氷がすべてを隔てても
解説
Netflixで2022年3月2日から配信。
2022年製作/103分/アイスランド・デンマーク合作
原題または英題:Against the Ice
スタッフ・キャスト
- 監督
- ペーテル・フリント
- 製作
- バルタザール・コルマウクル
- ニコライ・コスター=ワルドー
- 製作総指揮
- ペーテル・フリント
- 原作
- アイナー・ミケルセン
- 脚本
- ジョー・デリック
- ニコライ・コスター=ワルドー
- 編集
- モーテン・ホイビェル
- 音楽
- フォルカー・ベルテルマン
Netflixで2022年3月2日から配信。
2022年製作/103分/アイスランド・デンマーク合作
原題または英題:Against the Ice
探検家としての資質がこの隊長には無い。
サバイバルの緊張感が全く無い。
船を待つ現実が単調なので、幻想を挿入するのは良いがくどすぎる。
シロクマの恐怖だけを映像にしても良かったのでは、それで、あっさり終わるなんて。
ネタバレ だが、言っておく必要がある、
知識が無い者が手術を試みる様な事をしては絶対に駄目だ。
実話ベースである事。 多少の脚色はあるにしろ、あまり抑揚はない。 しかし風と雪割の音しか無い世界。 そんな世界にいるだけで恐ろし。 なぜか、陽の光、雪がない部分はホッとしてしまう。 あえてネタバレは含みませんが、深夜に見ると見入ってしまうと思いますよ。 にしてもこれが実話ってすごい。
だったら800日を過酷な状況ではとても生き永らえない。アイナー隊長にとって、整備士であるアイバーがいたからこそ、奇跡の生還を果たせた。それは逆も然り。本作はグリーンランドがアメリカの領土ではなく、デンマーク領であることを地勢的に確かめた探検家たちの実話。確かめられたのだが、キャンプ地で待ってるはずの仲間からも見放され、そこから二人だけの長い、約束されていない救助を待つ生活が映画の中心。メモを残せよと、アイバーの気が狂わなかったのが、探検家より探検家らしい、冷静さ、忍耐力、この人の偉大さを感じる。なぜ救出資金を渋っていた政府が結局資金を出したのか、分からなかった。ラニスター家の父子が共演しているのも面白い。