「原作の原形をとどめないテイストに。」ブレット・トレイン キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の原形をとどめないテイストに。
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ブラットピット、そして大好きな伊坂幸太郎作品の映画化ということで見てきた。
伊坂作品は日本ではこれまでもいくつも映画化されているが、外国作品になったのは初めて見た。
原作はだいぶ前に読んだので記憶は曖昧な状態。
それにしても、これだけ味付けが変わると伊坂氏何も言わなかったのかな、と思ってしまう。
日本の描き方が典型的な海外の人から見た日本で、ゲイシャ・ヤクザ・ワサビ・スシ・お辞儀みたいなのと、ホームにある立ち飲み屋に提灯があったり、富士山が静岡→名古屋の間にあったり、子供向けキャラクターだったり、真田広之は台本を見て何も言わなかったのか、と思ったりも。
ただ、これを海外の人から見た日本を舞台とした新幹線車内での殺し屋同士の争いをB級エンターテインメントにした、と思いながら見ると、違った楽し方ができるのではないだろうか。
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