「現実政治で実現できるかどうか」君たちはまだ長いトンネルの中 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
現実政治で実現できるかどうか
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女子高校生が経済政策にもの申して、国会にでも乗り込んでいくのかと思ったが、途中で潰されそうになり、忖度する大人とも出会い、むしろそういう大人を間接的に自分の代弁者に変えてしまうやり方は、それなりに見事だとも思った。財務官僚の父親の主張でもあったという発言から、説得力を感じるようになった。金の散蒔きによる景気浮揚策は、ある党派がよく主張している政策であり、推薦者に名を連ねている現職国会議員や元官僚もおり、監修もなされた作品なので、信頼して良いのではなかろうか。その党派も現在少数で、正論を国会で主張しても相手にしてもらえない状態なので、多数派をつくってもらわないと実現可能性が高まらない。例えば、現在検討中の少子化対策で、どの程度採り入れられていくかが試金石となるであろう。
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