かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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ストーリーのつながりがよかった
今年初めて見た映。
原作も読まず行ったが初見でも楽しめるのは本当にありがたいし、テンポも良く後半40分ぐらいからオチはなんとなくわかるけど、それでも気持ちのいいテンポとリズムで映像が進むのが本当に良い。
日テレでおそらく今後テレビ放送すると思うが、最後のエンディングからラストシーンまでは描かれるのかな?って思うが、多分カットされちゃうんだろうなーと思うこの頃。
良作、心暖まる!しかし解せぬ事も…
良作だと思います。
見た後に心暖まる。観れて良かったと思える作品でした。
高評価したくなりますし、したくなる気持ちも分かります。
エンターテイメントとしては、映像美で見せるというシーンは少なかった。
シナリオで言うと、集まったメンバーが同年代では無い事に終盤迄気付か無いのは苦し過ぎる…。
視聴者に向けて苺ティーを使って早々にネタバレしていく所を見ると、この辺は重要では無いと判断したのでしょうか。
ここの原作がどうなってるかは気になりました。
※コナンのセリフ、監督遊び心有り過ぎる(笑)
深かった
映画を見ました。小説はまだ
僕は映画やアニメには辛口なのですがとても評価の高い作品でした。しかし、あまり評価が高くないのは残念です。
例えばセリフがずっと棒読みという意見がありましたが元々が小説なのと作品の面白さの変化には関係ないので参考にはなりません。
内容では謎解きや深く読み取る部分があり考えながら見ることができた作品だった。最初主人公が不登校なのに意外と明るかったので不思議に思いましたがいじめてくる生徒がいることで「学校に行けない」ことがわかり主人公が序盤に言っていたことの伏線になっているのだと思います。他にもリオンが海外の学校に行ったのも映画では母親が勧めるだけでしたがよく見ると母親がリオンのことを嫌っている描写があり海外の学校に行かされたことなど語られることはなかったものの深く考えることで見えてくる描写が多々あったので見てみた方が良い作品だと思います。
アキちゃん!
大人になれて良かった。こころはアキちゃんと出会えて良かった。生きてくれてありがとう。
アキちゃんの回想シーンの暴力性、ちょっとトラウマの蓋が開きかけるくらい怖かった。
何度か目頭が熱くなりました
安直になりがちな不登校の心情をうまく描写されていて、心を揺さぶられるシーンがいくつかありました。
全体的にもう少し尺を使って間をとればもっと入り込むことができたかと思いますが、限られた時間のなかでよく詰め込んでいます。
1シーンだけ、顔のバグ表現については、視聴ターゲットを中学生を含めて想定しているのであれば、ちょっとトラウマになる人もいると思うので、見切れで表現するなどで構成したほうが良かったかと、そこだけ減点です。
時系列が少し分かりにくかった
公開からだいぶ経ちましたが、せっかくなので見てみました。
同じ中学だけど現実世界のほうでは「1年生に○○君という生徒はいませんよ?」と保健室の先生が言った時点で、あぁ年代がバラバラだから中学生どうしとしては再会出来ないパターンか、と分かりましたが、
いかんせん中学生が7人もいたため、最後に自分達の生きてる年を書き並べても、アキちゃんが年上だったかどうかまで思い出せず(泣)。
カウンセラーの先生が同じアキちゃんだったとして、いつも同じ20代後半くらいに見えてしまって、あれ?ほとんどの生徒と関わってるけど年齢描写はあの若い感じで合ってるんだっけ??と少々混乱。。
アキちゃんがカウンセラーの先生だったと分かるところが感動ポイントの1つなのに感動しきれず残念。まぁ二人ともストロベリーティーが好きな時点でヒントあったんですけど、アキちゃんもこの先生のカウンセリング受けたのかな?と思ってました(汗)
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あとどうやら少女時代に亡くなった女のコが弟を想ってあの城の世界を作ったのは分かったんですが、瀕死の患者なら誰でもああいった世界を創れるものなのか?あの少女はどんな経緯であの城を創れたのか、どうやって年代違うけど不登校に悩む同じ中学の生徒達を探す能力が身についたのか??など、
オオカミの仮面の女のコについて、「病床で神様にお願いしたら誰でもあんな城が創れるというのか??」という根本的な世界構築上の疑問が湧いてしまい。。多分弟を想う早死にしてしまった姉の美しい姉弟愛にも感動するポイントだと思うんですが、
城を創った経緯が描かれてなかったので疑問が多く、感動しきれなくてやっぱりちょっと残念でした。
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でも今何かに悩み、不登校の子どもの達や、そのことでどうしたらいいんだろうと悩む親達にはある程度刺さると思います。本人のせいじゃなくても周りの人間関係と何か噛み合わなくなってしまうことはある。
近所のすぐまた引っ越ししてしまう少女みたいに「馬鹿みたいよね、たかが学校内のことなのに」と、イジメ集団さえ見下すというか、冷めた目で俯瞰で状況を把握し「次こそちゃんと対応するわ、ああいうくだらない連中には」と、強くいられればいいんですけど、
なかなか全員はあの少女のように最初から強くはいられないはず。でも、次こそは!というきっかけになれたら一筋の光になるし、
生き方も、フリースクール含め選択肢は本当は幾つかあるので、どうか生きづらさに悩んでる子ども達には、なんとか生きぬいてほしいと思いました。
もしかしたら大人も仕事上のストレスなどは多かれ少なかれ誰でもあるだろうし、そういう意味では小中高校生あたりだけでなく、大人も見てもいいんだろうなと思いました。
本編最後に、その後の皆の様子がスペシャルムービーとして付けられていて、誰と誰が出会えたとかが分かって良かったです!
きっと、8人目は僕たちだった
過去、若しくは今居場所が無いと感じる人は、きっと7人の内誰かに共感してしまうとても素敵な物語でした
以下、感情のままに書いてます。
伏線の張り方と回収が気持ち良い!
小説は途中で挫折してたけど、文庫本買います。僕の大好きなジャンルの物語でした。
同じ学校に通ってる→パラレルワールドだと思わせる→本当は時間が違う。が、わかった時の「もしかして、アレはこういうことか!」って展開が最高。
保健の先生から知らんぷりされたり、周りが誰も助けてくれなかったから自暴自棄になったアキが、城での経験を通して喜多島先生のような優しい人になれたことに涙が止まらんのよ…
そこからのこころと初めて会うシーンね!別れの握手からの再会の握手!しかも、机の下でこっそりしてる!
もしかしたら、こころだけじゃなくてフリースクールに来る全ての子ども達にしてるのかもって考えたら、アキィィイイ!!!!結婚おめでとうォォオオ!
なんか知らんけど、アキにだけ異様に語ってしまったけど全員良いキャラしてた。凄く良かった!
映画50本見るって目標が無かったら観なかったかもしれなかったから、観れて良かった。
新海誠並みに売れてほしい。
ED後のエンドカードはめちゃくちゃ良いファンサービスなので、最後まで観てほしい。
いや〜、映画って本当に良いものですね。
得した気分!いい映画だった
まったく前情報なし、本も読んだことなしで観に行きました。
いろんな状況をつなぐところは、整理するのがちょい大変でした(ワタシの理解力のなさが…)が、とてもステキなお話でした。いじめのシーンはほんとに頭に来ちゃうくらいリアルだったし、そんな中、見ず知らずで集まった7人が、少しずつお互いを受け入れていく成長もよかったなぁ。思わず涙のシーン、結構ありました。
ジャンルとか全然ちがうんだけど、なぜかブレイブストーリーを思い出してしまったワタシでした。
最後の特典映像もとてもよかったです(〃^ー^〃)
今は孤独でも前向きに生きよう
別のを見ようとしたら遅れてしまいちょうどやってたのでこっちにしました。
アニメだからなんでしょうか。
オチというか伏線というかの部分は序盤でわかってしまいましたがそれもまた一種のカタルシスを感じたのでよかったです。
なんでPSPやねん、、
全員フルネーム言わんのかい!不自然だから演出上伏せてるやろ、、
きたじま先生結婚指輪してたからアレじゃん、名字変わってるからあの中にいて時代が違うんだな、、だからこいつアキやな、、
ほらぁ!!ルーズソックスじゃん!!!
死んだお姉ちゃんとかもうあからさまでしたしね。
「ほら見ろ!言ったとおりじゃん!!」と思っても孤独に映画館で見てると、言う相手もあとから証明するすべもないのはまた孤独という辛さなのでしょうか。
なにより、そんな伏線部分はちょっとしたアクセントなだけで、話としてはどうでもいい部分でもあり、本筋のストーリーは大変素晴らしく泣けるシーンも多く本当にいい映画だったにも関わらず「オレすぐ気づいたぜ!!」が感想の最初にきてしまう自分の人間性が土曜の夜に一人で映画館に行く孤独を招いているのではないかと考えさせられました。
けどなぁコナン!パラレルワールドとか間違ってるから!オレのが賢いんだよばーか!笑
魔法だけじゃ解決しない、でも光が溢れる、ここからの物語
原作は未読での感想・解釈です。
「オオカミサマ」の名乗りの訳の愛らしさに、最後に気づくことになりました。リオンの姉は12歳で亡くなった。まだ子どもでもある姉が、弟と遊ぶ時の稚気。「私はオオカミサマよ。言うことを聞きなさい」
◉孤独のゲーム
孤立から抜け出ようともがいて、でも脱出の糸口を見出せずに不登校を続ける子どもたちが送り込まれた、魔法の城。級友からのイジメ、家族との不仲、親からの過度の期待、友達づき合いの拙さなどが原因で、寄るべなき孤独の檻に押し込められた、こころ、リオン、スバル、アキ、マサムネ、フウカ、ウレシノ。7人は縦に連なるパラレルワールドで集められていたと言うことですよね。
ところが海に浮かぶ島が持つ魔法は、単純な仕組みではなかった。子どもたちは「孤立から解き放たれたい」と言う共通項で結ばれているのに、最初に鍵を見つけた一人だけが願いを叶えられる、「独り」が際立つルール。更に時間制限があって、凶悪な狼が現れる。
◉戦わない子どもたち
子どもたちはしばし戸惑った後、何とはなしの時間を過ごし始めて、ティータイムやゲームや自分語りを心から愉しむようになる。観ていて癒されるけれど、切ない気持ちも当然、湧いてきました。ファンタジーの城でしか楽しめないとしたら、現実は一体、何だと言うのだ?
しかし「独りの勝者」を保留にした子らは、とても優しい子どもたちであることも、次第に伝わってきました。
それにしても、それにしても。何のためにこの子らは集められたのだろうと言う、観る側の疑問を放置した展開。鍵探しをするために集められたのに、鍵探しをしないと言う矛盾を抱えて話が進んだのです。この曖昧さをどう感じるかが、作品の評価にも繋がるのでしょうね。
私は、子どもたちは知らず知らずのうちに、ゲームの質を変えようとしていたのかも知れないと思ったのです。一人一人がこっそり鍵を探していたのは、「願い=皆が孤独でなくなる」を全員が共有するようになっていたから。
たとえ魔法が万能でも、それで解放されるほど孤立の檻はヤワじゃないと言う、子どもたちの自覚と叫び。6匹のコヤギはアキを救って、でも全てはこれから始まる! と言うのが良かったです。様々な人の力も充分に借りた上で、自力で前に進むしかないと決意するこころ。
こころの親友の萌が、級友のイジメグループのことを、今の彼女たちは本当にどうしようもないつまらない存在で、あのような子たちに影響されずに向かっていかなきゃと断じたのに、私も胸がすく思いをしました。
それをもっと早く言ってよと言う話ですが、イジメから解放されるには、心に多少なりとも尖った力を持とうとすることが大切でしょう。
前の方に溢れる光が、読後感に重なって、本当に気持ち良かった。
孤城
不思議な世界の青春ファンタジー。
原作は上下巻もある長編
ただ本屋大賞を受賞しただけあって
ファンタジー要素
青春ジュブナイル要素
ミステリー要素があると感じました。
実は前もって
「舞台版」を知ってるので
あらすじは知っておりました。
なので私の場合は舞台版との比較で
鑑賞していました。
アニメーションならではの
スケール感はアニメならではでしょう。
お城の周りは海だったり
クライマックスの鍵の在処への階段は
アニメならではの表現でした。
あとアニメの方が
それぞれの時間帯の違いがわかるのは
あの「いちごの紅茶」ですぐわかってしまうかもしれませんね。
原監督の前作
「バースデーワンダーランド」よりも
原作がしっかりとしたストーリーなので
説得感がありましたね。
とても良かったです。
出会いの大切さ、声の大切さ。
原作をしらず。予告でオオカミ様が気になった。程度で、
映画館に行ってしまったが、大変失礼しました!!
とても暖かく、大人も子供も、色々感じさせる
素敵な物語でした。ラストには自然に涙が出てました。
人が人と出会うことで、嫌なこともあるけど、
素敵なこともある。成長することがある。
本当に大切な人、仲間にいつか会うことがある。
心が壊れそうでも、声に出すことで和らぐときがある。
声をただただ、聴いてあげることが、
相手の救いになることもある。
あなたは、一人ではなく、
どんな時代、どんな状況においても
自分の鏡のように、同じことに苦しみ、
もがいている戦友がいる。
そんなことを考えました。
いまは、辛くても、何とかなる。大丈夫。
10代、20代の頃の自分に、見てほしかったなぁ(笑)
脚本が素晴らしい
脚本が非常によく練られていて中身が濃く、脚本賞を贈りたいくらい素晴らしい内容で面白かった。
7人の中学生がある日突然、自宅と海に囲まれた孤城を自由に行き来できる鏡と出会う。そして、その孤城に隠された鍵を見つければどんな願いも叶えられる、という突拍子もない設定から物語はスタートする。
しかし、全体的な物語としては、7人の主人公が抱える孤独や苦悩、現存する深刻な社会問題が物語の中心に据えられている。
学校で過酷ないじめに遭う者、家庭内で性暴力を受ける者、親の過剰な期待に応えられず挫折した者など、主人公はみな気の重くなるような悩みを抱え、それを誰にも打ち明けられず独りで抱え込み、悩んでいる。
そんな7人だが、時間とともに心を開き、日常で抱える苦悩を共有し、仲を深め、友情が生まれていく。日常では孤独な主人公たちだが、孤城に来れば仲間と心を通わせられる。
それだけならありふれた展開なのだが、『願いを叶えれば孤城での記憶はすべて失われる』という条件が物語に厚みを加えている。この条件により、孤独な7人の間に生まれた友情は願いを叶えた瞬間、リセットされて見ず知らずの他人に戻るという葛藤が生まれる。
実によく考えられたストーリーだと感心してしまう。派手さはないものの、120分間まったく飽きることなく、どんどん物語に引き込まれていく。
そして、願いを叶えた後に用意されたふたつのオチがまた素晴らしく、それでまた感動してしまう。10代や20代のみならず、どの年代層が見ても楽しめる映画だと思います。
原作は読まずストレートに映画だけで評価します
ストーリーは自分好みのストーリーでした。
面白かったかと言われれば面白かったです。
謎な部分は、なぜ鏡が光ったのか。
孤城はどういう仕組みで出来上がったのか。
時代を分けるのに、なんでそんなに幅を取ったのか。
ですかね。
スタートはよくあるいじめの問題かなと思っていたんですが、それぞれのキャラクターがそれぞれの問題を抱えて理由はいじめでも、そのいじめに至った理由も違い、少し共感をする方とそうでない方でかなり二分されてしまう感じがします。
はっきり言うと作者の伝えたい思いは何だったのかが、さっぱり分かりませんでした。
どんな時代にもいじめが無くならないことを嘆いたのか?
だとすれば井上あきこの存在はなんだったのか。
井上あきこは未来に生きる孤城のメンバーに関わっていくが、解決出来たのか?
結局いじめの問題を解決出来ていないのであれば、井上あきこが孤城に入ることも、他メンバーに関わることも、存在意義が無い気がする。
色々と言いたいところはあるが、ただのアニメーション映画として観る分には良いも悪いもない感じです。
しかし、ラストが色々と考察できそうな内容になっていたので、面白かったです。
特に理音の記憶がどこまで残っていて、こころに接したのか。
おねぇちゃんの存在は消えてしまったのか。
主役はこころではなく理音だったなと思いました。
ただ、上映する時期がある悪すぎましたね。
アニメーション映画だけでかなりのビッグタイトルが上映されてる中、この映画は評価が低くなってもしょうがないかなぁと思います。
て思っていたが、案外高評価だったのでビックリです。
アニメーションの質はスラムダンクやすすめの戸締りには劣るし、注目度や告知にしても、他の映画には劣っていると感じます。
それが、キャストやスタッフのモチベーションから来ている気がします。
高山みなみがコナンの台詞を言ってしまうのは、やはり違うと思いますし。
残念ながら期待していた程の面白さはありませんでした。
ルーズソックス!?真実はいつもひとつ!ナンチッテ
2022年映画館鑑賞5作品目
1月15日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
原作未読
原作は『朝が来る』『ハケンアニメ!』の辻村深月
監督は『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』『バースデー・ワンダーランド』の原恵一
脚本は『バースデー・ワンダーランド』の丸尾みほ
学校に行けない子どもたちの話
鏡の向こうには一面に広がる海にポツンと洋風な城
その城にある鍵を見つければひとつだけ願いが叶うという
終了時間を守らないと巨大な狼に食べられるペナルティー
ハワイ留学のリオン以外同じ中学に通う生徒
6人も登校拒否児童がいる中学校なんてどうなっているんだよと校長先生を責めたくもなるが慌ててはいけない
彼らはそれぞれ生きている時代が7年ずつ違っていた
保健室に誰も来ないってやつとアキのルーズソックスでだいたい読めた
パラレルワールドなどという迷推理はあり得ない
予想通りアキは喜多嶋先生の中学時代でオオカミさまはリオンの姉だった
真実はいつもひとつは唯一の笑いどころ
7人のメンバーの中では明らかにマサムネの声を担当した高山みなみが浮いていた
ウレシノの声も声当て専門のプロだがあまりにも高山みなみがレジェンドすぎた
原作は上下巻の長編でまとめるのは大変だったはず
物足りないと感じた人は是非原作を読もう
映画館で実際に「感動した」という率直な生の感想を何人か聞いた
そういう経験はあまりないので感動作なんだろう
特に10代のコたちに観ていただきたい
イオンシネマで1100円の価値はある
ただ傑作の部類なのは間違いないが虐めのシーンは自分でもストレスが溜まる
いじめられっ子だった人にはかなり辛いかもしれない
結局のところミオの妄想に時代を超えて7人が巻き込まれた形
ビューティフルドリーマー的な
まっどちらかというとこっちの方がビューティフルドリーマーだけど
いじめで登校できなくなった内気でネガティブな性格の中一・安西こころに當真あみ
6歳のときに姉を亡くしサッカーでハワイ留学している中一・リオンこと水守理音に北村匠海
6歳の頃のリオンに矢島晶子
背が高くハキハキと喋るストロベリーティーが好きな中三・アキこと井上晶子に吉柳咲良
途中で金髪に染めてきた背が高い中三・スバルこと長久昴に板垣李光人
眼鏡をかけていて得意のピアノが伸び悩んでいる中二・フウカこと長谷川風歌に横溝菜帆
眼鏡をかけてるゲームオタクの中二・マサムネこと政宗青澄に高山みなみ
女子に積極的なぽっちゃりの中一・ウレシノこと嬉野遥に梶裕貴
こころの母に麻生久美子
フリースクールの喜多嶋先生に宮﨑あおい
いつも狼のお面をつけ終始横柄な態度で応対する孤城の管理人・オオカミさまに芦田愛菜
こころのクラスの担任・伊田先生に藤森慎吾
養護の先生に滝沢カレン
こころの近所に住むクラスメート東条萌に池端杏慈
病死した理音の姉・水守実生に美山加恋
グループを作ってこころを虐める真田美織に吉村文香
その他
アキの義父に団長安田
ウレシノの母にキンタロー
喜多嶋の同僚に岩田絵里奈
真実はいつも1つ‼︎ストロベリーティー飲みたい‼︎
3学期に会おうとなってる時点で時代違うな〜と思った。
展開が読めてやっぱりとなるシーンが多かったけど予想通りなのにめっちゃ泣けてきた。
オオカミ様がお姉さんなのはわからなかった。
なんでオオカミ燃えてたの?と言う疑問が出た。
最後の終わり方も良かった。
主人公に対するイジメが予想を遥かに超える内容でめっちゃ怖かった。
期待してなくて暇つぶし程度の軽い気持ちだったけど見て泣きました
【追加レビュー】
書くつもりはなかったのですが2回目を見に行って原作を手にして後悔した事。
原作でリオン以外全員記憶を失っている。これを見た時に、激しく後悔し面白さが半減した。★3くらいになる。ただ映画にはないエピソードもあり面白い。最後に忘れるのが悲しすぎ。
『俺たち、助け合えるんじゃねーか?』
例え未来だろうと過去だろうと、この言葉が真実となれば感動ものだ。
1番過去の人でも未来で会えると思えば強くなれる。それが無くなってしまった。
彼らは自分達の時代で人と関わり生きていく。アキちゃんも心の事を覚えていない。真田さんに頼まれたら助ける人、つまり心と話したいと言えば、その願いを叶える為に全力を尽くす人。それは、どうなんだよ..と思う。
マサムネにしてもスバルにしても覚えていないなら赤の他人。ゲームを作っている友達とは言えない。
ウレシノが一目惚れしようと報われない恋
ハッピーエンドじゃない(T_T)
【2回目の映画を見て】
原作を見た後に特典映像が見れると言う事で映画館で2回目を見た。。映画版は!やはり心以外覚えてると思った。思ってる!思いたい!
アキちゃんが、心と会った時に『大人になって心』と心の中でつぶやく
もう覚えてなきゃ言えない台詞じゃんと泣いた。
特典映像のウレシノも、わざわざピアノを見に行ってフウカにたいして『見つけた』と言う事から覚えてるじゃん!と号泣した。
映画で覚えているなら★5だ!間違いなく最高の作品だ。ただ、原作の事を思うと、本当は忘れてるのかな~となってしまう。
【以下以前のレビュー】
泣きました。
★5にしたい気持ちはやまやまですが特典が
他の人達のその後の1枚絵という事で、とても残念で★5にはできませんでした。
皆のその後って凄く気になるじゃないですか、エンドロールで流して欲しかったです
オークションで探して買おうと思って覗いたら高くて手が震えて買えなかったです。
ブルーレイとして商品化された際に特典に入れて欲しいです
どうか、なんとか、よろしくお願いします。
---------------【自分の不登校の生徒への認識の甘さを実感する】------------
現実に不登校の生徒は、いる事は知っていても理由まで理解するには視野が狭い
理由を自分ならと当てはめるからだ
まして、他人なら尚更。
この映画は、そんな幼い子供でも分かりやすく
色々な不登校の悩みを抱えながらも戦っている事が伝わる良い映画だと思いました。
---------------【ストーリー】------------
同じ中学校でありながらも、実は違う時代の不登校の少年少女達が集められ
鍵が掛かった扉を開ける事が出来れば1つだけ願いを叶えられるという。
①カギは城の何処かにある
②願いを叶えると城での記憶が無くなる
③朝何時から何時まで17時には帰らないと狼に食べられる
ふ〜ん、あっそう。
みたいに見ていたのですが、現実が辛いのを見ながら皆とダラダラと過ごす話に
どんどんストーリーに引き込まれていきました。
終わり方も良く、あ~見て良かった!!と思いました。
---------------【残念だった所】------------
①皆あれから、どうなったのか。特典なのが、とにかく悲しい。
しかも今日見たので、特典は貰えなかった。残念だが、それは仕方ない
②時間の流れが、とにかく早く進むこと。
2か月後とか普通に所々で時間が飛ぶことです。
時間もないので仕方ないのですが、そこは残念でした。
---------------【東条萌】------------
主人公を心配して喜多嶋先生に連絡したりと主人公の心が不登校になった事で
次の標的にされてしまった萌ちゃん、最後まで良い子だったので安心しました。
下駄箱で無視した時に、ちょっとガッカリした分、理由を聞いて納得しました。
親の都合で転校する事になってしまったのは残念ですが東条さんは負けなかった。
学校に行き、1人で戦っていた。
そして転校先では『今度は同じような子がいたら助けたい、嫌なモノは嫌と言う、貴方も頑張ってね』台詞が、あっているかは不明だけど東条さんは本当に主人公が思っていた素晴らしい女の子だったと思います。
---------------【こころ】------------
願いを叶えた代償に、こころだけ記憶を失った気がする。
最後にリオンと再会しても誰?って感じだったので記憶がないと思われる。
『リオン』がいたら、もう大丈夫だと思う。
しかも喜多嶋先生まで付いていますからね。
これはもう無敵です。
---------------【リオン】------------
凄い、いや、こいつだけ普通にいちを学校に通っている特別ゲスト。むしろ『リオン』の為に他の皆は集められたような気もしないでもない。言動も行動も見るからに超イケメンでモテそうだと直感でわかった。
お姉さんが通っていた学校。だけどお姉さんがいない学校。
皆との出会いがなければ海外の学校で過ごして終わったと思う
皆が通った学校だからこそ彼は来たのかも知れない、そして『こころ』に会う為に
助けにくる為に転入してきた事に最高に感動しました。
エンドロールでお姉さんがリオンの成長を見守っていたのも凄く良かったです。
彼が、いれば、学校で『こころ』を守っていけると確信しました
---------------【3年のアキちゃん】------------
この子の容姿が1番好みでした。
帰る所が辛すぎて帰る事をやめた為に
17時を超えて狼に食べられました
連帯責任で主人公以外は食べられてしまいました。
アキちゃんを救ってくれと言う皆の思い
願いでアキちゃんは助かりました
それが未来に繋がっていて今の皆がいる。
そう考えると助けなければパラレルワールドで枝分かれしたのかも知れない
そして彼女は本当に素敵な女性へと成長しました。
正直、帰って大丈夫なの?って心配になったけど母親に相談したのでしょうね
---------------【マサムネ】------------
コナンの名言を言って推理を間違えた少年。マサムネ君の言動一つ一つに注目しました。嘘つき呼ばわりされていたのは、帰った後なのか本当に最初は嘘だったのか気になる所です。例え帰った後でも簡単に会える人物ではないですし連絡も難しいでしょう。
---------------【スバル】------------
おいー!!ゲーム見てたら気づかない?こんなゲームこの時代にねーって
真っ先にお前が気づくべきだろう。でも確かにゲームにあまり興味なかったなら
ちょっと無理やりだけど仕方ないか。
---------------【ウレシノ】------------
お前、手がめちゃくちゃ早いな!凄いぞ!でもやめとけ!押せば押すほど引かれるぞ!
と内心強引な所とか見ると恋愛とか難しそうだなぁって思ってたのに
いつの間にかフウカちゃんと良い感じになっててウレシノが
イケメンじゃなくても可愛い子と付き合える事に感動した。
(付き合えたかは実際は不明です)
---------------【フウカ】------------
一生懸命ピアノをして母親の期待も乗せられて気持ちも重くなって
賞もとれなくて学校で笑われたりと可哀想な子です
最近ピアノが楽しいって言うのだから何かあったんでしょうね
もしかしてウレシノ・・お前のおかげか?
---------------【オオカミ様】------------
自分にその権限はないという台詞からも黒幕は別にいると思われる。
ただ黒幕もけして悪い人ではないと思う。オオカミ様の正体に驚きましたが
とても感動して泣きました。
オオカミ様の正体を自分なりに推理は、していましたが外れてました。未来の主人公の娘とか、なんか色んな勘違いの推理は常にしてました。
--------------【喜多嶋先生】------------
心の教室、んこころ!いや、でも設立者じゃないですよね。
喜多嶋先生の今後のご活躍に涙しました。
彼女が記憶を持っていて本当に良かったと思います
多分記憶を失っていたら帰ってから死んでいたかも知れないです
皆との記憶があったからこそ悩みを抱える子供達の良き理解者であった事
皆との出会いがなければ生まれなかった存在であり心に感謝をしている
心と出会ったとき主人公には見えないように机の下で心に向けて手を差し伸べる
この動作を見た時、覚えてるんだ!って気が付いて私は涙しました
助けられた心に皆に恩返しを出来る程に成長したアキちゃん
全部繋がっていくんですよね、言いたいのに言えないのが、また最高でした
見終わった後に色々な伏線が散りばめられていた事に気づきました
『これ私が好きな紅茶なの』
--------------【真田】------------
彼氏に頼んで心に暴言吐かせるとかありえないです
彼氏もどうかしてるが、もうついていけないと感じたのか真田と別れます
振られた真田さんが主人公の家に押し掛けるとか行動力もヤバい。
そして先生を利用したり、心を味方につけて東条さんを孤立させようとしたり、かなり悪質です。早く大人になって損得なしで謝った方がいいですよ
--------------【謎と疑問だけど、そんななかった印象】------------
①リオンは最初から城で気づいていた可能性が高い
②東条さんの家にあった絵。×印の意味はわかったけど何故あの家に偶然か、そうか偶然か。
③皆の会話で時代が違うのバレそうだけど意外にバレなくて面白かった
スマホとか今の少年少女なら持っていてすぐバレそう。
『あれ映画化したよね』って言われたら、じゃあ見せてくれってなってもおかしくない、むしろ見せるよーってなりそう。
④心ちゃんは皆が食べられた後に城に入り17時をこえているのに部屋を探索して鍵を回収していたのに何故か狼が現れず食べられなかった。
--------------【最後に】------------
①安西こころの洞察力が凄い、最初の印象では会話が苦手なタイプかと思ったけど
結構、喋れる子。
②東条さんは転校しないでいて欲しかった。
リオンが来てからの3人での楽しい学校生活を見せて欲しかった。
③この映画を見れて本当に良かった。知れて良かった。
ありがとうと製作者や原作者様に伝えたいです。
--------------【終了】------------
面白い
原作読んでいて、観たい作品でした。
絵から子供っぽい映画なのかと思っていたら、かなり泣ける映画でした。
原作は本屋大賞時に読んだので、結末を思い出せなていなくて、なかなかいい期間が空いていたと思います。
原作が良いのもあるのか、伏線がちゃんと回収されていて心地よく好きな作品。
現在に戻った後の繋がりをエンドロールの絵で欲しかったかも。
これから大人になる子どもにもかつて子どもだった大人にも
とにかくすばらしいの一言に尽きます。
原作未読の中、感動する話なんだろうなという軽い気持ちで見始めたのですが
ストーリーのギミックに感激しファンタジーとしてもめちゃめちゃ面白いなと思いました。
お話の面白さもさることながらやっぱりいじめという問題に対してしっかり向き合ってるのがとても好きです。映画内では主人公のこころちゃんが対面していたいじめという問題に対して、『逃げる』ということを含めたいろいろな選択肢を提示してくれていて、それを仲間と母親と喜多嶋先生が『肯定』してくれているという構図がとても心癒され、そして涙しました。
まずはそこからではないでしょうか。
奇跡で出会った7人〈いや、8人か〉すべての時代にいじめや家庭の問題がありました。作中で友達の萌ちゃんも「転校しても、大人になってもそういう人はいる」ということを言ってました。私もこの映画を仮にすべての小中高生に義務で見せてもこの世からいじめがなくなるとは思っていません。この作品を見たとしても響かない人、いじめをする人は必ず出てきます。
だからこそ私は、今現実に対人関係でいじめを受けていると感じているすべての人にこの映画を見てもらいたいです〈大人も子どもも関係なく〉
学校でいじめられていると感じている子は『逃げる』という事を含めたすべての選択肢が正解だと思ってください。お父さんお母さんあるいはいじめに関する相談に乗ってくれる場所もいっぱいあります。そして今はとてもつらいと思いますが、必ずこのつらい期間は『過去』になります。作中の言葉を借りるなら、どんな回り道をしてもいいですからただただ生きることを諦めず『大人になって』ください。
そして自分のお子さんがいる方はもちろんですが、大人の皆さんはそういった子の「逃げ場所」「居場所」になれるといいですね。私も人生まだまだですが、作中の素敵な大人たちのように子どもに様々な選択肢を提示して『肯定』してあげられる大人になれるよう日々精進です。
そんな事を考えるきっかけをくれたこの素晴らしい映画との出会いに感謝しかありません。
原作はまだ未読なのでこれから買って読むのが楽しみです。
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