かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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真実はいつも1つ‼︎ストロベリーティー飲みたい‼︎
3学期に会おうとなってる時点で時代違うな〜と思った。
展開が読めてやっぱりとなるシーンが多かったけど予想通りなのにめっちゃ泣けてきた。
オオカミ様がお姉さんなのはわからなかった。
なんでオオカミ燃えてたの?と言う疑問が出た。
最後の終わり方も良かった。
主人公に対するイジメが予想を遥かに超える内容でめっちゃ怖かった。
期待以上の作品
通常スクリーンで鑑賞。
と言うか、通常でしか上映してないし、かなり上映スクリーンが隅に追いやられてる(小さいシアター)感じがしたのは私だけ?
ストーリーを重視したい私としては同時期上映中のアニメ話題作に全くヒケをとらないか、それ以上かなと感じました。
上映後、他の観客が泣いてて席を立てない人が目についた程です。
なかなかのストーリーで今まで読んだことのない物語でした、作中で童話を取り入れてますが、この物語自体も少し童話感があり私の好むところです、話が進むにつれ少しづつ気づくこともあって、最後の方はあきちゃんの正体とか、もしかして?と解ってしまいました。でもそれは物語の中に入り込めていたから気づいた事、それだけ話の繋がりが回収できていると言う事、それだけ作中に惹き込まれたということだと思います。
とにかく登場人物達の繊細な気持ちが凄く刺さりました。途中、私もうるうる来てしまいましたが、ラストが感動的で希望の持てる終わり方でよかったと思います。現実はもっと複雑でなかなかこうはいかないかも知れませんが、この物語のように救いがあって欲しいと願ってやみません。
最後、関係が3人解りましたが、他の4人も人生のどこかでみんなと出会えて(この出会いがどんな出会いなのかとか思いを馳せると、この物語の余韻を深く感じられるような気がします。)、それが7人の人生になにがしかの意味をもたらすとすれば、人生も捨てたもんじゃないと言う感じでしょうか。
とにかく期待以上でした。
知らなかったら、来場者特典で7人の様子のイラストが配られてたんですね、少し見ましたが心が暖まる感じで良いですね。
期待してなくて暇つぶし程度の軽い気持ちだったけど見て泣きました
【追加レビュー】
書くつもりはなかったのですが2回目を見に行って原作を手にして後悔した事。
原作でリオン以外全員記憶を失っている。これを見た時に、激しく後悔し面白さが半減した。★3くらいになる。ただ映画にはないエピソードもあり面白い。最後に忘れるのが悲しすぎ。
『俺たち、助け合えるんじゃねーか?』
例え未来だろうと過去だろうと、この言葉が真実となれば感動ものだ。
1番過去の人でも未来で会えると思えば強くなれる。それが無くなってしまった。
彼らは自分達の時代で人と関わり生きていく。アキちゃんも心の事を覚えていない。真田さんに頼まれたら助ける人、つまり心と話したいと言えば、その願いを叶える為に全力を尽くす人。それは、どうなんだよ..と思う。
マサムネにしてもスバルにしても覚えていないなら赤の他人。ゲームを作っている友達とは言えない。
ウレシノが一目惚れしようと報われない恋
ハッピーエンドじゃない(T_T)
【2回目の映画を見て】
原作を見た後に特典映像が見れると言う事で映画館で2回目を見た。。映画版は!やはり心以外覚えてると思った。思ってる!思いたい!
アキちゃんが、心と会った時に『大人になって心』と心の中でつぶやく
もう覚えてなきゃ言えない台詞じゃんと泣いた。
特典映像のウレシノも、わざわざピアノを見に行ってフウカにたいして『見つけた』と言う事から覚えてるじゃん!と号泣した。
映画で覚えているなら★5だ!間違いなく最高の作品だ。ただ、原作の事を思うと、本当は忘れてるのかな~となってしまう。
【以下以前のレビュー】
泣きました。
★5にしたい気持ちはやまやまですが特典が
他の人達のその後の1枚絵という事で、とても残念で★5にはできませんでした。
皆のその後って凄く気になるじゃないですか、エンドロールで流して欲しかったです
オークションで探して買おうと思って覗いたら高くて手が震えて買えなかったです。
ブルーレイとして商品化された際に特典に入れて欲しいです
どうか、なんとか、よろしくお願いします。
---------------【自分の不登校の生徒への認識の甘さを実感する】------------
現実に不登校の生徒は、いる事は知っていても理由まで理解するには視野が狭い
理由を自分ならと当てはめるからだ
まして、他人なら尚更。
この映画は、そんな幼い子供でも分かりやすく
色々な不登校の悩みを抱えながらも戦っている事が伝わる良い映画だと思いました。
---------------【ストーリー】------------
同じ中学校でありながらも、実は違う時代の不登校の少年少女達が集められ
鍵が掛かった扉を開ける事が出来れば1つだけ願いを叶えられるという。
①カギは城の何処かにある
②願いを叶えると城での記憶が無くなる
③朝何時から何時まで17時には帰らないと狼に食べられる
ふ〜ん、あっそう。
みたいに見ていたのですが、現実が辛いのを見ながら皆とダラダラと過ごす話に
どんどんストーリーに引き込まれていきました。
終わり方も良く、あ~見て良かった!!と思いました。
---------------【残念だった所】------------
①皆あれから、どうなったのか。特典なのが、とにかく悲しい。
しかも今日見たので、特典は貰えなかった。残念だが、それは仕方ない
②時間の流れが、とにかく早く進むこと。
2か月後とか普通に所々で時間が飛ぶことです。
時間もないので仕方ないのですが、そこは残念でした。
---------------【東条萌】------------
主人公を心配して喜多嶋先生に連絡したりと主人公の心が不登校になった事で
次の標的にされてしまった萌ちゃん、最後まで良い子だったので安心しました。
下駄箱で無視した時に、ちょっとガッカリした分、理由を聞いて納得しました。
親の都合で転校する事になってしまったのは残念ですが東条さんは負けなかった。
学校に行き、1人で戦っていた。
そして転校先では『今度は同じような子がいたら助けたい、嫌なモノは嫌と言う、貴方も頑張ってね』台詞が、あっているかは不明だけど東条さんは本当に主人公が思っていた素晴らしい女の子だったと思います。
---------------【こころ】------------
願いを叶えた代償に、こころだけ記憶を失った気がする。
最後にリオンと再会しても誰?って感じだったので記憶がないと思われる。
『リオン』がいたら、もう大丈夫だと思う。
しかも喜多嶋先生まで付いていますからね。
これはもう無敵です。
---------------【リオン】------------
凄い、いや、こいつだけ普通にいちを学校に通っている特別ゲスト。むしろ『リオン』の為に他の皆は集められたような気もしないでもない。言動も行動も見るからに超イケメンでモテそうだと直感でわかった。
お姉さんが通っていた学校。だけどお姉さんがいない学校。
皆との出会いがなければ海外の学校で過ごして終わったと思う
皆が通った学校だからこそ彼は来たのかも知れない、そして『こころ』に会う為に
助けにくる為に転入してきた事に最高に感動しました。
エンドロールでお姉さんがリオンの成長を見守っていたのも凄く良かったです。
彼が、いれば、学校で『こころ』を守っていけると確信しました
---------------【3年のアキちゃん】------------
この子の容姿が1番好みでした。
帰る所が辛すぎて帰る事をやめた為に
17時を超えて狼に食べられました
連帯責任で主人公以外は食べられてしまいました。
アキちゃんを救ってくれと言う皆の思い
願いでアキちゃんは助かりました
それが未来に繋がっていて今の皆がいる。
そう考えると助けなければパラレルワールドで枝分かれしたのかも知れない
そして彼女は本当に素敵な女性へと成長しました。
正直、帰って大丈夫なの?って心配になったけど母親に相談したのでしょうね
---------------【マサムネ】------------
コナンの名言を言って推理を間違えた少年。マサムネ君の言動一つ一つに注目しました。嘘つき呼ばわりされていたのは、帰った後なのか本当に最初は嘘だったのか気になる所です。例え帰った後でも簡単に会える人物ではないですし連絡も難しいでしょう。
---------------【スバル】------------
おいー!!ゲーム見てたら気づかない?こんなゲームこの時代にねーって
真っ先にお前が気づくべきだろう。でも確かにゲームにあまり興味なかったなら
ちょっと無理やりだけど仕方ないか。
---------------【ウレシノ】------------
お前、手がめちゃくちゃ早いな!凄いぞ!でもやめとけ!押せば押すほど引かれるぞ!
と内心強引な所とか見ると恋愛とか難しそうだなぁって思ってたのに
いつの間にかフウカちゃんと良い感じになっててウレシノが
イケメンじゃなくても可愛い子と付き合える事に感動した。
(付き合えたかは実際は不明です)
---------------【フウカ】------------
一生懸命ピアノをして母親の期待も乗せられて気持ちも重くなって
賞もとれなくて学校で笑われたりと可哀想な子です
最近ピアノが楽しいって言うのだから何かあったんでしょうね
もしかしてウレシノ・・お前のおかげか?
---------------【オオカミ様】------------
自分にその権限はないという台詞からも黒幕は別にいると思われる。
ただ黒幕もけして悪い人ではないと思う。オオカミ様の正体に驚きましたが
とても感動して泣きました。
オオカミ様の正体を自分なりに推理は、していましたが外れてました。未来の主人公の娘とか、なんか色んな勘違いの推理は常にしてました。
--------------【喜多嶋先生】------------
心の教室、んこころ!いや、でも設立者じゃないですよね。
喜多嶋先生の今後のご活躍に涙しました。
彼女が記憶を持っていて本当に良かったと思います
多分記憶を失っていたら帰ってから死んでいたかも知れないです
皆との記憶があったからこそ悩みを抱える子供達の良き理解者であった事
皆との出会いがなければ生まれなかった存在であり心に感謝をしている
心と出会ったとき主人公には見えないように机の下で心に向けて手を差し伸べる
この動作を見た時、覚えてるんだ!って気が付いて私は涙しました
助けられた心に皆に恩返しを出来る程に成長したアキちゃん
全部繋がっていくんですよね、言いたいのに言えないのが、また最高でした
見終わった後に色々な伏線が散りばめられていた事に気づきました
『これ私が好きな紅茶なの』
--------------【真田】------------
彼氏に頼んで心に暴言吐かせるとかありえないです
彼氏もどうかしてるが、もうついていけないと感じたのか真田と別れます
振られた真田さんが主人公の家に押し掛けるとか行動力もヤバい。
そして先生を利用したり、心を味方につけて東条さんを孤立させようとしたり、かなり悪質です。早く大人になって損得なしで謝った方がいいですよ
--------------【謎と疑問だけど、そんななかった印象】------------
①リオンは最初から城で気づいていた可能性が高い
②東条さんの家にあった絵。×印の意味はわかったけど何故あの家に偶然か、そうか偶然か。
③皆の会話で時代が違うのバレそうだけど意外にバレなくて面白かった
スマホとか今の少年少女なら持っていてすぐバレそう。
『あれ映画化したよね』って言われたら、じゃあ見せてくれってなってもおかしくない、むしろ見せるよーってなりそう。
④心ちゃんは皆が食べられた後に城に入り17時をこえているのに部屋を探索して鍵を回収していたのに何故か狼が現れず食べられなかった。
--------------【最後に】------------
①安西こころの洞察力が凄い、最初の印象では会話が苦手なタイプかと思ったけど
結構、喋れる子。
②東条さんは転校しないでいて欲しかった。
リオンが来てからの3人での楽しい学校生活を見せて欲しかった。
③この映画を見れて本当に良かった。知れて良かった。
ありがとうと製作者や原作者様に伝えたいです。
--------------【終了】------------
とにかく観て!
この小説で辻村深月の作品を初めて読んだ。
スゲー面白かった。
大好きな作品なだけにアニメ化決定した時は不安しかなかった。
でも、そんな心配は無駄だった!
面白かった。
非常に素晴らしい映画だった!
声優が2~3人イマイチだったけど、それを含めてもホントに良い映画です。
泣けます。
もっと大ヒットしても良いと思うけどな。
大人も子供も観て欲しい作品ですね。
大人も子供も
辻村深月さんファンです。アニメはあまり観ませんが、辻村さんのこの作品は、アニメになるのがしっくり来たのですぐ観に行きました。辻村さんはいじめや、女の世界…うまく言葉にできないこのやるせない感情を描いてくれることが多く、心の葛藤を共感できて少し吐き出せる気がします。今思えば学生時代なんて狭いコミュニティで抜け出すことは簡単だったのに、あの時生きていた私にはそこが全てでした。大人も子供も是非この映画を観て、もがいているその子達にあって何かを考えてもらいたいと思いました。
終盤まで見ると爽快感を得られる作り
本作は主人公のこころをはじめ、いじめによる不登校という重めのテーマを扱っている為に
一見かならずしも娯楽作品として楽しめなさそうに見えるが、
終盤にさまざまな伏線が回収されて物語に秘められた謎が解けた時の爽快感があり
見ている視聴者の心すら救われた気分になった、そんな作品でした。
子どもの葛藤に大人がしっかりと寄り添うこと
学校教育の問題であるいじめや不登校を題材とした作品でした。SF要素はあるけど、社会問題の本質を捉えて一石を投じています。
私は中学校教師をしているので、多くを考えさせられる作品でした。感覚的に登校が善、不登校が悪となってしまっているなと反省しました。今回の7人の登場人物のように、一人一人が違った背景で学校に行けていないということを理解しなければいけないと思いました。
もえとこころの会話で「たかが学校」という言葉が出てきたことが印象的です。子どもにとって学校は人生の通過点の一つでしかない。盲目的に「学校に行くことが大切」とならないように注意が必要だと感じた。
面白い
原作読んでいて、観たい作品でした。
絵から子供っぽい映画なのかと思っていたら、かなり泣ける映画でした。
原作は本屋大賞時に読んだので、結末を思い出せなていなくて、なかなかいい期間が空いていたと思います。
原作が良いのもあるのか、伏線がちゃんと回収されていて心地よく好きな作品。
現在に戻った後の繋がりをエンドロールの絵で欲しかったかも。
静かな闘いの物語。
親目線で見ると色々な感情がごちゃ混ぜになってとにかく忙しい。だがそれが良い!!!
登場人物が皆可愛いのに反して闇は物凄く深く、エグい現実に切り込んでいく様はまさに辻村深月さんらしい作風と言えるだろう。
原作がかなりの長編小説のためカットされたシーンや説明不足になった要素、中だるみを感じてしまった場面も少なくないが、それを差し引いても本当に素晴らしい作品だった。
「まあ皆幸せになるんだろうな」ではなく「全員どうか幸せになってくれ!!!!」と思わずにはいられない。あと2回は観ようと思う。
これから大人になる子どもにもかつて子どもだった大人にも
とにかくすばらしいの一言に尽きます。
原作未読の中、感動する話なんだろうなという軽い気持ちで見始めたのですが
ストーリーのギミックに感激しファンタジーとしてもめちゃめちゃ面白いなと思いました。
お話の面白さもさることながらやっぱりいじめという問題に対してしっかり向き合ってるのがとても好きです。映画内では主人公のこころちゃんが対面していたいじめという問題に対して、『逃げる』ということを含めたいろいろな選択肢を提示してくれていて、それを仲間と母親と喜多嶋先生が『肯定』してくれているという構図がとても心癒され、そして涙しました。
まずはそこからではないでしょうか。
奇跡で出会った7人〈いや、8人か〉すべての時代にいじめや家庭の問題がありました。作中で友達の萌ちゃんも「転校しても、大人になってもそういう人はいる」ということを言ってました。私もこの映画を仮にすべての小中高生に義務で見せてもこの世からいじめがなくなるとは思っていません。この作品を見たとしても響かない人、いじめをする人は必ず出てきます。
だからこそ私は、今現実に対人関係でいじめを受けていると感じているすべての人にこの映画を見てもらいたいです〈大人も子どもも関係なく〉
学校でいじめられていると感じている子は『逃げる』という事を含めたすべての選択肢が正解だと思ってください。お父さんお母さんあるいはいじめに関する相談に乗ってくれる場所もいっぱいあります。そして今はとてもつらいと思いますが、必ずこのつらい期間は『過去』になります。作中の言葉を借りるなら、どんな回り道をしてもいいですからただただ生きることを諦めず『大人になって』ください。
そして自分のお子さんがいる方はもちろんですが、大人の皆さんはそういった子の「逃げ場所」「居場所」になれるといいですね。私も人生まだまだですが、作中の素敵な大人たちのように子どもに様々な選択肢を提示して『肯定』してあげられる大人になれるよう日々精進です。
そんな事を考えるきっかけをくれたこの素晴らしい映画との出会いに感謝しかありません。
原作はまだ未読なのでこれから買って読むのが楽しみです。
赤頭巾ちゃん御用心♪
「赤頭巾ちゃん」という言葉がが「オオカミと7匹の子ヤギ」へと向けさせないミスリード要素なのだろうか。いつおばあさんが狼に食べられるのか、狼退治で締めくくられるのだろうかと勝手に勘違いし、次第に物語にハマっていってしまいました。
「願い事が叶う」というおとぎ話要素たっぷりな設定のため、映画好きおっさんにとっては「中学時代に戻りたい!」と考えながらの鑑賞だったため、案の定、頭の中が中学生レベルになってしまいました。主人公安西こころが夏休みの宿題が大変だというのもよくわかり、お母さん(麻生久美子)が通信講座くらい用意してあげればいいのに・・・などと教師目線にもなっちゃいました。
不登校に対する寛容と、「学校に行かなくてもいい」という優しい言葉。イジメや教師の心無さといった問題も提起するところは、さすが辻村深月!と膝を打ったり、号泣してしまったりと忙しいお一人様鑑賞となりました。いや、ジジイでも泣ける!実際、会社勤めのときには不登校ならぬ出社拒否もしてたし・・・給料がマイナスになったことも経験してます(怒)。仕事するっきゃないじゃん。
何の予備知識もなく観たけれど、時間差というトリックは早い段階で気づいてしまったし、フリースクールの喜多嶋先生が誰なのかも分かってしまいました。早く苗字を名乗れ!と自分の推理の正しさを確認したくてたまらない。もう「オオカミさま」が誰だって構わない!嬉野温泉に行ってみたい!支離滅裂・・・
ここだけの話。映画を観る前にパチンコしてたんですが、虹色に光る鏡とか、クライマックスで赤く光る鏡だとか、パチンコの激アツリーチアクションにくりそつ。当たれー!と叫びそうにもなりましたヨ。しかも、「7」という数字ばかり・・・確変決定です。
閑話休題
こころ、リオン、アキ、スバル、フウカ、マサムネ、ウレシノという7人の中学生。名前やら苗字やらとギミックを使い、しかも、テレビゲームという時間差トリックも秀でていた。マサムネは名前じゃないのかよ!という驚きもありましたが、「真実はいつも一つ!」というギャグにしてもエンドクレジットで名探偵コナンの高山みなみの声だと知ると驚きも倍増。凄い仕掛けじゃん!悔しい、わからなかった。願い事を何にするかとか、喜多嶋先生が誰なのかわかった喜びで細かいところに気づかなかった・・・
そして気にかけていなかったオオカミさまの正体を知るや号泣(ドールハウスで気づけよ)。鑑賞後、トイレへ駆け込み涙を拭くのに集中してしまいましたが、冒頭から伏線張りまくりだったのですね。特に「久しぶり」と声をかけてくれる友人の夢なんてのは最高でした。
真実はいつもひとつ!
おとぎ話的な部分が大きいよくあるアニメ映画、って前半は思ってたんだけど扱ってる問題がリアルで残酷。かがみの孤城という逃げ場がなければ誰も救われなかったお話。
思ってた以上の出来だった。ただ声優がちょっとアレだったかも…名前は伏せるが2人だけ上手すぎて笑
至る所に重要な細かい伏線を張って、ここという所で回収してくれる。私は割と気づけてた方だと思ってたけど、それにしたって最後は驚いた。そこだけ泣いた。
喜多嶋先生という存在がどうも引っかかっていたんだけど、なるほどなぁ…って喉の奥が熱くなった。
後はやっぱり、集められた子供たちの抱えてる問題がリアル。いじめだったり家庭環境だったり。何年経っても起こってしまうものなんだよって突きつけられた。
する側は絶対変わらないから、された側はせめて逃げてもいいんだよ…。
あきの義父の顔のもやもや
原作が良かっただけに、期待が大きかっただけに
残念でした。
YouTubeの映画の舞台挨拶で監督だけ
ちょっとズレた意見を言っていたので
少し不安な気持ちはありましたが、
残念ながら不安的中。久々に途中で席を立ちそうになりました。
初めの半分は
登場人物たちが突っ立て話しているだけのシーンが多く
ストーリーの進行も原作を読んでいる方しか
わからないシーン展開が多くあるように感じました。
そのくせ、城の床の鏡面加工、海の波のCGには気を使っていたようで
集中してみることができませんでした。
登場人物の衣装
原作ではオオカミ様の衣装変化の描写が多くありましたが
映画では、赤一辺倒で違和感を感じました。
その他の人物の衣装がヤケに色とりどり、バリエーションが豊富で
全ての人物が陽キャに感じられました。
いやはや、原作読んだ方にはお勧めしません。
私が映画館で見た時、平日レイトショーということもありましたが
1割に満たない観客だったのに、こちらでの評価がヤケに高いので
私と同じ思いをされる方が少なくなって欲しいので
最低点にさせて頂きました。
小説も出演者もとても好感を持っていたので
本当に残念です。
映画って難しんですね。
失礼いたしました。
『見っけもん』でした! 是非ご覧ください!!
何の事前情報も持たずに観ましたが何年か前に同じくたまたま思いつきで観た『空の青さを知る人よ』の時と同じく『見っけもん』の作品でした。
映画を観終わってから、原作が本屋大賞作品であり、ベストセラー作家で非常に人気の高い辻村深月さんの作品で、『カラフル』の原恵一監督であること、などなどあとから知って「うん、うん」って、うなづいた次第です。
主人公たちは色々な理由で『不登校』になった中学生たち。
実際に友人のお子さんが期待に胸を膨らませて中学に入学したものの1年生の途中から不登校になってしまい、カウンセラーの支援を受けながら懸命に学校に戻ろうとされている現実を目の当たりにしていたこともあり、非常に重いテーマでありながら希望を持つことが大切で、その途中では『不登校』という手段、ある意味で『逃げる』ことも重要な手段ではないかって心から感じる作品でした。
実際に映画の中の主人公『こころ』をいじめていた真田のように誰かを集中攻撃するのではなく標的を次々に変えてある意味『楽しんでいる(?)』子はいつの時代、どこにでもいて、絶えることがない問題なんだなって先に書いた友人のことや自分自身の実生活からも感じます。私自身、いろいろ悩んでいた娘のことで、何度も学校に足を運びましたから…
(ネタばれになるので詳しくは書きませんが)正直、7人の中学生たちが実際の学校で会えない理由は「もしかしてこころ以外の6人はもう自殺してるんじゃないか」なんて不謹慎な想像をしてしまいましたが最後の伏線回収である意味安心したというか、希望が持てる展開でホッとしました。
『こころ』のお母さんや喜多嶋先生のように『現代の根の深い問題』に、戦いを挑んでいる人たちが実際にはたくさんいるはずですが、それでも不登校が絶えないことは我々大人たちがよく考えなければならないことだとつくづく思いました。この映画のように光の見えるエンディングになることを心から思った次第です。
映画の感想とは言えない気がしますが、とてもいい映画だと思うとともに多くの大人と中高生たちに観てほしい作品だと思います。
余談ですが、年末この映画の予約をした際、名古屋は珍しく大雪で劇場に行くことができず損したな!って思っていたのですが予約したイオンシネマにダメもとで電話すると、快くキャンセルに応じていただき感謝するとともに今年初めの作品鑑賞は絶対これにしようと思い観て大正解でした。
地獄の中学生時代を思い出す。傑作アニメーション!
昔のトラウマをチクリと刺激する、面白い映画でした。主人公達を演じている方達も上手い人達ばかりで、棒演技のクズが混じってておらず、キャラに感情移入できました。
物語に派手さはないのですが、思春期の周りに味方がいない感がよく出ていました。親も先生もクラスメートもみんなウザくて、敵に見えたあの頃…。黒歴史です。
見終わった後、希望を感じさせる良いラストだったと思いました。
最高!ではないけど…
作画 3/5
ストーリー 3.5/5
心意気 4.5/5
という感じでした。
幼稚なやつなんて気にしないで行こうぜ的な結論。もうちょい強調するのか、なんなのか、もう二味足りなかった感がありました。
原監督の作品で、期待値が無駄に上がってしまったのもいけなかったですね。
謎が解けると涙腺崩壊。
デザイン的に子供のアニメかなと舐めてましたが、とてつもなく良い映画で、大人でもボロ泣きさせられました。
散りばめられた伏線を解こうとするほど、結末が分かった時にひっくり返され、涙が止まりませんでした。
ひとりでありひとりでない
事前情報無しで観ました。映画中ずっと、「こころ負けるな、大丈夫だから、ひとりじゃないよ、みんな同じだよ」って心の中で呟きながら観てました。
本当のイジメの現場ではどうしようもない孤独と、誰も助けてくれないことへの疎外感をどれだけ感じることか。そんな時にもしこの映画の様に視点を変え、ひとりじゃないことを感じることが出来れば、きっと立ち上がれるに違いない。
最後の主題歌がとても合ってて、希望がつながっていくところ、人と人とのつながりに思いを馳せ、ジーンと来ました。
見て良かった
小説を読んだときに、最後涙が止まらなかったのと同じように、映画でも最後涙が止まりませんでした。小説はかなりむかしに読んだため細かな内容は忘れてしまってましたが、あえて読み返さずに映画をみて良かったです。
分かってはいたけど、小説の内容を覚えている部分は、こんな展開だったっけと思ってしまって、、
上映回数が減ってきてますが、まだまだ映画館の席数が埋まっていて、この映画の人気がよくわかりました。
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