エクスペンダブルズ ニューブラッドのレビュー・感想・評価
全215件中、1~20件目を表示
「ニュー・ブラッド」がどういう意味かはわからないが。
大好きな方には申し訳ないが、基本的には『エクスペンダブルズ』シリーズのファンではない。ベテランのオールドスターたちが仲良くユルくワイキャイやってるノリ自体は嫌いではないのだが、さすがにそれぞれの見せ場の数珠つなぎで、物語として雑に過ぎる。のだが、気がつけば、2も3もそれなりに楽しんでいて、今回のニューブラッドはもしかするとシリーズで一番楽しんで観れた。というのも、今回はまがりなりにもステイサムを中心にしたストーリーがあって、そうだよないくらユルいノリでもこれくらいに脚本を作ってくれよ(それでもザルだけど)という最低限のラインという気がしたのだ。最後に殺されたとわかる人について批判もあるようで、それも理解はできるが、そもそもエクスペンダブルズの人たちは整合性のない殺し屋集団だと思っているので、そうそう、こういう人たちだよなあという不思議な納得感があった。あと、ホモソな罵詈雑言コミュニケーションも堂々としていて、シリーズが続いてきたかこそのノリに奇妙な安心感がありました。
震災と航空機事故が起きた週に日本公開される間の悪さよ
娯楽映画には日常の悩みを忘れさせてくれたり、憂いを晴らしてくれたりする力がある。とはいえ、元日の能登半島地震で大勢が死傷し今なお安否不明者も数多く、また2日の羽田空港では日本航空機と海上保安庁機が衝突炎上し海保職員5人が死亡する事故が起き、多くの人が心を痛めたり不安に思ったりしているこの日本で、派手なドンパチが売りの「エクスペンダブルズ」シリーズ第4作が公開されるのは、作品に罪はないとはいえ間の悪さを否めない。本作に限らず、事件や事故、災害などの描写を含むフィクション作品が、類似するか連想させるような現実の出来事によって興行や放送や販売に影響を受けるのはままあることで、そうしたリスクも引き受けて製作や興行などに携わる人々の覚悟や苦労を、今さらではあるが思わずにいられない。
前置きが長くなったが、シリーズを観続けてきたファンには、キャストの豪華さがかなり失われたこと、また連作を牽引してきたシルベスター・スタローンの出番も少ないことがさびしく感じられるのではないか。開発段階ではアーノルド・シュワルツェネッガーやジャン=クロード・ヴァン・ダムの再登板、また新顔としてピアース・ブロスナン、クリント・イーストウッド、ドウェイン・ジョンソンらの名前も挙がっていたが、コロナ禍による撮影スケジュール変更も影響してか、これら大物の出演はいずれも実現しなかった。タイのトニー・ジャーとインドネシアのイコ・ウワイスというアジア組の活躍は嬉しいポイントだが、ラスボスについても2作目のヴァン・ダムや3作目のメル・ギブソンに比べて本作の黒幕は若干小粒でアクションも物足りない。
開発と製作の過程でも紆余曲折あり、スタローンがいったん出演を取りやめたあとに復帰したり、ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスをメインにしたスピンオフ作品としてリリースすることを検討した段階もあったらしい。おそらくそうした途中のあれやこれやが脚本にも影響を及ぼし、行き当たりばったりでつぎはぎ感のあるストーリーになってしまった気がする。2020年代の現実世界の深刻な状況における娯楽活劇の存在意義を改めて考える契機にはなるだろうか。
あーん!スタ様が死んだ! つーかもうヤル気がないなら辞めてしまえッッ!!
消耗品の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」の活躍を描く『エクスペンダブルズ』シリーズの第4作。
核兵器により第三次世界大戦の火蓋を切ろうと目論む謎のテロリスト「オセロット」の野望を砕くため、バーニーとクリスマスが率いるエクスペンダブルズはリビアに向かうのだが…。
○キャスト
リー・クリスマス…ジェイソン・ステイサム(兼製作)。
バーニー・ロス…シルヴェスター・スタローン。
バーニーとは古い知り合いであるCIA職員、マーシュを演じるのは『オーシャンズ』シリーズや『運び屋』の、名優アンディ・ガルシア。
クリスマスの恋人、ジーナを演じるのは『トランスフォーマー』シリーズや『ミュータント・タートルズ』シリーズのミーガン・フォックス。
『エクスペンダブルズ』シリーズ、約10年ぶりとなる新作。主人公バーニーを演じるスタローンは本シリーズの製作にも深く関わっており、第1作目は監督/脚本、第2作と第3作では脚本を務めているのだが、今作にはノータッチ。というのも、企画開発の段階でスタローンと製作サイドの間に意見の相違が生じてしまい、一時はスライがこのシリーズから完全に抜けてしまうという事態にまで発展したため。『クリード』シリーズ(2015〜)といい、最近のスライはこういうことをしがち。大丈夫なのかしら?
スライが裏方から抜けた代わりなのか、相棒のステイサムがプロデューサーに名を連ねており、今作の実質的な主人公も務めている。
そんな事情もあっての事だろう。今回のスライのヤル気のなさは尋常ではない。最初と最後にだけ登場し、一応は花を持たせてもらってはいるものの、やる事といえば虚な目でノソノソしながらボソボソ喋っているくらいのもの。省エネ演技とかそういう次元ですらなく、『オーバー・ザ・トップ』(1987)で腕相撲チャンプを演じた男が今作では指相撲すら怠ける始末。もうやる気がないなら隠居してしまえッッ!💢
そんなダメになってしまったスライの穴を埋めるため、一人必死に汗をかく漢ステイサム。泥舟と化した『エクスペ』シリーズを延命するべく、裸一貫で虚しいアクションを繰り広げる彼の姿は、涙無くしては観られません😭よく頑張ったステイサム、もうゆっくり休んでくれ。
ステイサムの頑張りには感服するし、彼のスター性のおかげでなんとか観ていられる代物になっているのだが、チームものとしての面白さは完全に崩壊。シュワちゃんやジェット・リー、テリー・クルーズ、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプスといったスターたちは皆抜け、『3』で大量投入された若手も誰一人として登場しない。残ったのはドルフ・ラングレンとランディ・クートゥアのみというなんとも悲しい事になってしまった。
代わりにチームに加わったのはミーガン・フォックスや50セント、トニー・ジャーといった面々。あれ?50セントって前も出てなかったっけ?とか思ったけど、そういやあれは『大脱出』(2013)だったわ。トニー・ジャーも前からいたよね?とか思ったけど、そういやあれは『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)だったわ。あーもう何が何やら…。
まぁ新生エクスペもそこそこのスターが揃っているのだが、過去シリーズと比べるともう完全に開店休業状態。残念ながらというか何というか、全員が勢揃いしてGメン歩きをされたところで1mmもワクワクしない。完全にステイサムとその他の人たちになってしまっている。
敵側の配役も微妙。イコ・ウワイスとアンディ・ガルシアという、豪華なんだかチンケなんだかよくわからない2人が揃っているのだが、ほぼウワイス1人が頑張って実務をこなす。ガルシアのおっさんは何のためにいたのかよくわからん。
イコ・ウワイスのアクションのキレは確かに素晴らしいが、ステイサムとはスター性の釣り合いが取れていないため、この2人が戦ったところでワクワク感はない。これが中ボス戦だったのなら問題ないのだが、前述した通りアンディ・ガルシアはただの置物なので、実質はウワイスがラスボス。これまでのメインヴィランを演じていたのがヴァン・ダムとかメル・ギブソンだった事を考えると、ちょっとこれにはがっかりしざるを得ない。ウワイスが名アクション俳優である事に異論はないが、やはり適材適所というものがあるのだ。
ストーリーに関しては何が何やら全く分かりません。マジで超難解。『インターステラー』(2014)の100倍難しい。何でスタローンが死を偽装しなければならなかったのか誰かに教えて欲しい。
あまりのつまらなさ…もとい難解さに、途中から完全に興味を失ってしまい「足の小指だけを動かせるか?」というプチチャレンジに意識を集中してしまった。このチャレンジの方が本作の100倍はスリリングである。
1億ドルという大予算を投入して製作された本作だが、興行収入はその半分ぽっち。これ以上ないほどに大爆死してしまった。興行成績的にも映画の質的にも、これ以上ないほどに惨憺たる有様。これでこのシリーズも、巨大タンカーもろとも海の藻屑と化したとみて良いだろう。
ただ、ステイサムが警備のバイトをする件はかなり面白かったので、今後はステイサムがムカつくインフルエンサーたちをただただボコボコにしていくという世直しエンタメ映画としてシリーズの舵を切り直せば良いんじゃないでしょうか。それなら全然観に行くぞ!
…にしても、ジャンボ・シュリンプさんはあんな目に遭わされるほど悪い事したんすかね?指輪を奪ったのは賭けに勝ったからだし、これ完全にバーニーの逆恨みじゃない?燃やされるのがあのクソインフルエンサーなら観客の誰もが納得しただろうが…。うーん…。
※本作で最も印象に残ったのは、リビアの将軍の息子が人質に取られてしまうシーン。ここでの息子役の男の子の演技がまぁ酷く、全く怯えているようにも怖がっているようにも見えない。ここを観ただけで「あっ…この映画ダメだ…」とわかってしまう、最高の迷シーンなのであります😅
記録的な大赤字w
シリーズ最高のメンバーのしょぼさw
こんなのヒットするわけないだろ
何を考えて作ってんだよ
豪華キャストが売りのシリーズでこのしょぼいメンバー
話にならん
ラスボスはしょぼいし、女が複数メンバーだし
記録的大赤字も納得
もう作られることはないだろうw
ダイ・ハード?
あい変わらずのアクション。
敵には弾が目をつぶっていても当たるのに、敵の弾は当たらない!
でも、まぁこれがエクスペンダブルズなんですよね。
船上のシーンが多く、ダイ・ハードや沈黙の戦艦と被った。
核爆弾は007とも被ったし…
まぁ、キャストが豪華だからいいか。
小さくおさまった
エクスペンダブルズは、往年のスターが大集合であって欲しかった。
なのに本作は、シリーズの中でも最も小さい規模となり、それでは見る価値がないです。
本作に関しては、ジェイソン・ステイサムのアクション映画になっており、それならエクスペンダブルズである必要がないと思わざるをえないです。
ここまで、否定的な意見を述べましたが、アクション映画としては及第点は得れており、時間的にも見やすい作品ではありました。
ステイサムを見る映画
スタローンも年老いたなあとしみじみ見てしまうけどエクスペンダブルズもう4作目なんだ
何作まで見たか忘れたけど最初は豪華メンバー勢揃いだったような、、
今作はすっかりステイサムが主役のようになっちゃって
なんかワイスピみたいな感じになっちゃったのね
ありがちな核を使ったストーリーで面白いかって言えばうーんなんだけどステイサムが、テンプレなスタイルすぎてわかりやすく期待通りの動きをしてくれるんでファンはそれを見るのがいいのかもしれないね
もちろんスタローンの存在感は別格ですが、あーステイサムスタローンにめちゃ好かれてるなぁ
ステイサム好きなら見て損はないです
ミーガン・フォックスはまだ37才なのにすごく熟女っぽい。 逆に40才のレビ・トランの方がずっと若く見える。続編があればまた見るかもしれないが、 もう無くてもかまわないシリーズだと個人的には思う。
動画配信で映画「エクスペンダブルズ ニューブラッド」を見た。
2023年製作/103分/R15+/アメリカ
原題:Expend4bles
配給:松竹、ポニーキャニオン
劇場公開日:2024年1月5日
ジェイソン・ステイサム56才
シルヴェスター・スタローン77才
ドルフ・ラングレン66才
ランディ・クートゥア
イージー・デイ
ミーガン・フォックス37才
トニー・ジャー47才
イコ・ウワイス
アンディ・ガルシア67才
レビ・トラン40才
エクスペンダブルズの4作目があったなんて知らなかった。
「エクスペンダブルズ」の意味は
「使い捨ての,消耗品の,簡単に替えの利く」
バーニー(シルヴェスター・スタローン)率いる傭兵部隊「エクスペンダブルズ」は、
CIAからの指示でラフマト(イコ・ウワイス)が核爆弾を手に入れることを阻止するため
リビアへと向かう。
ラフマトの裏には謎のテロリスト「オセロット」の存在があり、
バーニーは過去にオセロットのせいで仲間を失っていた。
バーニーを乗せた飛行機はラフマトの
狙撃により撃墜されてしまい、
残骸からはバーニーの焼死体が発見される。
序盤で主役が姿を消すなんてありえないだろと思った。
バーニーを失い悲しむクリスマス(ジェイソン・ステイサム)だったが、
CIAの指揮官マーシュ(アンディ・ガルシア)は命令を無視した彼を追放。
バーニーの代わりにクリスマスの元恋人でもあるCIA局員のジーナ
(ミーガン・フォックス)にエクスペンダブルスの指揮を命じる。
傭兵稼業から足を洗おうかと思ったクリスマスだが、
バーニーの仇を討つためバーニーの旧友デーシャ(トニー・ジャー)
の助けを借りてラフマトが潜む貨物船へ潜入した。
ミーガン・フォックスはまだ37才なのにすごく熟女っぽい。
逆に40才のレビ・トランの方がずっと若く見える。
案の定、終盤にバーニーが姿を現した。
続編があればまた見るかもしれないが、
もう無くてもかまわないシリーズだと個人的には思う。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
自然の摂理
始めからこういう流れで良かったんじゃない?スタローンが指令出してクリスマスがバトるでさ。ちょっと見苦しかったしねスタローンのアクション。まぁ今回も派手にキルしまくって惚れ惚れしますよホント。倫理観ムシな作品割と好きだけど、躊躇なさ過ぎて逆に引く映画ってのもちょっとね。間違いなくキッズ達には観せれない作品だよ。こんなん当たり前の世界だと勘違いされたくないし。
等々、出演者のネタ切れでガルシアまで引っ張ってきたが、ボス役としては不足かな。賞味期限切れのミーガンも何だかな〜って感じ。つまり、ストーリー及びキャラ全て引っくるめて普通でした。ニューブラッドとか言うなら、もっと観てる人が驚く位のゲストをぶっ込んでくれなきゃね。流石にネタ切れ&高齢で最後の作品でしょう。バイバイ熱き漢達よ
これで最後?
アクション映画としての当たり前の面白さはあるけれど
これと言った驚きが無い
ストーリーは全部想像通りだし
どうせそうなるんだろうなと思う事しか起きない
これまでで一番俳優陣がショボいと思う
本当にこれで最後なんだろうか?
これぞアクション・エンタテインメント
豪華アクションスターを一堂に集めたノンストップアクション・エンタテインメントの第4作。邦題はスタローンのランボーのラスト・ブラッドをもじったのでしょう。
早々とスタローンが消えて弔い合戦の体をなすが、やっぱりね。
これまではオールスター主義でブランド名に頼っただけの話題作という印象でしたが今回はヒーローを絞り込んで原点回帰の様相、ジェイソン・ステイサムが大熱演でしたね。
最強の傭兵軍団が核爆弾を使ったテロリストをやっつけるという、ありきたりのストーリーかもしれないがアクションエンタテインメントとしては文句なしに愉しめました。
1億ドルの予算にしては興行成績は今一つ、ラズベリー賞にもノミネートと散々でシリーズはこれでお終いらしいがもう少し暴れて欲しい気もします・・。
揚げ物多め…
既存メンバーにミーガン・フォックス、アンディ・ガルシアほか、令和の若者には胃がもたれそうなカロリーメイツ。往年のスター達のアクションは銃撃戦がほとんどで、顔見せ程度。アジア代表トニー・ジャー、イコ・ウワイス、二人の見せ場がもっと欲しかった。世界を股に悪と戦う団体モノはワイスピと被りますが、本作はもっと一人ひとりのキャラを立たせてほしいし、主役のステイサムはそのまま両役を演じても違和感がない。しかし、バーニーが死んだと誰もが思わなかったオチでも、安心して見れる、レトロなアクション作品だった。
まだまだスタローンにも頑張ってほしい
「エクスペンダブルズ」シリーズの第4弾
新しいメンバーも加入しています。
迫力あるシーンの連続でこういう映画は気楽に観られます。
スタローンとステイサムの2大スターの競演が見ものですが
ほとんどステイサムが主役でした。
まだまだスタローンにも頑張ってほしいけどな。
タギれ、野郎共。最強の〈消耗品軍団〉、再集結。
原題
Expend4bles
感想
全洋画ファンが胸を熱くしたドリーム・プロジェクト新章、始動。己の身体で魅せる命懸けの超絶アクション!!
核兵器を奪還し、第三次世界大戦を阻止せよ。
メンバー的には明らかにグレードダウンしてますね。
旧メンバーのジェット•リーとテリー•クルーズがいないのは寂しいです。新メンバーの活躍がイマイチでした。
個人的に50centが好きなので出演は嬉しいですし、ラジカセで楽曲も使われてたのは粋ですね笑
この作品にミーガン•フォックスが合わなすぎでした、いらないと思います。
イコ•ウワイスは仲間で見たかったです。敵役にはまだ早かったと…。シラット見れたのはよかったけど、あっけなかったですね。どうせならトニー•ジャーと肉弾戦して欲しかったです…笑
今回全然タギれなかったのは私だけでしょうか?笑
監督、脚本が悪いのか、新章だから大目に見ましょうか笑
まあよくも悪くもジェイソン•ステイサムの映画でした笑
※バーニーを偲んで
※ジャンボ•シュリンプ
全215件中、1~20件目を表示