アウト・オブ・デスのレビュー・感想・評価
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ブルース・ウィリスじゃなかったら・・・
良くも悪くも父との思い出を残す場所に父の遺灰を散骨すべくわざわざ山奥へと来たシャノンは、踏ん切りがつかないのか突然の雨を言い訳にすんでのところで頓挫。帰路につこうとしたその矢先、汚職警官と売人とのいざこざを目撃且つ録画してしまい総動員された汚職警官たちに追われることに...
一方現役を退いた元警官のジャックは長年連れ添った妻を亡くし意気消沈しており、姪(?)のススメで静養にとその地域を訪れていた。なんやかんやあってシャノンのいざこざに巻き込まれることになる。バッチと携帯は置いてきたが銃は持ってきた...
今は亡き者たちに想いを馳せ(引きずられ)、次のステップへの踏ん切りがつかない者たちが~というお話が主題なんだけど、これがまぁつまらないのよものすごく。ララ・ケント演じる汚職警官とその相棒役にもちょっとした事情があって2人との対比になってたりなってなかったりするんだけど、うん・・・。
なんだかんだブルース・ウィリスがいると安心感があるというか、味方についてくれると最後は落ち着くしほっこりするからそこだけは評価できるんだけど、ただそれって彼の功績ありきのもので、彼以外だったらどうなってたのかって話になっちゃうわけでね。この顛末をどう受け止められただろうかと・・・、なんだかなぁ~。
「ファースト・キル」(2017)...「THE LAW 刑事の掟」(2019)...
ジェイミー・キングのハイキング
ブルースウィルスの作品は差が激しい。本作品見たら「ダイハードって超おもしろいんだな」って思った。
見どころはジェイミーキングがまぁ綺麗だなくらいか?他にも女性が出てくるけど整形というかボトックスというか、、、、、
ラスボスのキャラ設定はいつも同じ
保安官の犯罪を目撃したハイカーと、そのハイカーを助ける元警官のサバイバル劇。
ブルース・ウィリスが脇を固めるB級サスペンスですね。
極めて厳しい評価を付けることが多いブルース出演のB級物ですが、その中では見応えのある作品だったように思います。
特に、悪役である女性保安官補の描き方が良いですね。辺境の田舎に住むシンママ。生活の為にラスボスである保安官の片棒を担ぎます。大怪我を負い殺される際には子供を理由に命乞いをし、死を悟った瞬間に自らを殺そうとする幼馴染に子供の将来を委ねます。
悪役の最後とはいえ、心に残るシーンでした。
それだけに、最後まで「my son」と言い続けるのは頂けません。名前を呼ぶでしょう・・・
女性保安官補が印象に残っているので、この人のキャラ設定のブレにも違和感を感じてしまいます。冒頭、平然と売人を殺す女性保安官補。でも、主人公を捕まえて殺す時には「こんな目で見られると殺せない」と怯えてしまいます。彼女自身が殺されるシーンを含めて、キャラ設定が繋がらずに戸惑いを覚えます。
最初の売人を殺すシーンを偶発的な事故にして、それに動揺するシーンを描いてしまえば、その後のシーンとつながりますし、彼女への共感も持ちやすくなったように思え、とても残念に感じます。
映画全体としては、当然のように低評価。アクションとしては観るべきものはないく、ラストのアイデアも頓珍漢でマイナス。
私的評価は、女性保安官補の分だけ2.5にしました。
うーん
とある配信サイトで5つ星付いていたので有料で鑑賞。
対した捻りもなく、盛り上がりにも欠けた単調な作品でした。
2022年3月30日に失語症で引退発表のウィルス。
2021年の作品ですが、確かにセリフは少なく寂しい役柄でした。
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