宝島(2019)

劇場公開日:

宝島(2019)

解説

「女っ気なし」「やさしい人」などのギョーム・ブラック監督が、パリ近郊の街セルジー・ポントワーズにあるレジャー施設「レジャー・アイランド」でのひと夏を切り取ったドキュメンタリー。

エリック・ロメール監督作「友だちの恋人」の舞台として知られ、ブラック監督自身も幼少時に頻繁に訪れたというレジャー・アイランド。バカンス客で溢れるその施設には派手なアトラクションは一切なく、水と緑の土地が広がっている。

美しい陽光が降りそそぐ中、施設に忍び込もうとする少年たちや、女性をナンパする青年たち、過去を懐かしむ老人、施設の管理や警備をする従業員たちなど、老若男女さまざまな人々の自然な姿を映し出していく。

2019年製作/97分/フランス
原題または英題:L'Ile au tresor
配給:エタンチェ
劇場公開日:2024年7月27日

スタッフ・キャスト

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(C)bathysphere 2018

映画レビュー

3.055点ぐらい。1番いいのはエンドロールのレゲエ曲。

2024年9月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

パリ近郊にあるレジャー施設での夏を切り取ったドキュメンタリー、と紹介されてますが、

劇映画とドキュメンタリーが混じってて、劇映画の部分の方が多い。

このレジャー施設の従業員や客の、どうでもいいような話ばかりで、

何を観せられてるんだろうと、退屈でウトウトしながら観ました(笑)

この作品で1番いいのは、エンドロール中のレゲエ曲「Kingston Town」

いや、マジで(笑)

それぐらいしか、いいトコが思い浮かばない(笑)

この曲、エルヴィスの「好きにならずにいられない」のカバーで有名なUB40によるモノで、

この「Kingston Town」もロード・クリエイターというレゲエ・ミュージシャンのカバーだそうです。

この曲に出会えて良かった(笑)

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RAIN DOG

5.0水の音が気持ちいい。みんな人間らしくていい。

2024年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

いつの間にか自分もそこにいるような気持ちにさせる夏の水辺のシーン。
子供たち、若者たち、移民、老齢のおじさまたち。みんなのんびりと人生を楽しんでいる。
出会った人たちとの会話が生き生きとしていて、本当にいまこの時を生きているんだなと、感じさせてくれた。
水のジャブジャブ、チャポン、ドボン、ピチャッという音も心地良い。
とても幸せで清々しい気持ちで映画館を後にした。余韻はいまも残っていまふ。

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すんぼむらぶ

4.5誰にも夏の思い出がある

2024年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

どんな人にも、夏がやって来て、それぞれの宝のような思い出がある。
いろんな年齢や環境の夏の宝物の思い出。
自分の夏の思い出を思い出し、重ねてしまう。
それを支える人々。
この監督の人を観る目の優しさに心洗われました。
こういう視点が拡がれば、世界はもっと平和なのにと思ってしまう。

しかし、この映像どうやって撮ったのだろう?

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morihide

4.5ヴァカンスは許容する

2024年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2019年。ギョーム・ブラック監督。パリ近郊のレジャー施設を訪れる老若男女や警備員、関係者などの様子をドキュメンタリーとドラマの中間のような独特な手法で描く。監督個人のノスタルジーも多分に投影されていそうな、ほのぼの懐かしい夏の水辺。
ナンパの攻防と忍び込みや飛び込みのセキュリティの攻防の「駆け引き」が複数あってくすっとさせるが、結局は規制をすり抜けてナンパも忍び込みも飛び込みもうまくいってしまう。ヴァカンスの非日常とは日常では許されないことも許してしまうのだ。
高齢者のノスタルジーも子供たちの夢も美しい。

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