「役者さんの渋い芝居を愛でる映画」グッバイ・クルエル・ワールド ユウコさんの映画レビュー(感想・評価)
役者さんの渋い芝居を愛でる映画
俳優陣はみな大熱演。キャラを立て、気持ちの揺れ動きを芝居でがっつり表現。それを見せるために、やたらタメをとる画面。それが、だんだんダルくなってくる。(とくに奥田瑛二は力入りすぎで変な爺さんになってる。その点、うるさいくそジジイの三浦友和は軽くて良かったなあ)
暴力満載だけど、カッコいいのか?というとそんなことない。ただただ即物的に殴る、銃撃。どう?カッコいいでしょ?と言われても、あまり興味ないとピンと来ないのだ。
憎しみや愛といった感情で繋がる関係が一切ないせいか?みんな駒。
ラストの2人のシークエンスも、そもそも離れた場所にいた瀕死の2人が海辺で出会うのが無理筋だし。いい会話瘋だけど、それもやっぱり響かなかった。楽しんで見た方に、スミマセンと謝っとく
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