劇場公開日 2023年9月1日

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スイート・マイホームのレビュー・感想・評価

全124件中、41~60件目を表示

2.0おそらく、監督自身が語っていたことだが、アップのカットを多用したこ...

2023年9月14日
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鑑賞方法:映画館

おそらく、監督自身が語っていたことだが、アップのカットを多用したことで、彼の意に反して平板な印象を与えることになった。モデルハウス、この日本家屋の撮影がまずい。建築基準法で地下室といっても納戸扱いというセリフは笑えた。地下室をきちんと撮影してしまっているので、奥行きや陰影がわかりすぎるのだ。リアルサイズの日本家屋の地下室(納戸)は、怖さの演出とは程遠く、狭さを映し出していることで原作の内容から外れていく。天井裏も、なぜか明るく撮影。子供の頃押し入れや天袋を覗き込んだ時の怖さを感じたことのある人は多いはず。暗さが底なしの深淵に感じられるところからくる恐れ。それは再現できずに映像が進行していく。空間のスケールって、個人の身体スケールや視覚的なスケール、イメージの中のスケールといくつか積層して把握され、その重なりの度合いやズレから、不思議さや恐れといった感情が表出するものだが、監督はそんなことはつゆ知らずといった感じ。全体の演出のぎこちなさが目立った作品だった。

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ST.F

4.0R-子供がいる人NG

2023年9月13日
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悲しい

怖い

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せった

2.0力技が惜しい佳作

2023年9月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

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37

3.5確かに、そこらじゅうに…。

2023年9月12日
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怖い

寒い家に住む家族が、まほうの家の異名を持つ暖かい家を購入‼
…だがその家に住んで以来賢二のまわりでは不可解な事件が続いていき…といった物語。

序盤から不穏な雰囲気。大人しい青年の賢二だが、実はよろしくない秘密を抱えていたり、登場する人物は皆揃いも揃ってどこか怪しげ。

ワタクシ、間取りフェチなのに加え不気味な地下室とか凄い好みだし、ホラーテイスト満載のサスペンスでミステリーな展開も垂涎モノ。

度重なるミスリードもあり、この現象は霊的なものか?或いは誰かが…と考えながら観ることができるのも楽しい。お寿司よりもうどんって…なんて良い子なのかしら。

そんなこんなで、それぞれの人物が抱える過去の問題にも思いを馳せながら、重厚な物語が進んで行くは良いが…好みの雰囲気とは言えあまりにも同じテンションで進んで行くので、中盤からちょっとダレちゃったかも。

加えて、そこからの急すぎる展開も少し気になったかな。。手っ取り早く話を進める為なのか、社員の情報あり得ないくらいぶちまけますねwあと、狭い所がダメで地下ではああなっちゃたのに…上だと平気なの…?

全体を通し、怖さもあったし何だかんだ騙してくれたし、惜しいところも多かったけど、それだけに総じてかなり楽しめた作品だった。

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MAR

3.5思ったよりはイイ

2023年9月12日
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がしかし…面白かったが何か足りない。もう少し細かなところにも目を配って欲しかったかな。
俳優陣はさすがの面子👍🏻

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Oyster Boy

4.0観てよかった

2023年9月12日
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鑑賞方法:映画館

とてもいい映画でした

窪田くん奈緒さん素晴らしい演技
そして窪塚洋介ナイスキャスティング

怖すぎず怖くなさすぎず
先読み出来つつもまだ何かあるんじゃないかと思わせる
シンプルで観やすく飽きない展開です

ちょっと無駄なカットも多かった気もしますがご愛嬌
こだわったんだろうなぁと思うカットも多いです

斎藤工さん今後も注目させていただきます

エンドロールのあとまで観てね

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きみまろ

5.0「サスペンス好き」

2023年9月12日
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興奮

知的

今年161本目。

サスペンススリラージャンルが非常に好きです。面白い映画って113分一度も飽きずにずっと見れる作品。そう言う作品に巡り会えた日は嬉しくなります。マイホームで何が起こった位の情報でいいと思います。サスペンスだけど作品がゆっくり流れてゆったり見れます。見てる時ゾーンに近い感じ。「春に散る」と撮影時期が近かったかは分かりませんが窪田正孝ボクサーのようにいい肉体。こう言う肉体になりたいなあ。

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ヨッシー

3.5痛ェ!

2023年9月11日
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子供の扱われ方が割とぞんざいですね(笑)それが逆に良いフックになっていたと思います。きっと元々の原作の素性が良いんでしょうね。ちょっと原作も読んでみたくなりました。

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HAL-9000

3.0この頃のミステリには疑問が残る

2023年9月11日
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Scott

3.5観た人にしかわからない、役者の使い方が贅沢な作品

2023年9月11日
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心霊現象もない、突然大きな効果音流してびっくりさせるようなこともない、
それなのにじわじわじわじわイヤな恐怖を
出演者の演技によって感じることのできる映画。
最後よかったなー…

あと、言わずもがなですが、窪塚洋介さんはやはり良かった。

窪田正孝さん、演技…もっと上手だったと思うんだけど、やり過ぎて引いた。なんだかな…
周りの役者さんが良くてまとまってた。

役者さんの使い方が贅沢!
これは観た人にしかわからない贅沢さです、是非。

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may1_ppp

4.0ファーストカットが笑顔の奈緒さん

2023年9月10日
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あな番での怪演で、笑顔の奈緒さんがすっかり怖くなった私。しかしイメージ?を崩すかのように、最近はあの笑顔のままの作品が多く、バラエティでも楽しく見れるようになった。
果たして今回は、、
昨日春に散るを観たわたしにとって二作連続の窪田正孝さん。
全く違うキャラクターを見事に演じている。
彼のすごさは演じている感じが全くないところでセリフも本当にスムーズ。
絵に描いたような良妻賢母の連佛さん。
いい伏線でした。
まほうの家なんて怪しい宗教的な名前、地下室、完全電化、子供のため?の監視システム。
どんどん不気味さが増す。
平穏な日常が気がつくとホラーの世界へ
少し間延び感があったが、単なるホラーでは終わらない表現で面白かった。
エンドロールのあとにも映像あり。

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ダルメシアン07

4.0目を覆いたくなるような

2023年9月9日
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悲しい

怖い

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nakadakan

4.0良作だと

2023年9月9日
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悲しい

怖い

知的

1ヶ月前程、雨月さんの「変な家」の映画化が決まった時、このスイートマイホームの事も知った。家ブームなのかなぁと思いつつ、斎藤工さんの監督なので、期待していた。
公開週には仕事の関係で行かれず、今日になったが、いつもの映画館では上映なし。隣の町の映画館は歯医者の時間に被ってしまい、ちょっと遠い映画館に観に行来ました。
先週は1日何回かの上映があったけど、今週はどこも1日1回になっていた。
そのため夕方17:30からの上映。お客さんがなんと、自分を含めて2人。30分程でカップルがきて4人だった…

内容は良かった。
案外犯人がわからなかった。

エンドロールで福山雅治さんの名前発見。
竹中直人さんの名前もあったような気がしたけど、見間違いかな?

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seiyo

4.0スイートじゃなかったね(>_<)

2023年9月9日
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怖い

興奮

ドキドキしながら観て面白かったが、
ラストは悲鳴をあげそうになった。

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ほんのり

3.0閉所恐怖症って

2023年9月9日
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ゆゆゆう

3.0だれが、どこに。

2023年9月9日
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2023年。齊藤工監督。長野県松本のスポーツジムで働く男は妻と小さな娘と三人暮らし。マイホーム購入を機に身の回りで殺人事件が連続して起こり、妻は「家の中に誰かがいる」と言い出して、、、という話。
浮気をしていた主人公は浮気相手が脅迫されることで周囲に対して疑心暗鬼になっていくが、さらに、自身が過去の父親にまつわる記憶を失っていて閉所恐怖症になっているため、自らの精神の健全性に自信がない。また、作中には誰かに監視されていると思い込んで社会生活ができなくなっている主人公の兄がいて、いたるところから見られているから気をつけろと主人公を注意する。すると、家の中にいる誰か、とは主人公や周囲の人間の無意識的な何かだったり、妄想だったりするのではないかという想定、つまり、心の中の問題なのではないかという想定がはたらく(一人で家に残る妻は心配が嵩じてそう言いだしているのでやはり心の問題と思われる)。しかし一方で、妄想とは全く関係ない他人の子供が幽霊を見たり、実際に赤ちゃんがさらわれそうになったりもするので、その誰かは心の中とは関係なく存在する怨念とか祟りとかの霊的なものか、または物理的に存在する人間なのではないかとも思わせられる。本作では、これらすべての「誰か」候補がひとつにしぼりこまれないまま重なり合っている。無意識的なものや霊的なものは地下で顕れ、人間は屋根裏に隠れている。最後の妻の様子も含めて、「真犯人」が目的をもって行動していました、では説明できない細部がたくさんある。人間であり、無意識であり、幽霊である「誰か」。
山場で包丁で人を刺すシーンがある。主人公の過去の記憶とも関連している山場なので、ここをどう撮るのかを映画に詳しい齊藤監督が考えなかったはずがないが、やや粗雑に扱われた印象は否めない。

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文字読み

3.0冷静に、「怖いったらぁ」と言えます

2023年9月9日
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話は突っ込み所満載で、テンポも遅いし、怖いところもわかりすぎるぐらいな表現ですが、とにかく、、俳優さん達の演技で許せる感じになってます。「こわいよぉぉ」と思わず、ゆっくり、呟いてしまう映画でした。

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ゆやん

5.0上品かつ上質な恐怖

2023年9月8日
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鑑賞方法:映画館

マイホームを購入して絵に描いたような幸せな家庭に不穏な影が入り込んでくる。
何かに憑かれていく、壊れていくようすが、魔法の家の地下室の暖房の音(最初、隣のスクリーンで上映してる映画の音が漏れ聞こえてるのかと思った、それほど不快な音)と共鳴しつつ実に良く描かれている。

何でもありのハリウッド作品、何でも説明しちゃう邦画、グロくて胸熱な韓国映画、最近の映画を観慣れた目には物足りなく感じるかもしれないが、良くも悪くも齊藤工の品の良さが出ているんだと思う。

派手さはないけれども確かなキャスト、多分スタッフにもそういった人たちが集まっているんだろう。
気を衒うことのない齊藤工の真面目な演出、誠実な映画作り。これからも俳優業とともにコンスタントに作品を作り続け続けてほしい。

メジャーな製作会社さんへ。
かつて名を馳せた有名な監督やテレビ局出資の人気タレント俳優でヒット作出してる監督ばっかり使ってないで、ここに映画のことが大好きで映画のことを本当に思ってて、真面目にしっかりとした作品を作れる良い監督さんいますよ。

地鎮祭、施主が到着する前に始めちゃったんだな。
ゆっくり待っててあげてたら、急いで事故することもなかったかも。

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大吉

4.0人間に宿る怪物

2023年9月8日
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悲しい

怖い

いつ、どんなきっかけかはわからないけど、きっと、何かが『ぷつんっ』ってキレた時に、自分の中に宿る怪物を見せられた感じです。

守りたいものがある人、大切なものがある人の方が、きっと
怪物を引き込みやすいのかもね

物語の始まりから、終わりまで、ずっと不穏でした。
皆んな怪しいし、怖い

笑顔で終わりを迎えられないけど、心に残る作品でした。

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Ayako

2.5もう少し細部にこだわって欲しかった

2023年9月8日
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鑑賞方法:映画館

俳優の齋藤工がメガホンを取った映画ということで興味津々で観に行きました。ホラー要素満載ですが、サイコスリラーに分類するのが個人的には一番しっくりくる感じの作品でした。

俳優が監督を務めたことと関連があるのかは分かりませんが、役者陣、特に主役の清沢賢二を演じた窪田正孝と妻役の蓮佛美沙子、一級建築士の本田役の奈緒らの演技は、中々良かったと思います。ストーリー的にも、概ね良くできており、こんな怖い家があったら嫌だなあと、素直に感じたところです。

一方で、ディテールには疑問も。物語のポイントとなった清沢一家の新築マイホームの地下室には、集中冷暖房の機器が設置されてました。「建築基準法上は納戸だ」という説明があり、天井高も大人の背よりかなり低い地下室でしたが、一応採光窓らしきものはあったものの、地下なのに電灯が付いていないのは明らかに不自然。特に清沢賢二は閉所恐怖症らしく、モデルルームの地下室でも失神したくらいなので、注文住宅なのにも関わらず電灯を設置しないことや、閉所恐怖症対策として天井高を普通の居室並みにしなかったこととか、いろいろと気になることがありました。

また、殺人事件が発生し、刑事が被害者と関係があった清沢賢二のところに聞き取りのため捜査に来ますが、常に刑事が1人しかいないというのも不自然。普通2人で行動するでしょ。

まあ細かいところなんですが、こうした不自然さがあったせいで、ちょっと冷めてしまいました。ホラーの部分は思いっきり人外の存在を描いて欲しいと思いますし、本作ではその点良かったと思いましたが、「神は細部に宿る」と言われるように、人の世界の部分に関しては、もう少し現実に即して、丁寧に創って欲しかったと感じたところです。そうすることで、人外の恐怖にもリアリティが生まれ、映画の質もより高くなるのではないかなと思いました。

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鶏