「上品かつ上質な恐怖」スイート・マイホーム 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
上品かつ上質な恐怖
マイホームを購入して絵に描いたような幸せな家庭に不穏な影が入り込んでくる。
何かに憑かれていく、壊れていくようすが、魔法の家の地下室の暖房の音(最初、隣のスクリーンで上映してる映画の音が漏れ聞こえてるのかと思った、それほど不快な音)と共鳴しつつ実に良く描かれている。
何でもありのハリウッド作品、何でも説明しちゃう邦画、グロくて胸熱な韓国映画、最近の映画を観慣れた目には物足りなく感じるかもしれないが、良くも悪くも齊藤工の品の良さが出ているんだと思う。
派手さはないけれども確かなキャスト、多分スタッフにもそういった人たちが集まっているんだろう。
気を衒うことのない齊藤工の真面目な演出、誠実な映画作り。これからも俳優業とともにコンスタントに作品を作り続け続けてほしい。
メジャーな製作会社さんへ。
かつて名を馳せた有名な監督やテレビ局出資の人気タレント俳優でヒット作出してる監督ばっかり使ってないで、ここに映画のことが大好きで映画のことを本当に思ってて、真面目にしっかりとした作品を作れる良い監督さんいますよ。
地鎮祭、施主が到着する前に始めちゃったんだな。
ゆっくり待っててあげてたら、急いで事故することもなかったかも。
こんばんは。
良くも悪くも齊藤工監督の品の良さが出ていた。そうですね!
映画に真摯に向かい合い丁寧に作り上げた事がとても良くわかる作品でしたね。早速次回作に期待してしまいます。
制作会社への提言。。
仰る通りです。
今晩は。
”メジャーな製作会社さんへ。
かつて名を馳せた有名な監督やテレビ局出資の人気タレント俳優でヒット作出してる監督ばっかり使ってないで、ここに映画のことが大好きで映画のことを本当に思ってて、真面目にしっかりとした作品を作れる良い監督さんいますよ。”
正に私が言いたいことをバシッと言って頂いたコメントです。
嬉しいなあ。では。