エクスペンダブルズ ニューブラッドのレビュー・感想・評価
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ポリコレ、とは言いたくないが…
前3作と同じ空気感を期待して観賞するも、なんかこれじゃない…という印象。結論から言うと、男臭さとか熱さみたいなものがかなり足りない上、登場人物の活躍が粒立つシーンが少なすぎる。
まず、序盤でのスタローンの退場がかなり悪い印象。これを最後まで引きずってしまったのが本当に良くなかった。前3作を通して、どんな修羅場だろうと銃火器をぶっ放して生き延びてきたバニーが、フレア切れであっけなく死んで、クリスマスとの今生の別のシーンがあるわけでもない。前作まで積み上げた無敵感や友情とか諸々はなんだったのか。"流石に終盤でなぜか生き返って助けに来るよな…、てか来ないとすごく嫌だぞ…"と不安がつきまとう。最終盤に至っては、"クリスマスすら退場させて主演2人をお陀仏とかあり得ないだろ、早く飛行機で助けにこいよ…"。などと考えてしまい、敵を殲滅して爽快エンドのこれまでとは心持ちがだいぶ違った。
また、バニーがチームから外され、ジーナがリーダー引き継いだというところには違和感しかなかった。今作が初登場にもかかわらずチームを引っ張って行くというのはいくらなんでもおかしくないか。おっさんだからこその人柄や人望がチームを引き立てて最高にしていたのに、こうも易々とそれを捨ててしまう。ポリコレ以外に理由あるのか。さらにはクリスマスが合流してからは、クリスマスがリーダーみたいな感じになっており、ポリコレだとしても必要性がわならくなる。ミーガンフォックスの演技やアクションが悪いとかでは決してないし、女を戦わせるなとかいうことでもない(2作目のマギーの登場は良かったと思う)。ただ、物語の進行に全く噛み合わない役回りが、大人の事情を匂わせ、余計なことを考えさせるだけだった。
ラッシュは途中参戦ということもあり、セリフや戦闘シーンが少なく、わずかばかり鞭を使った場面があっただけでキャラがイマイチ掴みきれない。それなのになぜか最後にトールといい感じに。"なんで出てきたんだ…これもポリコレか…?"とまた余計なことを考えさせられる。
物語進行では、序盤でバニーが退場し、中盤にはクリスマス以外全員捕まり、終盤にはステイサム1人になってしまったために、戦闘シーンの大半がステイサムの無双状態になっており、キャラそれぞれが活躍する"主役級を詰め込んだぶっ飛び爽快アクション"ではなく"ステイサムアクション"状態。"エクスペンダブルズ"にする必要ないんじゃないかとすら感じてしまった。
エクスペンダブルズといえば、"何も考えず感じる映画"で、アクション、爽快感、全員主役級の活躍というのが魅力だったと思うのだが、今作はこれまでと比べて劣る印象を受けてしまった。前作までに積み上げてきた、色々な良さをポリコレ一つで台無しにしてしまったように感じる。
一緒に鑑賞した友人は1〜3を見いないが面白かったと言っており、作品自体は決して悪くないのだろうと思う。ただ、これまでの作品を気に入り同じものを求めていた私にとっては"これじゃない"物を出されてしまった感じがして残念だった。
途中までは面白い
シリーズは前3作品も観ています。
今回もチームの関係性と、アクション目当てで観たところ、2点については満足できました。
アクションは以前までより落ち着いたのか、技術面を見せているなとは感じました。
戦闘パートは胸焼けしないぐらいの量です。
極秘ファイルの話あたりから黒幕は察せられましたが、ストーリーもラストを除いて悪くはなかったです。
恋愛パートは最初、関係性が好みではありませんでしたが「好みは千差万別」「惚れたら負け」と唱えると納得できました。
ナイフの発信機に気付いてたところは好きです。
本当に、途中までは楽しく観ていましたが、ラスト。
核爆弾の扱いが、海外作品でよく見られる【ヤバくて強い最強の兵器(オモチャ)】でした。
爆発したので、どうしてもあの後あの海域は地理も変わり、近隣の国で津波が起きて、放射能により海産物も絶望的、バーニーとクリスマスは被爆……など、色々と考えてしまいます。
エクスペンダブルズの世界では、被爆などなく平和に任務完了となっていることは分かるんですが、どうしてもハッピーエンドをそのままに受け取れません。
あと、チーム円満これからもやるぜ!なラストは好きなんですが、さすがにジャンボ・シュリンプが可哀想すぎて笑えなかったです。
心にモヤモヤが残る映画でした。
(2024/01/13 ずっとモヤモヤするので評価を0.5下げました)
スターがいなくなり薄味作品
消耗品チームとして、往年のアクションスターをズラリと集め、まだまだ元気といわんばかりのアクションを売りにしたシリーズ。
ところが4作目にしてスターが玉切れ。前作から8年ぶりに製作するとなりさぞや新たなスターが参加と期待しました。ニューブラッドと銘打ってます。ということはスタローンが引いてジェイソンステイサム中心展開というのは想像がつきました。キャストを見て「えっ」誰?
小粒ばかり、アンディ・ガルシアだけ。嫌な予感がしました。
本編開始しました。いきなり予想通りの展開。世代交代にするのは理解できますが、その次世代に個性も魅力も薄味です。孤軍奮闘のジェイソンステイサム。話の展開もB級で、アメリカの軍艦をロシア海域で核爆弾を爆発させて、第3次世界大戦にするという計画。おいおい今時この設定ですか。しかもその計画を立てた組織があまりにも間抜け。簡単に軍艦にエクスペンダブルズを罠にかけるも中途半端に監禁していて脱出されます。そこからはメンバーのアクション見せ場としますが、そもそも爆発させる予定の軍艦に何人兵隊乗せてるの?次から次に登場してきて、爆発してしまうと大騒ぎしてゴムボートで逃げようとするありさまです。そしてラストも誰もが想像できる展開、死んだふりして生きてました。アクションは確かに凄いですが、これはエクスペンダブルズをパクったB級作品です。時間つぶしにはお薦め。
単純!明快!エクスペンダブルズ!!!
内容はなかなか単純笑
下手な王道だがそこがいい笑
急に出てきたマーシュとかいう上司アンディガルシアの指揮の元、核爆弾の起爆装置?を盗んだやつらを追いかける。
(えっ、絶対悪人やん。悪い顔しとんでガルシアw)
そしてバーニーことスタローン、飛行機毎墜落し死にます。
焼け死んで顔を分からず、指輪でバーニーと判断。
(はい、絶対別人ですね。最後に助けてくれるのかな?)
で、助けようとして敵を逃してしまったクリスマスことステイサムはバーニーの仇討ち&第三次世界大戦勃発が危惧されるミッションから外される。
(まぁ勝手に尾行するけどね。)
一方、チームは内部情報が漏れており、あっさり捕まる。
バーニーの昔の連れのドニージャーをお供にステイサム無双助けに来る。
(はい、ドニージャー&ステイサム、無敵すぎてハラハラする要素もないですね。)
バーニーを殺したと思われる敵もあっさり倒すが、真のボスガルシアが爆弾のスイッチを海に投げてしまってもう逃げるしかない。
(はい、クリスマス、自分を犠牲にして仲間逃すよね。)
そんで、ガルシアとの銃を捨てた一騎打ち。
(ガルシア絶対銃隠し持っとるやん。ほんでやばいところバーニー現れて助けるやん。)
コンビ復活!!
エクスペンダブルズーーーー!!!!!!!
ベッタベタわかっててもおもろい、それがエクスペンダブルズ!!!!
しかし、50セント、キャラ濃いやつに囲まれすぎて、ただのツッコミ役のいい奴なんかいw
「漢祭り」は過去の栄光に...
ワクワクして2024年の年明けを迎え、スタローン&ジェイソン・ステイサムを筆頭に「漢祭り」を堪能すべくいざ鑑賞へ。
ネタバレは控えたいので簡潔に視聴後の評価1.5を箇条書きで記します。
✖中国市場(及びチャイナマネー)を意識したのか? 敵役が東洋人で役不足。
✖動ける筋肉(マッチョ)の俳優がジェイソン・ステイサムのみ。
✖脚本がラストの大どんでん返し以外は十分練られておらずイマイチで面白味&エンタメ性に欠ける。
✖観たいのは「マッチョ野郎達のドンパチ&ステイサムの女運のなさ」でポリコレに配慮した「女×2人登場」じゃない! 金返せ!
✖スタローン&ラングレンのアクションはほぼ無し(特にラングレンの活躍はいったい何処へ?)
▲スタローンの脚本内の「クスリと笑えるブラックジョーク」のキレがなくなっている。
▲もう動ける往年のアクション俳優がステイサム以外はドルフ・ラングレンしかいねえ。
変なチャイニーズ俳優出すくらいなら「ジェット・リー」を呼び戻せ!
〇ステイサムの雄臭さ&胸毛は「スケベマタギ(谷垣一等卒)」なみに「へえ、カワイイねえ」と褒めたたえたい。またMGSのスネーク並みにおとなしめ侵入ミッションは
【総評】
次回作があるなら仮に作っても主演俳優たちが高齢すぎて出演不可&見たいアクションをやれない、と予想。
敵役はやはりマッチョな白人か黒人じゃないと物足りない(ヴァンダムは例外だが)
「エクスペンダブルズ1&2」を見直してお口直しします。
さようなら...
昭和の「熱くて男臭い&マッチョなアクション俳優達」
サザエさんのような安心感よ
ザ・こういうのでいいんだよ枠映画!
変に捻ったことをせず、毎回古き良き?アクション映画スタイルを貫いてくれるのが大変よろしいです。
相変わらずステイサムのナイフ捌きは素晴らしいね。
ドルフ・ラングレン、飲酒解禁したらめっちゃ弾が命中するるなんて、ベタ過ぎて最高。
まさかの、船の上でバイク転がしたりするアクションも良かった。
以下超ネタバレ
スターロン、死ぬ死ぬ詐欺したから−0.5点。
勿論生きてて良かったんだけどさ。
ダミーの死体が酒場のチンピラだったのもワロタ。(ちょっぴり可哀想だけど)
究極のオールスター・ムービー4〜アクション映画限定版〜‼️
80年代、90年代に青春時代を送った我々世代が当時熱狂したレジェンドたちにエールを贈る映画第4弾‼️一作目ではスタローン、ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェットリーといったエクスペンダブルズのメンバーに加えて、シュワちゃんとブルース・ウィリス‼️加えて第二作ではジャン=クロード・ヴァン・ダムとチャック・ノリス‼️加えて第3作ではアントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、メル・ギブソン、そしてなんとハリソン・フォード‼️そして今回の第4作はアンディ・ガルシア‼️ちょっと違うんだよなぁ‼️確かに彼が出演した80年代の「アンタッチャブル」とか「ブラック・レイン」は名作だし、なんと言っても彼はゴッドファーザー‼️でもレジェンドなアクションスターでは無いですよね‼️そしてミーガン・フォックス‼️確かに超美人なんだけど、ちょっと違う路線ですよね‼️肝心の映画の中身はというと、核弾頭を盗もうとする悪玉たち。エクスペンダブルズはそれを阻止しようとするが、核弾頭が奪われ、スタローンは殉職。悲しみを乗り越え、ステイサム率いるエクスペンダブルズは、巨大タンカーでの悪玉との最後の決戦に挑む。絶体絶命のピンチに陥った時、実は生きていたスタローンがヘリで駆けつけ、悪玉を機関銃で皆殺し。メデタシ、メデタシ‼️昨年アメリカで公開された時、監督さんがインタビューで「80年代のレジェンドは全て出尽くした」「本作では、スタローンからステイサムへのバトンタッチを描く」と語っておられましたが、そんなことになってしまうと、もうエクスペンダブルズというフランチャイズではなくなるんじゃないでしょうか⁉️まだジャッキー・チェンがいるし、スティーヴン・セガールだっている‼️本来このシリーズは、豪華レジェンド・アクションスターの共演を楽しむシリーズだったはず‼️もしシリーズを続けるのであれば、プロデューサーたちが高いギャラを払ってでもレジェンドアクションスターたちを再度集めるべきだと思います‼️そして肝心のアクションシーンもビックリするくらい盛り上がりに欠ける‼️特にクライマックスのタンカーでの戦闘シーン‼️せっかくインドネシアの格闘技シラットの使い手である「ザ・レイド」のイコ・ウワイスと「マッハ」のトニー・ジャーが出てるんだから、二人の対決シーンを本気でやって欲しかった‼️このクライマックスでは、観客が盛り上がる見せ場が二つあるはずでした‼️ステイサムVSイコ・ウワイス、そしてステイサムVSガルシア‼️それなのにイコ・ウワイスはステイサムにナイフで簡単にやられるくらい弱い扱いで描かれている‼️なんてもったいない‼️そしてガルシアもヘリで乱入したスタローンによる機銃攻撃でコマギレにされ、あっさり終了‼️コマギレですよ‼️アンディ・ガルシア可哀想‼️また、正当な指相撲の勝負で自分から指輪を勝ち取った男を、気に入らないからとステイサムと二人でフルボッコにし、あげく自分の身代わりに黒コゲにしてしまうバーニー・ロスのキャラ描写もオカシイ‼️とにかくシリーズを続けるのであれば、大胆なテコ入れが絶対必要と痛感させられた、シリーズ第4作でした‼️
狂気不足
年明けエクスペンダブルズシリーズを爆走したのち、公開当日に体調をぶっ壊して2日明けての鑑賞。絶対に病み上がりに観るもんではないと思いつつも飛び込んで行きました。特典はステッカーでした。
3でも思いましたが、続編作る必要ないよなーと思ってたら案の定作る必要性は無かった作品でした。
前作よりも遥かにスケールダウンしているのが残念でした。最初の基地突撃と船上での戦闘くらいなので、映画として見映えは決して良くないなーと思いました。
戦闘機然り、爆発然り、CGと合成の嵐で、相当予算少なかったんだなーと頭を抱えると同時に大作シリーズでこんな雑なCGが観れるのかというよく分からない興奮にも襲われて大変でした。
新メンバー含めてのエクスペンダブルズでドーンと登場しますが、アクションスター全員集合レベルのジャケット、本編もしっかり出ていた3に比べると本当小粒感が否めず、トニー・ジャーとステイサムとのコンビは良かったんですが、消耗品軍団という割には果敢に突撃していく感じが少なかったので、アクションをメインにしていた作品に求めるレベルには達していませんでした。
シリーズに一貫して登場して、しっかり暴れ回ってるステイサムが今作でもしっかりと、というか無双しているところは良かったです。
バイクに乗って備え付けの銃で乱れ撃ちしまくるところが個人的ハイライトでした。
銃もナイフも拳もなんでもござれなので、シリーズはこの人いてこそだなーと思いました。4も出演してくれて本当ありがとうございます。
スタローンは多分生きてるだろうし、どのタイミングで助っ人に来るのかな〜と思っていましたが、待てど暮らせど来ずで、爆発するぞー!ってなってるところにヘリコプターで助けに来るというめっちゃギャグ寄りな登場だったのはちょっと残念でした。
シリーズ通して最後は酒場でカンパーイ!なのがお決まりになってるのはなんだか良かったです。ステイサムとスタローンのイチャイチャも見れますし、なんで生きてたの?のギミックも雑ですが好きでした。
もうこれで見納めなんだろうなと思うと少し寂しいところはありますが、これ以上傷口を広げる前にシリーズを畳みましょう。
5なんて作られたら大変なことになります。というかアメリカの興行が大惨事だからさすがに5は作られない…はずですよね…?
鑑賞日 1/7
鑑賞時間 11:20〜13:15
座席 D-5
老兵は死なず
とにかくリー役の俳優ジェイソンが55歳越えてあのアクションをスタントマン使っている?いてもいなくてもCGでもない限り凄いわ。けど仲間に合図しない様に、声出させない為にナイフが喉元になってグサグサ刺すのでなんかかっこいい殺陣には見えないけど本物志向なのかな?私は綺麗な殺陣が映画で見たい方だからちょっと気になった。
あとはニューブラッドはぼちぼちの活躍で老いぼれの活躍映画。☆2でも良かったんじゃとも思う。
男子トイレのポスターが最低でグッドでした。これで観た様なモノ!映画前に毎回トイレ行くから企画の勝利かな?女性はなし?
4というか番外編
序盤からストーリーが読めてしまう展開や黒幕の動機がありきたりすぎて必要ない感が異常です。
下品な表現も多少あり、誰得なのかなとも。
バーニーは死んだままで良かったのではと思います。これでは安っぽいヒーロー映画に成り下がってしまいます。消耗品は最後まで消耗品であってほしかった。消耗品だからこそ引き継いでいく思いが伝わってくる作品にしてほしかった。
ジョンウィックのように黄金時代のまま去ることは観る側に強いインパクトを与えますが、エクスペンダブルズも傭兵軍団らしい終わりかたや新しい道が表現出来ていたら良かった(そういう意味では3で完結がいい終わりかた)。
戦闘シーンは薄暗い中での近接戦で十分見ごたえがあり、エクスペンダブルズらしい暴れっぷりも健在でした。
新キャラにももう少し見せ場が欲しいところ。
懐古厨が咽ぶシーンがなく、今更ながらの核兵器ネタには失笑してしまう
2024.1.7 字幕 イオンシネマ京都桂川
2023年のアメリカ映画(103分、R15+)
『エクスペンダブルズ』シリーズ4作目にしてクリスマスを主役に添えたスピンオフ
核兵器の危機に陥った世界を救うために、非合法部隊が暗躍する様子を描いたアクション映画
監督はスコット・ウォー
脚本はカート・ウィマー&タッド・ダッカード&マックス・アダムス
原題は『Expend4bles(The Rxpendables 4)』
物語は、リビアにて「核兵器のスイッチ」がスアルト・ラフマト(イコ・ウワイス)に強奪されるところが描かれて始まる
その頃、アメリカのニューオーリンズでは、痴話喧嘩に明け暮れるクリスマス(ジェイソン・ステイサム)とその恋人ジーナ(ミーガン・フォックス)の元に、エクスペンダブルズのリーダー・バーニー(シルベスター・スタローン)が訪れていた
バーニーは、酔った勢いの指相撲に負け、その代償として愛用の指輪を奪われていた
そして、その奪還の助っ人としてクリスマスを必要としていた
二人は場末のバーに出向き、そこで指輪の主ジャンボ・シュリンプ(マイク・モーラー)と対峙する
クリスマスは指相撲には興味がなく、力づくでシュリンプ一味を倒し、指輪を奪い返すことに成功した
その後、バーニーはCIAオペレーターのマーシュ(アンディ・ガルシア)に呼ばれ、クリスマスも「ある作戦」に参加することになった
それは、リビアの化学工場に潜伏しているラフマトを追うというもので、掲げられたミッションは「核兵器の起動を阻止する」というものだった
エクスペンダブルズには、バーニーとクリスマスの他に、現行メンバーのガンナ(ドルフ・ラングレン)、トール・ロード(ランディ・クートゥア)に加えて、新メンバーのガラン(ジェイコブ・スキピオ)、ラッシュ(レビ・トラン)、イージー・ディ(カーティス・ジャクソン)が作戦に参加することになった
バーニーの愛機にてリビアに到達した彼らは、工場に潜入しラスマトを追う
ラフマトは奇襲を予期していたかのように逃亡し、去り際にバービーの乗った飛行機を撃墜させてしまう
バービーは墜落死し、そしてミッションは失敗に終わってしまうのである
映画は、このあたりまで予告編でバラされている感じになっていて、本当にバーニーは死んだのかと観客の戸惑いを誘発しながら、「どこで生き返るのかな?」を期待させる内容になっていた
ほとんどジェイソン・ステイサムが主役の映画で、ステイサムと愉快な仲間たちという感じになっていた
元々はスピンオフの計画だったのに、シリーズに組み込んで続編扱いしているようで、これまでのテイストとは少し違う趣がある
前作までは「懐古厨が咽び泣く」というキャラが登場してきたが、今回に関しては「懐古厨」が咽ぶような瞬間は皆無だったりする
また、今更核兵器の強奪を設定し、ラスボスは味方の中にいたというシナリオを惜しげもなく展開するのだが、中東あたりを舞台にして核兵器で遊ぶのは時代遅れにしか思えない
ラスボスはそこまで意外な人物でもなく、あっさりやられるので、予定調和の無味無臭が好きな人ならアガるのかもしれません
いずれにせよ、前作までの記憶は失くしていても問題ない作品で、「ステイサムと愉快な仲間たちテイスト」が受け入れられるならOKだろう
映画としての見どころとしては、バーニーの旧友として登場する元エクスペンダブルズのデーシャ(トニー・ジャー)の格闘シーンぐらいなので、彼のナイフ捌きに2000円払えるかどうかという感じになっていた
ジーナの造形がほぼ生成AIで不気味の谷を感じさせる修正になっているのは、狙っているのか偶然なのかはわからないが、ぶっちゃけると「怖い」としか言いようがない
命令無視でクリスマスの代わりにリーダーになる彼女だが、この起用方法を考えると、マーシュにはある思想があると見て良いのだろう
本作のような、抜擢しておいて無能に描くというのが最近多いのだが、これこそ「失礼」というものではないのだろうか
もうマンネリ
やはりキャストにお金かけすぎて肝心なCG技術が低かった気がする。
バーニーのお葬式は過去のキャスト全員集まるべきだしその時点で死んでないことがわかる。
敵役はタイ人で主要キャスト以外で節約してるのが伝わってストーリーに入り込めなかった。
次は最終章を作って全員集合させてほしい。
宣伝映画
もうステイサムの宣伝映画やんw
っていうくらいジェイソンステイサムが活躍しまくる映画でした。
いや、かっこいいんですよ。流石のアクションで。
ただ、エクスペンダブルズは豪華俳優陣の夢の共演という感じなんですよ。
懐かしの俳優達がアクションする、夢のような映画なんですよ。
まぁ確かに色々厳しいものがあるのかもしれない。
だけどやっぱり期待しちゃうんだよね。
それが今回はこじんまりとしてしまったのが残念。
ストーリー的にはあってないようなものですw
良い意味で分かりやすいです。
次回作は…厳しいかなぁ…
親父とアクションが好きなら観て損はなし
久しぶりに男臭いアクションが観れる思って行ってきました。
出だしから、なんだかきな臭いというか、何かが始まりそうなそうな予感がしてバーニーが死んで予想外の展開でしたが。
敵が中国系なので残酷なシーンが妙にしっくりというか、怖い、冷酷無比という感じですが、スクリーンからも伝わってきクス。
肉弾戦の殴り合いもですが、船上でのバイク、銃撃戦が迫力があって目が離せません。
敵の本性がわかったとき、えっとびっくり、こんな、どんでん返しがあるとはでも、これがあるなら、もしかしてという予感がして当たったときは嬉しくなりました。
決してスーパーマンでもないし、不死身なわけでもないので怪我をしたり、危ういシーンもありますが、最後まで安心して観れるアクション映画ってなかなかないので、本当に楽しんで観る事ができました。
今回、吹き替えで観ましたが声優さんは皆、ベテランなので安心して観る事ができます。
俺らは爺様達の活躍ぶり見張り番じゃねぇぞw!今作でスライ引退なのね、お疲れ様でした!
新年明けましておめでとう! と言いたいけど早々に能登震災と航空機事故とで今年ホンマに大丈夫け?と思った方も多いはず。そんな中、劇場に行ったよ。新年最初の作品選びに悩むわ~・・・
考えた末 お気軽に楽しみたいので 「エクスペンダブルズ ニューブラッド」を鑑賞したよん。
この作品、これでもかって位の世界的アクションスタ-集結映画の第4弾です。
初作から13年も経ってるねんな。オイオイみんな歳いってるぞ~。
① 2010年エクスペンダブルズ
② 2012年エクスペンダブルズ2
③ 2014エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(一番キャスト陣が凄い)
④ 2023年エクスペンダブルズ ニューブラッド
(全作出てる奴等)
・バーニー・ロス:(シルヴェスター・スタローン氏)今作で引退の模様?
・リー・クリスマス:(ジェイソン・ステイサム氏)今後作のメイン
・ガンナー・ヤンセン:(ドルフ・ラングレン氏)老眼鏡スナイパ-
・トール・ロード:(ランディ・クートゥア氏)今回も出席ね
新キャラ
・ジーナ:(ミーガン・フォックス氏)
・デーシャ:(トニー・ジャー氏)最近目にする作品多くなったわ
・マーシュ:(アンディ・ガルシア氏)相変わらず元気そう
メインのバーニ-が秘密作戦中の航空機墜落事故でまさかの死亡。この展開は“えっ”て思えたが深い伏線であった。ここの流れは面白かったかな。実の所スライが我がまま言って撮影途中降板したんじゃねえかと勘繰ったわ。リ-とコレからの新顔キャラ達の活躍で 悪の組織根絶と時限起爆開始された核兵器が載ってる超巨大タンカ-とを対峙するミッションなんだけど 結構楽しめたかな。
最後の水中大爆破ね。デッカイ花火が上がってワタシは満足満足!
バ-ニ-の最後を見届けて次の配役キャストにバトンが上手く渡ったと思いたい!!
新年 気軽にアクション映画にはオススメ
是非劇場へGO!
最強たちの挽歌!
"エクスペンダブルズ" シリーズ第4作。
通常スクリーンで鑑賞(吹替)。
新年早々、全身がたぎりまくる脳筋アクション・エンターテインメントにテンションブチ上がった。濃厚に漂う「洋画劇場感」を存分に堪能するため、吹替版で観ました。
冒頭から衝撃的。みんなのリーダーである消耗品番長、バーニー・ロス(シルベスター・スタローン)が退場し、リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)が挽歌を歌う!
クリスマスのスピンオフの側面が強くなり、仲間との亀裂を抱えたまま孤軍奮闘、新たな仲間を得て、船上での目眩くアクションと怒涛の展開を畳み掛け瞬きする暇無かったです。
ステイサム×トニー・ジャーのタッグ、ステイサム対イコ・ウワイスの頂上決戦と言った夢の組み合わせにワクワク!
アンディ・ガルシアも安定のワル役。最期がかなり呆気無かったですが、溜飲は下がったので良しとします(笑)。
脳みそ空っぽにして楽しめるこれぞアクション映画。ストーリーはともかく、全編を彩る筋肉・火力・暴力、熱い友情と眩しい絆だけで充分満足出来るお祭り作品でした。
※2024年映画館初め
脚本が粗い
「スタローンが書いたのかな?」ってぐらい脚本が粗いよね。
あれが、こうして、こうなったって描かれるだけで、その間を「生死の境なのに、こんな面白いこと言ったりやったりしちゃうんだよ」っていうシーンと台詞でつないでくの。
最初にスタローンが死んで「うわー!」ってなるんだけど、さすがに死体が黒焦げだった時点で「これ生きてて、最後にでてくるわ」と思うよね。
ナイフもってくのも「これ知ってて持ってくな。助けを期待して」と思うし。
「黒幕がアイツだった!」も「でしょうね」感が強い。
トニー・ジャーとイコ・ウワイスのメイクが似てると思ったのね。
トニー・ジャー登場シーンで「え? イコ・ウワイスが先回りしたの?」ってビビっちゃった。それくらいの脚本の方が面白いかも知れないけど。
さて、そんな粗い脚本だけど、まあ、いいよね。
勧善懲悪展開で安心して観ていられるし、アクションも派手でいい。
《EXPEND4BLES》ってAを4に変えて「それは、お洒落と思ってやったのかな?」って感じもあるけど、そのセンスで突っ走ってるのがいいなと思ったよ。
これからはクリスマスが実質のリーダーになるのか?
前作よりかなり間が空いたおかげで本来出演する予定だったキャストも大幅に変更になりオリジナルキャストはバーニー、クリスマス、ガンナー、トールロードのみが出演。トレンチ役のシュワルツェネッガーは心臓手術により出演を断念、シーザー役のクルーズは訴訟問題にて降板、ヤン役のリーは難病によりほぼ俳優を引退等々のキャスティングにも色々苦労しコロナにより製作延期になったりと苦難があり今回はクリスマスことジェイソン・ステイサムの一人舞台なストーリー展開になっている。
CIAのマーシュより作戦依頼が入り久しぶりに集結しエクスペンダブルズのメンバーだがトールロードとガンナー以外は新人のメンバーになり奪われた核兵器と起爆装置を取り戻すべくリビアに出向き兵器強奪をする武器商人の殲滅を行うが作戦中バーニーの乗る飛行機がミサイル攻撃により被弾、それでも作戦実行する様にバーニーは命令するがクリスマスは命令無視をしバーニーを助けようとするが武器商人は取り逃がしバーニーの乗る飛行機は墜落し残骸には幸運の指輪をした遺体が残されていた。帰国後にバーニーの弔い合戦をすべくクリスマスは作戦に復帰しようとするがCIAのマーシュから前回の命令無視を指摘され作戦より外され代わりにクリスマスの恋人のジーナがリーダーになり奪われた核兵器を追うことになるが・・・
今回のキャストではアクション映画界を牽引してきたシュワルツェネッガーをはじめとするレジェンドスター達は全く出演しない代わりにトニー・ジャーをはじめとするアジア系の俳優が多くキャスティングされておりシリーズの中で1番格闘技シーンが多く撮影の殆どが船舶の中という為に派手な銃撃や爆破よりもCQBやCQCという接近戦術に特化したアクションとなっており彼らのスキルが活かされていた、最近のアクションの傾向としては派手さよりも実戦的な方を好む傾向にあるのでやはり往年のスター達には難しいのかも知れない、とは言え消耗品と呼ばれて老いていてもそのカリスマ性は衰えないレジェンドスター達が集結したエクスペンダブルズがもう一度観たいと願わんばかりである。
このシリーズ初めて見ました
アンディ・ガルシアが出演するとの事で、見に行きました。
ストーリー展開が何とも微妙。
ツッコミどころ満載。
スタローン、最後に生き返る?と
思っていたら、ホントにそうだった。
まあ、こういう映画だから、いいのか(笑)
エンドロールが始まったら、席を立つ人多数。
こんなにも、エンドロールの途中で退席が目立った映画は初めてでした。
面白かったら、最後まで座ってますよね。
全58件中、21~40件目を表示