シャイロックの子供たちのレビュー・感想・評価
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ミステリー感はないが面白い
前提知識無しに見たんですが、面白かったですね。いかにも有り得そうな事件、ストーリー、規模感が絶妙。テンポよく進むストーリーが小気味よく、入り込めました。役者がとても良かった。演技がいかにも銀行マンでしたし、それぞれの配役も絶妙。真面目なはずが悪事を働いてしまう佐藤隆太さん、上下関係で態度の変わる杉本哲太さん、嫌味な行員の木南晴夏さん、人柄の良さが滲み出る課長代理役の主演阿部サダヲさん、銀行の息詰まる環境に耐えられない営業役の忍成修吾さん等などみんな良かった。
減点分は、規模感が小さい点ともう少し銀行の職場環境の問題点を掘り下げて欲しかった点ですね。そこが邦画の限界なのかもしれませんが。
❇️半沢直樹中毒でこのテイスト欲している自分。
シャイロックの子供たち
🇯🇵大田区
銀行から10億の融資を受けたい男。
10億の融資を担当する銀行マン。
不正か疑われる銀行員支店長
不正を監査する検査部。
銀行女子社員と真面目な課長代理。
主要出演者が、みんな訳あり、関わり展開していく!銀行業界不正ドラマ。
❇️半沢直樹中毒でこのテイスト欲してます。
◉81C点。
🌀本当にこの手の業界ドラマ大好物!
🟢感想。
1️⃣阿部サダヲさんもっと活かせたと思う❗️
★彡半沢直樹の様な顔芸真似できないのでしょうか?やや爆発力に欠けましたね。
2️⃣観たくない題名感ハンパない❗️
★彡半沢直樹+映画で引っかかったから観ることができました。
3️⃣橋爪功さんも活かせてない❗️
★彡豪華な役者さんだらけなのに、皆さんのキャラクターがいまいち活かせてないと思いました。しらんけど、上からですいません🙇🏻♂️
🤫🤐🙏🧳🏦💸📑🖊️💮🏧
1本の映画に収めるなら、もう少し整理した方が良かったと思う
銀行支店で発生した詐欺事件に挑む、行員たちの活躍を描く物語。
ヒットメーカー池井戸潤が原作の映画ですね。
「倍返し」の池井戸だけに、ラストのカタルシスまで想像出来、安心して楽しめる作品に仕上がっていました。
ただ、映画としてみた場合、テンポが悪いように感じられます。伏線を張っている・・・と言われればそうなのでしょうが、もう少しテンポをあげないと、中だるみしてしまいます。
また、ラスボスに小物感があるのも球に傷。用意周到の割りに、素人探偵にあっさりと嗅ぎつけられる脇の甘さも、カタルシスを妨げます。
私的評価は、やや厳しめです。
痛快池井戸作品
「半沢直樹」でお馴染みの池井戸潤原作で、阿部サダヲ演じる主人公たちが銀行の裏の悪事を暴く社会派作品。「半沢直樹」同様銀行が舞台ということで、同じ銀行でもまた違った世界の銀行物語が繰り広げられていました。主人公とその部下2人を中心にストーリーは展開されていき、誰がどれだけの悪事を働いていたのか、最後まで予測がつかず、結末がわかったときにはなかなかにスカッとする、痛快作品でした。
直近で鑑賞した池井戸作品は「あきらとアキラ」が記憶に新しいですが、こちらも銀行員の話ですね。池井戸潤って銀行を舞台にした作品が好き?得意?なんでしょうか。「あきらとアキラ」はどちらかといえば胸アツの人間ドラマでしたが、本作はコメディ要素も含んだサスペンス風の痛快お仕事エンターテインメント、とでも言っておきます。これはストーリーが云々というよりかは、阿部サダヲの個性的な演じ方にあるのではないでしょうか。阿部サダヲって、どの作品でも似たような役柄が多いような印象ですが、ちゃんとそれぞれの役の唯一無二の個性を引き出しています。その演じ方にも強く個性が出ており、他のどんな役者にも真似できません。そんな阿部さんのお陰もあり、どんどん引き込まれるような映画になっていたと思います。こちらの予想をことごとく覆してくるので、その展開が癖になりました。「半沢直樹」にはない面白さが溢れていました。ちょっと難しい話をしている場面も見受けられて、理解が追いつかない気もしましたが、ストーリーそのものがよく練られているので特に気にすることなく最後まで見ることができました。
ちなみに本作は原作とは違うオリジナルストーリーのようですが、よくぞこんな話を作れるなと思います。作家、脚本家には毎度脱帽です。
面白かった
時間を忘れる楽しい映画
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新しい支店に転勤になった銀行員・佐藤に橋爪が10億の融資を要求。
橋爪の会社の資料は全て粉飾だったが、佐藤は断れなかった。
過去に橋爪から裏金1000万円を受け取ってしまったからだった。
そしてこれが稟議を通る。しかし返済が滞り、連絡も取れなくなる。
会社の所在地にあったのはボロアパートで、名義も他人だった。
こうして大問題になるが、課長の阿部が全ての真相を見抜いた。
10億もの融資が、そんないい加減な審査で通るわけがない。
実は支店長の柳葉が橋爪とズブズブの関係だったことを突き止める。
佐藤は最初からそのために転勤させられたのだった。
支店長って花形なのかと思いきや、数年勤めたら出向になるらしい。
だから柳葉は今のうちに裏金を受け取りまくってたのだった。
阿部が飲み屋で知り合った柄本は多くの借金を抱えてた。
不動産は多々持ってるがボロばかりで、売るに売れないものばかり。
唯一見た目が立派なビルは、耐震偽装の物件だった。
でもそれは柄本が図面を見る目を持ってるから知ってるだけ。
世間一般ではそのビルは一流の物件に見える。
こうして阿部は柳葉と橋爪にこの物件を勧め、15億で買わせた。
映画のようなタイミングで直後に耐震偽装が発覚も、時すでに遅しw
柄本は分け前として3億円くれ、阿部は綺麗ごとはやめて受け取る。
で連帯保証人でヤミ金から返済を迫られてた1000万円を返済。
柳葉・橋爪・佐藤は逮捕され、阿部も会社を辞めた。
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ストーリーがよく練られてて、面白かった。
時間を忘れるほど引き込まれるし、勧善懲悪の痛快さもある。
やっぱり池井戸潤のこのテの映画はハズレがないな。
ただこの映画、阿部と上戸彩の映画かと思ってたが、
上述のストーリーに上戸が出て来ない・・・。
今考えるとあんまり重要な役柄ではなかったな。
最低女の木南から100万円着服の濡れ衣を着せられて、
それがきっかけで阿部が事件の真相を見抜くってだけw
上戸らしく一本気で飾らない、好きな役柄だっただけに残念。
あとよく分からんのが、橋爪って蒸発したんとちゃうかったの?
普通に公の場に出て来て、柄本の物件を購入手続きしてるのは何故?
銀行から借りた10億円を焦げ付かせてるのに?
しかも物件を買う金を、同じ銀行の別支店が融資するって何で???
いくら柳葉とズブズブでも、そんな稟議が通るとは思えんのやが・・。
お金は時に人を惑わすという事を教えてくれる映画
池井戸さんの小説を映画化している事を知り面白そうだと思い鑑賞。
舞台は東京第一銀行永長原支店で現金紛失事件が発生、この事件をベテランのお客様係の西本(阿部サダヲ)は、同じ支店で勤務する北川愛理(上戸彩)と田端洋司(玉森裕太)とともに、事件の裏側に隠され事実にたどり着いていくというもの。
銀行を舞台にしていることもあり、銀行内部の実情がリアルに描かれていると感じたし、お金に翻弄される行員の姿を通して、お金の怖さを知ることができる内容になっている。
特にお金に人生を翻弄され利用される支店行員の滝野(佐藤隆太)のエピソードでは、ラストに子どもの発表会で話す「パパはヒーローだ」という内容を聞き、自分の過ちを正す決意をして実行に移した姿は、家族の事を思うと簡単に出来ることではないだけに、子供に恥じない生き方を自らの姿勢で示したのだと思いました。
原作の小説は読んだ事はないけど、なかなか面白い作品でした。主人公役を演じた阿部サダヲさんは、まさにはまり役だと感じた作品でした。
「返せばいいってものじゃない」
一言「狐と狸の騙し合いじゃんw」
(一応説明:悪賢い者どうしが、互いにだまし合うことのたとえ)。
劇場で予告がバンバン流れてて。それで見た気になってしまってて。
その予告の作り方が、なんとなくいまいちな気もする。
だって本編がとっても面白かったんです。手を叩くほど。
池井戸作品によく出てくる「不正融資」それも10億円。
そこに「銀行内で消えた100万円」等、話がてんこ盛り。
加えてアクが強い役者さんも揃って(予告参照)、よく2時間に収めたなあ。
そうくるか!と伏線が後半に生きてきてたし。
「銀行(小規模支店)の裏側見せます」みたいな面もあって。
大変だなあと言うより、銀行員も所詮人の子。当たり前だけど。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「金を返せばいい、というものじゃないし」
モヤモヤ感が残る池井戸潤作品‼️
おそらく多くの人が池井戸潤の作品に求めるものは、「半沢直樹」や「花咲舞が黙っていない」のような勧善懲悪、スカッとする水戸黄門様だと思います‼️しかし、この作品は確かに悪い奴(橋爪功、柳葉敏郎)はお縄を受けるわけですが、登場人物が受ける罰、贖罪が印象的な作品でした‼️バレなかったかもしれない過去の一時的な現金持ち出しの罪を後悔し、スーパーの店長代理になってる佐々木蔵之介、100万円の横領の責任を取って、刑務所で2年の実刑を受けた佐藤隆太などなど‼️そして銀行の過酷な業務で精神に異常をきたし、神社の狛犬に頭を下げる銀行員の描写はかなり衝撃的でした‼️今までの池井戸潤作品同様、銀行の闇を興味深く描き、物語自体は大変面白くできてると思います‼️ただ、全編を通して起伏に乏しいというか、テンポがイマイチ悪く、映画的なカタルシスが不足してるように感じる‼️淡々としすぎてるというか‼️阿部サダヲのキャラも柄本明からお礼に3億の小切手を渡され、「これを受け取ったらまっとうな銀行員でなくなる」とか言いながら、ちゃっかりもらっちゃってる‼️借金全て返済しても9千万円の丸儲け‼️銀行員辞めれば問題ないということか⁉️ただ柄本明と阿部サダヲの行為も完全な詐欺罪だと思うんだけど・・・。
実績を上げるために無理な融資をする銀行の闇が興味深かった。 柳葉敏...
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