私のはなし 部落のはなし

劇場公開日:

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私のはなし 部落のはなし

解説

日本に根強く残る「部落差別」を題材にしたドキュメンタリー。かつて日本には「穢多」「非人」と呼ばれる賤民が存在した。1871年に明治政府が発した「解放令」により賤民身分は廃止されたものの、それ以降も彼らが住んでいた地域は「部落」と呼ばれ、差別構造は残り続けた。現在、法律や制度上は「部落」「部落民」は存在しないが、少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。映画では部落差別の起源・変遷から現状までを描き、積み重なった差別の歴史と複雑に絡み合った背景をひも解いていく。監督は、屠場とそこで働く人々を捉えたドキュメンタリー「にくのひと」で第1回田原総一朗ノンフィクション賞を受賞した満若勇咲。「なぜ君は総理大臣になれないのか」の監督・大島新がプロデュースを手がけた。

2022年製作/205分/G/日本
配給:東風
劇場公開日:2022年5月21日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
大島新
撮影
辻智彦
編集
前嶌健治
整音
高木創
音楽
MONO
語り
釆奈菜子
テキスト制作
釆奈菜子
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(C)「私のはなし 部落のはなし」製作委員会

映画レビュー

5.03時間半という長さを感じさせない、自分事として部落問題を捉えられる作品

2023年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

昨年見損ねていた作品を本日ようやく鑑賞しました(しかも今日が最終日)。部落問題を扱ったドキュメンタリーです。タイトルの通り、「私のはなし」として、党派や団体から切り離した個人の実感、肌感覚、「肉感」として部落問題が語られています。関東ではもうやっているところも少ないのですが、機会がございましたら、是非ご高覧あれ。

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知徳

2.5重要なことを描いている映画ではあるが

2023年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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白井パンダ

3.5この地域ならではのポジティブさってもっとあると思うんだ

2022年8月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

部落問題に関することは理解出来ました。
ただこの歴史ある地域だからこそ、先祖から受け継いだポジティブな伝統や文化や習慣があるはず。
差別と抵抗にスポットが当てられている一方で、この地域ならではの魅力がわからなかったのがちと残念ではありました。

なお、差別をなくすにはこの地域から
①総理大臣を出す
②国会議員を多く輩出して地域に有利な法案をガンガン通す
③大企業を作って高額所得者を増やす
④子どもの有名大への進学率を増やす&他地域で活躍させる(=故郷のイメージ向上)
とかどうだろう、と思ったりしましたが。いや、論点はそこじゃないことは理解していますが。

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BONNA

4.0「破戒」に感動した方はぜひ…‼️

2022年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

休憩を挟んで3時間半、こんなに長い映画は初めて見たし、ドキュメンタリーになっているのも初めて見ました。
「破戒」の頃より、部落差別が世の中に混ざっていて、もう、箸で摘んで取り出す、というようなことはできないのだとわかりました。
どの人の話も重かったし、同じ当事者でも考えが違うことがわかりました。
差別する側にも話を聞いていましたが、血が大事だから、って、何を言っているのかと唖然としました。
「破戒」では、人は弱いから差別する、と、言っていましたが、それだけでは無さそうです。
長くて重くて、二度見たいとはとても思いませんが、見てよかったです。監督は、どのように思っているのかがちょっと分かりにくい感じはしました。
当事者ではないから、関係ないから、で済ませたくないし、綺麗事かもしれないけれど、やっぱり差別は無くしたい。
自分にできることを精一杯やっていこうと思います。

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eigaeiga