劇場公開日 2022年9月1日

「お茶目なブラピとポップな映像」ブレット・トレイン ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お茶目なブラピとポップな映像

2022年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭の日本語の会話、「私の孫の様子は?わが息子よ」みたいな言い方日本人はしないんだけどなー、と少し心配になりましたが、その後は英語になったのでホッ。
新幹線が出発してからは加速していくストーリーに振り落とされそうになるし、たぶんちゃんと把握できてないんだけど、アクションと小ネタの笑いが楽しくて面白かったです。「ゆかり」は「縁」の意味もありそうで、上手い名前です。でも弾丸列車の割に京都に着くの時間かかりましたね(笑)。

セットは国籍どころか時代も謎な感じです。どこかの駅で中華料理屋にあるような飾りがぶら下がってましたが、どうせ間違えるなら鯉のぼりをぶら下げて欲しいなあ。着ぐるみやエンドロールのデザインも日本より中国っぽいです。真田さんの名前はなんでエルダーなんだろう。車内販売のお姉さんはわざとギャルっぽくしたんでしょうが、奥さんや看護師なんか日本人に見えないし、車掌まで嘘っぽく見えてしまいました。
それだけ、現代の邦画がアメリカ人に観てもらえてないという事でしょうか。日本映画界にはもっと頑張ってもらいたいです。

舞台はアメリカでも中国でも良かったんじゃないかと思いましたが、ブラピと真田さんがすごくカッコ良かったので良しとします。

ゆり。
ゆり。さんのコメント
2022年9月17日

グレシャムさん、ありがとうございます。なるほど、木村父(真田さん)は日本どころか海外にまでその名を轟かせている伝説の殺し屋で、畏敬の念を込めて「エルダー」と呼ばれているんですね。それなら分かりました。

ゆり。
kazzさんのコメント
2022年9月16日

車掌役のマシ・オカは立派な日本人なんですが、日系アメリカ人に見えちゃうところがオカシイですね❗

kazz
グレシャムの法則さんのコメント
2022年9月14日

木村父(真田広之さん)は、原作では引退した〝伝説の殺し屋〟で、それまで車中の殺し屋を思いのままに操っていた邪悪なプリンスの前に、ラストで登場。
さてどうなる⁈
という畏怖と敬意の対象です。
アジア文化の年長者への崇敬の念を象徴的にエルダーとして表したのかも。
私の浅い理解ではそういうことになってますが、真相は分かりません😂

グレシャムの法則