シャイロックの子供たちのレビュー・感想・評価
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倍返し
2024
37本目
なかなか面白いのは面白い。
池井戸ワールド(大袈裟な演技)は薄いので、作品としてストーリーはスッと入ってくる。
阿部サダヲが良かった。
元々のキャラクターが濃い役柄が多く演技もそれなりに大袈裟になるが、この作品の彼は違う。
まさにそれこそが、ある意味裏切りなのかもしれない。
上戸彩を映画が久々に見たが、しっかり上戸彩でした笑
裏切りの裏切り…などはやはり映画の2時間では難しいんだろうな。ドラマはやはり深掘りしていくので、見応えは充分すぎるぐらいあるが、この作品はそこまではないかな。
❇️半沢直樹中毒でこのテイスト欲している自分。
シャイロックの子供たち
🇯🇵大田区
銀行から10億の融資を受けたい男。
10億の融資を担当する銀行マン。
不正か疑われる銀行員支店長
不正を監査する検査部。
銀行女子社員と真面目な課長代理。
主要出演者が、みんな訳あり、関わり展開していく!銀行業界不正ドラマ。
❇️半沢直樹中毒でこのテイスト欲してます。
◉81C点。
🌀本当にこの手の業界ドラマ大好物!
🟢感想。
1️⃣阿部サダヲさんもっと活かせたと思う❗️
★彡半沢直樹の様な顔芸真似できないのでしょうか?やや爆発力に欠けましたね。
2️⃣観たくない題名感ハンパない❗️
★彡半沢直樹+映画で引っかかったから観ることができました。
3️⃣橋爪功さんも活かせてない❗️
★彡豪華な役者さんだらけなのに、皆さんのキャラクターがいまいち活かせてないと思いました。しらんけど、上からですいません🙇🏻♂️
🤫🤐🙏🧳🏦💸📑🖊️💮🏧
1本の映画に収めるなら、もう少し整理した方が良かったと思う
銀行支店で発生した詐欺事件に挑む、行員たちの活躍を描く物語。
ヒットメーカー池井戸潤が原作の映画ですね。
「倍返し」の池井戸だけに、ラストのカタルシスまで想像出来、安心して楽しめる作品に仕上がっていました。
ただ、映画としてみた場合、テンポが悪いように感じられます。伏線を張っている・・・と言われればそうなのでしょうが、もう少しテンポをあげないと、中だるみしてしまいます。
また、ラスボスに小物感があるのも球に傷。用意周到の割りに、素人探偵にあっさりと嗅ぎつけられる脇の甘さも、カタルシスを妨げます。
私的評価は、やや厳しめです。
痛快池井戸作品
「半沢直樹」でお馴染みの池井戸潤原作で、阿部サダヲ演じる主人公たちが銀行の裏の悪事を暴く社会派作品。「半沢直樹」同様銀行が舞台ということで、同じ銀行でもまた違った世界の銀行物語が繰り広げられていました。主人公とその部下2人を中心にストーリーは展開されていき、誰がどれだけの悪事を働いていたのか、最後まで予測がつかず、結末がわかったときにはなかなかにスカッとする、痛快作品でした。
直近で鑑賞した池井戸作品は「あきらとアキラ」が記憶に新しいですが、こちらも銀行員の話ですね。池井戸潤って銀行を舞台にした作品が好き?得意?なんでしょうか。「あきらとアキラ」はどちらかといえば胸アツの人間ドラマでしたが、本作はコメディ要素も含んだサスペンス風の痛快お仕事エンターテインメント、とでも言っておきます。これはストーリーが云々というよりかは、阿部サダヲの個性的な演じ方にあるのではないでしょうか。阿部サダヲって、どの作品でも似たような役柄が多いような印象ですが、ちゃんとそれぞれの役の唯一無二の個性を引き出しています。その演じ方にも強く個性が出ており、他のどんな役者にも真似できません。そんな阿部さんのお陰もあり、どんどん引き込まれるような映画になっていたと思います。こちらの予想をことごとく覆してくるので、その展開が癖になりました。「半沢直樹」にはない面白さが溢れていました。ちょっと難しい話をしている場面も見受けられて、理解が追いつかない気もしましたが、ストーリーそのものがよく練られているので特に気にすることなく最後まで見ることができました。
ちなみに本作は原作とは違うオリジナルストーリーのようですが、よくぞこんな話を作れるなと思います。作家、脚本家には毎度脱帽です。
面白かった
原作未読。
映画的に特筆する点はないが、それでも十分面白かったのは原作力が高いのでろう。
しかし銀行員は個人の口座情報まで会社に押さえられてるんだな
(自行に給与振込用の口座作らされるだろうから当然か)。
そう思うとちと怖い。
しかしちょっと前に公開された映画『スクロール』でパワハラ上司を演じていた忍成修吾が、本作ではパワハラで壊れる銀行マンを演じていたのは笑えないけどウケた。
「返せばいいってものじゃない」
東京第一銀行長原支店の課長代理滝野は、赤坂支店の顧客だった石本に10億円の架空融資を依頼され、受け入れる。滝野は、さらに100万円用立ててくれと頼まれ、行内の金に手をつけてしまう。100万円紛失で支店内は大騒ぎになり、無関係の北川が疑われる。北川の上司西木の取り計らいと、九条支店長らにより騒動はうやむやになるが。
シャイロックはベニスの商人の金貸し。物語は、十分に楽しめました。ただ現地を視察しないでの巨額融資は不自然と思いました。銀行員が闇金の連帯保証人だったり、競馬好きだったりは問題視されないのかなと思うけど、登場人物が大なり小なり問題を抱えているのが面白いです。
一言「狐と狸の騙し合いじゃんw」
(一応説明:悪賢い者どうしが、互いにだまし合うことのたとえ)。
劇場で予告がバンバン流れてて。それで見た気になってしまってて。
その予告の作り方が、なんとなくいまいちな気もする。
だって本編がとっても面白かったんです。手を叩くほど。
池井戸作品によく出てくる「不正融資」それも10億円。
そこに「銀行内で消えた100万円」等、話がてんこ盛り。
加えてアクが強い役者さんも揃って(予告参照)、よく2時間に収めたなあ。
そうくるか!と伏線が後半に生きてきてたし。
「銀行(小規模支店)の裏側見せます」みたいな面もあって。
大変だなあと言うより、銀行員も所詮人の子。当たり前だけど。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「金を返せばいい、というものじゃないし」
実績を上げるために無理な融資をする銀行の闇が興味深かった。 柳葉敏...
実績を上げるために無理な融資をする銀行の闇が興味深かった。
柳葉敏郎が最初は単なる無能な支店長役だな、と思っていたら、後半は無能どころの騒ぎではなくなって驚いた。
映画としてはおもしろかったが、終盤の騙されたから騙し返すという展開はまともな銀行員のやることではない。
また、謝礼金に対してもそう。
主人公は後輩には偉そうに説教しておいて、結局自分も金を受け取ってしまったではないか。
終わり方はがっかりだった。
それなりには楽しめる映画
本作より前の池井戸原作の映画は全てスクリーンで観たが、本作は映画館スルーしてDVD鑑賞🎥
相変わらず、池井戸原作の映画は飽きさせることなく全編楽しめるが、これはチョットこじんまりした感じだった。これまでの映画のように「そう来るか~!」という驚きのような感覚がやや薄っすらした感じ😅
今回は某銀行の支店を舞台とした「架空物件の投資資金と偽って、銀行融資(大金)を騙し取る」という詐欺などを扱っており、その詐欺師に加担した者・調べる者・暴く者などを描いていて、キャスティングもナイスで確かに面白い👍
ただ、現在の銀行では、本作で描かれたような杜撰な事務手続きをするはずがなく、「現実離れしたところでの話」と思ってしまう😅💦
そのため、やはり自分の中に「醒めた眼で見てしまう感覚」があったのは事実。
また、予告編にも登場人物が紹介されていて、本編でも存在感はあったが、「パワハラ行員」などという人物も、現在の銀行社員にいるわけがない。
こんなパワハラ社員は、一発アウト!
そこもリアリティ欠けていた感あり…(^^;
……といろんな事を書いてしまったが、現実との比較などしないで観られれば、やはりそれなりに楽しめる映画だったような気がした (^^)
<映倫No.123132>
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