「全部手書き?」頭痛が痛い Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
全部手書き?
自傷を繰り返す出席日数ギリギリJKと人のことを考えて行動する自分に疲れた同級生が行動を共にして行く話。
自傷を繰り返す出席日数ギリギリJKと人のことを考えて行動する自分に疲れた同級生が行動を共にして行く話。
甘々な父親と自分大好きな母親に嫌気が差して自傷を繰り返し、学校にも行かずふらふらしているJKが、檸檬色の封筒を複数の家に投函して回る同級生を発見し、封筒をみてみたらどうやら遺書で、追いかけ話しかけ巻き起こっていくストーリー。
「メンヘラ」という表現を良く聞くけれど、本当に精神を患らっているのか否か…そしてこの子達はどちらなのか。
まあ、人それぞれ嫌なことや大変なことは何かしら抱えている訳で、やっぱりただのかまってちゃん?
何でも人のせいにして不幸なのは自分だけ?
話してもどうせわからないよなんてことを言っちゃうぐらいだし、死んで家族に迷惑かけることを仕返しぐらいに考えるぐらいだし…なんて感じで自分は彼女達とは共感出来るものがなかった。
ちなみに、勿論こういう人達が現実にも多々いるのはわかっているし、死んだら楽になるだろうなーぐらいのことは考えたことはありますがね。
封筒投函されたライターにしても、仕事として、主材対象としての興味なのかと思ったらなんだかそうではなくて、見ず知らずの他人のことにそこまで入れ込むって随分余裕があるんだなと…個人的にはライターの彼女が言ってることが一番芯食ってる気がするんですが。
なんてことが観賞中、頭の中をずっとぐるぐると回っていたので、それなりには響いてたのかな…。
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