「鏡の中の狼少女」かがみの孤城 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
鏡の中の狼少女
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鏡を抜けるとおとぎの世界と言うのは「鏡の国のアリス」からインスパイアされたのでしょう。鏡の中の孤島のお城に鏡を通って集められたのは中学生7人、狼のお面を被った少女が登場し状況説明いたします。
お城の中で秘密の鍵を探すのが彼らの使命、鍵を手に入れるとどんな願いでも叶うと言う。ルールがあって城にいられるのは朝9時から夕方5時まで、ルールを破る者が出たら皆、狼に食われるという。
皆、たいした願いはないようなので、おそらく、喰われた仲間を復活させる友情の物語だろうと思ったら、ずばり的中。7人の共通点は雪科第五中学校らしいが、各自が出会えなかったのはパラレルワールドの中学とか言っていた、終盤でそれぞれのいる時代が7年ずれていてタイムスリップで集められたようだ、最後に狼少女の正体が明かされるが孤城の謎はおじさんには理解不能でした。
テーマとしてはいじめ問題、不登校など思春期の悩みを抱える若者の悩み相談、大事なのは助け合うということかしら、まあ、ジュブナイル世代にはフィットするテーマだしファンタジーでミステリー仕立てなんで受けは良かったでしょう。
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