バッドガイズのレビュー・感想・評価
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プイプイ
『ヒックとドラゴン』『カンフーパンダ』『シュレック』などで楽しませてくれた、ドリームワークス・アニメーションの良さが溢れた本作。
(このところ『ボス・ベイビー』『トロールズ』など、相性が合わない傾向が強かったのですが……)
「人は外見の第一印象で判断する」
「見た目からの決めつけや差別は存在する」
「決めつけられた側は教育を受けることも出来ず、まともな仕事を得られず、ただ恐れられることに追い詰められて悪事に走る」
それらが間違っていて、見た目で判断せず、チャンスは平等に与えられるべき!
という社会性の強いメッセージを内包していました。
まぁ、テーマ的には『ズートピア』に似てるんですけど、人間と亜人(動物)が混雑する世界。
見た目に恐れられる悪人を、白人以外の人種や、マイノリティをそのまま描くと差し障りが出るので、お伽噺の悪者の動物に置き換えて描いている図式。
だから「動物キャラは全て悪人」です。
ふと「人間は善なのか?」ということが引っかかりましたが、流しました。
そこがダメと感じる人も多そうですが。
私はそこがどうでもよくなるくらい、知事のキャラが気に入って、よかったのです。
とりあえず、子どもの情操教育にもいいし、大人にも味わいのある作品に仕上がっていたと思います。
ただ、途中から『PUI PUI モルカー』のメインテーマと、あの足音が聴こえてくるような幻聴に支配されて困りました。
モルモットが出てくるので。
プイプイ!
キャラもお話も音楽もアクション、すべていい。車もいいww
めちゃくちゃよかった…。適当に選んで観てほんとによかった。めちゃくちゃ面白い。気持ちのいいアクション、飽きさせない、最後まで二転三転するストーリー、でありながら人は変われるか、外見で人を判断すること、など精神性も盛り込みかなり良作。観て。
ウルフがかっこいい…ちょっとした身振り手振りまで粋でかっこいい…ズトピのニック以来の人外萌えきたわこれ。ダイアン知事との出会いから萌えが止まらん。スネークとのバディ感も、仲間とのチームプレイもたまらん。続編おくれ。尾上松也やっぱり上手すぎる。
観客少なくてほんともったいない。ディズニーやピクサーじゃないからそれほど注目されんよね。ドリームワークスの新作だけどね。
観に来てた子どもたち、ところどころ爆笑してて可愛かったww
スカッとした♪
オマージュたっぷりのバッドガイズスタイル
今週のアニメ版の本命。迷ったらおすすめ。
今年298本目(合計573本目/今月(2022年10月度)12本目)。
結局「吹き替え版」でみました。字幕版も大阪市にはあるのですが、「他の映画に接続ができないような」時間に入れる(実質的な選択権がなくなる)のはやめてほしいです…。この手の映画は「資金回収の観点」があることは理解しますが、そのために選択権(字幕版か吹き替え版かということ)を事実上与えないのはまずいかなぁ、というところです(最悪、日本語吹き替え版を強制するのか?という話になる)。
ストーリー的には他の方も書かれている通りで「バッドガイズ」がひょんなことから「グッドガイズ」になるの?ならないの?という趣旨のお話です。
登場するキャラクタが比較的多く、元になっている動物のその性質を生かすような描写が多いのも特徴かな…と思います(このことはこのキャラクタでしょ、という点はだいたいそうなっています)。
この吹き替え版で見る場合、今度は映画内の表記(BANKがどうだのSTOREがどうだの)がどうなっているのか?という点がきになりますが、基本的に「主人公たちの移動領域」はそんなに広くはないので、出てくる看板や注意書きその他も翻訳されているものもあればされていないものもあります。ただされていないものも、大半は「町の看板、注意書き」(この先、立ち入り禁止とか、駐車禁止とか)なので、どうみても英検2級あれば足ります。
ストーリーとしてはひねりはあるものの、子供の方といかれるアニメ枠という観点では深い前提知識は要求されないし、迷ったらおすすめというところです。
それにしても、「この手の映画」での「日本語字幕押し付け」は何とかならないのでしょうか…。
ダイアン知事が魅力的だった
天才的スリのウルフ(尾上松也)、金庫破りのスネーク(安田顕)、変装の達人シャーク(長田庄平)、オナラの強烈なピラニア(河合郁人)、天才ハッカーのタランチュラ(ファーストサマーウイカ)の5人による怪盗集団・バッドガイズは、これまで大きな盗みを次々と成功させてきた。次のターゲットは伝説のお宝、黄金のイルカ、と定めたが、あと一歩のところで失敗し逮捕されてしまった。逮捕された5人はマーマレード教授の指導のもと、グッドガイズに変える実験に参加させられることになった。協力すると見せかけて裏をかき、次の盗みを企むバッドガイズだったが、ダイアン知事の計らいもあり・・・さてどうなる、という話。
ストーリーは単なる怪盗だけじゃなくドンデン返しもあり面白かった。
変装名人のシャーク、って見た目ですぐわかるだろ、と突っ込みたくなったが、まぁヨシとしよう。
ウルフ、スネーク、タランチュラ、ピラニアと個性有って楽しかった。
1番良かったのは、ダイアン知事で、アクションも素晴らしく色っぽくて声優の甲斐田裕子も良くて魅力的なキャラだった
楽しめた。
大丈夫か、Dreamworks
10ヶ月待った甲斐があった、三連休はこれ見よう、三連休じゃなくてもこれ見よう。
昨年12月にアメリカで告知された時から待機していた者です。
春にこの映画が上映していたのはくやしかったです。
この時から待っていたのでちょっと思いを初日上映から一気にまとめるにはちょっと大変なのでストーリーの核心を避けてレビューします。
主人公はミスター・ウルフ率いる悪役にされがちな動物の集団で、
「動物キャラ版ルパンを突き詰めたらどうなるか?」というのを見られる怪盗アニメ。上映前に客層が似ているゾロリの予告を流していたのもGOOD。
主人公のミスター・ウルフに惚れた人には是非公式が出してる「ウルフと自撮りできるインスタのエフェクト」で遊んでみてほしい。夢の扉が開く。
たのむみんなどうか見に行ってほしい。
これの興行次第で次回のドリームワークス作品の上映に関わってくる。
(詳細はややこしくなるけど、ドリームワークスは配給会社が数回交代した影響で6年間日本だけ未上映になっていた)
純粋に大作アニメ映画としてクオリティが高いんだ。
これで凪にされてしまったらめちゃくちゃ恨むかもしれん。
この作品に次回があるかはわからないが、「この映画で盛り上がった」という実績を日本の映画史にも刻み込んでほしい。頼む。
かっこいいケモノキャラ。日本よ、これがケモナー歓喜だ。
もしかして‼️❓ベストガイズ‼️❓
大好きなサム・ロックウェル × ケイパーもの = アイスクリームくらい大好物!
あんた、もっと近くに来い
好きと好きの組み合わせなので、ちゃんと尻尾振って字幕で見てきました。ポンポンとテンポがいい!冒頭の長回し的ワンカット(イメージは『パルプ・フィクション』のパンプキン&ハニーバニーからの『アウト・オブ・サイト』みたいな?)から、展開早くポップに弾けるアニメーションと気の利いたスマートな展開に魅力的なボイスキャスト!たくさん笑えて、家族みんな楽しめるような心温まるメッセージもある快/良作だった。
サム・ロックウェルの演じるウルフが本当に彼まんま、ヤンチャ感全開に彼でしかないキャラクターでよかった。ザジー・ビーツも合っていた。オークワフィナも好きなので、ウェブスことタランチュラ役うれしかった。ちなみに彼女は『オーシャンズ8』も出ていて、言ったら今回はそこでリアーナが演じていたエイトボールみたいな役割を一味の中で担う。
ちなみのちなみに個人的には洋画沼にハマるキッカケになった重要作(&シリーズ)が『オーシャンズ11』で、ソダーバーグ監督&ジョージ・クルーニーの一派が大好きになり、そこから早い段階で中古DVDで買ったクルーニー監督『コンフェッション』でノリノリなサム・ロックウェルを知り好きになった経緯あり。もちろん作品自体もすごく良かった。そして本作の中では思いがけないタイミングでクルーニー兄さんの名前も出てくるという粋さ。
tinkle of goodness ←スパイダーマンNWHのやつ
Go bad or go home.
You're such a good boy.
よくある話かと思いきや…
安直なイメージやレッテルへの反発
吹替え版を試写にて。
まず有名人の吹替えについては、誰がキャスティングされてるのかほぼ情報を入れずに観たせいもあって、特に違和感を感じる事がなかった。聞いていて唯一分かったのが安田さんぐらいだが、かなり達者な方だと思う。
お話的には、身も蓋もない言い方をすればケイパー版『ズートピア』といった感じ。見た目とイメージによる固定観念や、善悪という二元論で評価するのは如何なものかという教訓になっている。主要キャラを動物に、その他モブキャラを人間にしたのは、観る者、特に子供に分かりやすくする為の配慮なのだろう。
ただ、そもそも見た目が悪人(悪動物?)と見られるのなら、お望み通りに悪事を働くというバッドガイズの行動原理が、ちょっと無理あるかな…と。このあたりは『ズートピア』と比べると、あまり功を奏しているとはいえないかな。
ただ、ケイパーものだけあってアクションやカーチェイスは観ていて楽しいし、何よりもキツネのフォクシントン知事が、甲斐田裕子の吹替えも手伝ってか妙に艶めかしかったのが良かった。ついでに吹替えといえば山口勝平の演技は流石の一言で、エンドクレジットを観るまで全く気付かなかったほど。
続編が出来たら、普通に観たいと思える一本。
お子さま向けだと思います…声優陣は違和感なし!
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