かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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Eテレでやってそうな
ファンタジーな内容なのかと思って見に行ったけど、
全然ファンタジー要素はほとんどなくて、
Eテレでやってそうな教育アニメ、みたいな内容だった。
小さい子供づれで見に来てる家族が何組かいたけど、大丈夫だったのかな・・・
小さい子が見るには早いようなきがする。
今でも遅くはない!
でも、もっと自分が若い頃に観たかった。
知りたかった。
そうしたらもっと強い自分になれたんではないか?と思ってしまうほど。
実はこの作品全くしらなくて、レビュアーさんが下調べしないで観にいったほうがよいとコメントされてたので素直にその状態で観に行きました。
…ありがとうございます!
ほんとなんにも知らなくてよかった!
声優陣も、忖度なしに選んだ感じしましたね。
キャラクターと雰囲気が合ってました。
物語は現実だけどファンタジー、違和感なくはないけど、ストーリーが進んでいけば入り込めます。
入り込めたがゆえに、途中怒りが込み上げたり涙が出たり、自分の感情を揺さぶられ続けてホント大変(苦笑)
エンディングに向けても中だるみすることなく話は進み、なんとなくわかってたけどそうだったんだぁとか思いつつ終わります。
ただ、
ちょっと映画だけでは不明な箇所、疑問?が多々あったので、原作を読んで補正したいかなぁと思いました。
声優さんがちょっと…
なんて思ったけど、声優に成り立てな人だから「他人との距離感を掴めず、いじめられ、不登校に成らざるをえない子、らしさ」が出たかもしれない。
不登校児同士でも、露骨にならないだけで、無意識にいじめに近い構図ができてしまって、その事への本人からの拒否が出るまで(自分も含めた)周りが気づかない辺り、「いじめ」は人類の本能なのかも。
「鍵を見つけたご褒美に、他の6人の不登校の原因を見せてあげる」と言わんばかりの他人の人生の追体験はキツすぎだって。
自分の分だけでも手一杯なのに。
そんな事を一度に見せられて心が壊れなかったこころちゃんは凄い。
アキのルーズソックスとか、スバルのヘッドホン、時計は分かったけど、おおかみ様の言う「分かり易すぎるヒント」が何なのか分からない。
特典の仕様上、複数回見る事を意識して造ってるのかも?
なかなかよいのでは。
原恵一監督ということで観てみました。
結構、後半がヤバい。
内容が内容なだけに派手さはないですが、
ささる人にはささると思います。
2回観ると物語のつながりや発言や細かい演出にも気づけると思います。
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1/28
ポストカードが追加された影響か、上映回数が減っている中、地元では動員が増えているようで7割くらい席が埋まっていて驚いた。
親子連れ、小学生も多かった。ジワジワ伸びている感じ。異質なんじゃないかと。
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結構繰り返しみました。
こころの部屋で一瞬取りかけた本は、
The Wolf and the Seven Little Kids
これを取りかけて、本棚に戻してから赤ずきんちゃんの本を取っている。
結構細かいところにネタを散りばめてます。
良作だけど、ちょいモヤモヤ
不登校の中学生7人が小さな孤城に隠された願いごとが叶う鍵を探す1年の話。
ファンタジーなんだけど、根はしっかり現代っぽい題材の話だった
ラストなぜ孤城に集められたか、と主人公たちの伏線回収はきっちりされるけど、他の登場人物の部分はなんとなく語り部分でしか回収されないのはちょっとモヤモヤしたけど、良作でした。
現実とファンタジーの入り混じり
原作の入門書
原作のファンです。
原作のファンで、今回楽しみにしていました。
結果的には良かったと思います。どこも端折られることなく、描くことができた、というか、原作を大切にしている姿勢は伝わりました。一つ、気になるのはオオカミと七匹の子やぎの絵を借りてたのに、最後、鏡に入る時に、持ってなかったよな、ていうところ😓
そんな小さいところだけど、あれ、返せないじゃん。て。思いました。あと、最後オオカミ様が(善処する)と言った時の声のトーンがイメージと違う気がしたけど、よく考えたら変えた方が、オオカミ様の心情が描けていいな、と感じました。最後エンディングで、みんなのその後が描かれたら、良かったな、と思いました。特に、アキ、あれからどんだけ苦労したのか描いてほしかったな。昴がゲームエンジニアになっていくのも描いて欲しかったな。
いろいろ注文はあったけど、総じてガッカリすることなく最後まで楽しめて、もう一度原作を読みたくなりました。みんな、豊かな人生を生きれたのだと、感じれて、お姉ちゃんの思いも伝わってすごく良かったです。
泣ける!また見たい!、ストーリーと絵の両方が素晴らしいです。
泣ける!子供がまた見たいと言ってましたが、私もまた見たいです。
絵も可愛いし、アニメらしい色使いです。
やたら写実的な画好きではないので、好みでした。
いつものごとく子供の付添。
正直、不登校もの好きではないため、全く期待していなかったのですが、
いい意味で期待を裏切られました!、心にしみます。
主人公の不登校の原因は、
私の知人が会社を辞めた理由と同じでした。
アニメですが、人物がしっかりと作り込まれているため、大人がみても話が面白いです。
ラストで突然分かるという設定をあえて避けたのかな?。
伏線から、あらかた謎(謎と答え)が中盤あたりで見え隠れしますが、
子供は気づきませんでした。大人は気付くと思いますが、気づいても楽しめます!。
後味も爽やかなため、気分も落ち込みません。
人物をしっかり描けているため、最後まで飽きません。
いったい誰が描いたのかと思いきや、直木賞作家さんでした、アニメもストーリーは大切ですね。
前半の雰囲気はミステリアスで、銀河鉄道の夜の雰囲気に似ていますが、
後半は一気にストーリーが走ります。
テンポがよく、優しい映画なのでおすすめです。
また見たいと思います。
真剣にレビューと呼べないレビューを書くよ
心の拠り所
🎍明けましておめでとうございます🎍
今年もよろしくお願いします🙇
基本的に特定のアニメしか興味がなく観るつもりはなかったんですが評価が良かったので観てきました!
結果から書いてしまうとめちゃくちゃ良かったです!
それぞれの事情により学校へ行けない男女7人の中学生が鏡の中の世界へ引き込まれてしまい、城に隠されてる鍵をみつける、鍵をみつけることができたら、ひとつ願いを叶えてくれる、ただ願いを叶えてしまうと城の出来事、7人の思い出が記憶から消えてしまう、又は鍵をみつけ願いは叶えず7人の思い出、友情を残す。
どちらを選ぶかは7人の男女の自由、そんなストーリー。
いじめがきっかけで不登校になるココロ、現実だと引きこもりなりがちだけど、上にも書いた様に似たような境遇の7人が選ばれ、集まりひとつの事をやる(鍵さがす)、制限時間はあるけど、その城の中での共同生活(遊ぶ、食事をとるなど)を送る、最初はお互いに距離はあるけど、時間、日が経つにつれ距離を縮め友情へ変わる、作品を観ていて単純にいい映画だな!と思いました。
傷ついた心の7人の男女の拠り所って感じで芽生える友情、恋心、人との関わり方、協調性など上手く描かれているなとも思いました。
オオカミさまがリオン君のお姉ちゃんとわかった時は泣けた。
てかアニメ映画がここまで刺さったのは初めて、もう一回リピしてもいいかも!
あと最後にイケメンのリオン君、キンプリの永瀬廉君に似てるな!と思ったの俺だけ?(笑)
初めてもう一度観たいと感じた映画
あけましておめでとうございます。
他作品のレビューはかなり辛口ですが、この映画だけは忖度や依怙贔屓なく素晴らしい作品です。
主人公のこころが真田という陰湿な女子のいじめを苦に不登校になってしまい家族にも理解されず苦しんでいるのが前半です。
ある日こころが不思議な鏡に引き込まれ、同じ中学生7人に出会い登場人物たちがお互いにそれぞれ良い方向に変わっていくのが見ていてとても楽しい。
一人ひとりのキャラクターもとても見ていて、好きになれます。
終盤でファンタジー要素もありますが見ていて苦にならないちょうど良い加減になってますし明かされなかった登場人物たちの抱えている苦しみもわかってきます。
私自身も学生時代や社会人生活で何度も人間関係の壁にぶち当たりましたがその経験があるからこそ、観ていて共感や理解ができる作品であるとも感じれます。
もう一度見たい
イジメがリアルっぽい
原作小説は未読です
本作は7人の子どもたちが
城に集められて、願いを叶えるために鍵を探すことを
オオカミ様から告げられる
7人集められるが基本的に
こころ、アキ、リオンが3人が中心となるように感じる
他の4人もそれぞれエピソードがあるのかもしれないが
ラストで少し明かされる感じで終わる
こころに対するイジメ描写はかなりリアルな感じがし
キツイものがあり
アキが襲われる部分もかなりキツイものがあるので
観るときにそこらへんは注意したほうがいいかもしれない
家に大人数で押しかけるのは現実にあったらヤバいな
願いを叶えるために鍵を探すのは
序盤はあまり進展がなく
共同生活的なものが中心をしている感じになる
そこから、こころがどのように学校に行けなくなったとか
ほかの子どもたちもいっていないということが明かされる
ラストで集められた子どもたちは
それぞれ違う年代から集められたと明かされる
アキは未来には喜多嶋先生になると明かされる
後半になるとイジメの首謀者だった女子が
まったくでなくなり、イジメが結局どうなったのかわからないが
「イジメっ子と和解をする」ということがない部分がリアルなのかもしれない
ラストの展開が伏線を回収するというのはよかったが
ちょっと駆け足っぽいと思った
こころが友達の家に行って、絵画を見て
鍵のありかがわかるというところは
ちょっと説明が省略してる感じがあったな
17時をすぎるとオオカミに食べられるというのは
最初に説明をされていたが
オオカミというのはどういうものなのかわからない中で
そのシーンが出てきたからあっさりしていたなとは思った
不登校の理由とか、学校の先生がイジメ問題にうまく対応できなかったりするところとかは
リアルだなとは思った
最後にこころとリオンが会うシーンで
イジメっ子が男子をこころにけしかける可能性を思い出さないかと思ったが
孤城で成長したので大丈夫だと解釈をした
鑑賞動機:劇場予告3割、辻村深月原作3割、評判2割、ついで2割
原作未読。どうしても観たいわけではなかったけど、観てもいいかなくらいの軽い気持ちで観た。…! 2022最後の劇場鑑賞で当たり引いた! やったよ、姉ちゃん!
事前知識は劇場予告程度だったのがよかった。これは完全にやられた。一旦VARによる審議が行われたが、この特殊状況下であり理由もありセーフの判断。そして全貌が明らかになってみると、思った以上に複雑な構造をしていて、かつ、そうであることが、「わかってくれる人がいる」ということに繋がり、物語の核心と密接に関連していて、そこにまた心動かされた。あ、ネタバレしてる? ポチッと。
隣を歩いてくれる人がきっといるというメッセージは、毎日を闘っている人たちへの力強いエールであり、未来を照らす希望の灯でもあり、繋がっていくタスキになって次の誰かが一歩踏み出すための力になる。
『ハケンアニメ!』と同じく、内容に興収が見合ってない、全くもってけしからん状況下にある映画である。きちんとした仕事はきちんと評価されるべきである。
ところでそのメタセリフ、松竹さん的にはオッケーなんすか?
原作ありものの、正しい映画化の典型例
珍しく原作既読。
なので文庫でも八百ページ近い長編を
二時間の尺に納めるには、
相応の整理が必要だろうとの気がかり。
とは言え、物語を構成する三つの大きな謎(伏線ではない)、
孤城に集められた七人に纏わる謎
鍵の在りかに纏わる謎
「オオカミさま」に纏わる謎
に関わる部分は省略が効かず、
ではそれ以外をどう工夫するかが見もの。
もっとも原作を閲読中には、
物語の主線となる一番目の謎の見当は
上巻の中ほど前に判ってしまい(「喜多嶋先生」についても)、
既に読んでいる人間にそのことを話したら
「つまんね~やつだなぁ~(「チコちゃん」風)。
もっと物語の世界観に没入できんのかい!」となじられた経験。
おっと、閑話休題。
ため、最初の謎については、巧い処理ができるのでは、とも
思っていたら案の定。
文書を読んで頭の中で想像するのと、
視覚情報として直接入って来るのでは雲泥の差。
ヒントの見せ方も巧みで、遥かに真相に辿り着き易くなっている。
二番目の謎についても同様。
読者であれば作者がぶら下げた「レッドヘリング」にがぶりと齧り付き、
それを離せず最後まで懊悩するも、
絵面で見せられればやはり理解は進もうというもの。
三番目の謎については、手掛かりの出し方が上手い。
他の人の背景は最後の最後まで殆ど語られないにもかかわらず、
肝心のエピソードについては詳細に触れられ、
全体的に、鑑賞者層を想定した、相当に丁寧な造り。
映画化にあたりばさっと省略されていたのは、
主人公のそれを除いて、個々人の背景。
それでも、最後のシークエンスで急いた様に提示し、
それなりの理解をさせてしまうのは、作り手の手練も間違いないが
原作の緻密な構想が奏功したとも言えるだろう。
先に挙げた諸点は当然のこととして、
それ以外の面に於いても、映像の力を再認識。
とりわけ、七人が孤城を去る場面は、
本を読んだ時には取り立てての感慨を持たなかったのに、
本編では思わず熱い想いが込み上げて来る。
多くの鑑賞者が、同じ感情を持ったのではないだろうか。
監督の『原恵一』は
〔嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年)〕や
〔嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(2002年)〕の評価が高いけれど、
個人的には『森絵都』の原作を映画化した〔カラフル(2010年)〕の方がツボ。
奇しくもこちらも原作既読。
案内人が存在し、
且つ「再生」の物語りとの共通点があるのは不思議。
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