と影を合わせ持ったストイックな梅安を豊川悦司さんが見事に演じられ、いままでにない「仕掛け人」の深みと情緒を感じる最高傑作でした。この世界観は豊川悦司さん以外には表現できないし、ちょっと代役は考えられない存在感ですね。
菅野美穂さんの自然体の演技力が素晴らしかったです。梅安先生に絶妙にマッチする彦さんも愛嬌があってかわいい。天海祐希さんのおみのと盗賊の桔平さんともハマり役。高畑淳子さんのおせきがホッコリいい味出してます。石橋蓮司さんと小林薫さんは少しのご出演でしたが、大物俳優ならでは、声の出し方からして本当にうまい一流俳優さん、と母が大絶賛でした。
佐藤浩一さんの井上半十郎はご高齢で、仕掛け人としての手強さには欠けるものの、佐藤浩一さんらしいいい味出てましたねー。
ただ半十郎にお供していた一ノ瀬颯さんは、洋風ジャニーズ顔なので、この映画のなかでは、違和感がありました。カムイ伝とかキングダムとか、ゲームや漫画を映画にしたような軽めの時代劇作品なら適役ですが、今回のように風情や重みのある作品には向かないキャスティングだったと思います。
ほかにも書ききれないですが、いまからパート3が待ち遠しいです。松本幸四郎さんが何を見せてくれるのか、、、!
そして最後はなんといってもこの映画にどっぷりと浸れたのは、映像美と感情を揺さぶるカッコいい音楽の融合。ひとつの芸術として、何度も込み上げてくるものがありました。
半年おきにシリーズ新作の公開をお願いしたいです。制作チームと俳優さん方、みなさんの一体感が伝わってくる本当に素晴らしい映画作品でした。
続編は…
必殺仕事人をイメージして観ちゃダメ
劇場で時代劇を観るのってすごく久しぶりな気がする。
私にとって時代劇と言えば「遠山の金さん」と「必殺仕事人」という世代。
「仕事人」が好きなら「仕掛人」もアリでしょ、ということで、1作目は見逃してしまったが、この2作目からでも大丈夫という声を聞き席を予約。
個人的なことで言うと、そもそも私は豊川悦司という俳優があまり好みではない。
背が高くてスクリーン映えする俳優だとは思うけど、あの声と演技が、なんか「違うなぁ」といつも感じている。
で、本作なんだけど、その豊川悦司扮する藤枝梅安が、いろいろ闇を抱えたキャラクターである割に、まぁしゃべることしゃべること。
原作を知らないので何とも言い難いが、主人公が過去や状況や心情をこんなにセリフで説明してくれなくてもいい気がする。
(ここからネタバレ)
あと、サイコパスな双子の弟。
毒で動けなくして絞首刑なんだけど、本人も暴れることなく受け入れてて、おそらくコレ、本人も覚悟があったという演出なのかな?
ただ、もう少し膨らまさないの?って感じ。
梅安さんが、ステルスによるハリ攻撃。彦次郎さんは吹矢と毒ってことになると、どうしても剣術勝負にならない。
前作含め、登場人物同士がみんな実は関係性ありすぎってのもねぇ。
いや、私が「必殺仕事人的なモノ」を何となくイメージして来てしまったのが悪いんだけど、全般的にやはりケレン味が非常に薄くて、敵をを倒すカタルシスがすごく少ない。
ただ、役者達はさすがの存在感で、特に高畑淳子のクセの強さ。シーンは少ないのに、確実に記憶に残る。
次回作はもう仕掛人やってそう。
石橋蓮司も良いね。話し方とか、ウチの取引先の爺さんソックリだし。
全体として嫌いじゃない。
テンポも良いし、味もある。
ただ、エンターテインメントとしては地味な印象は拭えない。
あ、あといつも思うけど川井憲次の音楽仕事。
安定の「川井節」ね。
原作の最後までこのキャスト&スタッフで映像化希望
ただただかっこよかったです。
一作目同様、いやそれ以上に川井憲次サウンドの美しさが引き立つ!!!
VFXが、言われなきゃわからないくらいの綺麗な融合で、それもまた見応えあり。
梅安の人としての業の深さに、キャラの深みは増し。
あー、このスタッフ&キャストでずっと、年1~2回の映画シリーズ続けてくれないかしら?
舞台となった京都と江戸によって、宿敵・白子屋も登場したことだし、原作の最後まで映像化してもらいたいものです。
シブかっこいい大人の映画
壱より数倍面白いというかこれだけで良かった
2023年劇場鑑賞89本目。
壱が仕掛人のめんどくさい掟と業を描いた作品だとしたら、こちらは基本勧善懲悪もの。まぁ佐藤浩市パートがややこしくはしていますが。
椎名桔平演じる浪人が悪党すぎてあの最期でも物足りないくらい。あっ、このシリーズで悪党死ぬというのはネタバレじゃないですからね。決定事項です。本題はその後どうケリをつけるかなので、そこをお楽しみに。高畑淳子がでかい声でセリフを言うたびに笑ってしまいました。
エンドロールで「あれ?この人いたっけ?あー、じゃ多分この後か・・・」と思ったらその通りなので席を立たないよう。
ちなみに完全に終わって明るくなったあと若い男の人が「○○○○だ!」と興奮して叫んでたのが印象的でした。
全102件中、21~40件目を表示