「ちょっとあなどってた」かがみの孤城 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとあなどってた
予告編から、みんな学校に行っていない子たちという事は分かっていた。
子供にとって学校は、世界の大部分を占める場所。行かないんじゃなく行けない、でも親を想って理由を言えないのを見るのは、なかなか辛いものがあった。
中盤あたりで予想外の展開があり、7人の微妙な噛み合わなさの違和感はなんだろうと考え、後半でそれぞれ抱える問題が分かり、そして物語の軸が判明したあたりは、切なさでいっぱい。
きっと実写だったら観てられないと思う、アニメで良かった。
『アクセルワールド』ファンとしては、春雪にフォルムが近いウレシノに肩入れしてしまった。
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